子どもニュース2025年度2学期

更新日:2025年10月27日

きれいなお花のかざりをありがとう!

先日、市内の花屋さんが、本校にフラワーアレンジメントをプレゼントしてくださいました。これは、「みらいにたねをまこう!10年計画事業」という、県内の38の学校施設を対象に花を届けてくださる事業だそうです。ハロウィンの時期であることから、お化けやカボチャのバルーンとともに季節の花を生けてくださいました。

その日のお昼休みには、早速多くの子どもたちが「うわー、すごい!」「すてき!」と集まってきました。「色とりどりの花がきれい。」「見ていて楽しい気持ちになるなあ。」「ひまわりの花、かわいい。」などと、感想を述べていました。どの子もうれしさでとてもよい笑顔でした。

10月31日まで正面玄関を入ったところに飾られています。滋賀県生花商協会様、子どもたちや教職員の心を明るくするような素敵なフラワーアレンジメントをプレゼントしていただきまして、誠にありがとうございます。

国スポ観戦!

10月6日(月曜日)、5,6年生が、第79回国民スポーツ大会の成年女子バスケットボールの試合を観戦しました。大阪府代表と山梨県代表、滋賀県代表と山形県代表の試合でした。

子どもたちは、間近で見るトップアスリートの動きに前のめりになって見ていました。滋賀チームの試合場所は野洲小の観覧席からは遠かったのですが、シュートが決まれば大きな歓声とともにスティックバルーン(応援グッズ)を鳴らしたり、向かい側の応援席から聞こえてくる「滋賀コール」に合わせて声を出したりして、滋賀チームを盛り上げました。

また、すぐ目の前で行われていた、大阪府と山梨県の試合は最後までどちらが勝つかわからない好勝負でした。子どもたちは、「大阪チームはフリースローシュートを結構決めてるよ」「動きが速いなあ」「山梨チームの選手はリバウンドを取ってすぐシュートするのが上手」など、選手のプレーを見てかっこいいところを教えてくれました。まさに、「わたSHIGA輝く」というテーマどおりです。

ある子は、「ゴールした時にみんなで喜び合うのが楽しい」と感想を述べました。選手も応援する者もスタッフも、会場にいる皆が一体となってこの大会をつくり、この時間、この大会を味わう、そのような体験をさせていただいたのだと思います。

「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」。44年ぶりに滋賀県で行われたこの大会に参加する、貴重な機会を与えていただいたことに感謝いたします。

スーパーマーケットを見学させていただきました(3年)

9月29日(月曜日)、3年生が社会科の学習でスーパーマーケットに見学に行きました。店では、普段、買い物でよく通るレジや売り場だけでなく、商品の搬入口や成果作業場、商品を保管するための大きな冷凍庫などのバックヤードも見学させていただきました。子どもたちは、お客様に安心して買い物をしていただくための工夫や、働く人の工夫、品物を売ること以外の店の取組について、店員さんから教えていただいたり、自分で見つけたりして学びました。

見学から帰ってきた子どもたちに話を聞きますと、初めて知ったことやお店の工夫に驚いたり感動したりしているようでした。「1/4の大きさにカットされたレタスが売られています。それは、一人暮らしの人が使えるようにそうしているそうです。余ったらもったいないからそういうレタスも売っているそうです。」「調理で使った油や魚の捨てる部分も何度もリサイクルしているそうです。油はきれいにしてもう一度使うそうです。魚は動物のえさにするそうです。環境にいいなと思いました。」「安全に買い物してもらえるように、ここには荷物を置かないと床に黄色い線を引いてありました。」と、知ったことを詳しく教えてくれました。

社会科で、「店で働く人について学ぶ」という視点で学習した後、ここで取材したことを生かして、国語科では報告文を書く学習につなげる予定です。

アピール練習が始まりました

やすっこフェスティバルに向けて、演技や競技の練習が始まりました。やすっこフェスティバルでは、全校児童を赤、青、緑、黄色の4色の組に分けて、異年齢集団による交流の場を設けています。高学年ではリーダーシップや思いやりの心が育つことを、低学年では上級生に対するあこがれの気持ちが育つことを、そしてみんなに自分を励ましお互いの頑張りを認め合う姿が見られることを願っています。その色の組の仲間で取り組む活動として、「アピールタイム」があります。今回はアピール練習の様子をお伝えします。

アピール練習は、6年生を中心に進めています。どのリーダーも「低学年の子どもたちにもわかりやすいように」と考え、工夫を凝らしています。

「今日は、(アピールの内容が書かれている)紙を見ながらでいいよ。最初はゆっくり練習しよう。言葉に慣れたら少し速くするね。」と段階を踏んで教えたり、動き方の見本を見せながら説明したり、「わからないところはありますか。」と尋ねたり、「とても上手にできています。」とほめたりと、リーダーらしい姿がたくさん見られました。同じ高学年の5年生に、「5年生には、こことここに立っていてほしいです。そして、近くの子がわからなくて困っていたら教えてあげてください。」と、どのように動けばよいか説明する6年生もいました。子どもたちが、左右どちらの手を上げるとよいのかわかりにくそうにしているのを見ると、「じゃ、私たちが後ろを向いてやろう。」と、向きを変えて教えていました。

6年生のリーダーに話を聞きました。「やすっこフェスティバルをみんなでがんばりたい。アピールでみんなのがんばりを応援したいです。」「みんなができるだけいやな気持ちにならないようにほめたり、自分も一生懸命にやって盛り上げたりするように心がけています。そうして、みんなで前向きにやすっこフェスティバルに取り組みたいです。」このような気持ちで、アピール練習を進めているようです。

昨日は練習3回目。リズムに乗って楽しんだり元気な声を出したりできるようになってきました。6年生と一緒に教えたり、大きな声を出して練習を盛り上げたりする5年生の姿も見られます。練習している子どもたちに、アピールの好きなところを聞きました。「いけいけコールが好きです。元気になるからです。」「3,3,7拍子が好きです。手をたたくところが気持ちいいからです。」「なかまのエールが好きです。『最後まで 走り抜けて』という言葉がいいなと思ったからです。」と、いろいろな「好きなところ」が返ってきました。わかりやすく教えたいという気持ちが伝わったのではないでしょうか。

個々に得意・不得意はあると思います。しかし、それぞれの頑張りを認め合い、それぞれに達成感や満足感を味わえるフェスティバルになるよう、毎日応援したいと思います。

ちがいってすてき(人権の日の取組)

毎月25日は、野洲市人権の日です。本校でも毎月1回、人権問題について考える日を設けています。今月は、9月22日(月曜日)に実施しました。

今月のテちがいってちがいってすてき(外国人に関わる人権問題)」です。絵本「せかいのひとびと」(作:ピーター・スピアー)を教材として使いました。この絵本には、体つきや文化・生活習慣など、多くの「違い」が出てきます。一つの違いについての例が数多く、かつ詳細に描かれています。多様な違いを目で見ることで興味をもったり知ったりできるようになっています。

この日は6年生のクラスの学習の様子を参観しました。違いや共通点を感じながら絵本を見た後、「いろいろな違いを認め合うために大事なことや自分にできることは何だろう」とグループで話し合いました。

「相手の得意なことや苦手なことを知ることが大事なんじゃないかな。」「聴いている人は、話している人を傷つけないように聴いてほしいな。そうでないと、自分が否定されたように思うから。聴いて、『ああ、そうなんだね』と受け止めてほしい。」という意見が出されました。どちらも人とつながる上でとても大切なことだと思います。

2学期は、学習内容や行事が多いです。みな、それぞれに得意不得意があり、違いを感じる場面もあるかと思います。しかし、今日話し合った意見を大事にして行動すると、みんなで協力し合って前向きに取り組むことができるのではないかと思います。

まなび野洲検定2025

 9月10日(水曜日)、野洲市教育研究所主催の「第16回 まなび野洲検定 2025」を本校で実施しました。これは、児童が『まなび野洲検定テキスト』を活用し『まなび野洲検定』に取り組む中で、郷土の自然環境や産業、人物や身近な歴史文化遺産などについて興味と関心を持てるようにと企画され、毎年実施されています。今年度、本校からは18名が受験しました。

試験中は、テキストで学んだことを思い出すなど、一生懸命考えて取り組む姿が見られました。

終了後、何名かの児童にインタビューをしました。

「家の人に勧められたこともあるけど、自分も受けてみたいと思って受験しました。去年も受けています。このおかげで野洲のいろいろなことを知ることができました。デジタル問題集をがんばってやっていたから、そこから出題されていたのですらすらと解けました」(5年生)

「去年も受けていて、1級をめざしたいと思って受験しました。学校の社会では習わない野洲のことを知ることができました。」(6年生)

この野洲検定で取り上げられている場所に実際に行ってみたという子もいました。

本校の学校教育目標に「まち大好き野洲っ子」という目標もあります。郷土愛を育む一環として、次年度も開催できればと思います。

地域の伝統文化に触れる

9月9日(水曜日)、音楽科「ちいきにつたわる音楽に親しもう」の一環で、4年生が江州音頭を体験しました。音楽科の学習としては、地域に伝わる音楽を聴いたり歌ったりしながらその特徴やよさを感じ取るねらいがあります。それに加えて、地域を愛する心を育んだり、体育科の表現の学習につなげたりしたいという思いももって設定しました。

今日は、野洲っこ応援団サポーター様をはじめとする地域の皆様、守山市江州音頭保存会様を講師に招いて実施しました。江州音頭は、近江商人が荷車を引いて全国に商品を売りに行く様子を表しているそうです。その踊り方を一つ一つ丁寧に教えていただいた後、みんなで輪になって踊りました。地域の皆様の「右、後ろ、揃えて、1歩2歩パン」の掛け声に合わせて楽しく踊りました。子どもたちはすぐに慣れて、みんな上手に踊っていました。

児童に感想を聞いてみると、「思っていたより簡単だった」「難しいところもあったけど楽しかった」、「古くから伝わる踊りを知ることができてよかった」と返ってきました。「みんなで踊って楽しいからずっと伝わってきたのかな」と考える子もいました。

地域の皆様、江州音頭保存会の皆様、地域の伝統文化に触れるよい機会を与えていただき、ありがとうございました。

命を守る学習(不審者対応避難訓練)

 9月2日(火曜日)2校時、守山警察署員の協力のもと、不審者対応避難訓練を実施しました。

今回は、体育館側昇降口から不審者が入ってきたところを職員が気づくという設定で行いました。不審者への対応と同時に、職員室や全校にどのように知らせるか、不審者が確保されるまで教室でどのようにして身を守るかという訓練を行いました。対応した職員は、不審者役に「どなたであるのか」「用件は何か」と尋ねることから始め、終始丁寧に話しかけたり、不審者役の動きに注意しながら対応をしたりしました。「不審者が児童のいる2階に行かないように」「階段の方へ行かないように」と考えたり、とっさに2階へ行かないよう不審者の動きや周りの状況を確かめながら対応をすることができました。

不審者役が確保された後、全校児童が体育館に避難し、訓練の総括を行いました。命を守るために訓練をしていること、放送や指示をよく聞くこと、外では『いかのおすし』の合言葉で行動することなどを確認しました。

訓練を終えて、教室ではどのようにしていたのか、子どもたちに聞くと、「入ってこられないように机をドアの方に固めた」「みんなでドアから離れて静かにしゃがんでいた」と教えてくれました。

実際にあってはならないことですが、命を守るための合言葉を覚え、普段から放送や人の話を聞くことができるように力をつけていきたいと思います。

2学期が始まりました

 長い夏休み期間を終え、昨日から2学期が始まりました。

1時間目は2学期の始業式を全校で行いました。校長の話では、「夏休みを終えて、みんなの顔が見られてうれしい。2学期は長いので各教科や行事などで学ぶことが多くある。不安や苦手感もあるだろうけど、ぜひ、「私もできるかも!」という気持ちで取り組んでほしい。先生たちはみなさんのチャレンジや成長を応援します。」と伝えました。

その後、2学期の学習や生活を始めるにあたって大切なことを 教員が劇を交えて伝えました。子どもたちは、「たいやき」「アイス」「かすてら」の合言葉を思い出すとともに、水分補給を忘れずに健康管理をすること、仲間とともにお互いのよさを認め合うこと、校外学習では安全のためにも勝手な行動をとらないことを確認しました。9月の生活目標は、「時間を守ろう」です。

2,3校時は、それぞれの学級で、担任から2学期がんばりたいことや気を付けたいことについて話を聞いたり、夏休みの課題の提出をしたりしました。すごろくやさいころトークで夏休みをふり返ったり、2学期の学習を始めたりしました。

2学期も全教職員一同、全力を尽くして子どもたちの成長を導き支えていきたいと思います。保護者様、地域の皆様、2学期もどうぞよろしくお願いします。