人権と環境を土台に生きる意味が実感できる地域社会を目指して、市民が様々な分野で自主的かつ自立的に行う「市民活動」を促進するため、2005年6月、『野洲市市民活動促進委員会』が設置されました。
市民活動を促進し、協働のまちづくりを推進する基本的な計画づくりを中心に調査及び研究が行われました。
※この要綱は、現在廃止されています。
「個人ができることは個人で、個人ができないときは団体で、団体でできないときは行政と共に」というまちづくりの原則を確認し合いながら、市民・企業・行政が対等な関係に立ち、お互いを補完しあいながら自立する、協働のまちづくりの創造をします。
こうした協働のまちづくりの原点は、「市民活動」です。
「誰もが気軽にできる市民活動」を促進するため、委員会では、市民活動団体へのアンケート調査や、ヒアリングの実施を通じて、各種団体のデータベース整理や課題の把握と具体施策の提言を行っていきます。
第1回野洲市市民活動促進委員会が開催されました。
委員のみなさんは、公募された2人を含め様々な分野の市民活動団体で
ご活躍いただいているみなさんです。
市域における市民活動団体の現状と課題を把握することと併せて、新たに市民
活動データブックを作成するため、「市民活動実態アンケート調査」を実施する
ことについて検討されました。
4つの調査研究班(各4人)が設定され、それぞれの班で検討のうえ、全体の
会議で確認していくという会議形式がとられ、調査内容や対象とする市民活動団
体などがとりまとめられました。
調査票の内容は、事務局で意見を再整理のうえ、7月下旬に各市民活動団体へ
郵送されることとなります。
団体ヒアリングの実施に向けてその概要が協議されました。
また、各委員が所属する市民活動団体において、活動する上での課題点について、
班ごとに話し合いが行われました。
リーダーや後継者が出てこないことや、会員数を増やしていきたいこと、活動経費
にかかる財源の確保、情報交流など、の意見が出され、今後、アンケート調査結果や
団体ヒアリングで生の声を多く集め、より深い議論をしていくことが確認されました。
調査研究班(A班〜D班)において、各班ごとに実施する団体ヒアリングについて、
日程調整、ヒアリング内容、当該団体のアンケートの調査結果の確認などが行われま
した。
実施期間は、9月3日から10月31日までとし、対象団体ごとにヒアリングシー
トを作成のうえ、活動上の課題についてアンケート回答を基に掘り下げて聞き取りす
ることとなりました。
団体ヒアリングの実施状況について、各班別の進捗状況の確認と打ち合わせ
が行われた後、7月〜8月にかけて実施した「市民活動実態アンケート調査」
について、結果がとりまとめられ、班別に詳細な分析について意見交換が行わ
れました。
アンケート調査結果、団体ヒアリング結果から見た、現状と課題の中で、
旧野洲町でとりまとめられた「住民活動促進のための方向」を計画書の骨子
として、委員のみなさんから提出された「課題に対する提案シート」を基に
意見交換が行われました。
これまでの委員会の議論を整理し、市民活動促進計画(素案)として
班長会議でとりまとめました。素案は、委員による具体の提言をアクシ
ョンプログラムとして整理し、市民活動サポートセンターの位置づけを
明記していくことについて意見交換が行われました。また、最終的にと
りまとめた後、3月に報告会としてフォーラムを開催していくことなど
が話し合われました。
計画(案)について、確認されました。
市民活動促進計画の議論から、様々な分野の市民活動をみるなかで、
野洲の協働を保障すべき条例が必要であり、引き続き条例へとつながる
活動を継続していくことが確認されました。
委員会の活動成果の報告と団体の交流、協働について語り合うことを
目的に「市民活動公開フォーラム」を開催するため、その内容等につい
て協議されました。
また、「市民活動促進計画」の実践として、アクションプラグラムを
実践していくこと、まちづくりの経営理念を自治体の最高規範として条
例化し、経営手法である協働を推進するルール等を明文化していくこと
を委員会で確認されました。
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