特定外来生物クビアカツヤカミキリについて
令和7年7月、滋賀県で初めて発見されました。
クビアカツヤカミキリは、体長2~4センチメートルほどの大きさで、体全体が光沢のある黒色をしており、赤色の背中が特徴です。赤い背中にはとげ状の"こぶ"を一対もち、触角は黒色で体長と同じか若干長くなっています。その幼虫が桜、梅、柿、桃、ポプラなどの樹木に寄生して弱らせ、枯らしてしまいます。
当該特定外来生物ですが、近畿地方では2015年に大阪で初めて発見され、その後各地で生息域を拡大させてきました。そして、滋賀県では令和7年7月14日に長浜市にて、巡回中の県職員に初めて発見されました。

成虫の写真(赤い頸部が特徴)

フラスの写真(木くずと糞が混じっている)
発見時の対応・防除方法
クビアカツヤカミキリの成虫、フラス(木くずと糞の混合物)を発見された場合、野洲市環境課もしくは滋賀県自然環境保全課へご連絡(発見した日時、場所、写真、樹木の種類等)をした後、殺虫剤もしくは踏みつぶす等して駆除してください。
なお、当該生物による人体の直接的な影響はありません。
幼虫は2~3年で成虫になり、成虫は6月~9月に発生し、樹木へ産卵を行った後、死亡します。
この記事に関するお問い合わせ先
環境経済部 環境課
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更新日:2025年07月18日