平成24年、通学時に児童が死傷する交通事故を機に、全国的に通学路の点検が行われ、本市も平成24年7月に緊急合同点検を行いました。そして、平成28年3月に「野洲市通学路交通安全プログラム」を市独自に策定し、以降、当該プログラムに基づく点検と見直しを行い、ハード対策とソフト対策の両面で児童生徒の通学における安全確保に取り組んでいます。
なお、通学時の児童生徒の交通事故の多くは、中学生によるものであることから、特に平成30年度からは、中学生の交通安全対策にも積極的な取り組みを行っています。
対策必要箇所は増えていますが、ハード対策完了箇所は年々確実に増えています。ハード対策未完了箇所には、ハード対策が非常に困難で現実的に不可能な箇所が多く含まれます。そのような箇所にはソフト対策を講じていきます。
令和元年5月に大津市で園児が巻き込まれる痛ましい事故が起きました。また、昨今、高齢者ドライバー等の操作誤りによる交通事故も頻繁に起きています。このようなことから予期せぬ事故の可能性を認識し、今年度は新たな視点での課題の洗い出しを行いました。そのため、毎年着実にハード対策を講じていますが、対策必要箇所は増えています。今後、危険度の高さ等を考慮し、優先順位をつけながら、ハード対策とソフト対策を講じ通学路の安全確保を推進します。
令和2年度プログラム全文は次のとおりです。
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