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定例記者会見(令和6年3月25日)

定例記者会見の概要をお知らせします

このページは、野洲市政記者クラブ主催の定例記者会見の内容(概要)を広報秘書課でまとめたものです。案件説明は、市長及び担当部長が行っています。

日時

令和6年3月25日(月曜日) 午後2時00分〜午後3時23分

場所

野洲市役所本館 庁議室

案件

1.野洲市市制施行20周年記念事業について

案件資料1(PDF:309.5KB)

2.学校給食センターにおける調理・配送等の業務委託契約について

案件資料2(PDF:102KB)

3.野洲駅南口周辺整備官民連携事業に係る連携事業者の候補者決定について【追加】

案件資料3(PDF:80.5KB)

資料提供

1)令和6年能登半島地震に伴う支援状況について

提供資料1(PDF:428.9KB)

2.野洲市マンション管理適正化推進計画(案)に係るパブリックコメントの結果について

資料提供2(PDF:948.1KB)

市長あいさつ

皆さんお忙しい中、3月度の定例記者会見にご参加いただきありがとうございます。
今年度も残すところ数日となり、今年度最後の定例記者会見となります。よろしくお願いします。

さて、先週末22日に第2回野洲市議会定例会が閉会しました。
今定例会には、令和6年度の当初予算を提案させていただき、議員各位のご理解のもと、お認めいただきました。
先月の定例記者会見でも申し上げましたが、本市のめざすべき都市像「多様な人々と多彩な自然が調和した、個性輝くにじいろのまち」の実現に向け、令和6年度は主要事業が具体的に動き出す極めて重要な年になります。
まず、市民病院整備につきましては、実施設計業務や準備工事に取り組み、令和8年度中の開院に向けて着実に事業を進めてまいります。
次に、野洲駅南口市有地のにぎわい創出に向けては、この後(あと)、官民連携による事業推進のための連携事業者の候補者選定の結果についてを速報として報告させていただきます。
また、滋賀県立高等専門学校整備の関連事業に加え、隣接地のMIZBEステーションの整備についても、災害時の広域的な防災拠点の機能と平常時には多くの人に親しまれ、楽しんでいただけるスポットとなるように、国や県との連携のもとに進めてまいります。
今後、大きく野洲市の姿が変わる変革期の重要な年となるものと確信しています。
今回お認めいただいた予算を着実に執行し、未来のトビラを開き、「笑顔あふれるまちづくり」の実現に向け取り組んでいく所存ですので、記者クラブの皆さまにも引き続きよろしくお願い致します。
 

質疑応答等

1.野洲市市制施行20周年記念事業について<政策調整部 企画調整課>

記者 … 冠事業は、何件くらいになりそうですか。
部長 … 来年度の予算で計上しております市民参加型の事業がいくつかありますが、人権のつどいとか、市民の集いなど、各部からの事業を挙げていただくように依頼をかけております。一般的には、今申し上げたような事業が6つ以上あると思います。
記者 … 市民が行う事業にもこれを使わせてほしいと言われれば、使えるのですか。
部長 … 共催という形の教育委員会の事業ですとか、市民の皆さんから提案をいただいたら、事務局の方で検討することになります。
記者 … 10周年の時も同じような事業は実施したのですか。
部長 … 10周年も冠事業は実施をさせていただいた記憶がありますが、20周年記念のような大きなイベントまでは実施しなかったと思います。

2.学校給食センターにおける調理・配送等の業務委託契約について<教育委員会 学校給食センター>

記者 … 今、給食センターで働いておられる方の雇用とかはどうなるのですか。
部長 … 本人に希望を聞きまして、例えば、そのまま現業職で市に残っていただくなど、本人の希望に沿うような形を選択いただこうと考えています。
記者 … 何人くらいおられるのですか。
部長 … 正規職員は、調理師が8人おります。あとは会計年度任用職員です。会計年度任用職員については、業務委託が始まる前の令和7年3月31日で契約期間が終了しますので、雇用の調整対象となるのは8人の正規職員です。
記者 … 会計年度任用職員は、何人おられますか。それらの方全員が、令和7年3月31日で契約が切れるのですか。
部長 … 約30名ほどです。少し補足しますと、今回の業務委託の発注仕様書の中に、可能な限り現職員を雇用することの条項を入れています。
記者 … 正規職員も会計年度任用職員でも、このまま引き続きセンターで働きたいと希望したらできるだけ雇用してもらえるのですか。
部長 … はい、配慮してもらいます。
記者 … 来年度まで働くのですか。
部長 … 会計年度任用職員は、来年の3月31にまで契約期間なので働いていただきます。
記者 … 来年度いっぱいまでは、今の体制のままで給食センターは運営されるということですか。
部長 … はい、そうです。
記者 … 引き続き、市の方で行う献立や食材の検品などを引き続き雇用を希望されている正規職員が担当することになるのですか。
部長 … いいえ、現業職の調理師で職種が異なりますので、市役所の他の現業職に就くかの意向を聞きます。
記者 … 給食センターに勤めることになるのですか。
部長 … 来年度の4月以降は、例えば学校の用務員などの現業職に転職するかの意向を聞きます。
記者 … 民間委託したら、1,500万円とか2,600万円とか安くなるのですか。
部長 … そのように試算をしています。
記者 … それは人件費ですか。
部長 … 人件費も、配送料などを含めた年間費用の合計です。
記者 …人件費が安くなるというのはどういうことですか。
部長 … 市役所の直営ですと人件費は上がっていきます。市が調理師を募集しても応募が無い状態で困っていましたが、民間の方が、そのあたりコストを考えてうまく調理師の雇用をされると考えます。
記者 … 民間の方が安いということですね。

案件3.野洲駅南口周辺整備官民連携事業に係る連携事業者の候補者決定について<政策調整部 企画調整課>

記者 … 候補者は、どこにある会社なのですか。
部長 … 大阪のサンヨーホームズ株式会社が代表法人になります。大阪市西区本町に本社がある会社です。
記者 … 代表者の方のお名前は。
部長 … サンヨーホームズ株式会社 代表者名は代表取締役の松岡久志さんです。
記者 … 代表取締役社長ですか。
部長 … 提案書には、代表者名 代表取締役の松岡久志と記載されています。
記者 … 市議会特別委員会で説明するということですか。
部長 … そうです。先週の22日には、今お配りをさせていただいた速報版を議員の皆さんに説明をさせていただいたところです。詳細については、先ほど申し上げました4月26日9時から、特別委員会の開催を予定しています。
記者 … 4月26日9時から、この内容について詳しく話すということですか。
部長 … 別の資料を用意します。公開できる範囲を業者と詰めており、提案内容の資料をもとに詳細に説明させていただきます。
記者 … Aブロックはこのような提案ですという詳しい内容が出てくるということですか。
部長 … そうです。ただ、これからの協議によって内容を詰めていくという前提のもとに説明させていただきます。
記者 … これからサンヨーホームズ株式会社と一緒に具体的な内容を詰めていくのですね。それを来年度の1年をかけてやるということですか。
部長 … 6月頃を目途に、基本協定の締結をめざし、来年度1年かけて事業計画をつくりあげていくスケジュールです。
記者 … 基本協定締結の6月は、令和6年の6月ですか。
部長 … これはあくまで市の思いであり、相手方との協議によってその時期は若干変わる可能性もあります。
記者 … 評価点の71.6点というのは合格点なのですか。
部長 … 事業の最低基準の設定をしていまして、事業コンセプト25点、施設整備計画20点、管理運営計画15点の設定があり、それぞれの評点が6割以上あれば失格ではないという基準があります。あとの評点は、2社以上あればその比較されて配分されますが、今回1社ですので、合格点の最低ラインの基準点は満たされているということです。
記者 … 1社だけだったのですか。
部長 … はい、そうです。最終提案があったのは1グループです。
記者 … それまでは何社かあったのですか。
部長 … 今回、半年くらいをかけて公募をさせていただきました。9月のサウンディングでご希望いただいたのが12社、12月の現地説明会は11社、そして参加申込では3社でしたが、最終提案をいただいたのは1社ということです。
記者 … 1社だけであったということをどのように受け止めていますか。
部長 … 提案内容が審査基準に合致している提案であれば、審査基準に従って審査をしそれが基準点以上であれば採用させていただくことが前提で公募をさせていただきましたので、1社でも問題ないという認識です。
記者 … 市長は、1社であったことに関していかがですか。
市長 … 1社に応募いただいたということは安堵しています。
記者 … いくつかの提案があって、その中から選ぶのが良かったと思いますが、応募が少なかった理由に思い当たるようなことはありますか。
市長 … 私の個人的見解になりますが、私は民間人でしたので、私がここの会社のオーナーとして社長としたら、最初は面白いだろうけれども、いろんなコンセプトとか、そういうものがいっぱいありますし、市が公募するわけですから、だからそれぞれの条件をいろいろ聞いているとなかなか自社の思いだけで絵が描けない部分があるから、というのもあったのではないかなとは正直思います。1社が応募していただいたことに感謝して、ありがたかった、良かったと思っています。
記者 … 分譲マンションとかホテルとかで、賑わいができるのですか。Bブロックに商業施設ができますが、賑わいができるのですか。
部長 … 公募要項の中で、市が提示している内容があり、その内容を網羅して基本構想をべ―スににぎわいをつくっていくという整理をしています。特に、その中で必須機能として、市民広場・図書館本の受取BOX・観光物産案内、市民交流スペースなどは必ず設置してくださいということと、必須提案として飲食サービスは市民の皆さんからも期待も高いので、機能として配置することになっています。その他に任意提案機能として、商業施設やコンベンションルームの提案なども含めて、総合的に組み合わせてにぎわいづくりをめざすものです。今申し上げた内容は、今回の提案では十分充足されていると判断しています。
記者 … 前の市長の計画にもあった駅前広場や観光物産案内所と何がどう違うのですか。
部長 … 基本構想は平成27年に策定しており、その構想をリニューアルしています。その主な点は、病院機能を駅前基本構想の中から除いていますが、全体の構想は従来から踏襲しているということです。
記者 … Cブロックは市有地ですが、市民広場は市が整備するのですか。それとも業者が整備するのですか。
部長 … まだ決まっていませんので、これから細部について業者と協議していきます。
基本的に公共施設ですので市が整備するのですが、設計内容や工事についても業者と協議をしていきます。
記者 … 構想において心と体の健康ということを出している根拠というか、目玉というものは市民広場だけなのですか。
市長 … マンションをしたいならマンションでもいいという話はしましたが、私が積極的に奨励したわけでもありません。これはおそらく、マンションでも自由に提案してくださいと募集したら、11~12社でもあったと思います。でもそれは私は一言も言っていませんし、私ではなく議員がおっしゃっているだけです。
記者 … そうそう、それを言いたかっただけです。
市長 … マンションだけでは賑わいは、創出できないとは思います。しかし、野洲市の一番ネックなところは、市街化が一番少なく、市全体の13%しかありません。だからそういうところから考えると、人口が増える要因が本当に少ないですよね。マンションもいいと言ったのはそういう意味です。だからマンションオンリーではありません。
記者 … 野洲市が打ち出す核を持って、心と体の健康だと示さないとわからないですよ。
市長 … 心の健康は、健康で癒されるところです。
だから健康って何かって走ったり跳んだり、私がしている柔道するだけが、健康ではないと思います。人によって違いますよね。
記者 … 謳う以上は、やっぱりちゃんとわかりやすい施設か何かをつくらないと。
市長 … 我々は、前からずっと当初の構想から、心と体の健康をコンセプトに賑わいを創出していくことをめざしていたのです。
記者 … 心と体って言ったら、ちゃんとそういう施設をつくらないと、わかりづらいですよ。
市長 … どんな施設だったらいいのですか。
記者 … それを考えるのは、あなた方ではないですか。
市長 … だから、単に例えばフィットネスクラブをつくるとか何とか言うと、すぐに健康ってわかりやすいですけれども、でもそれを駅前につくったから心と体の健康って言うのかなとも思います。
記者 … あなた方が謳っているので、仕方ないでしょう。
市長 … 心と体の健康を今説明してます。
記者 … どこがですか。
市長 … 癒されるものがあって心です。心の健康や体の健康です。体を動かすだけが健康ではなく、これ充足感のあるとこだったら心と体の健康と言えるのかなと思っています。
記者 … そんなこと言ったら何でもそうなってしまうわけですよ。
市長 … 約5,000平米のところで、やろうと思ったら運動場をつくるなど、何かそういう体を動かすとこだけに絞って言えばそれはそうなるのかわからないけれども、それぞれのお考えの違いだと思います。
記者 … おおむね2年ほどあるので、その間に詰められればいい話だとは思いますが、皆さんが市長をどうのこうのと言うときにね、病院ともう一方の方役がこの問題なわけで、それは栢木市長として何か自信をもって、これだから心の健康、これだから体の健康だというものを、それを核というかわかりませんが、打ち出されるっていうのは、至極真っ当な道筋と思えるわけですよ。
市長 … これから業者と協議をして詰めていく。今ここで申し上げてることが全てじゃないと、だからそれはフィットネス作ります、あれしますで心と体は何や心は何やと言い出すと、本当に難しい色即是空の話になってくる中に、それはやっぱりそういう話を詰めていかないといけないと言えます。だからコンセプトを変えてないからこうなってくるということです。
記者 … 提案の中にも何がしかそういうのが、あったのではないですか。
部長 … 今回、速報という形でマンションとか簡単な建物だけをお示しをしていますが、事業コンセプト提案書の中には、どうWell-being Futureなのかというようなご提案内容も、記載をされておりますので、その内容を詳細につきましては特別委員会で資料提供させていただけるように準備したいです。ただ、市長も申し上げましたように、その具体についてはこれから市と当該事業者と協議をして詰めていくというような内容ですので、ご理解いただければと思います。
記者 … 野洲駅前は、相当マンションが建って、高い値段になると思います。そうしたら、若い世代が入って来ずに定年になったお金のある人が購入するケースが増えてくると思います。近江八幡の駅前なんかもマンションは、駅北、駅南にできてるんですけど、ほとんどが、シニア世代で、小学校の増築などを手掛けたのですが、結局、子どもがそんなにそのマンションから増えなかったんです。
一方、郊外に分譲地ができたら、それはもう幼稚園もパンクするぐらいになって、こども園を作るような状況になったので、野洲も同じような状況になるかと思いますが、市長の見解は。
市長 … その辺はちょっと私もね、お答えできるような話ではないと思うのですが、ただ、近江八幡のことをどうこう言うわけじゃないですけれど、やはり通勤のことを考えると近江八幡と野洲、2駅なんですけどもやっぱり違うらしいんですよ。やっぱり大阪、京都に通われておられる方にしてみたら、野洲までだろうという話を聞きます。
記者 … だけど、あらかじめね、
市長 … それはその可能性も十分あると思います。
記者 … でもおっしゃる通り始発駅ということで、通勤の方や若い世代も相当数入ってくるだろうという、そういうことも視野には入ってくるのですか。
市長 … この提案をいただいて、この前決まったところですので、その中でマンションがあることを聞きました。私は審査はしておりませんので、中には入っておりません。

 

意見交換

○市長選挙について

記者 … 役所にお勤めの某幹部の職員さんが出馬されると新聞にも載っていましたが、栢木市長はどうされるのですか。
市長 … 私からコメントすることは何もないです。ただし、いまはもう議論している駅前の整備やMIZBEステーションもございますし、いろんな部分で今はもう目の前にある仕事を片付けていくことが第一だと考えております。
記者 … 市長はいつ出馬会見をされるのですか。
市長 … だから、仕事を頑張ります。
記者 … これって出るということでいいですか。
市長 … 仕事ができてしまったら、もう必要もない。
記者 … 出ないこともありですか。
市長 … 仕事ができてしまったらもう別にそういう仕事ができたとなれば、することもなくなる。
記者 … どれをみてもそんな簡単にできる仕事ではないですよ。
記者 … 病院も、そんなに早くできるんですか。
市長 … 病院はまだ建ってませんけどね、だから、だいぶん時間はかかりますけれど。病院もおかげさまで、業者選定もできて、設計にも入ってもらっているわけです。
記者 … 選挙に出るにしろ又は出ないにしろ、きっちり会見してください。
市長 … もちろん、はい。

○守山野洲医師会職員による本市病院事業に係る秘匿公文書の不正入手事件について同会宛調査等の対処を依頼したことについて

記者 … この前発表されました病院の事業者選定に係る入札の時の審査点数が、どの審査委員がどの業者に何点付けたとか、議会でも配られていない、我々にももらっていない資料が、なぜか守山野洲医師会がお持ちになっていたということに対して、市長はどう思っておられるのか。また、内部調査はどのようになっているのかをお尋ねします。
記者 … 誰かが渡さないと出ないはずなのです。仮に、医師会の誰かが盗みに入られたのかもしれませんが、その可能性はほぼないと思いますので、庁内なのか病院内なのか、それを見られる立場の方が流しているということですか。
市長 … 庁内にはないです。詳細はプレスしています。
記者 … 資料はもらってますよ。ただ、そのヘッドラインのところで気になるのが、医師会が「不正入手」したということが書かれていたこと。それは正しいのですか。病院が流出させたということではないのですか。結果的に一緒でも全然ニュアンスが違ってきます。
副市長 … そこは、医師会に対しても調査をお願いし、病院内でも調査しますという結論です。
市長 … 今、調査中です。
記者 … 医師会が不正入手したって言ったら、それこそ市役所とか病院に乗り込んで、持っていったとかそういうことは想定できます。実情は分かりますよ、どういう形でどうなったかっていうことは、リリース文書のヘッドラインのところが、ちょっとおかしいというか、誰もそういうように感じなかったのですかと聞いています。
記者 … 医師会が不正入手したのですか。
市長 … そこは、医師会が不正入手したのか、病院の誰かが不正流出したのかを調査するということです。
記者 … 病院が不正に流したのか、医師会が不正に入手したのか、ニュアンスが全然違います。
市長 … それを調査するのです。
記者 … 処分するのですか。もういいのではないですか。
市長 … それはまた、違う話ですよ。どっちかがどうのこうの。向こうが不正入手だとこっちが処分できないです。
記者 … どっちもどっちです。はっきり言って、それを無理くり取ってきたか、なぁなぁで渡したのかの話だけじゃないですか。
市長 … だから、それがどうなんだっていうことを調査するのです。
記者 … どこが調べてるのですか。調査委員会とかをつくっているのですか。
市長 … 病院の方でやってますよ。
記者 … 病院で調べられるのですか。
市長 … 病院は病院で調べますよ。病院で起こっていることだから。
記者 … 大体わかることで、病院から流出してるのではないですか。
市長 … 私に言ってもらっても、どうかはわからない。
記者 … それなのに、リリースのヘッドラインに医師会が不正入手として出すことを誰もがおかしいという指摘はなかったのかを聞いているのです。調査をしているとかの次元の話を聞いてないのです。
市長 … 私は、市が出している内容で良いと思っています。
記者 … それじゃ、医師会が不正に入手したのですか。
市長 … 不正に入手したかどうかを今調査してもらっています。
記者 … 病院から流出したのではないですか。
市長 … それを私に聞いてもらってもわからない。調査は病院でやってもらってるということです。
記者 … わかっていることではないですか。
市長 … わからないから、わからないと言っています。
記者 … いや、スタンスとして、私らのイメージでは、市と医師会は仲が悪いというイメージがある訳で、その状況でこういうことが起きて、そんな中で私らにしてはどうでもいいような話を不正入手とかっていう公表文を流すわけですよ。医師会が不正入手をしたと、それじゃ流したのは誰なのかと、病院じゃないですか。
市長 … ここで私にそのことを聞かれても、それに答えるだけの資料もないので、病院の職員を呼びます。
記者 … 呼んでもらっていいですか。
記者 … 部長は、もう呼ばなくていいです。
記者 … 各社、部長に取材しているので、来なくていいです。
市長 … やはり呼ばないといけない。
記者 … 不正入手か、流出かで全然違いますよ。
市長 … 公表した文書を持ってきてください。
記者 … 提供された文書だと、守山野洲医師会が全面的に悪いみたいな書きぶりでした。
市長 … 私が聞いているのは、医師会の人が配ったと聞いています。
記者 … それをどこから入手したかを不正入手と書くと一方的に悪くなりませんか。
記者 … 守山野洲医師会のどなたが庁内に忍び込んで盗んだのか、いやそうじゃないでしょ。ないけど、あの文書の中ではそういう話になりませんか。
副市長 … 話の中では、依頼を受けて流したと書いてありました。それが事実であったら不正です。
記者 … 不正流出ですよね。
副市長 … いや、両方です。単純に病院の職員がここにあるからと流しているわけではないです。今聞いている聴取の内容では、これが正しいのかどうかっていうことを、調査をしてください。一方当事者からしか聞けてないんです。その辺は結構詳細に資料に書いてあります。
記者 … だから、聞きますけども、それは流出か、入手かどっちなのですか。
副市長 … それは両方あるんです。その依頼を受けて流出させている、単純に流出させているのではない。今の聞いてる状況だけでは、これが正しいかどうかは一方当事者の話しか聞いていないので、それを確認していると、単純に流出しただけではなく、今の一方当事者の話でいくと、依頼を受けて流出をしましたっていうことそれも全部書いてあります。なので、それだけを見ると、不正入手でもあるし流出でもある。ただ、それが正しいかどうかはわからない。だから調査を依頼しました。こういう状況です。
記者 … そのように書いてあったらよかったのですが書いてなかったのです。
記者 … だから、ヘッドラインに書いていなかったから、あくまでも市と医師会は関係がうまくいってないので、医師会がそういうふうにしたんじゃないかと。
記者 … 部長からの話は、もういいです。文書をもらっているから。
市長 … 部長から説明をしないと、私が間違ったことを発言してはいけないからです。
記者 … どちらかと言うと、市長はどう思っているかということが聞きたいのです。
市長 … こんなことはあってはならない話だと言いました。このようなどこにも出していない資料だから、事実関係をはっきりするように言いました。
記者 … それを聞きたかったのです。
市長 … それを言ってるじゃないですか。事実関係をはっきりとする。情報漏洩なのか、不正入手なのかを調べてほしいと言っています。
記者 … 市長は、今の段階で状況を把握されていますよね。この文章を読んでますよね。
市長 … この文書は、1回見てます。このようなことがあったと報告を受けて、情報漏洩なのか、不正入手なのかをはっきりするように言いました。医師会には会長に話をして、突然送ってどうのこうのはやめるように言っています。医師会の方はこの文書を事前に知ってるはずです。
皆さんは、私と医師会が仲が悪いって言われますが、そんなに仲が悪いことはないですよ。
医師会との懇談会にも呼ばれて行ってますし、いろんな話ができました。医師会の先生方もそんなに皆さんが想像する以上に、仲も悪いことはないんですよ。
部長はもう着きますか。
記者 … もう来なくていいです。
市長 … いや、ご意見に対してきちっとした回答をするべきですから。
記者 … こちらは市長に聞いてるのです。
市長 … だから、私はそういうふうに言いましたよ、どっちかわからないからきちっと調査をしてくださいって言いました。
記者 … いや、でもこれもう認めてるじゃないですか。
市長 … 私は、誰がどうしたなど、まだ報告を聞いてないです。

記者 … いや、書いてあります。経緯書いてあります。病院の幹部職員が認めてるって書いてありますよ。
市長 … だから、どのような形でどうして、どっちがどうなのかということが書いてないんです。
記者 … いや、書いてあります。
市長 … どのように書いてあるのですか。
記者 …誰が誰に渡したかっていうのが、 読んだら経緯も全部見たらわかります。
記者 … 12月13日から22日、事務部長が、関係職員を尋問、一人の幹部職員が医師会職員の教唆を受けて実行に及んだことを認める旨発言。これでもう決まりではないですか。

記者 … 医師会職員が不正入手したのか、病院職員が不正流出したのか。
副市長 … これ両方ですよ。そういう打診を受けて不正に流出しているし、不正に入手するのも、依頼をしたりして入手していたらもちろんだし、ただそれが本当に正しいのか、双方にもう一度確認しましょうというのが今の時点です。
市長 … 市として聞いているのはこういう状況だと、それが医師会の方でも、それで間違いないんですか。お互いきちっとした調査をした上で、適切な対処を講じていただき、こちらとしても対処していくという文書です。
記者 … なんでこのタイミングでリリースをされるのですか。
記者 … 医師会に出されたから公表したのですか。
市長 … 今までから医師会と病院との関連は、そのような形で公表しています。
記者 … もし、野洲市から出すのであれば、病院職員が不正に流出していることが判明しましたという、そういうリリースを出すべきじゃないんですかって市長に問うているのです。
市長 … それはそうではないと思います。病院が一方的に流出したとは限りません。
記者 … 結果的にそうではないですか。
部長 … 医師会への依頼の文書は、市の方も調査をするので医師会の方も調査してくださいという依頼文を出させていただいたので、これを提示させていただいています。
副市長 … そのように出した方が良かったということなんですか。こっちにも依頼しました、こっちも調査しますって双方に出した方がよかったということですね。それはそうだと思います。
記者 … しかも、医師会に責任があるようなヘッドラインをするのではなく、病院でこういう事態がありましたっていう、主語と述語が、主従が入れ替わっていませんか。
副市長 … いや、一概には言い切れないのでは、依頼をしていますので。ただ、おっしゃるように両方が調査をしますっていう方が正しいかもしれません。
記者 … 病院の関係者であり医師会の関係者であるというのが結論ですからね。
ですからどっちがどう思ってるのは鶏と卵の話になってしまいませんか。
記者 … これだとやっぱり医師会だけが悪いニュアンスですよね。病院からも誰かが出しているわけで、病院から流出していたと入れておかないと公平性に欠けます。

記者 … そう、それだけのことなんですよ。それで市長この文書の体裁を見て何とも思いませんでしたかって聞いただけなんですよ。だから部長を呼んでほしいなんて頼んでないんです。
記者 … 市の職員の不祥事の話なんです。だから、市が悪かったという話をしなければいけないのに、医師会の話しにすり替えるのはおかしくはないですか。
市長 … 病院の職員の不祥事のこともあったけれど、医師会の職員が配ったので、お互い調査しましょうという話で出したと認識しています。
記者 … 本当にいいです。こっちは市長に聞いてるんですよ。
市長 … いやだから、私はそういうふうに答えてます。だから、お互いに調査をしましょうということで出した文書だと。
記者 … だから、市から出すリリースとしてこのヘッドラインはちょっとおかしいんじゃないですかと聞いただけです。部長に経緯を説明してくれなんて私は頼んでいません。
市長 … でも、こっちが悪かったということだけで出して、配ったのは向こうの職員が配られてますから、お互いに調査しませんかという話です。
記者 … でも、こんなの最初に見出しを見るじゃないですか。これで、これを発出するときにですよ、チェックが働かなかったのですか、それを聞いています。
記者 … これ広報担当、議事録しっかりホームページに載せてくださいよ、私チェックします。
記者 … ちゃんと市職員が悪いことしてるのなら、ちゃんと処分してください。発表してください。
市長 … この文書について、秘匿公文書の不正入手事件への対応についてという言い表し方が、まるで自分ところの職員は悪くないと、あなたのところの職員が悪いのではないのかというような文章はおかしいと、病院が不正流出させた職員がいた、あなたのところではそれを配布した職員がいる。その人はどうなんですかということを調査してほしいというように書かなくてはいけなかったということを言われてるのですか。
記者 … 私は少なくとも市長に聞いています。
市長 … 私は答えましたよ。要するに医師会と市の両方で調査しましょうと。
記者 … もう1回、教えてください。市が発出するリリースとして、貴管下職員による不正入手事件、これは市立野洲病院幹部職員が不正流出と、不正に出ていった。医師会が入手したという事ではなく、病院から出ていったという事態がありましたというヘッドラインを打たないといけなかったのではないのですかということを、私は市長に聞いています。
部長から経緯を全部事細かく当時に聞いています。
記者 … 市の考え方として、医師会があって、病院があって、調査の中でははっきりわからないけれども、病院側から医師会に資料が出たという話を、幹部職員の方が認めてるわけですよね。別に悪意があったわけじゃなくて、その中で、プレスリリースを出すときに、不正入手という書き方が、どうなのかという話をしてるわけで、それだけの話なんです。
だから、不正流出と不正入手があるわけですよね。入手となると医師会の話になるわけですよね。それが何なのかという話だと思うのですがどうですか。
部長 … 新聞の記者が書かれた当時の記事をもう一度目を通しながらお話を聞いて、今おっしゃったように説明は十分にさせていただいて、記事は書いていただだきました。その時も申し上げたのは、こちらからお願いするときにおいては主語は貴管下職員、いわゆる医師会の職員を主語にして、その経緯を調べたり対応してくださいということをお願いした文書で、そうすると、医師会職員、貴管下職員を主語に明確にして問うてますので、不正流出ではなくて不正入手になるだろうということです。別に当時も新聞の記者も申し上げたと思うのですが、この文書で申し上げますと、本文の下から3行目、なお書きのところですね。なお貴会の調査と並行し、本市におきましても事件の解決に向けて引き続き取り組んでまいりますので、この文書では、あえて声高には申してないのですが、もちろん記者がおっしゃるように公務員である、本市の幹部職員、当院の幹部職員であることをこれはもう市長も事業管理者も、そして私も十分認識をいたしております。
その上で、諸々の経緯も含めましてね、今のところですよ、今のところいただけてる供述などの話の内容からすると、声掛けをいただいて、当院の職員は、その辺はあまり明るくない幹部職員で、安易に出したというような状況が想定されてるわけなんですね。
そういう状況の中で貴管下職員というものを主語にして、入手という言葉を使わせていただいた。言われるように、これを裏返してみたら当院職員による不正流出、全くそうなんです。
今回リリースさせていただいたのは、事件、事柄をリリースさせていただいたというよりも、かねがねからやり取りがあるごとに明らかにさせていただいており、医師会とのやり取りの中でこういうことをさせてもらいましたということをリリースさせていただいているので、この文書をつけさせていただいてるのですが、実際に出させていただいてる内容は不正流出であり不正入手であると一緒であるということを記者さんにもご説明していますよね。
記者 … そのことは重々承知の上ですので、部長にわざわざご足労いただく必要はないと言っていましたが、市長が担当部長から説明させますということでしたので。
部長 … 私が起案しましたし、リリースに関しては担当者を明確にしていますので、私が担当でリリースをさせていただいておりますので、ご説明をさせていただいています。
記者 … 贈収賄か何かでね、市の職員がお金をもらって、贈賄側が金を送って、その時のプレスリリースか何かでね、業者がお金を送ったというようなプレスリリースはないんですよ。
市長 … それとこれとは違います。事件の大きさが、重みが違います。
記者 … スタンスとしての話をしているだけです。
市長 … ただ、私はこのように報告を受けて、そういうことで、そうかという認識でいるという話です。
部長 … 結局のところ、今回のことを、このペーパー抜きで、こういうことがあったということを、別途資料を作成してリリースしたら、おっしゃるように、当院の職員による不正流出および、医師会さんの方も調査をして文書で回答するというように予定されていますので、いずれ近いうちには内容が返ってくると思います。ペーパーでこういうことがあったということだけをリリースしたものであったら、両記者がおっしゃるように、不正流出及び不正入手というように申し上げたと思います。もう一点、あえてここで、流出だけじゃなくて、入手という言葉まで入れているという意図としまして、今わかっている範囲の経緯をもとにたどり考えますと、やはりちょっとそれは悪いことは悪いのでしょうけれども、お声掛けをいただいたということが明らかになっておりますことから、我々といたしましては、悪いことした職員をかばうとかそんなことではないのですけれども、これはやはりあまり自虐的に市の方が問題だということばかりを申し上げるようなことも難しいのではないのかなというように思うところでございます。今のところまだ調査中ですので、はっきり言えることは当院におきましても、事業管理者を中心にしっかりとこの職員に対する調査と、あと内容においては、しかるべき厳正なる対処処分を検討したいということで市長のこれは権限外のことですので、病院事業として申し上げるものです。
医師会に対する文書は、連名で出しています。市長と今申し上げたのは、処分に関しては市長の権限ではないということです。
文書に関しましては、今まで医師会とは脈々と市長を代表に行われてきたことでありますのと、文書管理に関しては、これは市全体の問題であろうということで市長名もここに掲げさせていただいたということです。
記者 … 今調査中なので、どっちがどうとかわからないのはわからないんですが、病院の幹部が教唆を受けたとしてもこのようなことが行われたことに対してどうお考えですか。
市長 … それがもし事実であるならば、重く受けなければならないことと思います。
記者 … それなりの処分をしなければいけないということですか。
市長 … 当然です。
部長 … 処分は、市長の権限外のことです。
記者 … これは市長の公印が押印された文書なので、これは不正入手でいいんですか。
市長 … この文書を出すということは当然、レクを受けてます。それでも、今、部長が言いましたように、先方に対しての、調査依頼ですので、その場合、こちらが悪いです、すいませんでしたという文章ならわかるのですが、先ほどからも言っておりますように、どちらも悪いけれども、どちらかで2人とも悪い部分はあると思うのですけれども、配っているのは向こうが配っているわけなので、やっぱりそういうことを考えると、この文章でもいいかなという判断をしたっていうことを先ほどから言っているのです。
記者 … それを咀嚼もせずに部長を呼べっていうのは、どうでしょうか。
市長 … しかし、所管部長を呼ばないとその細かいことを聞かれても正直、病院事業については、病院でいろんな調査やいろんなことを全部やっていますので、この文書出しますとかこういうことがありましたという報告は聞きます。しかし、報告を聞いてもその内容っていうのも限界があります。でも、一応病院側にしてみると流出ですので、申し訳ございませんというだけの文書でしたら、向こうに調査依頼する必要もありませんし、出したとして、一方的に向こうもそれは何の資料かわからずに配布した可能性があったら、向こうは何も罪の意識がないはずですが、そうではないというように私は説明を聞いていますから、やっぱり不正入手した、不正流出した。だから、不正入手したことに関して、調査してください。こちらは不正流出したことに関して調査しますというような内容というように私は理解していました。
部長 … 表題の貴管下職員による不正入手というところまでは、既に医師会の当該職員と申し上げていいかもしれませんが、ある意味自認されてるわけなんですね。それは資料の方につけさせていただいてるとおりです。それは例えば、そんな悪いこととは知らなかったっていうことなのかどうかは別にして、「あっ、しまった」という感覚の電話でのやり取りが確かにあって、慌てて資料を回収するということとか、私の立場がなくなるとか、誰からもらったかということは言えないというような、慌てられてですね、電話で私も何とか穏便にできないかとも言われるところからしますと、当方としてですね、やっぱり医師会の会長にあてて、この文書を出させていただくときには、当院の職員による流出について調査してくださいという言い方ではなくて、この段階でわかっていることですね、自然にこの表現になったと、別にその向こうに責任を全部押し付けようとかそんな思いはありません。あともう一点、実はこれ、この文書について、先般の全員協議会でも意見が出たのですが、11月の末に起きているんですよね。なのになぜ今になったのかというところもですね、ここには書いてませんけれどもご理解いただくために申し上げますと、実はこの文書も医師会会長にご覧いただいています。この内容で、先生のところに送らせてもらいますよ。ついては、この内容で送らさせていただいたことを記者さんに、あるいは議員さんにリリースをさせていただきますよということも含めて了解を得て出させていただいております。
そういったところも含めてですね、ここに大きな意図はない、あるいはもう向こうも一定納得して、これを受けつけていただけるように考えております。
記者 … 調査結果はまだですか。
部長 … 先般、電話で医師会会長に聞きましたら、一生懸命考えてるということでした。
記者 … もうちょっと時間がかかりそうですか。
部長 … はい、もうちょっとそうですね。同時に当院でも調査をしております。
記者 … そっちも時間がかかりますか。
部長 … 時間はかかりませんが、まだもう少し取りまとめには至っていないです。

 

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