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市長へのご意見・ご提案(令和5年10月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

なお、投稿および回答内容は、その時点での対応であり、現在の状況と異なる場合があります。

通勤・通学の安全性について

Q 毎日、自転車で野洲駅まで「守山中主線(151)」を通って通勤しています。その際、両側の歩道の雑草がかなり伸びており危険に感じます。特に夜の帰宅時。学生も通学する道なので、どうか対応していただけませんでしょうか。恐らく、草刈りをしても直ぐに伸びると思います。
 


A ご意見をいただきありがとうございます。いただいたご意見につきまして、所管する滋賀県南部土木事務所に確認したところ、以下のとおり回答を得ました。

ご連絡いただいた、あやめ保育所付近から松林交差点付近までの県道守山中主線の歩道の除草については、9月25日、26日に作業が完了しました。
また、ご指摘のとおり除草のみでは直ぐに伸びることから、今後も適切な維持管理に努めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

以上、市としましては、市内県道の適切な維持管理について滋賀県に要望してまいります。
 

コンパクトシテイ構想に疑問を呈していながら、コンパクトシテイ構想前提の総合計画改定案は撤回すべきについて

Q 今月1日から第2次野洲市総合計画改定に関するパブリックコメント募集が行われています。しかし、市長は従来コンパクトシテイ構想に疑問を呈しておられた筈であり、その市長が「多極ネットワーク型コンパクトシテイ」前提の改定を審議会に諮問されることに大きな疑問を感じます。しかも財政改革が必須の今、施策をコロコロ変えるのはご都合主義、無責任過ぎで「おざなり」な市政運営と言え、本提案は即刻撤回すべきと考えます。
昨年7月、私は市立野洲病院の移転場所に関し、野洲市総合計画にある「多極ネットワーク型コンパクトシテイ構想」の視点から、「病院はプール跡ではなく駅前Aブロックに整備すべき」旨、市長あての手紙を出しました。その回答に以下の記述があります。
「以前の市長が推進された制度ですが、私は、本市のように市域面積がそもそもコンパクトで、周辺部は大半が農振地域で開発できるところが少なく、更に周辺部にも一定の居住地と人口が張り付いているまちに馴染む考えなのか、本当に公共施設や都市機能の中央集約を進めて良いのか、「コンパクト」と併せて必須とされる「&(交通)ネットワーク」の整備の展望があるのか、という点で、以前から疑問に思っていたところでした。」この後に「コンパクトシテイの理念への合致ではなく野洲市のモビリテイが自家用車や個別等送迎車であると見通し・・・・」等とされていました。
即ち、市長はコンパクトシテイ構想を明確に否定、交通についても公共交通ではなく自家用車等個別送迎中心という姿勢でした。
以上の様に、市長の昨年の考え方と今回の改定案は矛盾することが明らかで撤回されることが妥当と言えますが、撤回は毛頭考えられないとされるでしょうから、以下の点について、市民が納得いく説明、回答を願います。

1,従来計画にある「中心拠点](JR野洲駅周辺)「地域拠点」(北部合同庁舎周辺)の具体的開発計画が 未だ不明確且つ殆ど進んでいない状態にもかかわらず、地域拠点に(総合体育館周辺)を追加する必然性は全くない。
更に市長が言われるように、「野洲市はコンパクトな市域面積」かつ人口も僅か5万人で、今後さらに減少すると予測されている。

2,体育館周辺には、仲良し交流館、老人保健施設があり、ここに病院を新設するからと、新たな地域拠点として、将来に亙り投資をする必然性は無い。特に財政難で、文化施設の集約等、大きな課題を抱える野洲市にとっては寧ろ余計な財政負担要因を抱えるのみ。
民間投資を期待するのは、博打に他ならない。又、老人保健施設は市内の他地域にも点在している。

3,民間投資を呼び込むために、用途地域の変更なども考える様ですが、対象地域の地主や近隣住民、或いは不動産業者にとっては有難いことでしょう。しかし野洲市全体で考えれば必然性がない。しかもこのエリアは市長の地元であり、1年後に選挙を控える市長にとっては「地元サービスをするの?」と穿った見方をせざるを得ません。

4,審議会でも公共交通の充実が議論されているが、何も「地域拠点」に指定しなくても、第二次計画の2拠点からの距離も近く、この間の公共交通の拡充の中で経由地として検討すれば良いだけ。わざわざ拠点を増やせば、市全域のカバーに却って問題が生じると思われる。
また、昨年来の、プール跡地に病院新設という市長執行部案では、前提が自家用車等中心であったこと。先の市議会での質疑でも、未だに市長は「車でのアクセスも優れている」と述べられていた。しかし本来、コンパクトシテイ構想では、環境負荷や高齢化の前提から、公共交通機関中心で考えることとなっている。そもそも駅前でなくプール跡地に病院を新設することが無理筋の施策であったと言えます。

5,今回の改定案は、7名の委員が僅か2回の審議会開催で答申を行い、パブリックコメント募集となっている。当初案の検討時は委員30名で審議5回、第二次改定案も30名で審議8回と慎重に審議されている。
市長は「重い計画」と述べておられるが、まさに野洲市の将来を左右する重要な計画改定の審議が、この様に軽いものとなっていいのか。先の市議会での市長や担当部長の答弁でも真摯な姿勢が見受けられず、議会ひいては市民軽視の姿勢がありありでした。

長々と述べましたが、昨年来の市民懇談会の結果の受け止め、医師会に対する姿勢、市民団体の抗議活動への認識も含め、市長執行部に都合よい解釈をして、おざなりな市政運営されているとしか思えません。本件についての真摯な回答をお願い致します。







A ご意見をいただきました以下の点について回答いたします。

Q1について
そもそも拠点の設定ですが、JR野洲駅を中心とした地域については、基幹的公共交通路線であるJR東海道(琵琶湖線)と市内バス交通の結節点であり、南部市街地拠点として行政施設や文化施設のほか、医療・福祉・商業等の生活サービス施設が集積していることから、市の魅力が発信される中心拠点として位置付けているものです。また、吉地・西河原地区の市街地については、北部市街地拠点として、北部合同庁舎のほか、生活サービス施設が集積しており、将来的にも一定の人口密度が維持されると見込まれることから、地域住民の生活を支援
する機能の維持を図る地域拠点として位置付けているものです。
そして今回新たな地域拠点として追加する地域は、総合体育館はもちろん、なかよし交流館のほか、特別養護老人ホームがまとまって立地しており、さらに市街化区域(居住誘導区域)に隣接する場所となっています。加えて、まちの中央であり、車でのアクセスも優れた場所です。そしてこのたび、市民病院を総合体育館東側市有地に整備することで、医療、運動(スポーツ)、福祉機能が集約し、さらに今後、豊かな自然環境を生かした地域づくりを進め、一層の機能充実と強化を図ることで、人々の交流や健康づくりにつながる新たな拠点となり得
る環境が整っていることから、当該地域を新たな地域拠点として位置付けようとするものです。
人口減少や少子高齢社会においても持続可能なまちを実現するための手法が多極ネットワーク型コンパクトシティの考え方であり、医療・福祉・商業等の都市機能や居住機能がまとまって立地するよう、ゆるやかに誘導を図りながら、新たな地域拠点を含む各拠点間が公共交通網や道路ネットワークによりアクセスできるまちをめざしてまいります。

Q2について
新たな地域拠点の必然性については、先に申し上げましたとおりですが、実際に具体的な事業を進めるにあたっては、優先順位を決め、さらに財政状況をしっかり踏まえ、限られた財源を最大限有効に活用し、過度な負担とならないようにしていく考えです。
土地利用転換の際には、民間による投資が想定されますが、地域特性や市民ニーズに合わせた土地利用が図られるよう計画的に進めてまいります。

Q3について
新たな地域拠点を位置付けることについては、先に申し上げましたとおりです。そして、地理的にはまちの中央で車でのアクセスに優れた場所となっており、市域全体を考えての結果です。したがいまして、地元サービスとは毛頭考えてもおりません。

Q4について
多極ネットワーク型コンパクトシティの構築にあたり、私は公共交通による移動を否定しているわけではありません。拠点間の移動の円滑化のために、自家用車での移動が便利な方は自家用車で、自家用車での移動が困難な方は公共交通を利用いただくといったように、市民一人ひとりにとって最適な移動手段を選択いただき、誰もが各拠点に容易にアクセスできる環境整備に取り組んでまいります。
なお、現在、法定協議会である野洲市地域公共交通会議において、公共交通網の充実に向けた今後の課題を整理しながら、野洲市地域公共交通計画の策定を進めているところです。この計画の中で、市民の日常生活を考慮した利便性が高い持続可能な地域公共交通網の構築について、示してまいります。

Q5について
今回の総合計画審議会につきましては、土地利用構想の見直しに限定した一部改訂であることから、第2次野洲市総合計画の策定に関わっていただいた委員で、特に土地利用関連の審議をいただいた環境・都市計画・都市基盤整備の専門部会の委員を中心に構成しています。
なお、改訂につきましては、第2次野洲市総合計画に即すことになる野洲市都市計画マスタープラン、野洲市立地適正化計画の改訂と一体的に進めており、相互に情報共有しながら、総合計画審議会だけでなく都市計画審議会においてもご審議いただくなど、多様な視点でご意見等をいただいていますことを申し添えます。
このように、両審議会での審議をはじめ、パブリックコメントの実施、市議会の議決等、今年度1年間をかけて、丁寧かつ適正な手続きを踏みながら進めているところです。    

ライトケミカル工業第二工場夜間照明について

Q 野洲市三上に新設されましたライトケミカル工業第二工場の建物上部照明および看板照明を、苦々しく思いながら日々過ごしております。
20時以降消灯、屋上構造物を遮蔽するなど対応できないものでしょうか?
同地にはオリベストが先に移転し、そちらの看板照明も夜通し点灯しております。ライトケミカル工業第二工場はその建物高さが高い事、看板に加え屋上設備部にも照明があり、いずれも夜通し点灯している事から、オリベスト以上に目障りです。サニータウン(行畑二丁目)、四ツ家南町公園周辺に在住の方々同様の思いされておられる方、多数かと存じます。
三上山が見えなくなった・圧迫感がある・南町公園横道路通り抜け車両の増加などの不満も聞きますが、関係法規を守っている以上、受忍すべきは受忍すべきと思っています。
ただ、もう少し近隣への配慮があっても良いのではないでしょうか。働きかけていただけると幸いです。
 







A ご意見をいただきありがとうございます。
担当職員が同社の照明が点灯されている時間帯で、何度か現場確認を実施させていただきました。
ご意見いただきました夜間照明について、市から同社に対して問い合わせたところ、「屋上の照明は、夜間時間帯において屋上で作業する社員の労働安全環境を保持するために消灯、減灯することはできないが、社名看板照明は新幹線鉄道乗客等に対する商業広告であるため一定時刻以降の消灯が可能か社内で検討する。」との回答がありました。
光の光度、照度又は使用時間、使用箇所などについては、現在のところ規制する法令等はなく、同社に対し光の制限を強く指示することは市としてはできませんが、同社による対応状況をご覧いただければと思います。
 

幼稚園、保育園の先生方のマスクについて

Q 春以降、ずっと気になっていることがあります。それは、お散歩中にお見かけする幼稚園(あるいは保育園)の先生全員が、マスク姿だったことです。春頃はマスクが任意になったばかりでそれほど気にならなかったのですが、かなり暑い夏日でもマスクは相変わらずで、一緒にいるお子さんたちが全員ノーマスクなのと対照で印象的でした。暑い外でマスクなら、園内でもずっとマスクですよね。てっきり、市のルールでマスク必須なのかと思っていました。知人の娘さんが野洲市内で保育士だそうですが、上司や同僚が皆つけている為、外したいが、自分だけ外せる雰囲気ではない と聞きました。
前提としてですが、マスクは個人の任意です。持病や風邪症状がある人、感染症が流行っていて予防したい人、マスクをすることでの安心感のある人がつけるのはそれぞれの判断で自由です。けれど、市立の園なのですから、マスクをつけなくても不安のない先生に関してはマスクを外しましょう。と市が呼びかけるべきなのではないでしょうか?理由は、相手にしてくださってるのが小さいお子さんだからです。口元が見えないという状況が、まだ小さいお子さんにとって 様々な感情の読み取りや言葉の伝達、習得に全く影響しないとは私には思えません。笑った顔や驚いた顔を見せるとよく感情が伝わりますし、小さいお子さんは口の動きを見て真似したりする気がします。その点、園の先生方の意見は違うのでしょうか?毎日マスクをつけ続ける理由があるならぜひ知りたいです。
一方、市内の小学校では、先生方が積極的にマスクを外す宣言をしているとのこと(聞いた話で、事実と違っていたらすみません)。その小学校独自の方針か教育委員会の通達かはわかりませんが 子供たちの為に最善となる方針を上がきちんと決めるのは大事だと思いました。マスクを外す方針について、子供たちはどんな反応だったのでしょうか。親御さんからクレームなどあったのでしょうか。
最後になりますが、子供たちが 健やかに育ってくれることを祈っています。
 

 




A ご意見をいただきありがとうございます。
本年5月に、新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類に移行されたことにより、国の通知に基づき、保育所等における保育士等の職員のマスクの着用については、個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねることを基本としています。
現在の園の状況については、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスの感染が発生している園もあり、感染防止を行いながら保育を行っている状況です。そのため、必要に応じてマスクの着用をしています。
ご意見いただきました顔の見える保育については、市としても保育を行う上で考慮に入れるべき必要な視点としているところであり、感染が落ち着いている園においては、個人の判断で、多くの職員はマスクの着用をせず保育が行われています。
このことから、市としてマスクの着脱については改めて指示を行うことは考えておりませんが、マスクの脱着に限らずこども達にとって適切な保育ができるよう努めてまいります。

運動会の開始を知らせる花火をやめてほしいについて

Q 運動会の開始を知らせる花火をやめてほしいです。音に驚きます。

 




A ご意見をいただきありがとうございます。
本市では、花火の打ち上げに関与しているものはございませんが、一般的に古くからの慣習により、運動会の実施の有無をいち早く区民のみなさまに知らせる目的で花火を打ち上げられているものと解しており、これらは学区体育振興会の判断で実施されているものでございます。
今回のご意見は、地元の学区体育振興会へ伝達させていただきますが、実施の有無につきましては、当該振興会の判断に委ねるところでございますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

多極ネットワーク型コンパクトシテイ構想への疑問(=否定)を転換したことの説明を願いたいについて

Q 首題の件、9月18日に提出した意見への回答を10月6日に頂き、拝読しました。しかし個別質問への回答は、細々とされていますが、肝心の「多極ネットワーク型コンパクトシテイ構想」に関する方針転換が前提にも拘らず、そのことについての言及がありません。方針転換の理由を述べたうえで個別質問への回答があるべきです。
市長の基本姿勢は「本市のように市域面積がそもそもコンパクトで、周辺部は大半が農振地域で開発できるところが少なく、更に周辺部にも一定の居住地と人口が張り付いているまちに馴染む考えなのか、本当に公共施設や都市機能の集約を進めてよいのか等(そのほか交通ネットワーク整備の展望、人口も僅か5万人等も述べたうえ)以前から疑問に思っていた」とのことでした。(22年7月に市長への手紙に対する回答での記述)
しかるに、今回の総合計画改定案は、多極ネットワーク型コンパクトシテイ構想を前提にしたものです。
コンパクトシテイに疑問(=否定)を呈していた市長が、方針転換した理由を全く述べずして大きな転換をすることは、市民に対する裏切り行為としか言えません。
市長選の際、病院の現地半額建替えを公約に当選され、その後、無理だったとして、簡単に公約を反故にされた時の姿勢と大差ないと言えます。
再度申し上げます、市長として2年目になる昨年7月、野洲市の実態をるる述べたうえで、多極ネットワーク型コンパクトシテイ構想に疑問を呈しておられました。即ち否定しておられた。それから僅か1年で、否定から方向転換をされた訳ですから、その理由を明確にお答え頂く責任があると考えます。
今度こそ真摯で明確なご回答を願うものです。

 




A 再度のご意見をいただき、ありがとうございます。
私は、多極ネットワーク型コンパクトシティ制度自体を否定しているわけではありません。当制度は、人口減少・少子高齢社会においても持続可能なまちづくりを進めるために有効な制度であると認識しています。
このことを踏まえ、私が申し上げたいことは、すでに第2次野洲市総合計画に位置付けている多極ネットワーク型コンパクトシティの考え方を基本としながら、本市の実情に即したより良い運用をすべきと考えているということです。
なお、具体的な内容につきましては、前回に回答させていただいたとおりです。

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