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市長へのご意見・ご提案(令和5年4月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

なお、投稿および回答内容は、その時点での対応であり、現在の状況と異なる場合があります。

通学路の安全対策について

Q 小学生の保護者です。●●班の集合場所から●●通りに出るまでの100Mほどの市道が、車の通り抜けが多く、また道路脇に幅1M深さ1Mの用水路(柵なし)があり、大変危険な状況です。
道路河川課と野洲小に尋ねた所、通学路なのに認識されていませんでした。(要望し通学路に認識されました)その影響か、道路河川課の方には、対策を取っていただけず、それどころか車両への配慮と思われる白線を引かれて、通学する児童の歩くスペースを無くしてしまっています。用水路は増水すると大変危険な流れになります。
直ちに対策を講じていただきますようお願いします。(グリーンベルトや用水路転落防止の柵や時間帯一方通行など)
令和5年からも新一年生も増えます。現在登校している児童も低学年が多いです。何かあってからでは取り返しがつきません。何卒速やかな対応をお願い申し上げます。


A 野洲市における通学路の安全対策における取組については、継続的かつ一元的に進める必要があり、守山警察署、滋賀国道事務所をはじめ、滋賀県南部土木事務所、各学校代表者、PTA代表者、自治会代表者などで構成する通学路交通安全推進会議を年3回開催しております。この会議の中で、具体的な取組に向けた道筋を明らかにするため、「野洲市通学路交通安全プログラム」を策定し、改善と充実を図っています。
この野洲市通学路交通安全プログラムにおいて、●●様からご意見をいただきました●●班の集合場所から●●通りに出るまでの約100mの市道を通学路及び対策必要箇所として位置付けたところです。
このため、令和5年度の通学路交通安全推進会議でグリーンベルト等の安全対策について検討を進め、令和6年度に対策工事を実施してまいりたいと考えています。
今後も通学路の安全性を向上させるための方策として、スクールガードをはじめ、地域の方、保護者の皆様による見守り活動、ドライバーへの運転マナーの向上、指導・啓発を強化するなど関係機関と協力しながら、ハード対策とソフト対策を両輪にし、通学路の安全性を向上させてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

野洲市内での公立小中学校、幼稚園におけるPTA加入説明について

Q 近年、PTAの在り方について、全国的に様々な声が上がっています。
大津では、大津市教育委員会が【運営の手引き】を作成し、市内の学校長に配布しています。PTA問題に関する課題や対応が明文化されており、それに基づき、市内の学校それぞれでPTAをアップデートする取り組みが行われているとのことです。
PTA活動の意義や効果とは別に、加入の任意性が説明されないまま事実上の強制加入となっている状態を改善してほしいです。
【質問1】現在、野洲市内でPTAの任意加入について説明・意思確認している学校、園はどのくらいありますか?新入学、入園の時点で案内があり、そこで加入の意思確認が問われなければ強制加入と同義です。「免除」規定があることからも、そう解釈できます。
(そもそも、病状や家庭環境という極めてプライベートな個人情報を役員に公開しないと免除されないということも、PTAの在り方が時代にそぐわない重要な点だと思います。)
【質問2】市長は、大津市教育委員会の作成した【PTA運営の手引き】を読んだことはございますか?また、PTAの強制加入についてどのようにお考えでしょうか。市内の公立学校・園に通う親子全てに関わることですので、ぜひお教えください。


A 所管する市教育委員会より、以下のとおり回答を得ました。

【質問1について】
PTAの任意加入については、市内の7校及び3園が入学説明会等で説明しているとのことでした。また、加入の意思確認を行っているかということについては、各校園とも考え方が違っていました。従来からほとんどの小学校では、PTA地区委員が会費を徴収しており、会費の納入をもって加入の意思を確認しているという考え方があります。その一方で、幼稚園では「入会申込書」あるいは「同意書」等の提出で入会の意思の確認を行っているPTAがあったり、小学校では加入しないという意思表示として、保護者から「非加入届」を提出してもらったPTAが令和4年度ありました。また、令和5年度からPTA会費納入だけでなく、「加入届」の提出を求めようとしているPTA、令和5年度1年間かけて加入届の問題を整理していこうというPTAも複数あります。
いずれにしましても、それぞれの学校園の保護者の考え方やPTAの実態、地域の実情によって、加入(非加入)の意思表示をどのように求めるのかについての考え方が違います。また、●●様もご指摘のように、PTA役員の免除規定の問題もあります。役員選出に公平性を求めるあまり、出産や介護といった個人的な事情やプライベートな情報まで申し出ることになっている問題についても、各PTAで検討する必要があると考えます。

【質問2について】
大津市教育委員会が作成した『学校園管理者のためのPTA運営の手引き~誰もが参加しやすいPTA活動をめざして~』を読んだことはございませんが、近年、新聞でもPTAのことが話題になっていることは認識しております。
そして、PTAの加入については、様々な考え方があると思っております。
PTAに関して教育委員会に、「運動会の準備や校地の草刈り、通学路当番がいやだといってPTAに加入しない人のために、わが子のためになるなら協力しようと考える人の負担が増えるのか」という声が寄せられていると聞いております。また、●●様がご指摘のように、PTAが事実上の強制加入になっている実情を問題であると考えている保護者もおられます。このように、一言にPTAの問題といいましても、保護者の中には様々な視点から、様々な考え方をされているものと考えており、野洲市がPTAのあり方を決めて、それに各校園のPTAがしたがうという問題ではないと考えます。したがいまして、各校園のPTAが所属している会員の意見集約や問題の整理を行って、自分の学校園のPTAをどのようにしていくのか、先ずはみなさまで議論していただきたいと思っています。
 

選挙管理委員の対応について

Q 海外在住のため実家の住所を記入。昨年の総選挙の際の在外投票の手続きの際 投票用紙と共に返送されてきた在外選挙認証には、交付年月日と住所が何も記入されておらず、到着日も遅く棄権しました。
ずさんな対応はその後に帰国の際、市役所を二度訪ねましたが、担当者は出てこられず。
その後、投票用紙を返送して欲しいとのメール。これが普通の状態なのでしょうか?


A この度は市職員の対応において不愉快な思いをされたことに対しお詫び申し上げます。
選挙事務を所管している野洲市選挙管理委員会に確認したところ、以下のとおり、回答を得ました。

ご指摘いただいているのは令和4年7月10日執行の第26回参議院議員通常選挙の選挙期間中での在外投票手続きの際の対応と存じます。まず、投票用紙の到着が遅くなったことについては、令和4年6月23日に●●様の請求書が到着し、電子メールにて内容確認を取らせていただいた後、6月25日に投票用紙等の必要書類を送付させていただきました。その際に担当より電子メールでもお伝えしておりましたが、国際郵便であるためご本人様への書類の到着に時間を要したものと考えられます。つきましては、選挙期日までに投票を完了するため、今後の選挙において請求書をもう少しお早めにいただくか、在外公館における投票についてもご考慮いただきたいと思います。

次に、選挙管理委員会から投票用紙の返送の依頼を行ったことにつきましては、公職選挙法施行令第65条の17第2項の規定により、投票で使用されなかった投票用紙につきましては、返送いただく規定があり、担当からご依頼させていただいたものです。

ご指摘いただいています在外選挙人証の未記入箇所につきましては、直ちに修正致しますので、大変お手数をおかけしますが、別途送付させていただく返信用封筒が到着次第、在外選挙人証を封入いただき返送をお願い申し上げます。届き次第処理を行い、改めて在外選挙人証をご返送致します。在外選挙人証の発行について不手際があり、大変申し訳ございませんでした。今後同様のことが起こらないよう徹底してまいりますので、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。以上が、野洲市選挙管理委員会からの回答となります。
 

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