セアカゴケグモにご注意ください

更新日:2025年02月28日

セアカゴケグモとは

全身黒ずんだ体色に背面の一部に赤い色の模様があるセアカゴケグモのカラー写真

セアカゴケグモは、熱帯・亜熱帯などに分布するクモで毒を持っています。

平成7年に大阪府内で初めて発見され、野洲市内においても以前より発見されています。

今回、野洲市さくら墓園にて平成30年8月11日に発見し、その後、約300匹とその卵を発見し駆除しました。

攻撃性もなく比較的おとなしいと言われていますが、市内各地に生息している可能性が高いですので、素手で捕まえたり、触ってしまうと咬まれることがありますので注意してください。

特徴(成体のメス)

体長は10~15ミリメートルほどで、メスだけが毒を持っています。色は全体的に黒く、腹部の背の部分に赤色の帯状の模様があります。(上図は市内で発見されたもの)

生息場所

  • 日当たりが良く、昆虫や小動物等の餌の豊富なところ。
  • 側溝や排水溝の側面やフタの裏、花壇の周りやプランターの下、墓石のすきま。
  • 建物の隅や、エアコン室外機の裏、自動販売機の裏など人工的な熱源の周りなど
  • 低木の下、ベンチの裏、すべり台の裏など。

詳細については下記環境省ホームページをご覧ください。

駆除について

駆除については、発見された土地または建物の管理者が行ってください。素手で触って咬まれないように注意してください。

クモ自体は、市販の家庭用殺虫剤で駆除出来ますが、卵のう(卵が入った乳白色の袋状のもので直径1センチメートル程度)内の個体を殺すことは難しいので踏みつぶしてください。

  • 市販の殺虫剤を使用する(弱ったことを確認して、踏みつぶしてください)
  • 靴で踏みつぶす
  • 熱湯をかける

(注意)セアカゴケグモは、特定外来生物に指定されていますので、生きた個体を持ち運んだり、飼育したりすることは禁止されています。

もし咬まれたら

症状

  • 咬まれたときは、針で刺されたような痛みを感じます。
  • やがて、まわりが赤くはれ、時間とともに全身に痛みが広がります。
  • 悪化すると多量の汗、吐き気等が現れることもあります。
  • 通常、健康な人が重病化することはありません。個人差があります。
  • 子どもや高齢者は危険な状態になることもあります。

処置方法

  • 傷口を水で洗い、患部を冷やします。
  • できるだけ早く病院に行きましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

環境経済部 環境課
〒520-2395 滋賀県野洲市小篠原2100番地1 別館2階
電話番号 077-587-6003
ファクス 077-587-3834

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