集音器付き軟骨伝導イヤホンの寄贈式

更新日:2025年02月28日

聞こえにくいをサポート!集音器付き軟骨伝導イヤホン

1月31日に、野洲市地域包括支援センターでプランナーとして長年勤務されました岡芳隆様から、集音器付き軟骨伝導イヤホン3基の寄贈を受けました。

岡さんは「高齢者など耳が聞こえづらい人が、安心して市の窓口で相談や手続きができるように、また、職員や来庁者が大きな声で話すことで個人情報が洩れるリスクを減らすために」と市へ寄贈いただきました。

寄贈式で岡さんは、「耳の聞こえに悩む人に利用いただき喜んでほしいです」と話し、市長は「ご寄贈いただきありがとうございます。耳が聞こえづらい人が多く来庁する窓口に設置し、大切に使わせていただきます」と話しました。

寄贈を受けたイヤホンは、介護保険課・障がい福祉課(市役所西別館1階)、高齢福祉課・地域包括支援センター(健康福祉センター1階)、中主地域包括支援センター(吉地1131番地)の窓口で1基ずつ設置する予定です。

寄贈式(写真左から市長と岡さん)
集音器付き軟骨伝導イヤホン
「軟骨伝導」について

軟骨伝導は、2004年に奈良県立医科大学理事長・学長の細井裕司先生が発見しました。従来からある気導経路(音源~外耳道~鼓膜~蝸牛)、骨伝導経路(骨伝導振動子~蝸牛)とは別の経路(軟骨伝導振動子~耳介軟骨~外耳道~鼓膜~蝸牛)を用いた新しい聴覚です。特徴としては、音漏れがなく、耳穴をふさがないので耳閉感や咀嚼時の雑音を感 じない、左右の内耳に音情報を送るのでステレオ音が得られる、などがあります。

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〒520-2315 滋賀県野洲市辻町433番地1 野洲市健康福祉センター1階
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