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定例記者会見(令和4年7月21日)

定例記者会見の概要をお知らせします

このページは、野洲市政記者クラブ主催の定例記者会見の内容(概要)を広報秘書課でまとめたものです。案件説明は、市長及び担当次長が行っています。

日時

令和4年7月21日(木曜日)14時〜15時

場所

野洲市役所本館 第5会議室

案件

1.小規模保育事業者の公募について

資料1(PDF:322.3KB)

資料提供

1.県立高専の南部地域への誘致に係るキックオフミーティング

資料2(PDF:3.4MB)

市長あいさつ

皆さんお忙しい中、7月度の定例記者会見にご参加いただきありがとうございます。

本日の案件は、1件となりますが資料提供させていただきますのでよろしくお願いいたします。

次にお知らせとなりますが、今週18日に国連食糧農業機関(FAO)が滋賀県琵琶湖地域を新たに世界農業遺産として認定されました。この認定に先立ち、平成31年2月に日本農業遺産に認定された魚のゆりかご水田をはじめとする「森・里・湖(うみ)に育まれる漁業と農業が織りなす琵琶湖システム」の現地調査のため、6月16日に本市で取り組みを行っておられます須原魚のゆりかご水田を訪問され、琵琶湖から魚道を経由して遡上し、水田に生息する魚の確認などが行われました。
今回の認定で日本国内の世界農業遺産は13地域となり、かつ市内で「人と生きものが共存する農業」を目指して地道に取り組まれている ゆりかご水田が認められたことは、大変喜ばしいことと思っています。

最後に、今週の土曜日23日から野洲市農業者クラブ主催の「おいで野洲ひまわり迷路」が本市吉川にある「めんたいパークびわこ」近くの畑で開催されます。ひまわり迷路は耕作放棄地を活用して平成27年から行われ、コロナ禍により残念ながら2年間開催を見送られておりましたが、この度、3年ぶりの開催となります。
「野洲をもっと盛り上げたい」「野洲の農産物や農業のことをもっと知っていただきたい」と熱い思いをもった農業者クラブが観光振興や農産物のPRを行い、来園者を楽しませてくれます。
令和元年の実績は、市内外から約15,000人の来園があり、今年も大いに盛り上がると思いますので、ぜひ取材をお願いいたします。

質疑応答等

1.小規模保育事業者の公募について<健康福祉部・こども課>

記者… 待機児童が9人おられますが、過去の推移をお願いします。

次長… 国基準で平成31年4月1日現在、22人、令和2年4月1日現在で52人、令和3年4月1日現在で40人、令和4年4月1日現在で9人となります。

記者… 消費税が増税されたことにより保育ニーズが高まったと思いますが、野洲市としてどのように待機児童を減少させたのですか。

次長… 本年4月1日に小規模保育事業所を2園開園しておりますので待機児童が減少しています。

記者… 令和2年と令和3年を比較すると12人減少していますが、開園などあったのですか。

次長…開園はありませんが、保護者からの申請の結果、減少となりました。

記者… 市として、積極的に取り組まれていることはありますか。

次長…保育士を確保するため、平成28年7月に野洲市三方よし人材バンクを立ち上げ、入園の受け入れが出来るよう努めています。

記者… 待機児童が減少する中、今回新たに2園開園するため事業者を募集されますが、今後の保育ニーズをどのように想定されていますか。

次長…先ほど待機児童数をお伝えしましたが、これは国基準での待機児童数です。令和4年は国基準で9人ですが、総数の待機児童は49人となりますので、待機児童を減少させるため施設の整備が必要となります。

記者… 待機児童数の国基準とは、県庁が発表し、厚生労働省が集約している数値でよろしいですか。

次長… そうです。

意見交換等

・地域医療連携推進法人 湖南メディカル・コンソーシアムに関して

記者… 市長にお伺いします。7月13日の第3回野洲市議会臨時会での市長の答弁について確認させてください。東郷議員が湖南メディカル・コンソーシアムへの加入について質問された中で今年の1月31日の話がありました。パワハラを訴えていた元幹部職員は、1月31日に市長と病院長が別件で協議をしている最中に、市長自らが「コンソーシアムに加入した」と発言したのでその時に初めて加入を知ったと話していました。ただ、東郷議員の質問への答弁で、市長は「1月31日にはコンソーシアムに加入しているの?」と聞いたのだと答弁されています。「加入した」と言ったのではなく、「加入したの?」と聞いたのだということで間違いはありませんか。

市長… 東郷議員の質問を受けて全て確認をしておりませんが、1月31日は協議ではなく懇談会的な場で3者でお話しした中でのことです。その場は正式な会議ではありませんので、しっかりと調べて返答させていただきます。

記者… 東郷議員の答弁の中で、第3者からコンソーシアムの話が出て、「野洲市はコンソーシアムに加入しているのですか?」と聞かれて、「野洲市は加入しているの?」と聞いたのだと市長は言っておられます。「野洲市は加入しているの?」と聞いたのであって、「野洲市は加入している」と市長は発言した訳ではないということでよろしいですか。

市長… 調べさせてください。

記者… 東郷議員への答弁を行うにあたり、なにかの記録に基づいて答弁されたのですか。

市長… 質疑での答弁ですので、事前に通告がなく、唐突に質問されましたので事実関係を調べないまま申し上げている部分がありましたので、再度調べさせていただきます。

記者… 調べて教えていただけるということでよろしいですか。

市長… しかるべき時に。

記者… では、なぜ東郷議員の答弁に対して、「事実関係を確認してから答弁します」とおっしゃらなかったのですか。

市長… 通告なく質問がありましたので、そのことが出ませんでした。そのことも踏まえてまたお話しさせていただきます。

記者… 通告なく出てきたので、とっさに答弁したが、その答弁に対して自信がないということですか。

市長… そのことも踏まえてまたお話しさせていただきます。調査した上で連絡させていただきます。

記者… そもそも市長はこの法人に加入したいという意思は持っていたのですか。

市長… 持っています。

記者… なぜですか。

市長… コンソーシアムに加入するといろいろな情報が収集できると聞いておりました。会費も必要なく、入会するにあたり市としてデメリットも少ないとも考えておりました。当時も今もそう思っております。

記者… 病院長は反対されておられますが。

市長… 一番最初に病院長にお話しした時には、「良いことだ」と返事をいただいております。

記者… その時に病院長は、「良いことだ」と言ったのですか。

市長… 「いろいろなところから情報交換することは良いことでは」と病院長も言っておられましたし、「加入の方向でいきます」と伝えました。

記者… 「加入の方向でいきます」と病院長に伝えて、病院長から市長に対して「加入することに反対」という趣旨の話は全くなかったのですか。

市長… 一番最初はなかったです。

記者… 昨年の6月25日に病院事務部に「しばらくそのままにしてほしい」と市長が指示をしたと市長が3月の修正答弁で述べています。6月25日職員に指示した後、なにかコンソーシアムについて指示しましたか。

市長… しておりません。

記者… なぜそのままにしておいたのですか。

市長… そのままにしておいてもデメリットがある訳でもなく、加入すればメリットがあるという考えがありましたが、病院長がその時に「滋賀県立総合病院と取り組んでいることから加入する必要がない」と言っておられると病院事務部から聞きましたので議論する必要もないと判断しました。

記者… ではなぜ、昨年の6月25日から今年の3月までの間、なにも指示しなかったのですか。

市長… 病院長が「今、加入しなくてもいい」とおっしゃっているのに無理に加入する必要がないと判断し、そのままにしました。

記者… 市長は、3月の修正答弁において、6月17日に「表明・確約書」に署名して郵送した際に、コンソーシアムに電話をして「加入にあたっては、稟議が必要」と伝えたと述べておられますが、間違いありませんか。

市長… 間違いありません。

記者… 先方には、「あくまで表明・確約書ですよね」「入会申込書ではないですよね」と念を押したのですね。

市長… 念を押しました。

記者… 相手はどのように答えたのですか。

市長… 「分かりました」と。

記者… そもそもなぜ、6月17日に署名し、郵送したのですか。

市長… 6月17日におっしゃったのは、6月に会議があり、入会にあたり調査するため、「とりあえず表明・確約書を送付してほしい」と言われ郵送しました。会議が毎月あるものではないと聞きました。稟議が必要であると聞いておりましたので念押しさせていただきました。

記者… ハラスメントの答申書には、「6月15日頃に法人の担当者から野洲病院から何の返答もないが6月の理事会に諮るのに早く書類を送って欲しいと言われ、市長は自宅に用紙を送ってもらい提出した」と記載されていますが。

市長… 答申書の中身についてはコメントは差し控えさせていただきます。

記者… 「栢木市長が、事務局担当者から理事会に諮るため、早く書類を送って欲しいと言われて自宅に用紙を送ってもらい提出したが、反社会的団体でない確約書に過ぎないと認識していたと主張している」と記載されています。これは、栢木市長が主張していることであり、市長の主張についてお聞きしています。

市長… 答申書ついてはコメントできません。

記者… 市長の自宅に書類が送られてくること自体、良くないことだと思います。役所に送付してほしいと伝えるべきです。

市長… 軽率だったと思います。

記者… 一般的に地域医療連携推進法人という存在はあまり聞きなれないと思いますが、どなたから教えてもらったのですか。

市長… 県です。「一度聞いてみては」と案内いただきました。

記者… 病院長は当初、「良いことだ」と言って、途中から「加入する必要がない」と心変わりされたのですか。

市長… そういうことです。病院長室に行き、2人でお話しした中での話です。まず、病院長に理解していただかないと前に進められないという形で進めています。

記者… 事務局の担当者から「早く書類を送ってほしい」と言われ、自宅に用紙を取り寄せています。そして用紙を送る際に、更に電話で「これはあくまで表明・確約書ですよね」と確認したということですね。

市長… 「表明・確約書」ですので、入会申込書ではないと念を押しました。

記者… 担当者のお名前を教えていただけますか。どなたとやり取りされていたのか。

市長… 確認します。

記者… 3月の益川議員の質問を受けて、市長が直接コンソーシアムに電話をして削除されたということでよろしいですか。

市長… 法人のホームページに掲載されていることを聞き、おかしいと思い確認すると掲載されていたことから、すぐに削除をお願いしました。

記者… この時に先方にはどのように説明したのですか。

市長… 「まだ正式に加入していないです」と。「入会申込書を提出していないので加入はしていませんので掲載することは困る」と申し上げました。

記者… 加入もしていないのに掲載されるということは不自然です。

市長… これまでコンソーシアムに法人としての加入はなかったそうです。個人開業医の加入が多く、個人開業医が加入する場合は、「表明・確約書」をもって、入会するとお聞きしましたので、「行政は、稟議が必要である」と再三申し上げました。「別途、入会申込書が必要です」と伝えました。

記者… そのような大事なことを伝えているのに氏名を覚えていないのですか。

市長… どなたに伝えたかを確認します。

記者… コンソーシアムに直接電話をしても事務局が応対されます。担当者が常駐しておられないので「担当者の携帯に直接電話してください」とおっしゃいますが。

市長… 一つ一つ覚えておりません。1年前の話ですので、調べられる範囲でお知らせします。

記者… 事務局担当者から「書類を早く送ってください」と市長に直接電話してきたのですよね。

市長… 直接、私の携帯に電話がありました。

記者… 事務局担当者から直接市長に電話があり、「理事会に諮るので早く書類を送ってほしい」と言われた時に、「理事会で加入の承認をする」と聞いておられなかったのですか。

市長… その時に「これは加入申込書ではない」とお伝えしています。行政の場合は、稟議が必要で、決裁後、初めて加入になることから、私が反社会的団体かを表明したもののみであり、加入したものではないとお伝えしています。毎月審査するものではなく、あらかじめ提出してほしいとお聞きしました。

記者… 年に1回審査されていますが、認識されていますか。

市長… お聞きした記憶があるかもしれません。

記者… 市長は、益川議員が3月に質問するまで加入していたことを全く知らなかったということでよろしいですか。

市長… 全く知らなかったです。

記者… ではなぜ、1月31日に「加入しているの?」と言ったのですか。

市長… 正式な会議ではないことから、はっきりと覚えていません。

記者… 1月31日時点では、市長は「加入していない」という認識だったということですね。

市長… 加入したいと思っていましたが、「加入している」という認識はしておりません。

記者… パワハラを訴えられた元幹部職員は、市長が「コンソーシアムに加入した」と発言されたから、自分も病院長も驚き、ホームページで確認すると加入していたことを知ったと言われています。今、問題になっていることは、1月31日に市長が「加入している」という認識を持ち、それを隠していたのではないかという疑念を議会が持っているということです。議会で答弁されている訳ですから、あやふやな記憶で議会で答弁されている訳ですから、きちっと調べて答えて、私たちだけではなく、議会にも修正する必要があると思います。

市長… 軽率な発言をした部分もありますので、議会でしっかり答えていきます。その時も加入したと思っておりません。

記者… そのことは、おっしゃっておられますが、そのように思っておられない方もおられますので、当時のことを調べられる限り調べて、こちらに伝え、議会にも伝えないといけないと思います。

市長… 分かりました。

記者… ホームページに掲載されていたことについて、もし、加入していないのに勝手に加入している情報を公開されていたのであれば、謝罪が必要と思います。掲載を削除した時に、なぜこのようなことになったのか説明を受けなかったのですか。市長として抗議をしなかったのですか。

市長… 「表明・確約書をもって加入とはなりません」とはっきり申し上げ、「加入していない」と言いました。すぐに削除をするようにと。

記者… 取材をしていますと、先方の言い分としては、「当初から表明・確約書をもって加入になります」と説明しており、「表明・確約書」が市長から送られてきたことからホームページに掲載したとされています。

市長… しかし、送付する前には、私は「稟議が必要であることから加入ではないですよ」と確認しています。

記者… 加入もしていないのに掲載することがあるのですか。先方は、「表明・確約書」が送られてきたので加入する意思だと認識していたのです。

市長… 私は、「加入していない」と伝えています。「これをもって加入はしていませんよ」と言いました。

記者… そのような対応でいいのですか。

市長… 現実、加入していない訳ですから。

記者… 先ほども言いましたが、議会が疑念を持っていることから説明する責任があると思います。

市長… 説明します。

記者… 先方にもしかるべき説明を行っていただいた方がすっきりすると思います。今、問題になっていることの一つでもあることから、市は努力する必要があると思いますよ。

市長… 不適切な発言もあったかも知れません。きちっと調べて説明させていただきます。

記者… 説明していただきたいのは、1月31日に市長は、「野洲市はコンソーシアムに加入している」と発言しています。なぜそのような発言をしたのかが知りたいです。説明していただきたいです。

市長… 調べて議会に報告させていただきます。

記者… 分かり次第こちらにも報告してください。

市長… しかるべき形で報告させていただきます。

記者… 議会で辞職勧告決議(案)が提出されたことは大変重いことと思います。しかも、議員の約半数、1票差で否決されましたが、どのように受け止めておられますか。

市長… 重く受け止めています。辞職勧告決議(案)の提出理由は、パワハラに関して給与3割3ヵ月の減額は認めないという認識を持っています。

記者… 提出理由は、それだけではありません。提出理由の一つとして、今回のコンソーシアムに関して虚偽答弁とも言っておられますし、給与3割3ヵ月の減額のことだけではないという認識はないのですか。

市長… 主は、給与3割3ヵ月の減額と認識しています。

記者… それに対してどのように思われますか。どのように重く受け止めているのですか。

市長… 辞職勧告決議(案)が提出されたことは驚いています。重いと思いました。

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政策調整部 広報秘書課
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