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市長へのご意見・ご提案(平成23年7月)

市長への手紙 主なご意見と回答(2011年7月受付分)

 ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱など)の広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと市長および担当課がすべて目を通し、回答しています。
 掲載内容は、広報秘書課で一部要約(不掲載もあり)しています。

三上小学校前交差点について

(写真)三上小学校前交差点

Q 三上小学校前交差点に右折レーンがないため、右折待ちの車が一台あるだけで後続車が詰まってしまい、渋滞を引き起こしている。渋滞が頻繁に発生するのでなんとかなりませんか?
早く右折レーンを作るべきです。それが無理なら道路を広げて、直進車が右折待ちの車の左を通れるようにして欲しい。それだけで随分改善されると思います。
 

A 市長へのメールにてご意見をいただきありがとうございます。
 ご指摘の交差点のあり方につきましては、私も同じ考えですし、三上自治会からも同様の改良要望をいただいております。県道であるため、道路管理者である滋賀県に再三提案していますが、県では「交差点を通過する車両のほとんどが直進車両であり、改良を行っても、国道8号の交通渋滞が緩和されない限り、当該交差点の渋滞は解消されない」と判断しており、交差点改良の取り組みは進んでいません。
 しかし、ご指摘のように問題は存在しており、また、国道8号のバイパス整備には、相当の年月を要するため、交差点付近には建物が建ち、以前よりも改修条件は困難になっていますが、何らかの改善を探っていきたいと考えています。
 

2011年7月受付/担当課:国県事業対策室

市政運営について

Q 発展しつつある市政に尽力を傾注されていることに敬意を表したいと思いますが、気のついたこと数点を申し上げます。

  1. いつまでも同和同和と同和問題を市政の柱にしているのはおかしいではないか。一般市民の方が圧倒的に多いのですから、逆差別の感じもする。
  2. アサヒビール跡地問題、今少し具体的にすべき。”市民活動拠点”とは何ですか?訳がわかりません。
  3. もっともっと若者に魅力を感じるまちづくりをしないと、“年寄り”と“同和人権”ばかりでは、活力ある町は作れませんよ。
     

A 手紙によりご意見をいただき、ありがとうございます。
 まず、同和問題への取り組みは柱になっていますが、それだけが、野洲市のまちづくりの柱ではなく、いくつもある柱のうちの一つという位置づけです。また、同和問題は、差別や人権侵害を受ける少数者だけの問題ではなく、差別する側になりがちな「圧倒的に多い」「一般市民の方」の問題でもあります。このことは、女性、子ども、高齢者、障がいのある人、外国人など他の人権問題の場合でも同じです。少数であっても差別を見過ごす社会は健全ではありません。
 ただし、今回頂いたように「逆差別」というご意見が出てくることにも理由はあると考えています。一例で申し上げますと、旧の有隣館(今年4月からは市民交流センター)の建替えの場合です。今春改築しましたが、3年前に私が市長になったときには、建設費、維持管理費とも2倍以上の規模、市の財政負担で見れば約3倍の規模で、設計や補助金手続きが同和行政として進んでいました。私は、現実に合わないと判断し、地域の方々や関係者との話し合いを重ね、理解を得て旧施設と同等の規模の現行施設となりました。近隣に先に完成していたコミセンとの調整が元々なされていれば、もっと有効な解決策もあったと思いますが、その時点ではギリギリの妥当な解決策であったと思います。この事例は、同和行政の問題ではなく、いわゆる箱物行政という別の問題であると考えていますし、当事者や地域の皆さんもそのように思っておられたから、建設直前の大幅な変更と1年間の遅れをご理解いただけたものと思っています。このような同和行政については、当然、廃していきます。
 同和問題をはじめ人権問題は、本当の実態を踏まえて、透明性と実効性のある取り組みを進めていきます。
 次に、アサヒビール所有地の買い取りについては、ご指摘のとおりです。当初から、明確な目的なしには買い取らないという方針のもとに、その可否について、公開の検討会や市民懇談会を重ねてきました。そのなかで、設備等が老朽化した文化ホールを簡素で機能的なものに建て替え、新しいホールを核にコミュニティセンター、図書館分館、シニアセンターといった複合施設を整備する。また景観に配慮した緑地や広場を設ける。さらには、そのような動きによって、隣接地の民間開発も進むのではないかなどの議論も進めてきています。
 このような経緯の中で、価格が妥当であれば、土地の取得を行い、その上で、改めて市民参加で具体的な土地利用を検討することとしており、議会でも審議の結果この方針をご了解いただいております。これから「訳」の中身を充たしていただくのは市民の皆さんだと考えています。若者に魅力のあるまちづくりも、まずは、この一連の取り組みの中で、基礎づくりを進めていきます。
 

2011年7月受付/担当課:人権施策推進課・企画調整課

職員の高齢者対応について

Q 数人の高齢者からの声をお伝えしたいと思いペンを取りました。
 高齢者のための地域包括支援センターが設置されていますが、本当に高齢者のためになっているのかとの不満の声が多すぎます。
 まず職員の対応が悪いとのことです。
 思いやりが感じられなく、人を見下したような態度で、そのうえ高齢者はほとんどの方が耳が不自由で相手の声も聞き取りにくいので職員の対応も聞き取りにくいのでゆっくりとはっきりと話してくれず、めんどうくさそうに職員としての仕事のみを伝えるだけで、とても嫌な思いをさせられているとのことです。
 地域包括支援センターの職員は他の課と違って高齢者が対象であるので相手の立場になって対応していただきたいと思います。
 今一度職員の資格や研修の見直しをしていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
 失礼ながら名前を書けないことをお許し下さい。
 

A 手紙によりご意見をいただきありがとうございます。
 職員の応対で不愉快な思いをされたことについてお詫びいたします。
 市の窓口での応対や、電話の受け答えについては「お客様の身になって」「わかりやすく」「ていねいに」行うよう指導しており、特に地域包括支援センターにおいては、ご意見のとおり、一層温かく丁寧な対応が必要です。今回このようなお手紙をいただいたということは、まだまだ十分な対応とサービスができていないということであり、今後各職場において市民の皆さまに満足いただける応対ができるよう取り組みます。

2011年7月受付/担当課:人事課

コミセンの避難所活用について

Q B-1104の方への返答についてですが。(私は質問した方ではありません)
 返答をみて疑問に感じる点がありましたのでお尋ねします。
 「コミュニティセンターなかさとを避難所として利用いただけますので、ご安心ください。」とありますがこの施設は夜間、正面入り口を除いて他の入り口は施錠されております。足腰に障害を持っている住民もいますよ。吉地方面から緊急時に避難する場合も遠回りをさせるのでしょうか?それとも24時間常駐される職員さんがおられ、深夜の災害の時でもすぐに避難者よりも速く解錠していただけるのでしょうか?防犯上の理由のような張り紙がされていたように思いますが、緊急時に役に立たないようでは「コミュニティセンター」の存在価値が大きく薄れませんか?自然災害は昼夜お構いなしにおこります。

(写真)コミセンなかさと

A 市長へのメールにてご意見をいただきありがとうございます。
 まず、先のお答えは、旧分庁舎付近において水害時に避難する場所が無いとのご意見に対し、コミセンなかさと等が避難所として利用いただけることをお伝えしたものです。
 コミセンなかさとに関しましては、進入口を4か所設けておりますが、通用口である他の3か所については、防犯上等の理由により通常は施錠しています。ただし、防災計画で定める災害発生時等の緊急時には、昼夜に関わらず施設管理者が駆けつけ通用口を開錠し、避難所としての役割を果たすこととしています。
 

2011年7月受付/担当課:協働推進課

旧分庁舎の利活用について

Q 旧分庁舎の利活用が暗礁に乗り上げているようですが、以前より要望のあるスケートボード、BMX、インラインスケートなどができる多目的施設として利用できないか提案させていただきます。
提案理由

  • 現在こういったニュースポーツを愛好する人口が増えているにも関わらず、練習できる場所がない。
  • こういったスポーツができる場所がないと禁止されている場所で行う者が出る。
  • 現在日本各地でスケートパークが続々と建設されているが滋賀県にはそういった施設が1つもない。(大津市で計画があったようですが話が止まっているようです)
  • 雨の日など特にできる場所がなくなるため、屋内でもできるような施設があれば、県外からでも人が来てくれる。
  • これから野洲市が更なる発展を遂げるためには旧中主町の活性化が欠かせない要素であると思います。そのために、若者が集まるニュースポーツ施設として分庁舎を再興することにより、元気な野洲市のまちづくりに繋がるのではないでしょうか?
    ご一考下さい。

最近できたスケートパーク

  • 八王子スケートパーク堺
  • 原池公園スケートパーク(10 月完成予定)
  • みなとのもり公園
  • 日本全国のスケートパーク
     
(写真)旧分庁舎

A 市長へのメールにてご意見をいただきありがとうございます。
 旧分庁舎建物及び敷地については、売却する計画で議会や市民懇談会でご提案申し上げましたが、売却しないで、活用策を再度検討して欲しいとのご意見を多くいただき、また、商工会から事務所としての借用依頼もあり、現在、旧分庁舎の有効活用を図るため、市の施設としての活用や市有地を貸し付けている商工会をはじめとする各種団体の集積等、再検討を進めているところです。
 スケートパーク等のニュースポーツ施設としての利用についても、旧分庁舎の有効活用のご提案として、検討させていただきましたが、天井の高さが低くスペースが狭いことや、2階、3階部分に設備を設置するには、建物の構造上、荷重に耐えられないため難しいと考えています。ご理解いただきますようお願い申し上げます。
 

2011年7月受付/担当課:総務課

市営住宅の照明について

Q 夜、十時過ぎに散歩をすることが多くあり、いつも感じているのですが野洲市吉地の市営住宅の玄関灯が煌々と灯されていますね。この時間になるとほかの家庭では全てといっていいくらい玄関灯は消されていますよ。
商業施設を除いて市内で一番明るいのは市営住宅です。無駄な電力を消費していませんか?
この玄関灯について

  • 入居者の意思によって点灯されているか、また何時まで点いているのか、必要か?
  • この玄関灯の電気料金は入居者負担かどうか
  • 電気料金を市(市民)が負担している場合、年間の電気料金は幾らかかっているか
  • 悲しき震災によって全国的に節電が求められる時にこのままでいいとお考えか

全てに明確にお答えいただき結果を公開し全国の国民の意見をいただきたいと思っています。
誠意あるご返答をお待ちしております。

(写真)市営住宅

A 市長へのメールにてご意見をいただきありがとうございます。 
 ご指摘の照明は、玄関灯ではなく市営住宅の通路照明で、共同通路部の防犯灯として、また、緊急(火災、自然災害)時において避難するための誘導灯として設置しており、暗くなれば点灯し、明るくなれば消灯しています。この通路照明の電気料金や維持管理に要する費用は、入居者自らが負担し、棟ごとに徴収し管理している「共益費」から支払われており、市の費用負担は発生していません。
 しかし、ご意見にございますよう、全国的に節電対応が求められている時期でもあり、市の負担の有無に係らず、通路照明として安全に支障のない範囲で間引き等の対応ができないか、入居者と協議してまいります。
 

2011年7月受付/担当課:住宅課

道路の舗装について

Q 野洲市○○xxx番地に隣接する(私が●●年ごろに寄付した部分)の道路の舗装がいまだになされていません。春から秋までの草引き掃除などは途方に暮れるほどです。長い間管理していますが、舗装が無理ならば私個人の土地に戻してください。
 

A 市長へのメールにより、ご要望をいただきありがとうございます。
 現地を確認させていただいたところ、道路の未舗装部分につきまして、普段から手入れしていただいていることが見受けられ、大変感謝しております。
 この箇所の舗装は、当該箇所は道路幅員が十分にあり、新たに舗装して幅員を広げることについては、必要はないと判断しています。市道の維持・修繕は、市内各所から同様の要望を多数賜っており、緊急性等を勘案しながら進めておりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。ただし、自治会で実施いただく事業に対しその費用の半分を助成する制度(自治会活動活性化補助金)を設けておりますので、市において☆☆自治会と協議の場を持ってまいります。
 なお、●●年頃に寄付いただいた箇所(○○xx△番地)の経緯について、確認いたしましたが、寄付いただいた箇所は既に舗装を終えており、ご指摘いただいております箇所(○○xxx番地)は、昭和□□年に買収されている土地であることがわかりましたのでお知らせいたします。
 

2011年7月受付/担当課:道路河川課

市営住宅の駐車場について

Q 野洲市市営住宅永原第一団地2号棟駐車場に関する陳情書
 駐車場において、いろいろな事件や苦情が後を絶ちません。
 駐車場における無断駐車や車上荒らし等の状況を14件列記

 我々入居住民が安心して駐車できますように、何卒、改善、ご検討を頂きますよう陳情申し上げます。できれば、大きな事件が起きる前に、監視カメラを昼夜作動できる設備を、何卒お願いも吸い上げます。
 永原第一団地入居者一同
 

A 今回陳情いただきました件につきまして、市営住宅駐車場の無断利用については、教育委員会の関係各課が学校を利用する団体に対し指導しておりますが、さらなる徹底を進めてまいります。
 また、車上荒らし等の対策については、監視カメラを設置する予定はありませんが、守山警察署に対し、状況を説明の上でパトロールの強化を申し入れてまいります。
 

2011年7月受付/担当課:住宅課

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