野洲市市民栄誉賞

野洲市民や野洲市出身者等で、スポーツ、文化芸術、学術その他の分野において、優れた成績又は成果を収めた者に対して、その栄誉をたたえるため市民栄誉賞を授与しています。

野洲市出身/ミュージシャン、俳優、声優等

1996年にデビューし、5度のNHK紅白歌合戦出場や、海外でのライブ活動を実施。また、俳優や声優など多岐に渡り活動を展開。2008年には滋賀ふるさと観光大使に任命され、翌年から県内でイナズマロックフェスを主催し、地域の文化、観光等の振興に寄与されました。

表彰日…令和6年（2024年）11月17日

野洲市市制施行20周年記念式典にて表彰

【コメント】（当日都合により欠席のためメッセージ動画より引用）

野洲市市制施行20周年、心よりお祝い申し上げます。

僕も野洲市の出身者として、こうして20周年という節目を迎え、みなさんとその喜びを共有できることを、本当に心より嬉しく思っております。
振り返りますと、野洲市に移ってきておじいちゃんと一緒にこの街の中で触れ合ったみなさんとの思い出が本当によみがえります。
そういったものをまた糧に、今後も頑張っていければと思っていますので、どうぞ応援のほどよろしくお願いしたいと思います。

また、このたび今回はじめて創設された「市民栄誉賞」という大変光栄な賞をいただくことになりました。心より感謝申し上げます。僕にとっても、みなさんに少しでも喜んでいただけることを続けていけることが嬉しいですし、何よりいよいよ来年は2025年ということでT.M.Revolutionも30周年を迎えますので頑張ってまいります。

これからも、野洲市がさらなる発展を遂げ、ますます輝いていくことを願っております。僕も地元の一員として、音楽を通じて少しでもお役に立てるように頑張ってまいりますので、これからも引き続き応援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

野洲市出身/パラ陸上選手

小学4年生に難病である錐体ジストロフィーと診断されるも、健常者と同じ陸上競技に取り組まれました。大学時代にパラ陸上に転向後、パリ2023世界パラ陸上競技選手大会男子400m（T13）において金メダルを獲得。また、パリ2024パラリンピック陸上男子400m（T13）において銀メダルを獲得され、市民に感動と希望を与えました。

表彰日…令和6年（2024年）11月17日

野洲市市制施行20周年記念式典にて表彰

【コメント】

このような盛大な場所で表彰をしていただき大変光栄に思います。

僕は中主町で生まれ、合併した20年前に、通っていた中主幼稚園のロビーで「ありがとう中主、よろしくね野洲」と書かれた横断幕が掲げられていたことを今でも覚えています。あれから月日が流れ、今このような場に自分が立っていることが不思議な感覚です。そしてまた、市民栄誉賞第1号として受賞できたことに大変意味があると思っています。

僕は高校を卒業し、滋賀県を離れ今は東京都の世田谷に住んでおり、野洲市と毛色の違う街に住んでいますが、滋賀県に対しての思いや気持ちが薄れていることは全くありません。パラ陸上競技を始めて海外の試合に出ることも増えてきましたが、パラリンピックや世界陸上以外の大会は田舎町で開催されることが多く、試合以外はよく散歩に出かけますが、実家に帰ってきた感じがする街の雰囲気がすごく好きです。

僕は滋賀県のことがすごく大好きで、今は滋賀県から離れていますが、もっと多くの人に僕の名を届けていきたいと思っていますし、滋賀県出身、野洲市出身ということを少しでも多くの人に届けていく特攻隊のような役目だと思っています。僕が特攻隊の役目であれば、みなさんは本陣だと思うので、どっしりと守りを固めていただいて、僕が帰ってくる場所をもっともっと楽しい場所にしてほしいと強く願っています。

【インタビュー】

Q.パリ2024パラリンピックで銀メダルを獲得されましたが、どのような大会であったと振り返りますか？

A.パラリンピック、パラ陸上を始めた時から世界一になることを決めていた大会であったので、実際銀メダルで正直悔しい気持ちはありますが、この大会は憧れてもいた場所で、選手村など大会以外も1から100まで味わい尽くして帰ろうと思って臨みました。それは達成できるぐらい楽しむことができました。振り返ると、大会までの期間が長かったので、やはり自分1人ではここまでこれなかったと思います。大会に来てくれたチームの方々、応援してくれた方々の力がなかったらたどり着けなかったと思います。だからこそ、大会が終わって、自分自身の結果として1番になりたいという思いがありましたが、それよりも多くの方がスポーツの魅力を知ることや、幸せな毎日を生きていくことに僕の活躍が繋がればと思う大会でした。