市長へのご意見・ご提案(令和6年4月)
ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。
なお、投稿および回答内容は、その時点での対応であり、現在の状況と異なる場合があります。
2024年度ごみカレンダーについて
質問
『ゴミ分別名人』冊品子の中の疑問点を申し上げます。
皮革製品の廃棄は『燃えるゴミ』に分類されてますが、『燃えないゴミ』に分類すべきと考えます。
理由は、現在の皮製品は世界的に見ても、かつてのタンニンでなめしているものはほとんどなく、あのイタリアでさえクロム酸でなめしています。クロム酸でなめした皮を燃やすことで六価クロムを発生し、それが粉塵と共に大気に拡散します。ご存じの事とは思いますが、六価クロムの毒性は極めて高く、発がん性を持つものです。隣の企業、村田や風下の住民には危険極まりない状態と考える次第です。
同様な事案として、都市計画課が住宅密集地にある公園樹木に殺虫剤を散布する事案がありました。私がその殺虫剤の成分を調べたところ、大学の研究室の分析では「発がん性の疑いのある成分が含まれている。」とのこと。早速、都市計画課へ中止を求めましたが、●●が一生懸命に散布しておりました。つまり、住民の健康よりも殺虫の方を優先したわけです。地方自治体は住民の健康を守る立場にあるべきですが真逆の行為をおこなう都市計画課。こんな部署など必要ないと私は考えます。
回答
ご意見をいただきありがとうございます。
ごみの焼却処理を行いますと「ばいじん」と呼ばれる細かい塵の中に六価クロムが含まれる場合があります。野洲クリーンセンターでは、この「ばいじん」をバグフィルタという集じん装置で捕集し、キレート剤で処理して固化しています。
また、同センターでは、年4回ばいじんに含まれる六価クロム等の重金属の溶出を確認する試験を実施しており、いずれも基準値以下の結果を得ています。ご心配されているように皮革製品を焼却することにより六価クロムが大気に飛散するということはありませんのでご安心ください。
このことから、皮革製品の分別を「燃えるごみ」から「燃えないごみ」に変更する予定はありません。
また、公園の樹木への薬剤散布については、樹木の保全と有害虫を駆除するため実施しており、使用する薬剤につきましても、これまでから農薬取締法に基づき使用可能範囲の薬剤を使用しています。薬剤散布にあたっては、自治会を通じて近隣住民の皆さまへ事前にお知らせし、散布時やその後も一定期間、公園を閉鎖して安全に努めています。
なお、野洲川原第2公園(三角公園)の薬剤散布については、以前に●●様からご要望もあり、今回も実施していません。
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更新日:2025年02月28日