市長へのご意見・ご提案(令和7年1月)

更新日:2025年02月28日

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

なお、投稿および回答内容は、その時点での対応であり、現在の状況と異なる場合があります。

野洲駅南口周辺整備について

質問

駅南口について、当市では現在人口増加が見込めない状況ではないでしょうか?南口にはマンション、ホテル、駐車場等人口の上昇につながる開発が必要ではないでしょうか。北口には大企業もあり、また県立高専も開校されます。宿泊客の増加も見込めることと思います。市長の提案されているパークモールは周囲に建物、マンション等があり、狭い空間での公園等はどうでしょうか?また、年間維持管理の費用はどのくらいの試算をされているのでしょうか?また、駅近のマンションにシニアマンションが一部あれば高齢者が自動車運転免許証を返納された方々が入居されたら出かけやすいのではと思います。

さざなみホールについて、一部残しリノベーションされる予定にされているようですが、建物の状況が果たしてどれくらいの年月使用可能なのか、また年間の維持管理費用はいかほどになるのか不安です。思い切って解体し、南口のパークモールも含めて大きな公園設備を整えてほしいです。周囲にはゆたかな田園風景が広がり、また地元の農家さんにも沢山おられます。農家の皆さんと一緒に農業体験なども可能だと思います。野洲には希望が丘の大きな施設があります。旧中主には市民が楽しめる大きな公園はありません。以前、駅前広場で開催されたジャズフェスタ、夏祭りなどのイベントも可能かと思います。

駅前は市にとって資金を生み出し、さざなみには市民が楽しく集える場所になってほしいです。野洲市の基金と市債を見ていると将来が不安です。これからの子や孫たちが豊かな野洲市になってもらいたいです。

回答

ご意見をいただきありがとうございます。
まず、本市では人口増加が見込めない状況ではないかとのことですが、市の人口は5万人を維持しているものの、昨年12月に国立社会保障・人口問題研究所が公表された「日本の地域別将来推計人口」によりますと、本市の人口は減少が予測されています。そのことから、子育て支援や市街化区域の拡大等の施策を講じ、人口減少を抑制し、若い世代に選ばれる持続可能なまちをめざしてまいります。
次に、野洲駅南口におきましては、マンションではなく、子どもから高齢者まで市民みんなが楽しめる芝生広場とモール・野外ステージを備えた「駅前パークモール」を整備する考えです。その他の施設の整備については、市民の皆さまから様々なご意見やご提案をいただきながら検討してまいります。野洲駅南口は、長期的な視点に立ち、市民が集い、楽しめ、魅力的で誇りを持てる、にぎわいのある空間になることをめざしてまいります。
なお、「駅前パークモール」については、その規模や整備手法を決定した上で、事業費や維持管理費等について試算していく考えです。
そして、さざなみホールについては、2019年(平成31年)3月に策定しました「野洲市公共施設のあり方」に基づき、老朽化した文化3施設の効率的な運用を図るため、集約化を行うこととし、市民懇談会等で市民のご意見を伺いながら検討を進めた結果、令和6年2月、市として文化施設は野洲文化ホールに集約し、さざなみホールは解体し跡地には「こども向け遊具広場」の整備を計画すると決定したところです。
しかしながら、私が市長選挙に臨むにあたって、子育て世代の方々から野洲市には子どもたちが室内で遊べる場所が少ないとの意見を数多くいただきました。私の公約の一つに「若い世代から選ばれるまち」を掲げており、その実現のため、私なりに考えたところ、新たに施設を整備するより、現在のさざなみホールをホール機能は廃止したうえで解体せず改修し、雨でも楽しめる屋内「木製遊具」施設等へ活用するほうが有効と考えました。
具体的な整備内容や手法等について現時点では確定しておらず、今後、市民の皆さまの声を丁寧に伺いながら、費用対効果も考慮し、検討してまいります。
活用にかかる費用につきましては、当初想定していた解体費用と遊具広場新設費用などの合計額を上回らないことを目指して検討してまいります。
野洲駅南口の整備やさざなみホールの跡地利用を含め、本市の各種事業を進めていくにあたっては、歳出の見直し、事業の見直しや合理化、歳入確保の取り組みにより、将来への備えを着実に行い、健全な行財政運営で持続可能なまちづくりを進めてまいります。

新病院整備、さざなみホール、駅前南口整備について

質問

野洲病院のことを伺いたいです。体育館横に建築されることに賛成します。病院は市民の命の源泉につながる機能を持っており、早く作られることをお願いしたいです。現在の経過状況と市長の思いを伺いたいです。

次に「さざなみホール」の件ですが、24年12月末まで閉館と聞いていますが、どうされるのでしょうか。現状のまま活用されて市民が憩える場所にしていただきたい。例えば少ししゃれたレストランやコーヒーショップ、地元農産品を販売される店の常設を考えていただければ。旧中主に住んでいると車で隣の守山や野洲駅前のほうに行かなければなりません。高齢者には近くに憩える店があれば幸いですが。

駅南口の広場もどうされるのか。現在、お考えの構想でもいいので教えてください。この3点についてご回答をよろしくお願いします。

回答

ご意見をいただき、ありがとうございます。回答が遅くなり申し訳ございません。以下のとおり回答させていただきます。
1.新病院整備について
総合体育館東側市有地における現の計画を遅らせることなく工程どおり進めてまいります。令和7年3月より病院本体の工事を開始して、令和9年3月に開院する予定です。
また、ご指摘のとおり、地域の中核的医療機関である病院は市民の命の源泉です。質の高い医療サービスを提供しつつ、野洲市の病院事業を持続可能なものとしなくてはならないと考えています。
そこで、工事と並行して、市民負担の軽減策の検討を行います。具体的には、工期を遅らせないことと医療機能に変更が及ばないことを前提に建設費のコストダウン策を検討するほか、新病院の経営安定化のために必要な医師確保策や「入院収益」の安定化策を具体的に検討していきます。これらにより、確実に新しい野洲市民病院を整備し、かつ持続可能な病院の運営を実現してまいります。

2.さざなみホールについて
文化施設については、2019年(平成31年)3月に策定しました「野洲市公共施設のあり方」に基づき、老朽化した文化3施設の効率的な運用を図るため、集約化を行うこととし、市民懇談会等で市民のご意見を伺いながら検討を進めた結果、令和6年2月、市として文化施設は野洲文化ホールに集約し、さざなみホールは令和6年12月27日をもって閉館し、令和7年度中に解体後跡地には「こども向け遊具広場」の整備を計画すると決定したところです。
しかしながら、私が市長選挙に臨むにあたって、子育て世代の方々から野洲市には子どもたちが室内で遊べる場所が少ないとの意見を数多くいただきました。私の公約の一つに「若い世代から選ばれるまち」を掲げており、その実現のため、私なりに考えたところ、新たに施設を整備するより、現在のさざなみホールをホール機能は廃止したうえで解体せず改修し、雨でも楽しめる屋内「木製遊具」施設、お土産館(直売所)、カフェ等へ活用するほうが有効と考えました。
具体的な整備内容や手法等については、公約の一つである「高齢者にも安心安全で楽しいまちにする」を含め、今後、市民の皆さまの声を丁寧に伺いながら、費用対効果も考慮し、具体化を検討してまいります。

3.野洲駅南口周辺整備について
市民の貴重な財産である駅前市有地は、売却による安易な目先の収入源確保ではなく、まちの発展への波及効果を狙い、子どもから高齢者まで市民みんなが楽しめる芝生広場とモール・野外ステージを備えた「駅前パークモール」を整備する考えです。その概要は、昼間はカフェやレストラン、夜はビアガーデン等でにぎわいを創出し、イベントやマルシェ等ができ、さらには防災拠点も兼ねた公園を想定しています。何れも、今後、市民の皆さまから様々なご意見やご提案をいただきながら、詳細を検討してまいります。

子ども用おむつの配布・捨て方について

質問

他市から転入してきた者です。
以前住んでいた市では、オムツは透明のゴミ箱にいれてタグをつけるとすてることができ、ゴミ袋代がかからず大変助かっていました。滋賀県の子育て支援等が記載されている本を読んでいると、他市ではオムツ用の無料ゴミ袋を配布されたり、オムツを配布されている市町もあると知りました。野洲市も子育てに優しいなと感じれるように、オムツに関して何か予算をとってもくださると大変助かります。

回答

ご意見をいただき、ありがとうございます。
ご意見のとおり、本市ではおむつに関しての配布事業は実施しておりませんが、子育て家庭訪問事業(満1歳を迎えるご家庭を訪問し、絵本等をお届けするとともに、子育て相談を行う事業)や養育支援訪問事業(子育てに不安や孤独感等を抱えるご家庭に、おむつや粉ミルクやお尻拭き等を訪問時に提供する事業)などの子育て支援施策を進めてきたところです。
今後はこうした事業に加え、限られた予算のなかではありますが、子育ての社会的責任の強化を目的に、多様な子育て支援施策の検討を進めて参りたいと考えています。

また、現在、本市では紙おむつの廃棄に対する特別な支援は実施しておりませんが、貴重なご意見として、近隣市の施策も参考にしながら検討してまいります。

保育園について

質問

働きながら子育てできる環境を整えて欲しい。公立保育園の受入開始時間を早めて欲しいし、連絡帳やお便りなどの電子化、オムツや毛布など持ち物の軽量化、サブスク化など、他の市や私立でしていることを後回しにせず取り入れていって欲しい。保育士が足りないのなら予算を組んで増やして欲しい。もっと子どもたちへのお金を回して欲しい。

回答

ご意見をいただき、ありがとうございます。
ご意見いただきました公立保育園における受入開始時間については、人員体制等の課題があることから、現在のところ、変更する予定はございません。
その他、ご意見いただいています持ち物の軽量化やお便りの電子化などに関しては、これまで保護者の皆様からいただいたご意見等も参考に、園におけるおむつ処分開始や、ICTシステムの導入等を行い、子育てしやすい環境になるよう改善を図ってきたところです。
また、保育士確保に関しましても、現在、滋賀県内において保育士確保が困難な状況でありますが、様々な方策により保育士採用に取り組んでいるところです。
加えて、園でのおむつのサブスクなど近隣市や私立園で実施されている子育てサービスやその他子育てしやすいまちと実感していただける施策を検討しているところです。
今後も、保護者の皆様からのご意見等も参考に、より子育てしやすい環境になるよう努めてまいります。

この記事に関するお問い合わせ先

政策調整部 広報秘書課
〒520-2395 滋賀県野洲市小篠原2100番地1 本館2階
電話番号 077-587-6036
ファクス 077-586-2200

メールフォームによるお問い合わせ