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定例記者会見(令和5年7月21日)

定例記者会見の概要をお知らせします

このページは、野洲市政記者クラブ主催の定例記者会見の内容(概要)を広報秘書課でまとめたものです。案件説明は、市長及び担当部長が行っています。

日時

令和5年7月21日(金曜日)14時〜14時38分

場所

野洲市役所本館 庁議室

案件

1.野洲市の花・鳥・木の募集について

案件資料1(PDF:105.8KB)

資料提供

・令和6年度予算施策に向けた国県要望について

資料提供1(PDF:3.3MB)

・イベント情報

イベント1(PDF:334KB)

イベント2(PDF:821.1KB)

イベント3(PDF:877.5KB)

市長あいさつ

<市長あいさつ>

皆さん、こんにちは。お忙しい中、7月度の定例記者会見にご参加いただき、誠にありがとうございます。

本日の案件は、野洲市の花、鳥、木の募集についての1件となりますが、情報提供させていただきますので、宜しくお願いします。

次に、いくつかのイベントのお知らせをさせていただきます。

机にチラシを配布しておりますが、順番に、一つ目は、毎年恒例になってきています野洲市農業者クラブ主催の「おいで野洲ひまわり迷路」が、今月末の29日(土曜日)から8月6日(日曜日)までの予定で、本市吉川地先にあるめんたいパークびわ湖の向かい側にある畑で開催されます。

ひまわり迷路は耕作放棄地を活用して、平成27年から行われ、野洲をもっと盛り上げたい、野洲の農産物や農業のことをもっと知っていただきたいと熱い思いを持った農業者クラブが、観光振興や農産物のPRを行い、来園者を楽しませてくれます。

昨年は、市内外から約27,000人の来園があり、今年も大いに盛り上がると思いますので、是非とも取材をお願いいたします。

二つ目は、永原御殿跡の発掘調査体験教室を8月に4日間開催いたします。永原御殿は、徳川家康などが宿泊した将軍専用城郭で国指定史跡に指定されております。その御殿跡の発掘調査を体験いただこうという企画でございます。

初日の8月19日は、私も発掘体験教室に参加しますので、是非とも取材をお願いします。前回の発掘調査では、角矢倉の形跡が発見されました。その横で私も発掘調査をしていましたが、出てこなかったのが残念でした。

最後に、野洲市観光物産協会が、昨年実施してとても好評でございました平家ゆかりの地野洲を訪れるスタンプラリーの第2弾を開催します。参加者はスマホで登録をして、市内の平家ゆかりの地や観光名所を巡って電子スタンプを獲得していただき、豪華賞品をプレゼントする企画です。

昨年は1,000人を超える登録者があり、市内各地を巡っていただきました。今年は賞品数を増やして、より多くの参加者を期待いたしております。どうぞ宜しくお願いいたします。

 

質疑応答等

1.野洲市の花・鳥・木の募集について<市民部・協働推進課>

記者… 市の花鳥木の制定がないのは、県内で野洲市だけですか。

部長… 野洲市と米原市は制定していません。

記者… なぜ、なかったのですか。

部長… 過去に合併の時や市制施行10周年の時とかにそういう話がでたものの、当時は、機運が盛り上がらなかったと聞いています。

記者… 旧町には、町花などはあったのですか。

市長… ありました。お手元の資料に旧両町のものが記載されています。

記者… 県下の市町はどこもが花鳥木が制定されているのですか。

市長… 中には、例えば鳥だけ制定されていないなどはありますが、全くないのは野洲市と米原市と認識しています。

記者… 今まで花鳥木の制定がなかったことで問題はありましたか。

市長… 問題が起こるようなことではないのですが、市民さんから、なぜ野洲市は花鳥木の制定がないのですかとしばしば言われます。

また、湖南4市で構成している湖南広域行政組合の施設で、草津市集町にあります環境衛生センターに4市の花鳥木パネルがあり、野洲市のパネルには、花鳥木が掲載されてなくて白紙になっていることを疑問に思われる方もおられました。

記者… 市章がそれぞれの自治体でありますが、花鳥木はどのようなシーンで使われる想定なのですか。

市長… 花鳥木の存在意義というより、そもそも野洲市になぜないのですかと問われるけれど、答えられないのです。

また、野洲市は、市民憲章も制定してないのです。市民憲章がないという自治体は、ないと認識しています。

やはり、花鳥木や市民憲章のように、他の自治体で制定されていて野洲市にないものについて、市制施行20周年を契機に制定しようとするものです。

部長… 現在、委員会の中では、単に花鳥木を決めるだけではなくて、象徴的なもので、一定の考え方をもって花鳥木を選定して、この花鳥木を将来のまちづくりにどう生かせるか、これを地域や経済の活性化に使えるのかなどを含めて委員会では協議をしています。

記者… 委員会はどのような構成メンバーなのですか。委員会の名称は。

部長… 野洲市まちづくり基本条例推進委員会です。資料にも記載しています。構成は、学識経験者の大学教授、自治連合会、市民活動団体、商工会、工業会などの代表及び公募委員を含めて9名です。

記者… 経費は掛かってくるのですか。

部長… 委員の報酬等が必要になります。

記者… この委員会は、花鳥木の選定のために作られたのですか。

部長… このために作ったものではなくて、まちづくり基本条例の改正、推進の検討をいただくものです。先ほど、市民憲章の話を少し申し上げましたけれども、以前に議会の質問で市民憲章がないのは、まちづくり基本条例の前文が市民憲章に当たるからという答弁をしております。しかしながら、皆さんがわざわざまちづくり基本条例を見るわけではないので、馴染まないという意見もありました。

まちづくり基本条例の改正を検討する際に、そのまま前文を残すのか、削除して別に市民憲章として作るのかを含めた形を考えなければなりません。なお、まちづくり基本条例の改正については、この委員会に諮問すると条例で規定していることから、この委員会に諮問したものです。

記者… 花鳥木が制定されていないことで問題があったというより、他市で制定されているのに野洲市がないのはなぜかという市民の声を受けたのがきっかけなのですか。

市長… はい。他自治体では、行事等で市民憲章を唱和されたりしていますが、野洲市では市民憲章がないので、野洲市人権尊重のまち宣言を唱和しています。例えば、今までも野洲市青少年育成市民会議の冒頭で唱和をしてきました。市民憲章を定めて唱和しやすいようなものにしてはどうかという市民さんの意見も聞いていました。

記者… 市民憲章も作られるのですか。

市長… 当市では、他市にある市民憲章のような形の市民憲章が制定されていないので、考え方としては、まちづく基本条例の前文がそれに代わるものとしてきましたが、市民さんが行事等で唱和するには馴染まないので、この機会に制定をしようと考えたものです。

記者… 本来、市制施行時に、市民憲章とか、花鳥木というものは定めるのではないのですか。

市長… 野洲市より後に合併した自治体でも制定しています。少なくとも合併後の数年後には制定されていると思います。

記者… 令和6年10月に20周年を迎えるのですね。花鳥木を9月末まで募集して、それをいつ頃までに決めようとしているのですか。

部長… 今後のスケジュールにつきましては、今年度中に答申をいただいて花鳥木を決める予定です。

記者… 9月29日まで募って、それを委員会の方で最終的に決めるわけですね。応募の数によって決めるのですか。決め方はどのようにするのですか。

部長… 多数決とかそういうことではなく、あくまでも考え方を整理してそれに基づいて、相応しいものを選定いただきます。それを答申として受けて、今年度中に市として決定します。

記者… 市民憲章はもっと急がなければならないのではないですか。

部長… 市民憲章については、たたき台を出して検討いただき、パブリックコメントを実施して、それを答申として受けて、市の方で最終的にどうするか検討します。その時に、まちづくり基本条例の前文を削るか、そのまま残しておくかも含めて、考えていきたいと思っています。

市長… 今から、参考資料として条例を配らせてもらいます。

記者… 市民憲章も今年度中に決めるのですか。花鳥木も今年度中に決めるのですか。

部長… はい、委員会からの答申を受けて、決めていきます。

 

意見交換等

・イベント(おいで野洲ひまわり迷路)について

記者… ひまわり迷路の開催期日はいつからですか。

市長… 7月29日(土曜日)から8月6日(日曜日)の期間です。ひまわりの生育状況からの予定です。

 

・特定空き家の略式代執行について

記者… 先日の篠原駅に近い高木の特定空き家の解体費用について、ふるさと納税の寄付金を充当されていますが、それはどのような意向でされているのですか。

部長… 空き家の解体費用については、国庫補助金を除く事業費にまちづくり基金(ふるさと納税寄付金)を充当しています。ふるさと納税の寄付をする際には、どのようなまちづくりへの使い道を選択するかの意向項目があります。その中で「(6)安全・安心で暮らしやすい住環境を整備するための事業(都市計画・都市基盤整備)」に該当することから、充当したものです。

記者… 使途もしっかり明示されているので、識者も問題はないという見解も聞いていますが、ふるさと納税の寄付金を「空き家の解体費用に使うこと」に直結する説明はないのでわからないと思うのですが、市長の考えを聞かせてください。

市長… ふるさと納税の寄付金の中に意向を反映させる項目もございますし、安全安心で暮らしやすい住環境整備のためにご寄付いただいてる方もおられるわけです。また、戦後の混乱期に建てられた建物で、登記されてないわけですから、所有者もわからないし、公図混乱地という状況ですので、地主もはっきりとわからないという土地でもあります。

このような状況の下で、安全・安心のまちづくりのためにということで寄付金を活用させていただいたものです。また、自治会からの要望もあり、普段から通勤や通学で利用されている道路に隣接しており、いつ倒壊するかわからない危険性がある状態ですので、安心安全という意味にも繋がりますし、問題はないと考えます。

市長… 補足で情報提供をします。

部長… 県外の方から、今回マスコミ等で特定空き家の解体費用にふるさと納税(まちづくり基金)を使うことに対して批判的なことが言われていますが、市民の安全安心なまちづくりから、大いに賛同するので、ふるさと納税のパンフレット、手続きなどの関係書類を送付してほしいとの電話がありました。

記者… この話は、最近のお話しですか。

部長… 昨日の話です。

 

・野洲市の花鳥木の募集について

記者… 花鳥木の募集について、市長から一言、呼びかけをいただけませんか。

市長… 来年に市制施行20周年を迎える中で、市のシンボルとなるような花鳥木を制定し、また市民が同じ一つの気持ちの中で、皆さんが仲良く未来に向かって、この野洲市で生活していただけることを目指して市民憲章を制定したいと思っています。

記者… 花鳥木は、もう募集しているのですか。

部長… 8月1日から募集を開始します。8月号の市広報及び市ホームページに掲載します。

 

 

お問い合わせ
政策調整部 広報秘書課
〒520-2395 滋賀県野洲市小篠原2100番地1 本館2階
電話番号 077-587-6036
ファクス 077-586-2200
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