定例記者会見（平成30年5月25日）

このページは、野洲市政記者クラブ主催の定例記者会見の内容（概要）を広報秘書課でまとめたものです。

日時

平成30年5月25日（金曜日）14時〜14時45分

場所

野洲市役所 応接室

1．平成30年第3回野洲市議会定例会提出案件について

2．第1次野洲市総合計画改訂版 平成30年度ロードマップ・平成29年度実績評価について

3．市有地の貸借期間等に関する要望及び市の考え方について

4．野洲市余熱利用施設整備運営事業の概要について

・平成31年4月1日市職員採用について

・平成30年度野洲市の教育について

・平成30年度学校ICT整備について

・小中学校 平成30年度夏季休業中の学校集中休暇期間について

定例記者会見にご参加いただきましてありがとうございます。

本日は、まず、6月7日に開会されます市議会定例会に提出する案件となります。提出する案件は多くありませんが、特徴的なのは、市民病院に関連して野洲市職員定数条例を改正します。現在の定数476人から270人増やし合計で746人となります。増員分の人件費については、既に市民病院の整備計画で想定しておりますが、これだけの正規職員が増え、かつ医師や看護師などこれまで採用していない職種が増えるということです。また、その他案件として、ごみ処理施設であります野洲クリーンセンターの旧施設の跡地に余熱利用施設として温水プールなどをPFI事業（民間の資金と経営能力・技術力を活用し、公共施設の維持管理・運営を行うこと。）として整備します。かなり精度を詰めた施設であり、滋賀県では珍しい施設だと思います。民間の資金により市が望む市民サービスのための施設を整備します。主体は温水プールと温浴施設、そして地産地消の販売施設です。今回この施設を運営する事業者と契約を締結するため議案を提出します。

次に、第1次野洲市総合計画改訂版 平成30年度ロードマップ・平成29年度実績評価についてですが、従来から透明性を保つため、市の事業をロードマップにおいて毎年公開し評価を行っています。前年度の評価結果と今年度の事業や目標などを宣言し、市民の皆さんにお知らせしておりますのでお示しします。

次に資料提供の平成30年度学校ICT整備についてですが、電子教科書と各教室に大型ディスプレイ等の導入を行います。また、野洲市は、教員全員に早くから1人1台のノートパソコンを導入しておりますが、今回、全てをタブレット化します。職員室では通常のパソコンとして使用し、教室に持参するとセキュリティが働き、生徒の成績や個人情報などから切り離され、教室の大型ディスプレイと連動することにより、電子教科書として使用できるシステムを構築し整備しますので資料として提供します。

最後に、小中学校 平成30年度夏季休業中の学校集中休暇期間についてですが、どのまちにも国や県から「夏季休業中において1週間以上の集中休暇期間を設ける」ことが示されたことを受け、本市では、集中的に教職員の方に休みを取っていただくことを校長会において決定されましたので資料提供いたします。

以上が概要です。詳細は、担当部長より説明させていただきます。

質疑応答等

1.平成30年第3回野洲市議会定例会提出案件について＜政策調整部長・総務部長説明＞

記者… 職員定数条例の改正ですが、病院事業の職員270人の増員は、医師、看護師含めて全て新規採用ということですか。

部長… その通りです。昨年の12月に野洲市民病院事業実施計画を皆さんにお示ししましたが、人員確保、採用方針の中で270人としております。医師から事務職員まで全てで270人です。

記者… 平成33年の開院までに採用するということですか。

市長… 来年の7月に現民間病院を市民病院にしますので、すぐに採用事務が発生します。なお、駅前に病院が整備（平成33年春開院）された段階ではなく、来年7月に市立病院として立ち上げますので、そこで働く人たちが全て市職員となります。また、駅前に病院が整備された段階では計画どおり、独立行政法人となりますので、職員は独立行政法人の職員に身分移管する前提の採用となります。

2.第1次野洲市総合計画改訂版 平成30年度ロードマップ・平成29年度実績評価について＜政策調整部長説明＞

なし。

3.市有地の貸借期間等に関する要望及び市の考え方について＜健康福祉部政策監説明＞

なし。

4.野洲市余熱利用施設整備運営事業の概要について＜野洲クリーンセンター所長説明＞

記者… 施設は民間となるのですか。

所長… 公共施設としての位置付けとなります。

記者… 施設は、祝日や休日も開けるのですか。

所長… 休館日は設ける予定ですが、今後、事業者からの提案を基に考えていきます。

記者… 専用駐車場は設けるのですか。

市長… 設けます。また、野洲クリーンセンターが開いている時は、センターの駐車場も使用できます。

記者… 温水プール、温浴施設、特産物販売施設は、全て同じ運営会社となるのですか。

所長… そうです。

記者… 温浴施設とは、いわゆる「お風呂」ということですか。

市長… そうです。また、温水プールは、競技も可能なプールとなっています。競泳の飛び込みやコースは競技用に沿った基準となっています。

記者… 特産物販売の具体的な商品は、これからだと思いますが、野洲市産が中心となりますか。それとも、もう少し広げて滋賀県産まで対象になりますか。

所長… 事業者の提案がベースとなりますが、当然、市内の農産物が中心となります。また、特産物の地域連携というのもありますので、近隣や近県も考えられます。

市長… 地元の大篠原も農産物が盛んですので、地元振興がベースとなります。

記者… スケジュールをもう少し詳しくお願いします。

所長… まず、今回、市議会に提案します議案の議決をいただきました直後に、設計に取り組み、概ね来年の1月までに完了し、工事の準備を行います。来年の3月末まで体育センターが現存しますので、4月以降、約1ヵ月半で体育センターを解体し、残り10ヵ月弱で建設を行う予定です。事業者の計画では、平成32年2月末に工事が終えられるように業務を進め、3月は、開業準備を行い、4月早々には開業する予定です。

記者… 施設の愛称はどのようになるのですか。

市長… 今後、公募などにより決定する予定です。

意見交換等

・滋賀県知事選挙について

記者… 市長会では「推薦は行わない。」ことになりましたが、市長として特定の候補者の応援などは考えていますか。

市長… 考えていません。慣例として現職同士には為書き交換は行っています。