令和6年度新型コロナワクチン接種について
令和6年度以降の新型コロナワクチン接種については。個人の重症化予防による重症者を減らすことを目的として実施します。予防接種法のB類疾病に位置付けた上で、法に基づく定期接種(高齢者インフルエンザ予防接種助成制度と同様)として、新型コロナウイルス感染症に対する重症化予防を目的として実施します。
(注意)ワクチン接種は本人の同意に基づくものであり、強制ではありません。
接種の際は、ワクチンの効果や副反応のリスク等について正しく理解したうえで、接種の判断をしてください。
新型コロナワクチンについて詳しくは、下記の情報についても参考にしていただけます。
ワクチンの効果について
- 新型コロナワクチンは、有効性や安全性が確認された上で薬事承認されており、さらに、国内外で実施された研究において、新型コロナ感染症による入院などの重症化を予防する効果が報告されています。
- 2023/24シーズン(令和5年度秋冬の接種)で用いられたオミクロンXBB.1.5系統対応ワクチンの効果として、新型コロナ感染症による入院を約40~70%程度予防した等の報告が国内外で行われています。
ワクチンの安全性について
各社のワクチンについて、以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、重大な副反応として、mRNAワクチンについては、ショック、アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎、組換えタンパクワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。
また、ごく稀ではあるものの、mRNAワクチン接種後にギランバレー症候群が報告されています。接種後、手足の力が入りにくい、しびれ等の症状が現れたら、すみやかに医療機関を受診してください。
厚生労働省では、接種開始後から安全性についての情報を収集しています。
発現割合 |
症状 |
||||
mRNAワクチン |
組換えタンパクワクチン |
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ファイザー社 |
モデルナ社 |
第一三共社 |
Meiji Seika ファルマ社 |
武田薬品工業社 |
|
50%以上 |
痛み*1、疲労、頭痛 |
痛み*1、疲労、頭痛 |
痛み*1、倦怠感 |
痛み*1 |
痛み*1、疲労、筋肉痛、頭痛 |
10~50% |
筋肉痛、悪寒、関節痛、発熱、下痢、腫れ*1 |
筋肉痛、悪寒、関節痛、吐き気・嘔吐、リンパ節の腫れや痛み、発熱、腫れ*1、しこり、赤み*1 |
熱感*1、腫れ*1、赤み*1、かゆみ*1、しこり*1、頭痛、発熱、筋肉痛 |
倦怠感、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛、発熱、めまい、腫れ*1、しこり*1、赤み*1 |
倦怠感、関節痛、吐き気・ 嘔吐 |
1~10% |
赤み*1、リンパ節の腫れや痛み、嘔吐、疼痛 |
痛み*2、腫れ*2、赤み等*2 |
赤み*2、腫れ*2、かゆみ*2、熱感*2、しこり*2、痛み*2、リンパ節の腫れや痛み、発疹、腋の痛み |
かゆみ*1、下痢、吐き気、嘔吐 |
腫れ*1、しこり*1、赤み*1、発熱、四肢痛 |
各社の添付文書より厚労省において作成
*1:ワクチンを接種した部位の症状
*2:接種後7日以降に現れる、ワクチンを接種した部位の症状
下記厚生労働省のホームページについても参考にしていただけます。
令和6年度新型コロナワクチン接種概要
接種対象者(次のいずれかに該当する方)
- 市内在住の満65歳以上の方
- 60歳から65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障がいや、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に、日常生活がほとんど不可能な程度の障がいがある方(注釈)。詳細は、主治医とご相談ください。
(注釈)なお、令和6年3月末までの特例臨時接種の際の基礎疾患とは範囲が異なります。
例:高血圧、糖尿病だけでは対象になりません。
実施期間
令和6年10月1日~令和7年3月31日
(注意)医療機関によって、予約開始時期や接種開始時期は異なります。医療機関にお問い合わせください。
接種回数
年度内に1回のみ
(注意)対象者以外の人が接種した場合や、年度内に複数回の接種を受けた場合の費用は、全額自己負担となります
使用ワクチン
「JN.1系統及びその下位系統へのより高い中和抗体を誘導する抗原を含むこと」に対応するワクチン
本人負担額
2,100円
(注意)生活保護世帯、住民税非課税世帯の方は事前(2週間前まで)に、健康推進課で免除申請手続きをしていただきますと無料になります。申請書様式は下記ファイルをダウンロードできます。
健康診査受診料等免除申請書 (PDFファイル: 356.2KB)
健康診査受診料等免除のオンライン申請(野洲市)(野洲市 ネット手続き)
接種方法
直接接種実施医療機関にご予約ください。(注意)市の集団接種会場はありません。
なお、市からの接種券付き予診票の送付はありません。
野洲市、守山市、栗東市、草津市、他一部実施医療機関には予診票を医療機関に設置します。
実施医療機関
(注意)医療機関によりましては、予防接種の予約や接種等の開始が遅れる場合がありますので、ご注意ください。詳しくは、各医療機関へお問合せください。
- 下記野洲市内実施医療機関
- 守山市・栗東市・草津市の実施医療機関
- 近江八幡市の一部(伊良子医院・小西医院・中村医院・堀江医院・よしずみ内科クリニック・よりずみ医院)
- 湖南市の一部(荒川クリニック・ケアセンターこうせい・夏見診療所・野村産婦人科)
- 大津市の一部(小西医院)
- 東近江市の一部(近江温泉病院)
上記以外の医療機関での接種を希望される方(滋賀県広域化事業)
接種前に下記の滋賀県広域化事業「予防接種実施依頼書交付申請書」にて健康推進課に申請する必要があります。
また、入所施設等での接種を希望される方は、施設等にご相談ください。予防接種に係る必要な手続きを施設と行います。
- 健康推進課窓口で申請する場合の申請書:予防接種実施依頼書交付申請書(窓口申請用)
- 入所施設等から申請する場合の申請書:予防接種実施依頼書交付申請書(施設送付用)
予防接種実施依頼書交付申請書(窓口申請用) (PDFファイル: 101.4KB)
予防接種実施依頼書交付申請書(施設送付用) (PDFファイル: 96.4KB)
野洲市内実施機関一覧表
下記の医療機関一覧を参考ください。
(注意)接種希望者は、医療機関に予約を入れ接種を受けてください。
接種実施医療機関一覧(令和6年11月7日時点) (PDFファイル: 79.5KB)
予防接種健康被害救済制度について
予防接種の副反応による健康被害は、極めて稀ですが、不可避的に生ずるものですので、接種に係る過失の有無にかかわらず、予防接種と健康被害との因果関係が認定された方を救済する制度が設けられています。
詳しくは下記のページをご参考ください。
ワクチン接種後の副反応対応について
接種前の相談、副反応が出た場合の対応など、医学的見地が必要な専門的な相談について、滋賀県が相談窓口を設けています。
滋賀県新型コロナウイルスワクチン専門相談窓口
- 電話番号:077-528-3588
- ファクス:077-528-4867
- メール:滋賀県新型コロナウイルスワクチン専門相談窓口へメールを送信
- 受付時間:毎日 9時から18時まで(土曜、日曜、祝日を含む)
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部 健康推進課
〒520-2315 滋賀県野洲市辻町433番地1 野洲市健康福祉センター1階
電話番号 077-588-1788
ファクス 077-586-3668
更新日:2025年02月28日