分野 |
文化・芸術 |
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概要 |
この歴史講座は、多くの方にわかりやすく歴史を知っていただくため、野洲市歴史民俗博物館友の会の主催で実施します。令和6年度は織田信長の上洛以前、室町幕府を中心とする畿内の動乱と近江との関係について取り上げていきます。
第2回講座 演題「野洲の永原氏、戦国の畿内を駆け抜ける!」 講師:新谷和之氏(近畿大学文芸学部准教授) 永原氏は戦国時代の近江国野洲郡に勢力を保持した領主です。郡レベルの領域をもつ領主であり、一般的にこのような領主は「国衆(くにしゅう)」「国人(こくじん)」などと呼ばれます。15世紀段階までは、六角氏一族で守護代の馬淵氏の家臣でしたが、16世紀代には六角氏の直臣として成長します。 永原氏の本拠である永原城は、山城と平城が存在し、その規模や構造は他の六角氏家臣と一線を隔するものでした。さらに16世紀代には、当時の当主である六角定頼・六角承禎の外征にも従軍し、六角勢の主力を形成するなど、六角氏の軍事・内政両面で重要な役割を果たしていました。 講演では、永原氏の六角氏重臣としての外交・内政での役割や、足利将軍家との独立した結びつきなど、戦国末期の畿内・近江で大活躍した永原氏について、近畿大学の新谷先生にお話しいただきます。 |
日時 |
2025年03月16日
日曜日 午後2時~4時 午後1時15分開場 |
場所 |
野洲市歴史民俗博物館(銅鐸博物館) |
定員 |
定員あり(先着順) 120名(友の会会員以外の方でも参加できます。) |
費用 |
資料代 友の会会員 無料(※会員証をご提示ください。) 会員外 500円(展示をご覧になる場合は、別途入館料が必要です。) |
申し込み |