第1次野洲市総合計画策定の趣旨

 『人権と環境を土台に生きる意味が実感できる社会づくり』を基本理念として2004年10月1日に誕生した野洲市は、めざすべきまちの将来像『豊かな自然と歴史に彩られ 人が奏でる ほほえみ ときめき のまち』の具現化に向かって、すでに1年余りの歩みを進めてきました。
 この間、野洲市が施政のマスタープランとしてきた「新市まちづくり計画」は、合併前、住民5,000人を対象に実施されたアンケート調査の結果や、住民活動を行う方々などにより組織された「新市まちづくり住民懇談会（ほほえみ・ときめきの会）」からの提言、さらに7回にわたるタウンミーティングでの議論の内容に基づいて、合併後10年を目標に据えて策定されたものです。
 このたび、地方自治法の規定により策定する第1次の「野洲市総合計画」は、この「新市まちづくり計画」の内容とその根拠となっている市民のみなさんの課題認識や意向を基本にして、これからの野洲市に必要な政策・施策を明確にするものであると同時に、今後さらに厳しさを増す地方行政を取り巻く現状を踏まえるうえで、必要な経営的視点を加味して、そのマネージメント手法の確立を図ろうとするものです。