ハンセン病は、「らい菌」に感染することで起こる感染症ですが、「らい菌」の感染力は弱く、非常に伝染しにくい病気です。仮に感染したとしても発病することは極めてまれで、現在では治療法も確立しているため、万一発病しても、早期に発見し適切な治療を行えば後遺症が残ることもありません。しかし、かつて我が国で採られた施設入所政策により、ハンセン病は恐ろしいというイメージが助長され、ハンセン病患者・元患者やその家族は、社会からのいわれのない差別や偏見の対象になってきました。
今、新型コロナウイルス感染症がもたらす人権侵害が大きな問題となっています。人を排除するのではなく、ウイルスについて正しく理解し偏見や差別をしない行動をすることが大切です。
『第18集』では、ハンセン病問題の歴史を振り返り、偏見や差別について、同じ過ちを繰り返さないためには、何が大切なのか考えていただく内容として編集しました。ぜひ、ご一読いただくとともに、研修などにご活用ください。
ハンセン病問題から学ぶ・・・1~6ページ
2021年度(令和3年度)人権尊重をめざす人権作品紹介・・・7~10ページ
ページ | 内容 | ダウンロード |
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1~6ページ |
表紙 はじめに もくじ 野洲市「人権尊重のまち」宣言 ハンセン病問題から学ぶ |
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7~10ページ |
2021年度(令和3年度)人権尊重をめざす人権作品紹介 |
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