夏期テーマ展「夏休み!こども博物館!」では、博物館の役割と野洲市の歴史をわかりやすく紹介しています。
今回は、展示を見学したドウタクくんと一緒に展覧会の見どころを紹介します!
夏期テーマ展「夏休み!こども博物館!」は2階企画展示室で開催しています。
2階へ上がる階段では、ドウタクくんがお出迎えしてくれます!
展示室に入ると、正面には「博物館の定義」や「野洲市歴史民俗博物館」について説明するパネルが並んでいます。
パネルを読むドウタクくん
パネルを読むのにちょっと苦戦しているドウタクくん...。
でもご安心ください!
今回の展覧会では、野洲市歴史民俗博物館の活動を通じて、博物館の役割をわかりやすく紹介していますので、見終わった頃には博物館がどのような役割を担っているのか、きっとお分かりいただけると思います。
また、一部例外がありますが、パネルの高さは野洲市で見つかった日本一大きい銅鐸と同じ134.7センチメートルにしていますので、日本最大銅鐸の大きさを身近に感じることができます。
展覧会は第1部 博物館の役割と第2部 野洲の歴史の2部構成になっています。
第1部 博物館の役割では、博物館の役割を「あつめる」・「しらべる」・「ひろめる」の3つに分けて説明しています。
「あつめる」では、「博物館はどのような資料を集めているのか」、「資料はどのようにして集めているのか」などの疑問にお答えしています。
また、歴史博物館と聞いて想像しやすい考古資料や文献資料ではなく、ちょっと意外な黒電話や掛け時計という資料を展示しておりますので、博物館があつめている多種多様な資料を見学いただけます。
「しらべる」では調査研究、「ひろめる」では教育普及といった博物館の役割について説明しています。
また、水車を観察しながら、作られた年代や所有者について調査する体験ができたり、実物の考古資料に触れることができるハンズオン展示があります!
ハンズオン展示では、「学芸員からの挑戦状!」という企画をやっています。
これは考古資料の名前や年代を当ててみよう!というもので、ハンズ展示の考古資料には、説明キャプションを設置していません。
実際に資料を触りながら、表面の模様や色、焼成具合を観察していただき、第2部 野洲の歴史に展示中の資料から同じ資料を見つけていただければと思います。
ドウタクくんも挑戦中!
第2部 野洲市の歴史では、野洲市の歴史を通史的に紹介しています。
普段の常設展示とは違い、ドウタクくんからの質問の答えるQ&A方式の解説パネルを設置していますので、ぜひご覧ください。
Q&A形式の解説パネル
「夏休み!こども博物館!」では展示に関連したワークシートも実施しています。
ワークシートを解いて受付まで持ってきていただくと、メモ帳やクリアファイルといった景品をお渡ししていますので、ぜひ参加してくださいね☆
「夏休み!こども博物館!」は9月1日まで開催しています!
\展覧会概要/
令和6年度夏期テーマ展「夏休み!こども博物館!」
■会期:
令和6年7月13日(土曜日)~9月1日(日曜日)
■会場:
野洲市歴史民俗博物館2階 企画展示室
■休館日:
月曜日
■開館時間:
9:00~17:00(入館は16:30まで)