このページは、野洲市政記者クラブ主催の定例記者会見の内容(概要)を広報秘書課でまとめたものです。
平成30年2月20日(火曜日)14時〜15時30分
野洲市役所 応接室
1.平成30年第1回野洲市議会定例会提出案件について
2.土地開発基金の整理について
3.平成30年4月1日付人事異動方針について
4.平成30年度保育園・こども園・幼稚園・こどもの家入所・入園状況について
5.三上小中小路工業団地造成事業について
6.大規模小売店舗立地法に基づく変更の届出について
7.工場立地法における緑地面積率等の緩和の検討について
・野洲市高齢者福祉計画・介護保険事業計画(案)に係るパブリックコメントの結果について
・野洲市立地適正化計画(改訂案)に係るパブリックコメントの実施について
今月の定例記者会見にご参加いただきありがとうございます。
本日の案件は、まず、今月27日に開会されます平成30年第1回野洲市議会定例会の提出案件となっています。特に新年度予算や条例が一番大きな内容となっています。
新年度予算については、あまり派手さはなく、市民の必要なサービスをできるだけきめ細かく提供するため編成を行っています。
主なものは、まず、1点目として学校施設の老朽化により大規模改修を小・中学校で行います。また、英語の教育支援員も配置します。これは、政府の働き方改革によるものです。
2点目に、先般、皆さんにも取材報道をしていただきました永原御殿跡ですが、2019年の国史跡の指定を目指して予算化しています。
3点目に、都市計画区域の見直しを予定しており、まだまだ市街化区域が不足していますのでコンパクトシティを進めるとともに市街化区域の拡大を目指した作業を進めていく予定です。
4点目に、クリーンセンター余熱利用施設整備ですが、現在、業者選定を行っており事業推進に向けた予算が組まれています。温水プールなどの予算です。
5点目に、市民生活相談ですが、多くの方に利用していただいておりますので、北部合同庁舎でも市民生活相談の窓口を新たに設けてサービスの充実を図るための予算が組み込まれています。
最後に、市民の便利を高めるため、コミュニティバス3台を新たに導入し、2路線増便する事業費も組み込んでいます。
以上が主な予算であり、あまり派手さはありませんが、ソフト・ハードとも、今まで行ってきましたサービスを一段と手堅く供給し、これに伴う体制を整える予算となっています。
次に提出する条例関係ですが、市民病院整備事業に関しては、地方公営企業法の全部適用の時期を平成31年4月1日まで延ばすことにしています。これは、駅前の病院が平成31年7月になりますので暫定措置として伸ばすとともに最終的な開院時期は未定ですので保留とし、現時点でのスケジュールを適正化するため条例を提出しています。また、市民病院に勤務する看護師を確保するため、看護学生への修学資金(貸し付け)の条例を提出していますが、これも平成31年7月から市民病院にしようとすると看護師を採用する必要がありますので提出しています。
次に、案件の土地開発基金の整理についてですが、これは補正予算にも絡みます。従前から整理を行っておりましたが今回、完結的な整理を行いました。本日、議会に情報提供しましたのでこの場でもお示しします。
次に、平成30年度保育所・こども園・幼稚園・こどもの家入所・入園状況ですが、保育園は、これまでの定員を40人増とし入所園児を138人増やしましたが、それでもまだ30人程待機児童が発生します。野洲市の子どもは、1学年で約500人ですから、これまで公立保育園やこども園を建設し、かつ民間にも支援して随分定員は増えていますがこのような状況です。また、学童保育(こどもの家)については、5年前に開所定員を約1,000人としましたが、更に来年度予算で新たに1ヵ所増設する予定です。
次に、三上小中小路工業団地造成事業についてですが、これは国道8号バイパスに絡む工場団地です。今回、ようやく方向が定まり移転企業の全面移転が必要なくなり、市の事業で行っています工場団地の割り振りが決定しましたのでお示しします。
次に、大規模小売店舗立地法に基づく変更の届出ですが、県から告示が届きました。本来ですと県がもっと意見募集等の周知を行うべきものですが知事から届いた意見照会についてご説明いたします。
最後に、工場立地法における緑地面積率等の緩和の検討についてですが、市内の事業所で大きな面積を所有している事業所がいくつかあり、設備投資がかなり盛んです。現在、緑地率が20%以上となっていますが、市の準則で制度設計を行えば増減が可能ですので、既に導入されています守山市や大津市の例を参考に検討を行おうというものです。今回、この検討方針を表明しましたのでお知らせします。
以上が概要です。詳細は、担当部長より説明させていただきます。
記者… 新年度予算に関して特に市長が力を注いでいるものは何ですか。
市長… 子育て支援として、まだ公立保育園やこども園を建設しているところはないと思います。また、高齢化や子育て支援対策として、移動手段の確保、路線バスの2路線を増便することも挙げられます。それと学童保育(こどもの家)もそうです。来年度1園整備を行いますが、今後、入所者が増える見込みがあれば、きちっと待機なしで小学6年生まで対応します。それと市民病院整備事業ですが、実施設計の予算や看護学生への支援予算など私としては、ようやく具体的に予算や事業に着手できることだと思います。
記者… あいさつの中で「ソフト・ハードとも両面で手堅く」とおっしゃいましたが、ソフト面とは何ですか。
市長… 市民生活相談を充実するということです。市役所本館のみではなく、北部合同庁舎でも行います。また、英語教育の支援員も配置します。オクトーバーフェストを開催しますので補助金の予算化などを行っています。
記者… 市民病院は、これから具体的に進むと思いますが、粛々と事業を進めるということですか。
市長… まずは、実施設計とシステム開発を行う必要があります。病院を持っていないまちが、病院を持つわけですから、結構な作業量や仕事が出てきます。きちっと専門家のノウハウを得ながら整備を行います。大仕事ではありますが着実に運べると思います。
記者… 市民病院予算ですが、一般会計と病院事業会計がありますが、実施設計の予算はどちらとなりますか。
次長…病院事業会計で予算化しています。これに伴いまして一般会計からは出資金を出しています。
記者… 先ほどシステム開発とおっしゃいましたが、これも事業会計ですか。
次長…財務や人事システムも事業会計で予算化しています。
記者… 今回、整理されましたが最終的にはどうするのですか。
市長… 基金を正常化するということです。財産は存在しますので、今後も適正に土地の管理を行うということです。
記者… 運用上、不明瞭な点は今回で整理したということですね。
市長… そうです。情報開示を行うことにより基金の健全化を行ったということです。
記者… 土地開発基金自体は、このまま残るのですか
市長… 残ります。
なし。
なし。
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なし。
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