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まちづくりトーク(駅前新病院を実現する会)

まちづくりトークを実施しました

駅前新病院を実現する会

 『駅前新病院を実現する会』の皆さんとトークを行いました。

日時…2021年10月5日(水曜日)15時00分〜16時30分
会場…コミュニティセンターきたの
参加者…駅前新病院を実現する会

栢木市長、赤坂政策調整部長、辻広報秘書課長、中塚広報秘書課専門員

以下トーク内容

司会
本日はお忙しい中お集まりいただきまして誠にありがとうございます。只今より駅前新病院を実現する会主催のまちづくりトークを始めさせていただきます。それでは開会にあたりまして会長よりご挨拶をさせていただきます。

駅前新病院を実現する会(以下、「会員」)
みなさん、こんにちは。本日は何かとお忙しい中、「元気な野洲まちづくりトーク」にご参加くださいましてありがとうございます。
昨年の10月に大きな公約を掲げて当選され、早1年になろうとしています。今日は市長さんのこれからの野洲のまちづくりの展望と題して、市長さんの熱い想いを聞けますこと大変嬉しく思っております。また、市民の声を吸い上げて明るく元気なまちづくりトークになることを願っております。
今、少子高齢化で人口減少が進んでいる現状、福祉や教育、環境、さらには市民病院整備と諸問題が多くありますが、市長さんがよく言われる民の知恵と力を大切にとよく言われておられますが、民間はもちろん市民の声も大事にした開かれた市政を期待しております。

司会
ありがとうございました。では、早速ですが、栢木市長よりこれからの野洲のまちづくりについてお話いただきたいと思います。市長よろしくお願い致します。

栢木市長(以下、「市長」)
みなさん、改めましてこんにちは。
今、市に対して住民訴訟が提起されております。まだ第1回公判も済んでおりません。10月に初めての裁判ということで、今いろいろ協議させていただいております。先日弁護士事務所にも行かせていただいて、係争中ということでございますので、病院問題、Aブロックに関して細かい話をさせていただくことができませんが、まちづくりトークということでございますので、いろいろなお話をさせていただけるのではないかなと思っております。どうぞよろしくお願い致します。
市長就任からもうすぐ1年になります。感想と言いますと初めて経験するコロナということで本当に翻弄されました。先月の9月30日に緊急事態宣言が解除され、10月1日からまん延防止措置はせず、ステージ3に引き下げられました。そういう状態の中で一番心配したのは、PCR検査が県下でどれだけ増えるかいうことでした。私のところにはPCR検査数の情報が県から入ってきます。県下で感染者数が何人かということで、昨日は7人の陽性者でした。野洲市はゼロでした。そして、県内で1人お亡くなりになられました。そういった情報が入ってきます。特に子どもさんがコロナに感染されると学校をどうするか、休校にするのかなど考えなければなりません。文部科学省の方も当初は学校を閉鎖しなさいということだったのですが、現在は閉鎖しないように言われています。授業単位が足らなくなるからということで状況が変わってきています。
コロナ禍の厳しい状況にある市民に対して、何か対策をしていかなければならないということで、学校の手洗い場を自動にしたり、事業者に対して補助金も出させていただきました。飲食店のコロナ対策認証店というのをご存知ですか。認証されますとその店にコロナ対策をしているという認証されたステッカーを貼ります。その認証を受けていただいたら野洲市から10万円の給付金をお支払いさせていただいています。どんどんコロナ対策、アフターコロナを睨んだ対策、取組をしていきたいと考えております。公約の1つである水道の基本料金減免もおかげさまで2期分を減額させていただくことができてよかったと思っております。
みなさんに大変ご協力いただいたワクチン接種ですが、65歳以上の方を7月末までに接種完了しなさいと国から指示がありました。当初そういう期限が決まっていませんでしたので、副反応のことも考えて野洲病院だけで進めるよう指示したのですが、7月末までに完了となると野洲病院だけでは完了できないということでイオンタウン野洲に会場を借りまして、その2箇所で集団接種をさせていただくことができました。順調に進んでおります。1回目の接種に70数%の方に受けていただきました。11月で一応集団接種を終了しようと言われていたのですが、まだ事情があって受けられていない人のために11月、12月も日と時間を絞ってですが、継続して接種の場を設けていきます。あと、個別接種は続けていきます。個別接種というのは、かかりつけのお医者さん8箇所プラス野洲病院で9箇所になります。その病院、医院に申し込んでいただけていたら接種を受けていただけます。中にはかかりつけ医でワクチン接種していない病院もありますので、そういう方のために接種会場はそのまま続けていきます。
ワクチン接種もいろんなことがありまして、最初は副反応が出て大変だということで、65歳以上の方の申し込みがありませんでしたが、すぐに今度は希望者が急増したため、こちらもパニックになりました。ワクチン接種状況については、新聞にも書かれます。野洲市は接種率が何%かと。そうするとそれを見て野洲は低いと言って厳しいご意見が来ます。しかし、接種率はすぐにまた上がると言っており、今はおかげさまで県下の中でも他市と同じように順調に進んでいます。
今後のことですが、福祉の充実の中で小学校6年生までの医療費の助成、どういうことかと言いますと、野洲市は医療を受けた時に1回500円払っていただけたら、残りは全部無償という制度は続けさせていただいており、今度は6年生まで幅を広げようということで、調整していきたいと思っています。
高齢者の方に関しましては、特別養護老人ホームがまだ不足しているということで第9期の事業計画で検討していきたいと考えております。野洲市も高齢化が進んでおりますので、安心して入所できるところを提供できるように思っております。
それとこの10月1日から返礼品を設定したふるさと納税を開始しました。市長に当選させていただいてから、ふるさと納税は返礼品のあるものでするべきと訴えておりました。まだ寄付額がいくらというのが分かりませんが、少しずつ入ってきています。ふるさと納税は返礼品があるかないか、無くてもふるさと納税はできますが、令和2年度の野洲市へのふるさと納税額は137万円でした。県下最低です。一番多かった時でも420万円。逆に昨年野洲市民が他の自治体に返礼品を目的としたふるさと納税をされた額は約1億円。だから1億円が野洲市から逃げているのです。返礼品は約100品目出させていただいております。ここにお越しの方は、野洲市民の方だと思うのですが、野洲市に在住の方は、ふるさと納税はできません。市外のお知り合いの方にぜひ、野洲市の返礼品、特産品を見てと言っていただけたらありがたいなと思います。牛肉もあります。税収アップに必ずなるとだろうと思っております。
次に国道8号バイパスについてですが、どんどん前に進んでいっております。これも当初令和6年供用開始と希望したのですが、令和7年ということで国の方が言っております。これも前倒しで供用開始していただけるように国にお願いをしております。この国道8号バイパスは、野洲から栗東までですが、それを北伸して竜王、近江八幡、御幸橋、昔の愛知川の方に繋げていくバイパスを国に要望しております。大津湖南幹線についてはやっと工事が始まって、前へ進んできました。この大津湖南幹線でもう1本橋がつながると市民にとって大津へ行くのにも非常に便利となると思っております。工事は順次始まっております。ただ、比江の旧道と湖南幹線が交差するところをどうするか、生活道路にもなっていますし、子どもの通学路でもありますので信号の設置を要望しております。
中主小学校、野洲北中学校の改修につきましても、どんどん進めていただいています。中主小学校は、後になって問題が出てきて随分工期が延びているような状態ですけども、やっと前が見えるようになってきました。野洲北中については大分出来てきたというふうに聞いております。
また、令和5年度開業を目指して新発達支援センターを建築するということで決定して、前へ進めております。今、発掘調査が終わったところです。
みなさん、ご存知だと思いますが、めんたいパークが野洲にできます。鮎家さんが残念ながら閉店され、めんたいパークさんがその場所を購入され、営業しますということで来庁されました。12月10日にオープンされるということですので、また機会がありましたら、行っていただければと思います。年間のお客さんを100万人ほど希望していると言っておられます。
それから野洲市から竜王に行く道があまりありません。国道を超えていくしかないわけです。県道野洲中主線っていう豊積の郷の前の広い道ですけども、あの道を真っ直ぐ大篠原の方にいくと、国道8号とぶつかりT字路になります。それを竜王インターまで伸ばして欲しいと県に要望しております。これができるとアウトレットへ繋がる道になります。アウトレットの年間の集客が約600万人と言われています。年間600万人のお客さんを琵琶湖、野洲の方に引っ張ってこられるということと、市民にとっては竜王インター行くのにも非常に便利にもなりますし、県にとってもいいということで提案させていただいております。
それと住み良さランキングというのをみなさん、ご存知ですか。マスコミなどにも出ているのですが。東洋経済(オンライン)というところが調査した結果ですけども2021年滋賀県内で野洲市は二番でした。一番は草津で、二番は野洲です。全国でいうと60位でした。何を基準にされているのか細かい基準があるようですが、流入人口と流出人口というのも大きなウェイトを占めているのと、そして企業が収益をあげている収益率というようなものが加味されるとか、いろんな要件があって順位を決められているようです。
これからのまちづくりの中で道づくり、そして流入人口を図る。流入人口を図って人口を増加させていかないと段々高齢化していくばかりです。私がそういうこと言うと、駅前にマンションを建てるのではないかとよく言われるのですが、私はマンションを建てるなんて一言も言っていません。これは議会でも言った話ですが、マンションは集合住宅です。集合住宅ではにぎわいにはならないと言っております。駅前ということは横に置いて、マンション自体は否定していません。野洲市には土地がいっぱいあるようで土地がない。家を建てられる土地という意味です。農振ってご存知ですか。農業をされている方は分かると思うのですが、農業振興地域っていうのがありまして、この地域に建物を建てようと思っても、なかなか許可が下りません。これが弊害になっています。湖南4市の中で唯一野洲市だけが人口が減少していくと推測されている要因の一つはそれだと思うわけです。本来、住宅がどんどん建てられたら、人口減少にならないです。それが野洲市は土地が青地だらけです。本来、新快速の発着駅を持っている野洲市です。利便性の高い街だから、通勤で大阪、京都に通う人であれば十分居住地にいいはずです。それがなぜならないかというと農振なわけですよ。この農振は約10年に1回見直しがあるわけです。その見直しがこの間ありましてそこで市街化が増えたわけです。例えば西河原の一部とか、野洲中学校の横の小篠原台といったところです。市街化区域のパーセンテージは野洲市が湖南4市の中で最低です。12%ほどです。他市は20%、30%とかです。だから野洲市は一番家が建てられる範囲が狭い。少ない。ただ、土地はないですが、求めている人は多いです。企業からも言われています。住宅地を増やしてほしいと。これを県や国へ要望に行っています。野洲市には野洲市の事情がある。農業放棄地、農地として米ができないような田んぼもあるわけです。私の家の近くもそうです。雑草になっている。そこは道がないからお米も作れず、草が生えているだけのところがあります。だからそういうところは農振除外して、住宅ができるようにして欲しいと要望しています。白地と青地というのがありまして、市街化調整区域でも農地が白地なら建てられますが、野洲は青地です。本当に厳しい状況です。だからちょっとでも国、県、国会議員の先生方にお願いをして、外していただいて流入人口が図れるよう頑張っております。
流入人口を増やすということがみなさんにとっても将来、負担の軽減にもなってきます。日常的に必要な市のお金というのは決まっておりまして、野洲市が運営していく上で基本的なお金があります。その分は人口が減ってきたら、一人にかかる負担が増えますし、もしくはサービスが低下するということになります。私がよく税収という言葉を出していると思いますが、税収をあげないとみなさんの生活に直結してくるわけです。それは理解していただけると思います。収入が無いのに同じだけのサービスができない。それをするためにふるさと納税も取り組みますし、流入人口を増やす施策というのを必死になってやっていこうとしています。お金を使うことは簡単です。みなさんのご家庭でも一緒だと思います。年収300万円の家が多いと言われていますが、300万円の年収で1,500万円の車を買おうとしていたら、みなさん怒りますよね。何を考えているのと。持続していけるような計画をしていこうと思ったら、やはり収入を図っていかないといけません。
また、野洲市は基金が乏しいです。基金というのはみなさんのお家でいう積立金みたいなものです。例えば、家が古くなってきたときのために積み立てしておこうとか市政でも同じです。そういう基金がなかなか積み上げられていなかったのです。将来に渡って、基金を積んでいかないといけません。やはり子や孫に借金ばかり負わすのではなくて、前を向いた市政を作っていってあげたいなと思っております。
とりとめのない話になって申し訳ありませんが、駅前をにぎわいのある街にするために、にぎわいを創出する場所ということに位置付けしております。だからそれで進めさせていただこうと方向性をお示しさせていただいております。1日も早く病院も整備してくように頑張らせていただきますので、どうぞよろしくお願いを致します。

司会
栢木市長、大変丁寧な説明ありがとうございました。ではこの後引き続き、質疑応答の時間を設けたいと思います。
では、質問のある方は挙手でお願い致します。

会員
色々市政について詳しい話がありました。前例のないことで、コロナで国も県も市も非常に苦労されておられます。ある評論家に言わせるとコロナ戦争と言われております。そういうご苦労なことは分かりますが、今日の会は、駅前病院を実現する会ですので病院のことに絞ってお伺いします。
先月3日の日に市長室で4,400の署名を提出しました。我々の要望はあくまで駅前Aブロック、これを実現してほしいということを申し上げました。市民によくわかる具体的な生の声を聞きたいです。ぜひこの機会にお伺いしたいと思います。

司会
すみません。開始にあたって病院関係は係争中のため、答えるのは難しいということですので、できる限り今の質問で答えられるところがありましたら、市長お願いします。

市長
申し訳ありませんが、この場ではお答えを申し上げられません。

司会
他に質問がある方、お願いします。

会員
新しい発達支援センターはどこに建設されていますか。

市長
新しい発達支援センターは、今の場所の裏に駐車場がございまして、そこに新しい発達支援センターを建てて、古い方の発達支援センターを解体したところを駐車場にします。日差しをつけて体が不自由な方でも雨が降っても来やすい、そういう設計にさせていただいております。

会員
市の本庁舎が老朽化しているから中主に本庁舎をもっていって、病院も中主にもってくるような話があると巷で聞きました。

市長
市長になって初めて庁舎に入りましたが、本当に手狭です。何か考えないといけないという話はしていますが、今は庁舎をいじるような時でもないです。中主に市役所をもっていくという話はありません。

会員
市三宅の交差点のところ、希望ヶ丘クリニックの反対側のところにウエルシアが建ちます。ウエルシアを中主にもっていって、市三宅の交差点のところにマンションを建てたら駅にも近い。そしたら中主はウエルシアがきたら活性化するのではないですか。

市長
申し訳ないですが、私はウエルシアの社長ではありませんのでそれを決める立場でありません。スーパーをもってきて欲しいとか私も聞くのですけど、祇王も昔、小さいスーパーがありましたが、結局閉められました。なぜかいうと普段は行きません。例えば、卵が1つ足りないから買いに行くとか、ソースが足りなくなったから買いに行くとか。ソース1本、卵1つ買ってもらっても店として成り立たないです。だから民間いうのはやはり売れる場所、利益があがる場所をリサーチしてお店を持ちます。

司会
ありがとうございます。他に質問は。

会員
議会だよりというのはなかなかいいものだなあと思います。これにはQRコードがついていますので、議会で質問した方がどういう質問をされて、市長がどういうふうに答えられているのか見られます。これは市民の方ももっと積極的に、今、市がどういう状況だということをもっと知って欲しいと思います。市長はAブロックには商業土地として、にぎわいをつくると言っておられ、面積が広くて、ものすごく価値があるというふうに仰っておられます。
南草津駅にもそういう施設が建っていますが、撤退していっています。全然商売がとして成り立たない。若い人たちは竜王のアウトレットに自動車で行っている。守山でも閑散としているわけです。にぎわいのある街って、草津ですと草津線がありますので、そういうところだったらできるかもしれません。それ以外のところに何をもってきても無理なのではとすごく疑問に思うのが一つです。
それからBブロックに病院を建てると駐車場が無いです。駐車場をどこにするとかいうのは仰っていないですし、文化ホールの駐車場がないです。

市長
Bブロックに関しましては、先ほども言いましたように係争中でございますので、詳しいことは申し上げられませんが、駐車場がどれぐらい取れるのかいうことを今進めている最中です。それを安易には答えると混乱を来たすことになるので、今は答えられず申し訳ありません。答えられる時期がきたら、説明もさせていただきます。
Aブロックのにぎわいの件ですが、サウンディングといって国交省の機関が市場調査をします。いろんな企業から市場調査、野洲の駅前の立地条件に対して意見聴取をします。ご意見を集約した中で野洲市ではどういうことをしていったらいいかということをそれから整理していく段階です。その必要な経費として495万円の予算を議会に提出しましたが、否決されました。サウンディングを止めることはできないので、それを外注せず職員の手で準備を進めさせていただいています。
それから、先ほど申された南草津駅前の施設ですが、あそこは市が建てています。市が建てて、民間を入れて広場とか会議室とかそういうものを設けておられます。私も行ったことがありますが、テナントで入る店は儲からなければ撤退していきます。そういうことを私は考えていません。だから民間に土地を貸すなり、どういう状況になるか分かりませんが、民間に建ててもらいます。民間が建てるというのは、自分のところでお金を出して商売をしていくわけですから、そんな簡単にやめたということで逃げていきません。

会員
流入は大事かもしれません。駅前にたくさん住宅が建って、マンションもどんどん建って子どもが増えたら、小学校のキャパは大丈夫ですかと以前聞いた時に市長の答えは、もし子どもが増えた場合、他市ではその1棟のマンションの子どもをバスで郊外の空いている小学校に連れて行って代用している例もありますと回答されました。

市長
その話は守山市の事例で言ったのですが、まず、野洲小学校のキャパは今大丈夫です。満杯で溢れているという状態ではありません。小篠原台の住宅地などができてもまだもう少し余裕があるという状態です。問題は北野です。北野小学校は先を見越して何か手を打っていかないといけないと職員には言っています。この前も視察に行って、学童の方も全部回って見させていただきました。中主、祇王、三上は減っていっている方ですので十分です。ただ、守山市さんは一時急激に増えた時には、その一団地のお子さんだけ別の小学校へという一時的措置をされたということは聞いておりました。丁寧に考えておりますので、ご安心いただけたらと思っております。

司会
ありがとうございます。他に質問のある方はいらっしゃいますか。

会員
身の丈にあった病院とはどのようなものですか。

司会
先ほども申し上げましたが、病院関係は答えられる範囲でということで市長お願いします。

市長
一言で身の丈にあったというと、いくらという基準はありません。野洲市は、税収が約80億円です。80億円の中に支出する必要なお金と返済可能な額も盛り込めることが身の丈にあっているということです。

会員
Aブロックの病院とBブロックの病院は何が違うのですか。病床数、診療効果、また地域包括はできないのでしょうか。

市長
先ほども申し上げましたが、申し訳ありませんが、お答えできません。

司会
私からも質問させていただきます。11月に出されるという財政改革の指針に関してわかる範囲でお話しいただけますか。例えば市民サービスにどのような影響が出るのか。

市長
まだこれからですけども、市民生活に直接影響がないように行財政改革をしていこうと思っております。ただし、若干は影響が出てくること、例えば使用料とかそういうものに関しては、影響が出ると思います。また施設についても今まで手付かずになっていた重複した施設として文化ホールが3箇所あります。この3箇所の維持管理費だけでもすごい額です。だからこれを集約していかないといけません。そういうことが行財政改革にあがってきます。

司会
ありがとうございます。では他にご意見がある方。

会員
これからのまちづくりというのはやはり病院を置いて他にないとは言いませんけども、私たちにとってはすごく大きなことです。
今の野洲病院は老朽化して、1日も早く建てて欲しいという状況です。とにかく、病院建設を優先して欲しい。Aブロックであればすぐに建てられると思う。

市長
今お答えはできないですが、一つお答えできるとしたら今、現野洲病院に指示して、医療機器など古くなってどうしようもないものは全部リニューアルしています。新しい機器を買っています。
ただ、確かに病院自体が老朽化して汚いとか、そういうことはもちろんご不便をおかけしており申し訳ありません。1日も早く前へ進めていけるように頑張っていきます。

司会
他にある方おられますか。

会員
最後に野洲市広報に病院の建替えができないと決まった時点で、素早く市民の方に知らせるべきだと思いました。

市長
市民病院整備運営評価委員会では建替えは不可能ではないということでしたが、いろいろな課題があるから難しいということでした。だから評価委員会でそう言われたからすぐどうするかというよりも、どうしたらいいかということで苦慮した中で現実的に建替えは難しいということで止めさせていただきました。

司会
それではこれにて会を閉じさせていただきます。ありがとうございました。

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