市長へのご意見・ご提案(令和6年3月)
ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。
なお、投稿および回答内容は、その時点での対応であり、現在の状況と異なる場合があります。
希望する事について
質問
昨春に転入してがっかりしたので、よろしくお願いします。
- 野洲駅前の開発
野洲市民の為の野洲駅、野洲駅前ではありますが、他の市町村に住む人にとっても「野洲へ行こう」、「野洲で買い物、食事をしていこう」と思えるような駅前であってほしい。 - 野洲駅周辺の道路整備(特に滋賀銀行横の妓王井川張り出し歩道)
美しい駅前、歩きやすい安全な駅前であってほしい。 - 平面駐車場ばかり目立つので立体駐車場にしてほしい。
- 都会的な美しさと自然が調和する癒し、憩いの場所もほしいです。
- 市から検診のお知らせを定期的に送ってほしい。
- 市民の健康を守る事に積極的に取り組んでほしいです。
回答
ご意見をいただき、ありがとうございます。いただいたご意見について、以下のとおりお答えいたします。
1.野洲駅前の開発について
現状、空地となっている野洲駅南口の市有地の整備にあたりましては、現在、市と連携して整備を進める事業者の選定に向け、手続きを進めているところです。
事業を進めるにあたり、駅周辺の土地の活用方法や、駅周辺にほしい施設など「野洲駅南口周辺整備に関するアンケート」を昨年実施し、広く市民や駅利用者の声をいただきました。このアンケート結果も踏まえて、事業者から魅力的な駅前整備の提案を求めてまいります。
また、民間の平面駐車場の整備につきましては、土地所有者の意向によりますので、私がコメントすることはできませんが、当事業におきまして、事業者からの提案の中で、立体駐車場なども含めた有効な土地利用を図ることができればと期待しています。
さらに、都会的な美しさと自然(緑)が調和する癒し・憩いの場所については、「人と人とがつながりにぎわう居心地の良い駅前空間」を事業方針に掲げており、これにより誰もが居心地の良い空間で、様々な活動を行うことができる場所づくりをめざします。具体的な場所といたしましては、駅前の一部を市民広場として整備する予定です。
私も市外から「野洲へ行こう」と思っていただける、にぎわいのある駅前にしたいと考えております。
2.野洲駅周辺の道路整備について
ご指摘いただいております歩道区間は、滋賀県が管理しております一級河川妓王井川の河川内に設置しております。河川管理上、歩道や乗入部の橋等の構造物は、河川断面を侵さないよう河川上に設置しなければなりません。このため、歩道が道路より一段高い位置にあるため、歩行者の皆様にはご不便をおかけしております。
また、歩道につきましても、経年劣化が進んでいることやバリアフリー化も未実施であるため、修繕や改修が必要であることは認識しておりますが、河川法の制限がある中で歩道をフラット化することは、非常に困難な課題であると考えており、グリーンベルト側の路側帯のご利用も検討いただければ幸いです。
3.健診のお知らせの送付、市民の健康増進について
検診のお知らせの送付ですが、生活習慣病に関する健康診査につきましては、野洲市国民健康保険加入者へは、保険年金課から特定健康診査受診券を個別にお送りしています。
がん検診のお知らせにつきましては、本市では過去5年間に野洲市のがん検診受診歴のある方及び野洲市国民健康保険加入者へ、がん検診のお知らせを個別に通知しています。令和6年度からは40歳から65歳までの5歳刻みの市民の皆様へ、個別に通知を実施する予定です。
がん検診のお知らせチラシと健康増進事業のお知らせのチラシは、市役所内は市民課、保険年金課、社会福祉課に、市役所以外は図書館や市民交流センター、各コミュニティセンターや市内の医療機関といった市民の方が手に取りやすい場所に設置しています。また特定健康診査の受診券送付時にもチラシを同封しています。
個別通知やチラシ以外には、市広報や市ホームページへの掲載、市公式LINEの配信も行っております。
対象となる市民全員への個別による通知は実施していませんが、これらをご活用いただき、受診していただきますよう、ご検討をお願いします。
次に市民の健康を守ることに積極的に取り組んでほしいというご要望についてですが、本市では市民がいつまでも健康でいきいきと暮らすための健康づくり計画、「野洲市ほほえみやす21健康プラン」の第2次計画を推進しております。
この計画では市民の健康づくりを、栄養・運動・歯・タバコ・心・健診の6つの領域に分け、領域別のテーマに合わせて、目指す目標と、目標達成のために個人・家庭・地域・行政それぞれの具体的な取り組みを進めています。ご意見にございました健診(検診)に関しては、年1回、必ず健診(検診)を受診し、生活習慣の改善に取り組む人を増やすことを目標にそれぞれの立場で取り組んでいるところです。
また、たばこや心、生活習慣病といったからだに関する健康相談を毎週金曜日の午後1時30分から4時まで開催していますので、ご予約の際は健康推進課(電話588-1788)までお問い合わせください。
魅力ある野洲を
質問
スターバックスを誘致してほしいです。
野洲には豊かな自然があり、きれいなライスフィールドを見ながらお茶をいただく等最高の条件だと思います。
野洲の活性化、市民サービスの向上にもつながるのではないでしょうか。
回答
ご意見をいただき、ありがとうございます。
本市における喫茶店等の店舗出店(進出)は、ご提案いただいた企業を含め出店の意思があれば自由に出店することが可能です。
ご提案いただきましたライスフィールドというのは田園が連なる農地エリアと推察しますが、当該エリアである「農業振興地域」での土地利用は制限が厳しく課題があります。
今回ご提案いただきました内容は、ご意見の一つとして承り、企業の出店意思があれば前向きに検討させていただきます。
図書館近くのJR線路下トンネルの水漏れについて
質問
雨の日だけで無く、常時水漏れしています。
コンクリートに亀裂は致し方ないのは分かりますが、常時かつ長期ですので鉄筋の腐食も進んでいるはずです。
直上を電車という重量物が通りますので、根本的な補修をお願いします。
回答
ご意見をいただきありがとうございます。
当トンネル地下道については、2月より琵琶湖側の出入口より順次夜間工事にて、ひび割れ補修・漏水対策など補修工事を始めたところです。
全区間の完了までにはもう少し時間はかかりますが、安全にご利用いただけるよう対策中ですので、ご理解のほどお願い致します。
野洲市交通安全性向上の提案について
質問
ご提案があります。
私は会社でDX推進をしていますが交差点付近での人を検知するとパトライトを光らせる物を無償でお作りしますがいかがでしょうか?
イメージとしてはAIカメラで道路上や横断歩道で人の姿を検知して注意喚起をするものです。
もし道路交通法的に不可能ならば教えてください。可能ならば返信を頂けると幸いです。
回答
ご意見をいただきありがとうございます。
ご提案のパトライトについて、道路交通法的に設置できないことはありません。
現在、当市が管理している5台のパトライトは既に人感センサーが設置されており、交差点を人が通過すればパトライトが点灯する仕様となっております。
今後、当市においてパトライトを設置する機会がありましたら、ご相談させていただければと思います。
コミセン使用料について
質問
私は2000年にミュージックバンドを結成し今日まで活動をしてきました。その間市民活動団体としての登録、コミセン協力団体としての登録も行ってきました。結成時メンバー5人は全て野洲市民(当時は町民)でしたが途中他市の人が加わり9割減免制度ができた時は、要件を満たせず、5割以上ということでコミセン協力団体として活動してきました。最近は代表の私が野洲市民で他3名が栗東市と守山市です。
昨年7月に、市民活動団体への新規登録という依頼文書が届き、内容を確認したところ構成員の1/2以上が市民でないと「市民活動団体」として認められないとなっていたので、登録はやむなく断念しました。
しかし今年になって、常に利用しているコミセンから予約申し込み方法が変わるので、まずは仮登録をしてほしいと案内受け仮登録をしました。2月上旬に本登録の案内が来たので必要な資料をもってコミセンで手続きをしようとしたら、構成人数の半数以上が野洲市民でないので、市民団体とは認められず使用料は2倍になる。と言われました。市民が1/2以上いないと市民団体と認めないということは昨年承知しており、市民活動団体の
登録は断念しました。しかし予約方法が替わるということで、その手続き段階で使用料が2倍になるということを初めて知り、納得できません。
「使用料等の見直しに関するガイドライン」を見ても減免のことは書かれていますが、2倍にすることは見当たりませんでした。
その団体の代表者が野洲市民であれば野洲市民団体ではないでしょうか。
野洲市使用料条例別表11の備考6は、「団体の代表者の住所が市外の場合は使用料と同額を加算する。」と理解でき、このことは、代表者の住所が野洲市にあれば野洲市民団体であり、100パーセント加算は無いのではないでしょうか。
前段が長くなりましたが、次の2点に合理的で納得のできる回答をお願いします。
- 団体の代表者が野洲市民であっても、野洲市民が1/2以下の場合、市民団体として認めないのはなぜなのか。また半数とする根拠は。
- 前記団体の場合に使用料を100%加算とする根拠は。
回答
ご意見をいただきありがとうございます。以下のとおり回答します。
- 市内団体の要件及び根拠について
令和6年4月1日からの施設予約システムの導入にあたり、市内各施設において異なった市内団体の要件を統一する必要性が発生しました。
そのため、近隣3市の状況を確認したところ、3市ともに団体の会員の半数以上が市内在住・在勤・在学に該当する場合は市内団体とするという取り扱いでした。
また、ご存じのとおり、本市の市民活動団体登録における要件でも、団体の会員の半数以上が市内在住・在勤・在学であることを定義としており、本市における市内団体の要件を以下のとおり整理しました。- 市内の団体
次のいずれの要件も満たす者をいう。- ア 主たる事務所又は活動拠点が市内にあること。
- イ 団体の会員が2人以上で構成されており、かつ、会員の半数以上が市内に在住し、在勤し、又は在学しているものであること。
- 市内の団体
- 使用料の100%加算の根拠について
野洲市使用料条例別表第11の備考6における「市外の者が使用する場合の加算」の内容については、ご指摘のとおりですが、前述の市内団体の要件整理等に伴い、当該条例の令和6年4月1日付での一部改正を行いました。(市議会の2月議会で令和6年3月22日に議決)
つきましては、市内団体の新要件に該当しない団体は、使用料の100分の100を加算する団体となります。
なお、令和6年4月1日以降の利用分から新要件を適用しますが、令和6年3月31日までに事前予約され利用許可を得られた場合は、令和6年4月1日以降の利用分であっても従来の要件を適用することとしております。
これまでコミセン協力団体としてコミセンの管理・運営にご協力いただき誠にありがとうございます。制度の廃止に伴い、大変ご迷惑をおかけしますが、引続き地域の文化活動についてご支援をいただきますようお願い致します。
この記事に関するお問い合わせ先
政策調整部 広報秘書課
〒520-2395 滋賀県野洲市小篠原2100番地1 本館2階
電話番号 077-587-6036
ファクス 077-586-2200
更新日:2025年02月28日