ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。
なお、投稿および回答内容は、その時点での対応であり、現在の状況と異なる場合があります。
Q 河川敷近くに住んでいるのですが、よく散歩へ河川敷へ行ったり、子どもと遊んだりしているのですが、芝生のところに小さい子どもが遊べる遊具があったらいいなと思います。うちは、今●歳と●歳の子どもがいます。
あと河川敷へ登る時もベビーカーだと階段の上り下りが大変なので、ベビーカーでもスムーズに河川敷へ行ける道を作っていただけたら、うれしいです。是非検討お願いします。
A 野洲川河川敷については、芝生のある広場としてご利用いただいていますが、本来は大雨等の洪水時に水が流れる役割を果たす河川の敷地になります。
このため、野洲川河川公園にある各施設やフェンスなどは、増水時にこれら構造物等が流出しないように撤去などができる構造となっております。今回ご要望いただいた遊具などについても、撤去や移動ができる構造の遊具となります。
この撤去や移動できる遊具となりますと、遊具自体が不安定であり転倒等の事故の可能性があります。このため、ご利用いただくお子様の安全確保を考えますと難しいと考えますので、河川敷への設置は致しかねます。
また、河川敷へ上り下りする階段については、河川堤防の形状に合わせ整備された構造物であり、ベビーカーでの利用は困難な状況です。
野洲川を管理する琵琶湖河川事務所野洲川出張所へ確認したところ、増水時に役割を果たす堤防であるため、現状では道を付けるために切下げ等を行うことは難しいとの回答でした。少し遠くなりますが、野洲川河川公園へ降りるスロープなどをご利用いただきますようお願い致します。
Q 現在、●●歳の母は●●で一人で住んでいます。週5日デイサービスに通い、天気の良い日は畑に行ったり、草取りをしたり、足腰は丈夫な方で、民生委員さんはじめ、地域の方々に見守られながら今日までやって来てくれました。
しかし、やや痴呆が進みだし、ご近所さんにご迷惑をおかけしたと聞きました。そこで、すみれ園の入居についての説明をお聞きしましたところ、入居すれば、デイサービスには行けず、コロナ問題で外出、面会(家族と共に)も出来ず、大人しく部屋にいるしかなく、痴呆が進むとの事でした。
特養の為、デイサービスの趣旨とは違うのでデイサービスには行けないとの事です。ほぼ毎日デイサービスを楽しみに行っていた母が個室に入った場合、食事の心配はいりませんが、毎日のリズムが無くなり、生きる楽しみがなくなります。
どうか歩ける間、楽しいひと時が過ごせるように、デイサービス利用を可能にしていただき、人生を謳歌出来ます様にお願いいたします。
以前、●●にコミュニティバスが来ますようにとお願いしましたが、夢を現実としていただき、ありがとうございました。
A お母様がご長寿でおられ、地元地域の見守りのなかでお過ごしになってこられたこと、また特にデイサービスに楽しく通っていただいていたことを私も大変喜ばしく思います。
お手紙の文面から、今回大篠原に整備された特別養護老人ホームに入所されたのであれば、施設の説明のとおりデイサービスは利用できなくなってしまいます。
介護保険の制度では、二つ以上の介護サービスを期間や時間を重複してお一人の方に提供することはできない定めになっております。今まで通っておられたデイサービスは「在宅介護サービス」というもので、自宅に居られる方がデイサービスに通っておられる昼間についてサービスを受けられるものです。一方、特別養護老人ホームは「施設介護サービス」であり、宿泊施設や介護付き住宅とは違い、365日/24時間、お母様にはその施設による見守りや身体のケアのサービスが提供されるというものです。従いまして、特別養護老人ホームに入所されている方がデイサービスも受けていただくと、サービスの重複に当たることからできないという定めになっています。これは介護保険の給付の全国的なルールですので、ご理解いただきたく存じます。
また、ご家族との面接ができなくなっていることも、残念で淋しいことではございますが、新型コロナウイルス感染症対策のため当分はやむを得ないことだと考えています。
なお、特別養護老人ホームでも、日中は入居者様のレクリエーション活動や介護予防に取り組まれているところが多くあります。今まで通われていたところに行けなくなりますが、そういった取組の状況がどのようになっているか、施設にお問い合わせいただければと存じます。
Q 1.バイパス工事に伴うオリベスト敷地内の掘削作業について、敷地内の土壌からクリソタイルが検出されている報告を見ました。掘削作業はテントで囲って行うとされていますが、テントの外へクリソタイルが飛散しないように、対策は取られていますか。
以前はテント内を負圧にすることで、クリソタイルが飛散しないようにした上で、蛍光分析を行って空気中への飛散状況を常に確認すると聞いていました。しかし、最新の報告書では、その2つの文言が記載されていません。代替案が出たのでしょうか。どうなっているのでしょうか。
2.クリソタイルを含む土壌の掘削では、HEPAフィルターを通して換気することで、クリソタイルの飛散を防ぐと報告されていましたが、HEPAフィルターの集塵能力、予想されるクリソタイルの形状、HEPAフィルターの交換周期、HEPAフィルターのメンテナンスについて全く記載がありませんでした。どのように見積を立てておられますか。
3.クリソタイルが飛散する可能性が0ではないです。周辺住人の健康診断を実施していただけるのでしょうか。
4.バイパスを作ることで、三上神社~行畑周辺の道路が混雑する可能性を示唆されていました。その混雑の予想をシミュレーターで行ったとされており、シミュレーターのソフト名、測定条件、誤差が何%あるのかなどの開示を求めましたが、報告書に全く記載がありません。どうなっていますか。
また、事業側の会見では、予想した混雑は、生活に問題がないレベルであるとされていましたが、何をもって「支障がない」と判断されたのか、その根拠を教えてください。バイパスに携わっておられる役所の方には申し訳ありませんが、何年も前に要求した内容が全く記載なしなのは、どういうことでしょうか。
担当職員に求めたことが開示されないので、こちらの意見書に送らせていただきました。工事はすでに着工予定日が決定しており、目の前に迫っています。ぜひ、早期の回答をお願いいたします。
A 国道8号野洲栗東バイパス事業については、事業主体である滋賀国道事務所と連携し事業を進めています。今回の地下道掘削時に確認されたアスベストについては、当初想定していなかった箇所からの出現であった為、滋賀県南部環境事務所や大津労働基準監督署など関係機関と除去方法について急遽、協議を進めておりました。また、平行して隣接する自治会役員や国道8号バイパス事業対策委員会へ事前説明を実施し、当該箇所の処理方法について、ご説明させていただき工事着手に向け準備を進めております。今回は、緊急的な対応となりましたが、バイパス事業用地に埋設されているアスベスト処理については、事前に地域の皆様へ説明会を実施した後に、工事着手と考えておりますのでご理解いただきますようお願い致します。
ご質問については、特に専門性の高い内容のため、滋賀国道事務所より下記の通り、頂戴したご意見ごとに回答をいただきましたのでご確認ください。
(意見1)
バイパス工事に伴うオリベスト敷地内の掘削作業について、敷地内の土壌からクリソタイルが検出されている報告を見ました。掘削作業はテントで囲って行うとされていますが、テントの外へクリソタイルが飛散しないように、対策は取られていますか。
以前はテント内を負圧することで、クリソタイルが飛散しないようにした上で、蛍光分析を行って大気中での飛散状況を常に確認すると聞いていました。しかし、最新の報告書ではその2つの文言が記載されていません。代替案が出たのでしょうか。どうなっているのでしょうか。
(回答)
バイパス事業用地のオリベスト敷地内にて地下道工事を行っていたところ、クリソタイルを含有する紙片(以下、石綿紙)」が埋設されていることを確認しましたので、その旨沿道自治会様に報告いたしました。
今回の工事は、情報収集やボーリング調査では石綿紙は確認されなかったことから工事を進めて参りましたが、掘削途上で想定外に石綿紙が確認されたことから急遽工事を中断し、飛散防止のため監督官署へ協議を行い指導のもと対策を講じます。
主な対策として工事箇所を隔離養生テントで囲み、負圧集塵装置(HEPAフィルター付)により除去作業を行います。また作業前・作業中・作業後毎にアスベスト濃度測定(位相差顕微鏡法)を行い監視致します。
(意見2)
クリソタイルを含む土壌の掘削では、HEPAフィルターを通して換気することで、クリソタイルの飛散を防ぐと報告されていましたが、HEPAフィルターの集塵能力、予想されるクリソタイルの形状、HEPAフィルターの交換周期、HEPAフィルターのメンテナンスについて全く記載がありません。どのような見積を立てておられますか。
(回答)
石綿紙除去作業に際しては、HEPAフィルター付負圧集塵装置を使用します。使用する集塵装置により性能は異なりますが、今回の地下道工事で使用する集塵装置の規格は以下を予定しています。
集塵効率:0.3μm粒子に対して99.97%以上を捕集(HEPAフィルター使用時)
HEPAフィルター交換目安:300時間程度
(意見3)
クリソタイルが飛散する可能性は0ではないです。周辺住人の健康診断を実施していただけるのでしょうか。
(回答)
周辺住民の方の健康診断を実施する予定はございません。
(意見4)
バイパスを造ることで、三上神社~行畑周辺の道路が混雑する可能性を示唆されていました。その混雑のシミュレーターで行ったとされており、シミュレーターのソフト名、測定条件、誤差が何%あるのか。などの開示を求めましたが、報告書に全く記載がありません。どうなっていますか。また事業側の会見では、予測した混雑は生活に問題がないレベルであるとされていましたが、何をもって「支障がない」と判断されたのか、その根拠を教えて下さい。
(回答)
将来交通量は、現在の交通量や車線数、混雑状況を勘案した上で予測を行っています。なお将来交通量予測については道路計画において広く用いられる手法により行っております。
大規模な交通改変を計画する場合には交通シミュレーションを実施することもございますが、今回のバイパスとの交差点に関しては交通シミュレーションまで実施致しておりません。県道小島野洲線を含め交差点の混雑度を示す指標「交差点飽和度」を用いて検証しております。これは将来交通量を用いて、直進左折車線や右折車線の交通量を処理するための信号現示の時間も考慮して算出するものです。県道小島野洲線を含めこの指標「交差点飽和度」が基準超過しないことを確認しております。
市といたしましては、引き続き、地域の皆様の安全安心なまちづくりが進められるよう、国、県と連携し事業を進めてまいりますので、よろしくお願い致します。
Q 春休みに子ども達に楽しんでもらいたくてコミセンの調理室をお借りしてパン作りをしたいと思い、コミセンなかさとに聞いたのですが貸せないと言われました。サークル活動なら貸せるけど、そうでない場合は貸せないとの事だったのですが、以前コミセンひょうずでは快く貸してくださいました。
今回に限らず、以前からコミセンなかさとはなかなか貸してもらえずにいます。
なぜコミセンによってこんな違いがあるのでしょうか。コミセンは市民が借りられる場所と認識しておりますが、厳しい条件があるのでしょうか。
悪用する訳ではなく、子ども達に気軽に楽しんでもらえる場を提供したいだけなのに何故貸していただけないのでしょうか。
A 今回の件について、コミュニティセンターなかさと事務員に経緯などを確認いたしましたところ、電話で詳細にお話しをお伺いする中で、利用申出の内容が、コミュニティセンターの利用の許可条件である団体(サークル)に該当せず、さらに、これからSNSで人を集められることから営利目的と判断されたため、お断りをしたとのことでした。
また、以前コミュニティセンターひょうずをご利用いただいた際は、団体でご申請をいただいており、営利目的ではないと判断したので許可をしたと確認いたしました。
現在、野洲市内におけるコミュニティセンターは、市民が市内の身近な地域において自主的に交流し、互いに連携を図り、市民活動を促進することにより、市民主体のまちづくりを進めることを目的としております。利用される許可要件としては、2人以上で構成する団体やサークルに対して利用を許可するものとして全コミュニティセンターで統一しておりますので、ご了承くださいますようお願いいたします。
Q 野洲市に一人で住む義母が家の水漏れ業者に約六回も修理を依頼して、多額のお金を支払い、人間不信、引きこもりになってしまいました。音信不通になり、住む場所も遠いのでとても心配です。
詐欺や嫌がらせ等による被害は色々あると思いますが、市民をきちんと守っていただければ幸いです。注意換気や見守りを宜しくお願い致します。
A 消費生活相談につきましては、野洲市役所内に消費生活センターを設置して、相談の助言や斡旋等により解決のお手伝いをしています。今回の義母様の修理費用に関するご相談に関して回答を書かせていただく前に、詳細な内容をお聞きしたく、当センターの消費生活相談員からご連絡差し上げましたところ、「今は義母の個人情報は伝えられないが、本人の希望があれば連絡をいたします」とのお返事でしたので、御連絡をお待ちしています。
また、市における詐欺等の消費生活に関する啓発につきましては、毎月の広報における「消費生活シリーズ」の掲載や、自治会回覧板で消費者トラブルに陥りやすい事案の注意喚起を行うとともに、地域の民生委員児童委員による訪問等の見守り活動を積極的に実施しているところです。併せて、野洲市見守りネットワーク協定を41事業者・団体と締結し、野洲市内で活動する際に、市民の異変に気付いたら、市に通知する仕組みを構築しています。
今後も、注意喚起や見守り活動をより一層努めてまいります。
Q 地域から聞こえる声はコロナワクチンの接種の情報がないので不安です。ホームページの更新もないし不安が先行しています。市としてワクチン接種が不明であっても市民に今の状況を伝え不安を取り除くことが必要です。早急にホームページの更新をお願いします。ワクチン接種状況が未定であっても毎週情報発信してください。ホームページを見ておられる方は多くおられます。更新していないことに不信感が出ています。以上の件よろしくお願いいたします。
A 連日、テレビや新聞で、国内外における新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に関する報道がされているところ、市からのワクチン接種に関する情報が少なく地域の皆さまが不安に感じておられるとのことについて、ご意見をいただきありがとうございます。
さて、新型コロナワクチンの接種を安全かつ早期に実施するために、野洲市におきましても、令和3年2月1日から健康推進課内にワクチン接種推進室を設置し、接種体制の構築に向けて医療従事者の確保や会場の確保、予算の確保、接種券の発送準備、ワクチンの配分調査などの業務を進めているところです。
特に、65歳以上の高齢者につきましては、5月から実施できるように準備を進めており、3月31日に接種券等を発送いたします。
接種には医療従事者の協力と安定したワクチンの供給が必要です。しかしながら、報道等でありますように、国からのワクチン供給の見通し等に不明な点が多く、これまでは、お知らせできる情報が限られている状態でした。
しかし、ようやく、具体的な接種スケジュールをお示しできる準備が整ってまいりましたので、これから少しずつですが、順次、市ホームページや広報やす、民生委員児童委員協議会や自治会等を通じまして情報提供を行い、順次更新してまいりたいと考えていますので、地域の皆さまにもお声掛けいただき、ご協力賜りますようお願い申し上げます。