市長へのご意見・ご提案(令和7年8月・9月)
ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。
なお、投稿および回答内容は、その時点での対応であり、現在の状況と異なる場合があります。
バス停に自転車置き場の設置について
質問
永原地区以東には近江バスのバス停はありません。その地域に住んでいる住民は、駅までの距離が遠く、通勤にも買い物をする店舗もないため不便を感じています。
そこで提案なのですが、永原住宅前バス停近くに自転車置き場の設置をお願いできないでしょうか。
あるいは、永原団地の自転車置き場の利用を許可していただけないでしょうか。守山市のバス停には、ほとんどのバス停に自転車置き場が設置されています。野洲市においても、同様の住民サービスを検討して下さいますようお願いします。
回答
ご意見をいただきありがとうございます。近江鉄道バス「永原循環線」のバス停留所「永原住宅前」付近に自転車置き場を整備し、自転車からバスへ乗り継ぐことは有効な手段であると考えます。
しかし、バス停留所付近は住宅に囲まれているため、自転車置き場として設置可能な市有地を確保するのは困難です。
また、市営住宅の自転車置き場は居住者の利用を目的としているため、用途外のご利用をいただくことができません。
なお、バス停留所付近の駐輪場の整備の実現について、時間を要しますが前向きに検討してまいりたいと考えております。
野洲図書館へのWi-Fi環境の導入について
質問
野洲図書館の環境整備のボランティアに参加していますが、その準備等で打合せを実施するにあたり、図書館にWi-Fi環境が整備されていないため、他所で資料作成等を行っており、その必要性を痛感しています。
また、図書館は市民が集い、今の時代調べ物や学習をする際にもWi-Fi環境は必須であり、この導入によって市民(特に若い世代)の利用頻度も増すことが期待できます。
野洲図書館の立地は山あいで通信回線にとっても、あまり恵まれた環境ではありませんので、是非導入の検討をお願いいたします。
ちなみに、「滋賀県では、県域での統一規格(びわ湖FreeWi-Fi)を基にWi-Fi環境の拡充に取り組んでいる」とのことで、近隣の図書館を調べてみると、県立図書館、大津市立図書館、草津市立図書館、守山市立図書館、湖南市立甲西図書館、近江八幡図書館、日野町立図書館、彦根市立図書館には導入されていますので前向きな検討をお願いします。
回答
ご意見をいただきありがとうございます。野洲図書館を所管する教育委員会より以下の回答を得ました。
いつも野洲図書館をご利用いただきありがとうございます。
図書館施設内へのフリーWi-Fi設備の設置については、図書館としても懸案事項としてかねてより検討をしてまいりました。
その中で、施設の構造の問題、施設のどの部分をエリアとして設定するのか、電波の有効範囲、設置にかかる費用及びランニングコスト等を総合的に検討したうえで、残念ながら現在のところ設置に至ってはおりません。
ただし、高度な情報化社会のなかで、気軽に情報へアクセスができる環境の整備については、その必要性を感じていますので、よりよい導入の手段がないか引き続き検討をしていきたいと考えています。
以上が教育委員会からの回答です。市としても教育委員会と連携しながら、より良い利用者サービスの向上につながるよう検討してまいります。
外国人への書類対応について
質問
私が働く会社で働いている外国人に「定額減税補足給付金支給確認書」が届きました。書類にはルビもなかったので本人は書類に何が書いているのか何も分からないようでした。支給口座を記入して通帳の写しを添付してください。など記載されていましたが外国人に対しての対応がとても冷たいなと感じました。今野洲市には技能実習生等のたくさんの外国人が住んでいると思います。外国人が住みやすい、外国人に寄り添った優しい野洲市であって欲しいと思っています。
市役所の近くに国際協会があり、国際協会と連携して多国籍の言葉で書類を作ったりということはお願いできないでしょうか。
今回は会社に書類が届いている事を教えてくれて私が代理で対応しましたが、頼れる人がいない外国人もたくさんおられると思います。野洲市に住むすべての外国人への対応をもう少し考えて頂きたいです。
回答
ご意見をいただきありがとうございます。また、●●様が書類の内容を理解するのにご苦労されたとのこと、大変申し訳ございませんでした。
ご指摘のとおり、本給付金における通知文書は日本人にとっても難解であるというお話を伺っており、多くの外国人市民の方にとっては、とても分かりにくく、また手続きに困られる状況があることも認識しております。
現在、窓口においては必要に応じて分かりやすい説明に取り組んでいるところではありますが、通知文にまで十分に反映できていなかったのが現状です。
本市では、随時、野洲市国際協会に行政文書の翻訳業務をお願いしていますが、給付金などの重要な文書につきましては、今回いただいたご意見を踏まえ、外国人市民の方にもより分かりやすい形で情報をお届けできるよう、留意して進めてまいります。
なお、その他生活でお困りごとなどありましたら、市民生活相談課にご相談いただくと関係部署につなげさせていただきます。
野洲駅南口整備の今後の進め方について
質問
先日の野洲駅南口周辺整備事業に係るワークショップ(以下「WS」という。)に参加させてもらいましたが、Aブロックで市民広場を整備する前提で、WSを進めているように聞こえました。いつAブロックに市民広場を整備すると決まったのでしょうか。
仮に、選挙で一定の支持を得たからとか、WSを進める上でAブロックを市民広場とするという条件にしたということであれば、構想の改定まで半年ほどと期限が迫ってきた中で、今後、どの段階で各ブロックごとの機能配置について、市民からコンセンサスを得るのかを教えてもらえないでしょうか。
かねてから、野洲市の市有地の機能配置に関しては、WSで市民から機能配置の意見を聞いたり、市民病院の是非を問うた住民投票を実施したりするなど市民の意見に耳を傾けようとしていた時代もあれば、それに、取って代わった市政では、アンケートなどの意向調査を実施したにも関わらず、市民の意向を汲み取ろうともせず、一部、逆行した土地利用転換を計画していたと思います。
現市長には、駅南口周辺整備に関して、市政を混乱させることのないように市政の舵取りをしてもらうためにも、市民に対して、どのようにして事業説明を果たされる(どのようなプロセスを経て合意形成していく)のか教えてもらえないでしょうか。
最後に、駅前市有地の機能配置を検討するWSの場を開くこと、もしくは、市民、企業、商工業者、団体にて組織された市民会議団体を設け、真に、一体的、計画的な整備を考える場を設けることは、考えておられないのでしょうか。
回答
ご意見をいただきありがとうございます。
Aブロックへの市民広場整備は、現在の市の整備方針として検討をしているところであり、決定をしているわけではございません。ただ、昨年の市長選挙において、駅前南口への市民広場整備を公約として掲げており、その点においては市民の皆さまに一定のご理解をいただいているものと認識はしています。
8月10日に開催した市民懇談会においては、現在長年にわたり未活用となっているAブロックの市有地を社会実験等により活用する方策を探る目的で、「野洲駅南口に整備予定の市民広場の活用」というテーマで皆さまからのご意見をお伺いしたところです。
機能配置案については、着手している整備構想の見直しで検討を進めていき、適切な時期に市民の皆さまにご説明をさせていただきたいと考えています。
当事業においては、特に行政と市民とで対話をすることで、より多くの市民と同じ方向を向き進めていきたいと考えていますが、事業の進捗のフェーズによって、適切な説明や問いかけ方法が異なってくると考えています。
ついては、それが今回のような市民懇談会、又はご意見にある関係者で構成する団体を立ち上げての対話なのか、適宜適切に判断して行っていきたいと考えています。
総じて、野洲市らしい「にぎわい」の生まれる駅前を整備したいと考えていますので、引き続きご助言お願いします。
この記事に関するお問い合わせ先
政策調整部 広報秘書課
〒520-2395 滋賀県野洲市小篠原2100番地1 本館2階
電話番号 077-587-6036
ファクス 077-586-2200

更新日:2025年10月24日