秋期企画展

更新日:2025年09月05日

野洲川下流域の暮らしの変貌-発掘調査にみる古代・中世-

野洲市は野洲川下流による広大な沖積地を有し、弥生時代以来稲作農耕を基盤として発展を遂げてきました。

1974年、野洲市が調査主体として発掘調査を実施して50年が経過しました。企画展では、これまで各調査で明らかとなった成果を集積し、近隣市の出土文化財、画像記録もあわせ、古代から中世にかけて野洲川下流域の村々がどのように変貌し現在の集落が構成されてきたか、また官衙・街道・寺院を中心に発展したあり様を紹介します。

 

  「て」字状口縁須恵器・7~8世紀/西河原森ノ内遺跡

           石製丸鞆・8~9世紀/西河原森ノ内遺跡

tori

鳥摘蓋・8~9世紀/安城寺遺跡

ryokuyuu

近江産緑釉陶器・10世紀/冨波遺跡

rinnkawan

青磁輪花碗・12~13世紀/五条遺跡

seihakuji

青白磁合子・12世紀/小篠原遺跡

sannkinko

三筋壺(常滑)・12世紀後半/光明寺遺跡

tenmoku

天目茶碗・16世紀後半/中北遺跡

 

その他、六器椀(小篠原遺跡)、五鈷杵(三堂遺跡)、剣頭文軒平瓦(五条遺跡)、和鏡(虫生遺跡)、山茶碗(街道遺跡)、瓦器椀(街道遺跡)、黒色土器椀(西田井遺跡)、硯(常楽寺遺跡)

など

会期

2025年10月4日(土曜日)~11月24日(月曜日・祝)

休館日/毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日にあたる場合は開館)、祝日の翌日

記念講演会

11月1日(土曜日) 「野洲川下流域の発掘調査を振り返る」

          講師…大橋 信弥氏(元滋賀県立安土城考古博物館学芸課長)

 

11月9日(日曜日) 「湖南地域の発掘調査50年」

講師…雨森 智美氏(栗東市スポーツ・文化振興課)

        畑本 政美氏(守山市立埋蔵文化財センター)

        渡邉  貴洋(当館学芸員)

会場:野洲市歴史民俗博物館 1階研修室

定員:先着120人、事前申込み不要・当日受付

時間:14:00~16:00

参加費:無料(要入館料)

関連イベント

収蔵庫公開    令和7年10月18日(土曜日) 13:00~13:45、14:00~14:45、

                       15:00:~15:45(計3回)

集合場所:野洲市歴史民俗博物館入口エントランス

定員:各回先着20人、事前申込み不要

                        参加費:無料(要入館料)

小雨決行 (注意)雨天中止の場合、当日朝野洲市HPにて連絡します

遺跡見学会        11月3日(月・祝)10:00~12:30

集合場所:野洲市歴史民俗博物館1階研修室

定員:先着20人程度、事前申込み不要

                       参加費:無料(要入館料)

展示解説           11月3日(月・祝) 担当学芸員 14:00~

                       会場:野洲市歴史民俗博物館 2階企画展示室

定員:先着40人程度、事前申込み不要

                       参加費:無料(要入館料)

 

会場

野洲市歴史民俗博物館(銅鐸博物館)2階展示室

主催・共催・協力

主催:野洲市・野洲市教育委員会

共催:栗東市教育委員会

協力:守山市教育委員会

入館料

大人300円・高大生150円・小中学生100円

団体(20名以上)は各50円割引

(注意)野洲市民は入館無料です。[博物館受付にて、運転免許証やげんきカード等、ご住所が確認できるものをご掲示ください]

(注意)身体障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は入館無料です。[手帳またはミライロIDをご提示ください。]

(注意)野洲市歴史民俗博物館友の会会員は入館無料です。[博物館受付にて、会員証をご掲示ください。]

(注意)関西文化の日(11月15日・16日)は全ての来館者が入館無料です。

地図情報

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 歴史民俗博物館
〒520-2315 滋賀県野洲市辻町57番地1
電話番号 077-587-4410
ファクス 077-587-4413

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