児童虐待は、子どもの人権を著しく侵害するものであり、その心身の成長および人格の形成に重大な影響を与え、将来の世代の育成にも懸念を及ぼします。
令和4年度の児童虐待相談件数は、滋賀県で7,901件。そのうち野洲市では332件となっており、年齢別では小学生以下が全体の67%を占めています。
子ども自身にとって最も安心できるはずの家庭の中で起こることから、その発見や対応が難しく、社会全体で取り組むべき課題です。
子どもたちは自分で身を守ることができません。守れるのは社会であり、私たちです。子どもや保護者からの【サイン】を見逃さないことが大切です。
【子どもからのサイン】
◇不自然なあざ・やけど
◇極端にやせている
◇衣服やからだが不潔
◇無表情、大人を見るとおびえる
◇落ち着きがなく乱暴、情緒不安定
【保護者からのサイン】
◇いつもイライラして子どもに当たる
◇子どもの健康や安全への配慮がない
◇子どもを家に置いたままの外出が多い
◇地域との交流がなく孤立している
「気になるなあ」「もしかして虐待かも?」と疑ったらこちらまでご連絡ください。
◆子育て・家庭問題・虐待などの相談窓口
電話 189(いちはやく)
また、子育て中の保護者の方で、なかなか子育てが思うようにいかないと不安や悩みをかかえておられる人も多いのではないでしょうか。
話すことで気持ちが軽くなったり、冷静になれたりすることもあるので、そんなときは身近な人に話しをしてみたり、市の家庭児童相談室にお気軽にご相談ください。
オレンジリボンキャラバン隊来庁の様子【平成28年10月6日 野洲市役所正面玄関】