平成23年4月15日(金曜日)14時30分〜16時30分
野洲市役所本館3階第1委員会室
大津湖南都市計画区域区分(県決定)の見直しに伴い、滋賀県に対し、野洲市素案を提出することについて
市街化区域に次の2地区を追加する。
区域区分見直しに係る野洲市素案に同意し、これを県に提出することを承認する
篠原駅周辺整備に係る近江八幡八日市都市計画道路3・4・14号篠原駅南口停車場線を、近江八幡市が決定するにあたり、野洲市域を区域に含むことについての照会に対し、「都市計画上支障なし」として回答することについて
回答案に同意する
1月から3月中旬に市が実施した市民等意向調査(市民・事業者アンケート、市民ワークショップ)の結果、第3回野洲市の景観を考える委員会の会議結果、次回委員会の開催予定(5月下旬)の報告
総合計画、国土利用計画、都市計画マスタープラン等の上位計画に位置づけられている地域を基に、関係機関との協議を経て、3地区を候補地区とし、調整してきました。
そして、調整の結果、2地区を対象地域とすることとしました。
・市三宅東部地区について(約0.1ヘクタール)
隣接する区域は平成14年に市街化区域に編入され、現在、市三宅東部区画整理事業が進められています。地区は、今回、地権者の要望もあり、市街化区域に編入し、区画整理事業区域に含め、一体的に整備を進めるものです。
・市三宅・行畑・野洲地区(約17.4ヘクタール)
当地区は、野洲駅に至近(300〜800メートル)距離にある地理的条件に併せ、幹線道路が整備済みで、国道8号や守山市の市街地とのアクセスが良く、野洲市総合計画及び国土利用計画に即して策定した野洲市都市計画マスタープランにおいても、行政、文化、商業、業務、サービス、居住及びこれらが複合した機能の配置と更なる充実を図る地域と位置付けています。このようなことから、市街化区域の編入が妥当であると判断した地区です。
なお、当地区は、過去2回の見直し時にも、地元からの要望も強く、県とも協議を重ねて参りましたが、調整が整わず、見送ってきた経緯があります。
・西河原・小比江地区(調整の結果、対象としない)
本地区は、前回(平成14年)の区域区分の見直しにおいて、特定保留区域として、市街化区域の設定が保留されました。その後、地権者のご努力により、土地区画整理組合の設立に向けて、発起人会を立ち上げ、事業計画を作成されました。
しかし、発起人会において、事業推進の意向確認をされた結果、社会経済情勢の変化もあり、現段階での事業の推進は極めて困難との判断をされました。
これを受け、市としては、今回の区域区分の見直しに係る市の素案には含めないこととしました。
今回の都市計画審議会の答申を受け、上記2地区を野洲市の原案として県へ提出します。
それ以降は、県が、住民意見を聴く公聴会、県都市計画審議会の開催、そして、平成24年の2月〜3月ごろの都市計画決定へと手続きを進められる予定です。
なお、編入予定地についての用途地域の指定、地区計画の設定については、地権者との協議を踏まえ、市が都市計画決定の手続きを進めていくことになります。
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