野洲市では、保護者の負担軽減を図るために、こどもの家(学童保育所)の夏休み期間中における昼食提供を段階的に進めています。
<これまでの取り組み>
令和3年度
・野洲市商工会との協議
・昼食提供に関する保護者アンケート
令和4年度
・夏休み中3回の昼食提供(試行)
令和5年度
・夏休み中3回の昼食提供(試行)
・試行に対する保護者アンケート
令和4年度及び5年度に実施した施行に対する保護者・児童の満足度等を把握するためアンケートを実施しました。
1.調査の目的
学童保育所(夏季保育)における昼食提供について、令和4年度及び5年度に実施した試行に対する保護者・児童の満足度等を把握し、次年度以降の実施に反映することを目的とする。
2.調査の概要
調査対象 | 令和5年8月時点でこどもの家(学童保育所)に在籍している児童の保護者 |
調査期間 | 令和5年8月23日~9月15日 |
調査方法 | WEBアンケート |
依頼方法 | 保護者への一斉メール配信 |
回収状況 | 保護者数:1,021人 回収件数:418件 (回収率:40.9%) |
(まとめ)
詳しい集計結果については、以下をご覧ください。
アンケートでいただいた主な意見について、今後の検討方針をお答えします。
現在は、試行として3回のみの提供ですが、次年度に向けて、提供回数を増やせるよう検討を進めています。
可能な限り、子ども向けのお弁当も製造している事業者を選定できるよう検討します。
量が少ないという意見も一定数あったため、可能な限り、量の大小やごはんの有無を選択できる事業者を選定できるよう検討します。
試行では、店頭小売価格と同額(430円)で提供させていただきました。
量やメニュー内容も含め、総合的に検討しますが、物価高騰や人件費の上昇もあることから、ある程度のご負担はいただく形となることをご了承ください。
試行では、1日300~350食を提供いただける事業者を探すのに苦慮したため、申し込み締め切りが早いなど、発注には課題のある状況でした。
また指導員(先生)からも、学童保育所で集金・管理するのは負担になるという声もいただいていることから、オンライン決済も含めた方法を検討します。
学校給食センターから各学童保育所へ給食を届けようとすると、まずコンテナを配送するトラックが通行できる通路及び配送トラックがコンテナを降ろす場所の確保、加えて給食を保管する配膳室の設備が必要となります。特に配送や配膳設備に関しては、厚生労働省が定める衛生管理マニュアル等の規定に従う必要があります。
現状、学童保育所の施設には、必要となる場所や設備が整えられていません。また、そのような設備等を整えるには多額の費用もかかります。そのようなことから、学童保育所での給食の提供は難しいため、お弁当などの提供を前提として検討しています。
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