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市長へのご意見・ご提案(令和3年8月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

なお、投稿および回答内容は、その時点での対応であり、現在の状況と異なる場合があります。

コロナ予防対策として鼻うがいの推奨について

Q コロナウイルスの感染は第5波が到来しその予防策が急務となっております。コロナウイルス予防対策として住民に鼻うがいの啓発を掲示板やHPなどで呼び掛けてほしいです。
現在、コロナ予防対策としてうがいが推奨されていますが、それだけでは不十分だと考えます。ウイルスが最初に感染を起こす部位は鼻咽腔です。発症するまで平均5日かかるコロナウイルスの場合、ウイルスを吸い込んだとしても毎日鼻うがいをすればウイルスが細胞に取り込まれる前に洗い流すことができ感染を防げる可能性が大きくなります。
鼻うがいについては既に大阪府泉大津市や愛知県碧南市、富山県砺波市などいくつかの自治体で推奨されております。また、福井大学では民間企業と共同でコロナ予防用の鼻うがい液の開発・商品化をしております。

 

A 新型コロナウイルス感染症については、滋賀県では8月6日より特別警戒ステージ(ステージ4.)に移行し、13市がまん延防止等重点措置を講じる区域として指定され、対策を強化することが示されました。(回答時点)
本市においても、改めて感染症対策の徹底や感染拡大地域への外出の注意喚起など啓発をしているところです。
基本的な感染症対策としては厚生労働省も啓発していますが、「手洗い」「咳エチケット」「マスク」「3密の回避」「外出の控え」が重要であると考えています。
鼻うがいについては、今後、新型コロナウイルス感染症に対する効果検証に注視していく必要はあると思いますが、現在のところは厚生労働省や滋賀県では推奨されておらず、情報も限られていることから、市として推奨できる段階ではありません。
なお、引き続き基本的な感染症対策を徹底してまいります。今後ともご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
 

園児のマスク着用について

Q 現在こどもをこども園に預けております。その中で「3歳からはマスク着用のご協力をお願いします。」とされています。強制はされていませんが、「3歳児以上は着用しましょう」と呼びかけられている時点で着用しなければならないと思ってしまいますし、大半の子どもが着用しております。WHOも5歳までのマスク着用にこだわっていませんし、何より脳が酸素不足になることで、発達・発育・認知・身体機能面の低下が考えられます。
また、息苦しさにより口呼吸になってしまいます。子どもにとっては重症化しにくい感染症であるといわれています。とても大事なこどもの成長期にその成長を阻害させる行為だと考えます。集団生活なので、着用させずに登園させると、「お友達がしているからマスクをしたい。」と言ってきます。わが子だけに限らず、子どもは自分だけがしていないと疎外感を感じますし、何よりしていないことでいじめの対象になることを未然に防ぐために、マスク着用によるリスクについて周知してもらえるようにしてほしいと園に要請しましたが、動いてもらえません。
感染を防ぐという面でマスク着用を促されていると思いますが、それと同時にマスク着用によるリスクについても知ることも必要だと思います。実際に市内の私立の保育所などでは子どもの発達の面を考えて、着用させていないところもあると聞きます。
今、子どもたちへのリスクが低い中で、感染を防ぐことだけを考えるのか、子どもたちが将来免疫力の低い身体にならないようにするためにはどうしたらいいのか、市としてどう考えておられるのか。また、マスク着用について市内の保育所によってばらつきがあること、マスク着用によるリスクをどこまで考えておられるのか、リスクを理解されているのであれば、理解したうえで着用を促す意図についてお答えいただければ幸いです。
家庭によってそれぞれ考えがあると思うのでせめてリスクを知ったうえで、マスク着用をするしないを選択する自由があっても良いのではないかと思います。

 

A 園児のマスクの着用については、日本小児科医会等の考え方に準じた厚生労働省通知を踏まえ、園児に一律にマスクを着用することはせず、園児の体調や保育の場面に応じてマスクを外す対応をしているところです。
小児のマスク着用に係る発達上のリスクについては様々な知見が示されており、感染防止対策上の必要性を十分に考え合わせた上で判断すべきであると考えています。特に、現在、感染力の強い変異株による感染者が若年・小児の間でも急増しており、就学前児童の感染事例も増加傾向にあります。このため、市では感染リスクを看過できないという考えから、公立園での園児のマスク着用を従前のとおりの運用により引き続き実施していく考えです。
なお、私立園においては、それぞれの運営主体の考えにより運用がなされているものと認識しています。
また、保護者に対してマスク着用のリスクを園から通知してほしいとのことですが、本市及び市立園からは厚生労働省が通知する内容以上のことを周知することは控えておりますので、ご理解くださいますようお願い致します。

市長の事が書かれたネット掲示板について

Q 大手掲示板等で栢木市長に対する意見を書き続ける人がいます。
病院建設半額が無理なら病院を建てないという選択肢もありましたでしょうし、1年ぐらいは住民の声を聴く時間を十分とるべきだったと思います。
書き込みを行っている人に対して何かしらの行動をとるべきでは。放置は良くないと思います。

 

A ネット掲示板等への書き込みについては個人の表現の自由であるため、私がこれら書き込みについて何か行動する立場ではありません。ただし、私個人への誹謗中傷があった場合は警察等にご相談させていただくことはあります。
なお、病院建設につきましては、一般的に現地建替えは技術的に不可能ではないが、実現困難となる課題や懸念事項が多いことや現在のコロナ禍により市立野洲病院がワクチン接種会場になることなど、当初想定していなかった医療情勢等も含め総合的に判断した結果、苦渋の選択により現地建替えを断念しました。
結果として、現地建替えを断念する結論に至りましたが、新しい病院像のもとに現市立野洲病院の199床ある病床数を減床させ、整備費用について減額できるよう見直し、身の丈にあった病院運営を考えてまいります。
野洲病院建設を含めたその他公約につきましても実現に向け現在順次取組んでおり、「住んでよかったまち」「住んでみたいまち」「住み続けたいまち」の実現に向け、職責を全うしていきます。

市役所前の道路について

Q 市役所前の道路は時速40kmの速度制限がかかっているところです。横断歩道にさしかかっても車は止まろうともしません。大変危ないです。もっと注意喚起する方法はないのでしょうか。
通行量は多いし、特に早朝が多いです。運転者のマナーに期待するのみでは無理です。何かの方法を考えてください。

 

A 市役所前道路の横断歩道での車両等の運転者のマナーについては、おおむねお手紙でご指摘の通りの状況かと思います。市役所前の横断歩道は横断需要が高い箇所であり歩行者優先であるにもかかわらず、徐行や一時停止を行う運転者は少ない傾向にあります。
滋賀県では、県内全体において同様のケースが見受けられる状況から横断歩道利用者ファースト運動を展開しており、歩行者と運転者が互いに交通ルールを守り、互いに思いやる気持ちを重視する啓発や警察官による取締りが実施されています。啓発の中では運転者が取り組むべき内容はもちろん、歩行者が取り組むべき内容として「手をあげる」などの、横断歩道を通行する意思表示を明確に行うことも挙げられています。
野洲市においても今後も引き続き、横断歩道利用者ファースト運動をはじめとする運転マナー向上の啓発や警察官による取締り実施を要望してまいります。

野洲駅前整備について

Q 私は駅前に病院を建設することは納得いかないものの、元々のAブロックに病院を建設するよりはBブロックで良かったと思っています。その空いたAブロックに店舗付きマンションを建設するというのは本当なのでしょうか。野洲市の活性化につながるでしょうか。
マンションを建ててしまったらマンションの住民しか集わない。活性化につながるとは思えません。野洲市って本当に何もないなって日に日に思います。駅に着いたところで、ランチをするところも、ちょっとお茶するところもない。野洲駅では早朝に山登りやハイキングのために集まっている人や、終電を逃したひとが改札前で寝ているのを見かけます。
私は駅前に三重県にあるアクアイグニスのようなお洒落な温泉施設ができて欲しいです。
がっつり宿泊する人はいないと思うのでカプセルホテルを併設する。山登りの人は帰りに温泉につかって美味しいものが食べられたら嬉しいし、終電を逃した人もゆっくりお風呂に入れて簡易的に泊まることが出来る。
また、バスでのアウトレット帰りの若者もお洒落なお風呂なら立ち寄ってくれると思うのです。パンやお惣菜が駅前で調達できたら、ラーメン屋さんやバー、お洒落な居酒屋があれば帰りにちょっと寄って行こうかなってなると思うのです。
今までは駅前に病院を建設することばかりで街の発展のためには何も残していません。安易な考えで病院で働く看護師を公務員にしたことは財政を圧迫している要因の一つではないでしょうか。
もっとオープンにもっと活発に意見を出し合う場を設けて欲しい。もっと斬新なアイデアだってあると思いますし、これだけ揉めて何度もひっくり返すことが出来るのなら、もっと若者の意見も聞いていただけませんか。意見を聞くために人が集まるような努力をされてますか。
広報で意見求むって出したって新聞取ってなかったらそもそも見てないし、選挙活動並みに駅前に立ったり、チラシ入れたり野洲市の駅前についてもっと市民に考えさせて欲しいし、周知していただきたいです。
素敵な場所だったら、人はどんなに遠くても訪れようと思うものです。有名なかき氷屋さんがあるだけでも人はそのために出向きます。私は野洲市を知らないひとが駅に降り立ったときにワクワクするようなそんな町になって欲しいです。

 

A Aブロックに店舗付きマンションを建設するというのは本当か、ということですが、そういった事実はございませんし、現在は何も決まっていない状況です。Aブロックには、市民の皆様からのご意見やご提案をお聴きするとともに、民間事業者から提案を募り、商業サービスや公共的な機能を備えた複合商業施設を整備する予定です。6月市議会定例会において「事業者から提案を募る選択肢として、マンションを排除することはない」とご説明したことにより、冒頭のような誤解を招いたとしたらお詫び申しあげます。
複合商業施設に整備する機能については、野洲駅南口周辺整備構想に基づき検討してまいります。この構想を策定する際には、専門家や大学生も交えて議論し、市民活動団体へのアンケート、世代別ヒアリング、ワークショップも開催しており、駅前に求める機能として、●●様のご意見と同様の意見も出ております。
今回市民病院建設予定地の位置を変更することにより、野洲駅南口周辺整備構想の見直しも必要となりますので、●●様にいただいたご提案も含め検討し、野洲駅南口の「にぎわいの創出」を進めてまいります。

保育園の待機児童について

Q わたしは自営業でパソコンで仕事をしながら、●歳になる娘を育てています。夫は朝早くから夜遅くまで外で働いており、仕事の日は頼れません。
わたしも、娘が動き回るようになってからは仕事しながら娘を見ることに限界を感じており、日々ストレスを感じています。自営ですから、産休も育休もなくギリギリまで働き、その後すぐ働き始めました。
保育園の入所を希望していますが、入れません。窓口で、野洲市では待機児童が40人近くいる旨を聞きました。この溢れてしまった40人の子の母たちは救いもなく、ただ連絡を待ち続けているわけです。在宅フルタイムだと、外働きフルタイムの人に点数で負けます。家で子どもを見ながら働けるという理論は、子育てしていない人の考えです。
育休も産休もなく働いています。本当に待機児童の件を国にはしっかり考えてもらいたいです。保育園も入れないようじゃ、2人目、3人目を前向きに考えられるわけがありません。

 

A 現在、保育園の待機をいただいていることにつきまして、大変心苦しく思っております。
●●様を含め、多くの待機児童が出ていることに関しまして、市長として大きな課題であると考えております。
市では、これまでも、公立私立の認可保育所(園)の施設整備等により施設の確保を進めると同時に、保育士不足の解消のため人材バンク事業等に取り組み、待機児童の解消を目指してまいりました。しかし、これを上回る保育ニーズの高まりや、深刻な保育士の不足もあり、1歳~2歳児を中心に多くの待機児童が生じる状況がこれまで続いて参りました。
そこで、こういった状況を早期に解決するため、周辺市の中でこれまで野洲市だけが取り組めていなかったのですが、0歳~2歳児に特化した19人以下の保育施設の整備を進めていくことといたしました。現在、来年4月から2か所、再来年4月からさらに2か所を新規開設する計画を定め、実施事業者の公募を進めております。この対策の実施により、相当数のご希望にお応えできるようになると考えておりますので、ご承知とご理解を賜りますようお願いいたします。

野洲駅前Aブロックの土地利用について

Q 家の古い紙の処分をしていたら42年前ぐらいの野洲川の土地の地図が出てきました。Aブロック周辺は会社の工場か何かだったみたいですね。原点回帰ではないですが、この土地をどこかの会社に売ってみてはどうでしょうか。
市三宅、野洲、旧中山道以外の場所はバブルで家が建つ前には国土地理院の写真でもそうですが、田んぼだらけでした。

 

A 野洲駅南口周辺はアサヒビール株式会社が所有されていましたが、平成22年に、野洲駅前エリアの活性化のために野洲市に買い取りを打診されました。これを受けて市では公開内部検討会議や市民懇談会、議会での議論を経て、「市民活動拠点施設用地」として買い取り方針を決定し、平成24年2月に野洲市に所有権を移転しました。
その後、平成27年3月に策定した野洲駅南口周辺整備構想を基に、駅前のにぎわいづくりについて検討を重ねているところです。
野洲駅前Aブロックについて、私は市民活動拠点を含んだ複合商業施設を民間活力により整備する方針を表明しており、野洲駅前Aブロックの土地については、市民のために活用してまいります。
 

柵と街灯について

Q 1、我が家の隣は川が流れています。しかし、その川に柵などが無く反射板にロープをくくりつけて柵の代わりにしてあります。小さな子どもも住宅にはたくさんいますし、夜も小さな反射板だけでは見にくいと思います。柵を作っていただく予定は無いのでしょうか。
2、我が家から1番近い川側にあるゴミ庫の横に立っている電柱とその前に立っている電柱だけ街灯がついておらず他の街灯とも距離があるので夜、我が家の周りだけ少し暗く歩いていると防犯面でも心配です。他の電柱には全て街灯が付いてあるのになぜか付いていません。せめてどちらかの電柱に付けてもらえませんでしょうか。

 

A 当該河川の安全対策につきましては、平成30年5月14日付けで貴自治連合会長様から要望書を提出いただいており、すでに道路との高低差が大きい区間に対して転落防護柵を設置することにより、一定の安全確保が行われています。
今回、ご要望いただきました箇所につきましては、視線誘導標とロープにより河川と道路の境界を識別することができますことから、直ちにご要望の転落防護柵を設置することはいたしかねます。
恐れ入りますが、ご自宅や地域などで増水時の河川に近づかないなどの注意喚起をしていただければ幸いです。
次に市における防犯灯の設置につきましては、野洲市防犯灯設置要綱に基づき主要道路や集落間と集落間を連絡する道路である縄手を中心に実施しています。
ご要望いただいた箇所につきましては、居住区域内であることから自治会において防犯灯の設置をお願いしていますので、一度自治会へご相談いただければと思います。
また、自治会が設置される防犯灯の設置費用については、市の野洲市自治会活動活性化補助金の対象となりますので、積極的な活用をお願い致します。

高額療養費について

Q 先日、市の窓口で高額医療を申請したとき、市税が滞納されているので完納するまでできませんと断られ納税相談はさせていただくと言われました。滞納していることはダメだとは分かっていますので、以前に相談して毎月●●円を分納することで話はついています。それでも無理ですか。

 

A 国民健康保険制度は、負担と給付のバランスをとるべきであるため、国民健康保険税の滞納がある場合には、「高額療養費の支払を一時差し止めるものとする」とされています(国民健康保険法第63条の2)。
しかしながら、高額療養費は1カ月に支払った医療費が、世帯の所得による一定の自己負担限度額を超えた場合、約3カ月後に支給されるため、当面の医療費の支払いに充てる資金として、当市では、その保険適用部分について、高額療養費制度における自己負担限度額を除いた金額の95%を被保険者にお貸しする形で、医療機関に直接支払う「高額療養費貸付制度」を設けております。
滞納がある場合には、この貸付制度を勧めつつ、納付相談による納付誓約をしていただき、適切に納付の履行をされるよう、保険年金課と納税推進課や市民生活相談課と連携しご相談をお受けしております。
なお、先日来庁された際には、既に医療費はお支払い済みであったことから、貸付制度のご説明はせず、納付相談と確定申告の状況を確認させていただきました。
今後、●●様の滞納されている国保税の納付状況や確定申告の状況によっては、高額療養費としての支給ができる場合や、税の減免等の救済措置もありますので、保険年金課、税務課または納税推進課にお問い合わせください。

湖岸道路への道について

Q 旧中主の湖岸道路に繋がっている道路は、477とも繋がっていて便利なのは、解ります。しかし、そこは、通学路でもあり、道は狭く歩道もなくとても危険です。通学路沿いの畑からは草が生い茂り、子ども達はそれを避けて車すれすれの道を歩いています。
バス通学とはいえ、バス停からは歩きです。ついこの間も、千葉県で心苦しい事故がありました。お願いします。湖岸道路から抜けてくる車は、結構スピードも出してきます。大きなトラックも通ります。また、同じ様な事故がこの野洲市で起こらない様に、湖岸道路への道を違う場所に作ってもらえないでしょうか。

 

A ご要望いただいている県道菖蒲線の区間は、道路幅が狭く湖岸道路から国道477号への通過交通量が多い箇所であると担当から聞いております。
ご指摘の県道菖蒲線は、滋賀県が管理する道路となっておりますので、安全対策がしっかり図られるよう要望してまいります。
また、県道菖蒲線につきましては、滋賀県による将来10年間(2018年~2027年)の道路整備計画では、事業化検討路線であり、現時点では県道菖蒲線整備の事業化は未定となっておりますが、市としましては事業効果の大きい路線と考えておりますので、早期整備されますよう引き続き要望してまいります。

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