見守りネットワークについて
はじめに
全国的に高齢化が進展するなか、野洲市においても高齢化率が25%を超え、約4人に1人が高齢者となっており、認知症や高齢者の孤立が問題となっています。また、地域には、障がいを抱えている方、生活に困窮している方、消費者被害に遭ってしまった方など、何らかのサポートを必要とする方も増えており、市の窓口にも、多種多様な相談が寄せられています。こうした相談は早期に発見し、支援することが求められますが、現代においては、家族機能の低下や地域からの孤立などの要因により発見が遅れ、重篤な状況に陥ることがあります。
そこで、日常生活において地域の身近な人々からの声かけや訪問など、「ゆるやかな見守り」、「異変への気づき」を通じて、できるだけ早期に発見し、必要な支援につないでいくことが重要です。市役所の総合力や市民・地域での支え合いにより、困っている方を複層的に支えていく体制の構築が求められます。
野洲市では、野洲市くらし支えあい条例(平成28年6月24日公布条例第20号)を制定し、市内で活動されている事業者や団体、自治会と協定を結び、連携して見守りネットワーク事業を行っています。そして、市民一人ひとりがともに支えあい、伸びやかに安心してくらせる笑顔あふれるまちの実現に向け、取り組みを進めてまいりますので、今後ともご協力いただきますようお願いします。
令和6年7月1日
野洲市長 栢木 進
見守りネットワークについて
野洲市見守りネットワークは、野洲市くらし支えあい条例第27条に基づき、これまで行われてきた地域による見守り活動をさらに発展させて、市、事業者及び自治組織等の協力を得て、高齢者や障がい者、ひとり親、生活困窮者等の対象者が住み慣れた地域で安心して安全に暮らせるよう見守り・支えあう仕組みです。
みなさんの日常の中で、「普段と様子が違う」「困ってそうだ」「少し心配」などの“ちょっとした異変”をキャッチされたとき、市民生活相談課までご連絡をいただくと、状況確認を行い、関係機関と連携して支援をしていきます。
詳しくは見守りのしおりをご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部 市民生活相談課
〒520-2395 滋賀県野洲市小篠原2100番地1 本館1階
電話番号 077-587-6063
ファクス 077-586-2177
更新日:2025年02月28日