野洲市内でヒラズゲンセイの目撃情報がありました。
ヒラズゲンセイは一見すると赤いクワガタムシのような印象を受けますが実際にはクワガタ科ではなくツチハンミョウ科の昆虫です。ツチハンミョウ科の昆虫の体や脚の関節から分泌する黄色い体液には有毒物質が含まれ、皮膚に付くと炎症を起こしたり、水ぶくれができる可能性があります。発見しても触らないようにしてください。
分布域では自然の豊かな場所だけでなく、街中で活動している事もあるので昆虫が好きな子どもが触ってしまうようなケースもあるようです。
触らなければ害はありませんが、万が一、体液に触れてしまった場合は患部を水で洗い流してください。洗い流した後も異変を感じた場合は皮膚科などの医療機関で受診する事をおすすめします。
下の写真は市内で目撃されたヒラズゲンセイ