現在の位置

市長へのご意見・ご提案(平成28年2月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

市立病院整備等について

Q 駅前市民病院建設に関する「市長への手紙」を返信いただいて

丁寧な回答お手紙を12月10日付けでいただきありがとうございました。
その中で質問がございます。
1)現在の病院の経営存続困難な理由は?耐震改修の投資資金が捻出できない(耐震改修しないで経営続けられない、又は経営赤字?)
2)頂いた回答の「高齢化将来を見据えた在宅医療・中核的医療機能」とは具体的にどのようなことですか?
3)駅前市有地の立地で「駅前は市内交通網の結節点で障がい者や・・・・移動に関して弱い立場にある市民が利用しやすい・・・」などの回答が駅前故のメリットとは思えない。JR通勤者の市民患者に便利、優秀な医療スタッフの出張診療が容易に得られるといったことは考えられますが・・・、
常駐される優秀なお医者さんが大勢確保できることに必ずしもつながらないのではと思います。JR利用者が一時駐車場代わりに使われることが多いのではと思います。
小生は、お手紙にも書いている通り、野洲市は、市民が通院しやすいように公共交通機関も都会のように充実しているとはとても思えない。
よって、車で乗り入れし易く、駐車し易い場所が一番と思います。
回答頂いている「駅前の病院は市民の利用に便利・・・医療スタッフの確保にも便利・・・」では、説得力が弱い。少なくとも小生にはないです。
追加質問:もし将来、駅前に市民病院ができる決定がなされたとき現行野洲病院は取り壊されるのですか?その跡地利用計画などはどうなっていますか?

A メールにより再度ご意見をいただきありがとうございます。
以下、順次お答えします。

1)について
前回お答えしたように、野洲病院の経営が継続困難である理由は、平成23年4月に野洲病院から提出された「新病院構想2010」に掲載された内容のとおりです。
まず、早急な耐震対策及び医療機器の計画的な更新が必要ですが、資力がありません。また、既に、市議会及び市広報紙でお知らせしているとおり、昭和60年代の市(旧野洲町)からの貸付に対する返済が遅れていますし、平成10年代の総額21億円の改修経費の借入れに対する元利償還を野洲市が負担しています。敷地の大半が市有地を無償で使用しており、担保となる資産がありません。逆に、この土地には野洲病院が過去独自に行った借入金に伴う根抵当権約3億円が設定されています。
以上が「継続困難」、自力再生が困難である理由です。

2)について
まず、高齢者の増加によって重要性が高まる在宅医療については、開業医及び介護サービスが重要ですが、それが十分機能するためには、急な症状悪化や手術・入院が出来る中核的医療病院の後方支援機能が不可欠です。
また、がんや脳卒中等に対しての最初の高度医療による治療を受け持つ急性期病院(済生会病院、成人病センター等)との医療機能の分化と連携により、その後の病状に応じた適切な医療サービスを提供する役割を担う機能として中核的医療病院が必要です。この連携の流れでは、在宅医療への橋渡し機能を担います。

3)について
「車で乗り入れし易く、駐車し易い場所が一番」というのは、車で来院される方の視点からのご意見ですが、前回お答えしたように、障がい者や今後急増すると考えられる自家用車に乗れない・乗せてもらえない高齢者など移動に関して弱い立場にある市民の方の視点も踏まえる必要があります。また、野洲駅は、市内交通網の結節点として、現在、市が運行しています5路線のコミュニティバスすべてが停車しますし、路線バスも2路線停車するなど、公共交通機関による駅前へのアクセスは現状で充実していると考えています。
駅前に病院を整備する理由は、上記に加え、病院の稼動率確保による経営の安定化、医療スタッフの確保にも有利、当該市有地において、今後の市民の健康づくり、市民が憩えて安心できる市民生活の拠点づくりも合わせて進めることができることです。
このことにつきましては、議会、公開の検討会、市広報、市民懇談会など、多数・多様な機会を通じて市民の皆さまへの説明とご意見をお聴きする場を持つなど、丁寧に手続きを踏んで積み上げてきました。

追加質問について
市民病院整備が進む場合は、それに伴って現野洲病院が閉院されることは、野洲病院を運営する法人において既に決定されています。現野洲病院の建物・施設等の今後の取扱いについては、先ずは借地者である法人の判断がなされた上で、市との協議を経て決定されるものと考えています。現時点では、この件についての提案や協議は受けていません。

なお、前回の回答から日数が経過し、市立病院整備検討に関する状況は変わってきています。前回回答時の昨年12月10日時点では、市立病院整備に関する予算案が市議会において否決され、市立病院整備計画は頓挫したと考えていましたが、その後12月18日の自治連合会と全市議会議員との話し合いの場において、全市議会議員は、市民のため、市内には必ず中核的医療機能を持つ病院が必要であると表明され、さらには、病院が整備できるまでの当面の間、現野洲病院への支援は必要であると考えておられます。今年に入ってからは、自治連合会から市に対し市立病院整備の推進に関する要望書が提出され、市議会に対しても同様の要望書が提出されています。その他、守山野洲医師会、市社会福祉協議会、野洲病院等医療や福祉等の関係機関による『野洲市民病院を実現する会』が設立されたり、元議員から市議会に対し、市立病院の早期整備促進を求める請願書が提出されたりするなど、市立病院整備の早期実現に向けた動きが加速しています。このような現状も踏まえ、市といたしましては再度、平成28年度の新年度予算として市立病院の基本設計予算案等を提案し、一日も早く市民の皆さんが安心して生活していただけるよう、市立病院整備を実現したいと考えています。

市立病院整備について

Q 野洲市立病院の設立案
1.過去の負債の解消について
現病院(野洲病院)の建造物を撤去して、空地化し、其の土地を企業等に売却し借財の返済
2.新病院(市立病院)を現市役所の建物を改良(病院施設)して市役所の外庭を含み市立病院とする。(野洲市が実質病院運営)
3.市役所機能は、
(1)駅前南口に存在する、ビール会社の跡地に建設(建設中は旧中主庁舎へ)
多額の建築費で財政に無理がある場合は、
(2)旧中主の元役場庁舎に、市役所機能を移し、市役所業務を行う。(一時的又は全面的の対応)と成ります。
4.上記(2)の場合は、旧野洲町の住民の市役所業務利用が不便を来たすので、マイナンバーカードの個人番号カードの活用でコンビニでの諸登録及び証明書の取得を図る。
以上の案件を上程申し上げます。
この案は「三方良し」の方式です(近江商人の)。後は市長のやる気が事を成就させるものと存知ます。
中国の古い言葉に
一、「先ず隗より始めよ。」とあります。
二、「怒りを遷さず」ともあります。
三、「身を殺して仁を成す」とも云われています。
この案を実行される事に決心頂いたならば、なせば成るなさねばならぬ何事もなさぬは成らぬなりけりの精神で。
市長さんの決意一つが成功への道です。又市民の誇りとも相成ります。
野洲市に総合病院もない悲しい市にしないで頂きたいと念願する次第です。
附録事項
市立病院設立案実施に伴う過程説明書(順位)
1.現野洲市市役所行政業務を旧中主庁舎へ移行実施する。

2.旧中主町庁舎にて野洲市全部の行政を開始する。

3.現野洲市市役所庁舎の改装及び増築工事を実施(病院施設の為)。

4.野洲病院の全ての医務を上記へ移動(市立野洲病院として開業)

5.野洲病院の建物、建造物一斉の撤去

6.空地の野洲病院の土地を企業等に売却。(この資金で負債の返済及び減額)

(必要なら)
7.野洲市所有の土地(ビール会社跡地)へ新庁舎建設(返済された資金導入)
(市民への対応)
尚、旧野洲町在住者の各種行政の手続き(申請・取得)はマイナンバーカードの取扱いにてコンビニ等で対応を願う。アピールを行う。
※この案を実施する場合に以下の懸念があります。
1.野洲庁舎の土地建物の面積が野洲病院と同じ程度なのか?又は大きいのか?(小さいと問題がありますが)
2.野洲病院の空地がいくらで売れるか。買い手はあるのか。
3.売却金から建物等を撤去する費用を除いた残金で借金の返済が可能なのか、又不足金はいくらに成るのか?
※私は素人ですので、計算が細かく出来ません。ご容赦下さい。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
ご質問の順番にお答えします。

1.過去の負債の解消について
現病院(野洲病院)の建造物を撤去して、空地化し、其の土地を企業等に売却し借財の返済
(回答)このことは、可能であり選択肢の一つとして既に想定していますが、実施は、新病院が出来てから後のことになります。また、建物の解体責任は基本的に現野洲病院の設置者である医療法人にありますが、実際は誰がどのように資金調達して行うのかという問題があります。また、土地のほとんどは市有地ですが、医療法人の借財のために約3億円の根抵当権が設定されていることや施設の性格上、土壌汚染が想定されるため、今後詳細に調査するとともに、債権者の意向等も踏まえないと、どれほどの額が「売却し借財の返済」に充てられか現時点では不明です。
なお、これらの課題についても既にお示ししています。

2.新病院(市立病院)を現市役所の建物を改良(病院施設)して市役所の外庭を含み市立病院とする。(野洲市が実質病院運営)
(回答)平成23年度以降、市民代表、専門家等の協力によって進めてきた検討及び構想、計画策定のなかで、「現市役所の建物を改良(病院施設)して市役所の外庭を含み市立病院とする。」ことは、建物の規模、構造、土地面積等の面から見て不可能であることは明らかです。
また、この案では、先に新庁舎建設に多大な事業費が必要になり、合理性が見出せないと考えます。
なお、病院運営は市が行う計画になっています。

3.(1)市役所機能は、駅前南口に存在する、ビール会社の跡地に建設(建設中は旧中主庁舎へ)
(回答)市役所の位置につきましては、平成16年の合併に先立つ協議の中で、現在の位置にするよう市民合意を経て決定され、合併協定書の中で明確になっています。そして、法的にも「野洲市役所の位置を定める条例」で規定されています。もちろん、条例改正を行うことは可能ですが、その前提として改めて市民議論と合意形成が必要となります。
また、合併直前になぜか多大な経費をかけ、借金して増改築した庁舎を変更することの合理的理由が見出せないと考えます。
なお、上記のとおり市民病院への転用も困難です。

(2)多額の建築費で財政に無理がある場合は、旧中主の元役場庁舎に、市役所機能を移し、市役所業務を行う。(一時的又は全面的の対応)と成ります。
(回答)野洲市役所の本庁舎の位置の変更には上記の大きな困難があります。また、「旧中主の元役場庁舎」では相当に増築を行わないと市役所の本庁舎として機能しません。

4.上記(2)の場合は、旧野洲町の住民の市役所業務利用が不便を来たすので、マイナンバーカードの個人番号カードの活用でコンビニでの諸登録及び証明書の取得を図る。
(回答)個人番号カードの電子証明機能を利用して住民票、印鑑証明書などの公的証明書を取得していただけるシステムの準備は整えており、今年10月からご利用いただけるようになります。

この案を実施する場合に以下の懸念があります。
1.野洲庁舎の土地建物の面積が野洲病院と同じ程度なのか?又は大きいのか?(小さいと問題がありますが)
(回答)現野洲病院の土地面積は約6,578平方メートルで、この内約4,300平方メートルが市の所有です。このほか、駐車場として隣接の土地等、数千平方メートルが借地として使用されています。また、病院の建物延べ床面積は約10,458平方メートルです。
他方、現市役所の土地は11,421平方メートルで、建物は延べ床面積約5,500平方メートルです。市立病院計画では敷地面積約5,500平方メートルの用地に延べ床面積約13,500平方メートルの建物を予定しているため、現市役所の建物(延べ床面積約5,500平方メートル)では、病院施設としての必要床面積が不足します。

2.野洲病院の空地がいくらで売れるか。買い手はあるのか。
(回答)現野洲病院の土地、約6,578平方メートルの内、約4,300平方メートルが市有地です。市有地部分には野洲病院が独自に行った過去の借入金に伴う根抵当権約3億円が設定されています。
いずれしても、建物は法人所有ですので、売却処分には、法人による建物の解体除去が前提になりますし、土壌汚染対策も想定されます。したがって、土地の売却想定価格及び買い手の有無は現在判明できません。

3.売却金から建物等を撤去する費用を除いた残金で借金の返済が可能なのか、又不足金はいくらに成るのか?
(回答)上記の理由で、現時点では全く不明です。

中学生の自転車運転マナーについて

Q ○○中学校の自転車の通学生であるが、二列、三列で、道路を占領して走行している。
下校時しか知らないが、野洲市として、どのように考えているのか。
警察、親の責任と逃げそうであるが。
高い、市民税を払っており、安心して道路を通行したい、自転車にぶつかりそうになる。
メールで回答してください。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。
本件につきましては、以前にも「市長への手紙」により市民の方からご指摘をいただきましたし、私も自ら気付いた場合は生徒に注意を促すとともに、教育委員会を通じ○○中学校に伝えていました。校長はじめ学校関係者も問題意識は持ち、指導に努めています。
改めて教育委員会に確認したところ、各担任からは、登下校において自転車で道路いっぱいに広がる並進走行は、交通ルール違反にあたると厳しく注意・指導を行っているとのことでした。さらに、交通ルールやマナーを守り、正しく自転車に乗らなければ、運転者が加害者となる事故が起こり、最悪の場合は、重大事故となり賠償責任も発生する恐れがあることなども認識させるとともに、命を大切にする指導を行っているとのことでした。
ただし、何度もご指摘をいただくということは、依然として生徒に指導徹底できていないものと受けとめています。市といたしましては、自転車走行時のマナー違反は、人の生死に関わる重大な事故を招く恐れがあり、交通ルールの厳守は当然のこととして生徒に厳しく指導しなければならないと考えています。
○○中学校に対しましては、教育委員会を通じ、一層の指導徹底を図るよう強く伝えました。
生徒に限らず、市民にマナーを守っていただくためには、先ずは、問題すなわち危険性や他者への迷惑に対する原因者本人の気付きが大事です。学校の取り組みとあわせ、子どもたちの健全な成長に向けた地域の皆さまの見守り、声かけ等のご支援をお願いします。

温水プールについて

Q スイム8でスイミング教室を受講しています。コーチも気さくで、分かりやすく丁寧な指導で、カナヅチだった私もクロール50メートル、背泳ぎは得意になりました。しかも、何よりも受講料も良心的で、家から車で10分もかからないという好条件の揃ったところなのに、ここがなくなり、非常に遠く、山の方とききました。もう無理だなと諦めていましたが、ここのコーチも、場所も今外は考えられません。移転せずにすみませんか?

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。また、守山市から、本市の温水プールをご利用いただきありがとうございます。
温水プールを所管する教育委員会に確認したところ、以下のとおり回答を得ました。

温水プールにつきましては、開館から26年が経過し、老朽化が目立ってきましたので、現時点が今後のプール事業を検討するべき時期と捉えて、施設の存続(長寿命化改修)、撤退(廃止)について検討しました。
その際、以下のとおり、利用状況、運営経費、維持する場合の施設改修の3点から検討しました。
まず、利用状況につきましては、温水プールの平成26年度における実利用者数は7,086人であり、その内市民の利用は2,827人で約40%に留まり、市民の利用が少ないのが現状です。
次に、運営経費につきましては、平成26年度の収入は約7,300万円ですが、運営経費で約8,700万円(職員人件費を含む)の支出があるため、約1,400万円の赤字となっています。
今後の年間収支見込といたしましては、近隣市での温水プール建設の影響を現在の利用者データを基に平成26年度を基準として推計したところ、近江八幡市が計画している温水プール(平成29年4月完成予定)が稼動した場合、収入額は約6,800万円と推計され、約1,900万円の赤字が予想されます。
更に守山市に温水プール(未定)が建設された場合は、収入額は約4,600万円で、約4,100万円の赤字が見込まれます。
このように、温水プールの運営は赤字であり、現状では市外の利用者が多いことで赤字幅が縮小されています。今後も市外の利用者に依存した運営は継続性の面から課題が多く、上記のように、周辺市で温水プール建設計画が実現されると大きな影響を受けます。
最後に、維持する場合の施設改修につきましては、長寿命化を図った場合は、プール槽やボイラーなど設備の交換や建物の改修等に最大で約5億円以上の多額の費用が必要になります。
さらに、計画中の新クリーンセンター余熱利用施設(健康増進施設プール※施設内容は検討中)が平成31年に開設予定であり、既存のプール2施設(スイム8と海洋センタープール)と併せ、税金を投入して3つのプールを維持管理するのは極めて不効率です。
このようなことから、温水プール事業を整理して、新クリーンセンター余熱利用施設(健康増進施設プール)へアクアビクスや水中歩行などの事業の一部を移し、スイミングにつきましては、中主B&G海洋センタープールにおいて夏期に集中する方向で検討しています。
なお、現温水プールは、平成31年度までは営業予定ですので、引き続きご利用いただきますようお願いします。

以上が教育委員会からの回答です。本市では、過去に建設された多くの施設が老朽化しており、さらに、今後人口減少が進み、財源も減少していく中で、その多大な維持管理負担が課題となっています。温水プールが建設された平成2年当時は、人口は増加傾向にあり、現在より豊かな財源にも恵まれた社会情勢であったため、いわゆる「贅沢な」現温水プールを建設することも可能な状況でした。しかし、今後人口減少が進み、税収も減少していく社会情勢の中では、スクラップアンドビルドの観点から、老朽化した施設の統廃合等を進めるなど、施設運営の転換を図ることが必須になります。現温水プールにつきましても、一部事業について、新クリーンセンターの余熱を有効利用するといった一層の効率的運営をめざすよう計画しているものであり、教育委員会の上記判断は妥当であると考えています。

野洲図書館のトイレについて

Q 野洲図書館の女子トイレですが、悪臭がすごくするので、消臭剤などおいてほしいです。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。
図書館を所管する教育委員会に確認したところ、以下のとおり回答を得ました。

図書館のトイレの悪臭により、不快な思いをされたことにつきまして、お詫び申し上げます。
図書館のトイレには窓が無く、換気は終日にわたり自動運転を行っています。臭いは水から上がってくると思われ、開館日の日中はそれほどきつい臭いがするわけではありませんが、開館直後(特に休館日明け)等、水が流れない時間が長かった後は、悪臭が感じられることがあります。このようなことから、トイレ、手洗いのほか、床の吸い込み口等の水源には、開館前に清掃メンテナンスが水を毎日流しています。
換気口は女子トイレ、男子トイレ、障がい者用トイレに設置しています。換気の運転状態が正常であるかどうか、空調点検時に確認いたしましたが、問題はありませんでした。換気ファンの点検は年2回、運転音、振動のチェック、運転状態の良否判定を行い、排気口の清掃は年4回行っています。ただ、点検口がないため、ダクト内等詳細な箇所までの点検はできていないのが現状です。
以前にも同様のご意見をいただき、消臭剤を設置していたこともありましたが、化学物質過敏症の利用者からクレームがあり、撤去した経緯があります。
今後は、清掃メンテナンスとは別に開館前に各個室のトイレの水を流すこと、過敏症の人にもできるだけ影響が少ないと思われる無臭の消臭剤を設置すること、空調点検時に継続して排気ファンの点検を行うこと、の3点の対応をすることで、悪臭の軽減を図ってまいります。

以上が教育委員会の回答です。本市の図書館は平成14年に建設されましたが、デザインを重視した設計になっており、今回ご指摘をいただきましたトイレに窓が無いなど、機能面において課題のある施設です。建設から約13年が経過し、トイレ以外にも修繕が必要な箇所は数多くありますが、莫大な費用が必要となるため、早期に対応するのは困難であるのが現状です。
このようなことから、根本的な解決にはなりませんが、現時点では上記対応が限界であると考えます。

市有地の不法占用について

Q 行成ですが、公用地を私用化している人(車の駐車)がおります。パート先に自転車で通勤途中に見た光景ですが、常時3台~4台の車が駐車していて、内1台のフロントガラスに“バカ、止めるな”と貼り紙が付いていて、自分の土地のようにしている人がいます。
駐車違反のステッカーが貼られていた時も有り、今でも駐車している。ガードレールを移動して中に駐車している。
使用出来ない様にしてほしい。
場所は、市三宅の交差点より守山行(2号線)近江富士大橋を渡りすぎたらすぐ左折の所です。
回答は広報でお願いします。乱文乱筆ですいません。
追伸 何度か道路河川課に言っています。回答はなしです。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
ご指摘の河川敷および道路敷における不法駐車につきまして、担当職員に確認したところ、河川敷への駐車につきましては、以前お手紙をいただき指導を行った際には、車両を移動され、不法駐車は解消された経緯があるとのことでした。一方、道路敷への駐車につきましては、何度か担当職員が現場に赴きましたが、車両所有者と接触ができず連絡も取れず、駐車されたままの状況が続いているとのことでした。
先日、担当職員が改めて両現場を確認したところ、何れにおいても駐車の事実を確認しましたので、改めて適正な管理に努めてまいります。
なお、以前いただきました河川敷への不法駐車に関するお手紙への回答につきましては、ルールどおりご本人にお答えした上で、月ごとにまとめてすでにホームページで公開しており、今回も同様に本回答をホームページで公開いたします。

市立病院整備について・貧困による教育格差の解消について

Q 駅前広場は市民の広場にすべきだと思います。
野洲病院は駅前だから黒字経営に成るという考えは偽りの夢物語りを市民に押しつける。市長の何かの権益保持しか考えられません。現在の野洲病院は超黒字運営の病院なのですか。近江八幡市民病院は最新機材を備え、県下一の病院になる筈でした。しかしながら、超赤字病院になり下がりました。何故なのか。箱物ではなく、そこにいる医師なのです。病院にかかわる人間なのです。だから反対です。
市長は最後は何をしたいのですか疑います。市の負債はどれだけ減少したのですか。それより貧困格差による子供達の教育格差の解消を真剣に取り組んでいただきたい。図書館他に子供達の自習室を作っていただきたい。私も大学生の頃、横須賀市立図書館でコッペパンを食べ、勉強した記憶があります。
市民全員が心が豊かになるために一番必要なことは教育ではないでしょうか。教育格差を少しでも解消するために市として、何をすべきかが一番大切であり、老人対策も必要ですが、票のための老人対策は不要です。知恵のついたずるい老人の教育こそ大切です。たいへんむずかしいことは判りますが、昔の市長はバイタリティーがありました。
なんとなく変な感じがします。
最後のくだりは単なる感想です。
市長に期待していることは大です。
でも病院は反対です。中主の旧役場か、海洋センターなどで良いのでは。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
そもそも、野洲病院にかわって市が責任を持って病院を整備することになった経緯は、平成23年4月野洲病院から「新病院構想2010」と題された提案書が提出されたことに端を発しています。
これを受けて、市では、市内の中核的医療機能をどう考えていくべきかの検討を市民代表、医師会、専門家等による検討委員会を設置し検討を委ねました。その結果は、現野洲病院は、建物や設備、医療機器等の老朽化が進んでおり、資金力も無い状態であり、「新病院構想2010」の提案している、市が新病院を整備して、野洲病院に委ねるのではなく、市が責任を持って病院を整備運営することが望ましいという報告を受け、基本構想、基本計画などの策定を経て、野洲駅南口周辺整備構想の中に位置づけて市が責任を持って病院を整備運営するという現在の案に至っています。
ご指摘のように、いくら最新の高度な医療機器等を備えた病院を建設しても、優秀な医師や看護師等を確保できなければ意味がありません。このことに関しては、検討の当初から京都大学や滋賀医科大学等の連携のもとに計画を進めていますし、現野洲病院においても、新病院整備を前提に医師派遣を受けています。また、計画が具体化してきたことにより、職員の定着性と志気も高まってきており、施設の限界はあっても業績は向上してきています。
従って、「市長の何かの権益保持しか考えられません。」とのご見解や「なんとなく変な感じがします。」とのご感想は残念です。

なお、ご意見のように、心が豊かになるために必要なことは教育であり、貧困格差による子どもたちの教育格差を解消するというお考えには私も同感です。過去7年間教育関係の事業は格段に充実してきています。また、本市では今年度より、生活困窮者支援事業として生活困窮世帯の子ども(中学生)を対象に、貧困連鎖を断ち切ること、貧困に陥ることを防ぐために、学習習慣を身につけ、生き抜く力を身につけてもらおうと、学習支援(ヤスクール)を毎週水曜日に実施しており、今年度は35名(同世帯の小学生5名を含む)に登録していただいています。その他、図書館におきましても、正規職員の司書を増員するとともに、調べ学習をするための環境を整え、問い合わせに対応するなど、多くの児童・生徒が自主的な学習を進める支援を実施していますし、各学校におきましても、市費の学校教育指導員や教育支援員を配置し、学習支援や個別の指導が一層進むような体制を整えるなど、子どもたちの学習権を尊重し、学習機会を十分に確保するための施策を実施しています。

市立病院整備について

Q “市立病院予算を再々提案します”にどうしても医療現場にいる者として意見したくペンを取りました。
市長はじめ“市民病院”と言っている皆様は、現場を知っていますか?!
医者がいない現場、医療スタッフが集まらない現場、看護師は医者は常に募集状態です。
勤務しているスタッフは、そんな中で疲弊しています。すでにある医療機関ですら、こんな状況です。
守山市民病院、成人病センターあり、栗東には済生会病院、医大ですら野洲にとっては遠い病院とは言えません。
なんで市民病院が必要か全く理解不能・・・それならばもっと地域に根ざした個人病院の充実をはかって下さい。現場は“在宅”“在宅”と、いや政府は言っているのを御存じですか?!家庭医が持てるような地域を作ることこそ、現状にふさわしい施策ではないでしょうか?!
皆さんはどういう人生の最後を迎えたいか、一度考えてみて下さい。
そしてもっと広い視野をもって下さい。
本当に市民病院は必要ですか?
行き詰まるのは目に見えています。
よくよくお考え下さい。
書かずにおれなく、乱筆をお赦し下さい。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
ご意見のように、今後、高齢化が一層進むことなどの対応として、地域の開業医を中心とした在宅医療や訪問診療、訪問看護等の仕組みを強化する必要があります。そのためには、急な症状悪化や手術・入院が出来る中核的医療病院の後方支援機能が不可欠です。
また、がんや脳卒中等に対しての最初の高度医療による治療を受け持つ急性期病院(済生会病院、成人病センター等)との医療機能の分化と連携により、その後の病状に応じた適切な医療サービスを提供する役割を担う機能、いわゆる在宅医療への橋渡し機能を担う中核的医療病院が必要です。
開業医が中心となって構成されている地元医師会が新病院計画に協力と応援をいただいているのも以上の理由によります。
しかし、このような役割を担うべき現野洲病院は、建物や設備、医療機器等の老朽化が進んでおり財務的にも余力が無い状態です。このことは、平成23年4月に野洲病院から提出された「新病院構想2010」においてすでに明らかになっています。これを受けて、市では、市内の中核的医療機能をどう考えていくべきかの検討を市民代表、医師会、専門家等による検討委員会を設置し検討を委ね、その結果を踏まえ、平成24年1月、市が中核的医療機関として市立病院を整備する方針を決定し、その後段階的な検討と議会手続きを踏んで計画を進めてきました。
現在整備を計画しています市立病院は、上記のような在宅医療の支援と高度急性期病院との連携ができる中核的な医療機能を担う病院をめざしています。
市立病院整備の必要性に関して、守山市民病院、成人病センター、済生会病院、滋賀医科大学は野洲市民にとっては遠い病院とは言えないとのご意見ですが、身近なところでの医療サービスを必要としておられる市民も多くおられます。現に、直近の野洲病院の利用実績は年間、通院約10万人、入院約5万人、約650件の救急搬送となっています。
優秀な医師や看護師等の確保に関しては、京都大学や滋賀医科大学等の連携のもとに計画を進めていますし、現野洲病院においても、新病院整備を前提に医師派遣を受けています。また、計画が具体化してきたことにより、職員の定着性と志気も高まってきています。
今年に入ってから、自治連合会から市に対し市立病院整備の推進に関する要望書が提出され、市議会に対しても同様の要望書が提出されています。さらに、野洲市老人クラブ連合会からも市に対し市立病院の早期整備に関する要望書が提出されています。その他、守山野洲医師会、市社会福祉協議会、野洲病院等医療や福祉等の関係機関による『野洲市民病院を実現する会』が設立されたり、元議員から市議会に対し、市立病院の早期整備促進を求める請願書が提出されたりするなど、市立病院整備の早期実現に向けた動きが加速しています。このような現状も踏まえ、市といたしましては再度、平成28年度の新年度予算として市立病院の基本設計予算案等を提案し、一日も早く市民の皆さんが安心して生活していただけるよう、市立病院整備を実現したいと考えています。

市三宅竹生線の安全対策について

Q 市三宅の旧の住宅と竹生へいく堤防がつながった道で竹生側からくる車は結構とばしてこられます。予想はしていましたが、犬の散歩やウォーキングの人も子供もいるので、朝は9時までは竹生側から入ってこないでほしい。ごみ出しもします。その後も時速30キロメートルぐらいを守っていただくか、何とかしてほしい。
看板か路面にもっと注意書きするか。おそろしいです。早朝でもとばしておられます。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
ご指摘の道路につきましては、通勤時間帯であります午前7時から午前9時まで、竹生方向から市三宅の住宅地方向へ通行禁止規制がかかっています。しかし、毎朝違反車両の通行が大変多く危険であり、地元自治会からも啓発看板設置の要望がありましたので、市において看板を設置いたしました。
併せて、守山警察署へ一層の取締り強化を要望いたしました。

不法投棄について

Q 竹生の信号から守山への上の道路の両側、又守山から竹生方向の下側の道路の両側共にごみだらけですごく汚いです。
通行の人が捨てるのでしょうがあまりにひどい!
火葬場へ行く他県の方々も通ると思います。
雑草の中にレジ袋や紙等のごみがいたる所にあり、野洲の住民として恥ずかしいです。どうにかできないものでしょうか。
外国の方も京都や大阪に遊びに来て宿泊は滋賀で、という話も聞きます。
だれが見ても野洲はのどかで美しい町!と思ってもらえる町にしていってもらいたいです。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
ご指摘の場所は、ポイ捨てによる散在性のごみが多い場所で、従来から苦慮しています。担当職員が現地を確認し可能な範囲でごみを回収しましたが、道路敷地内については道路管理者である県と協議し、ごみの回収とポイ捨て禁止の啓発看板の設置をしていただきました。
しかし、当該道路は県道で交通量も多いうえに道路の構造が上下線で高低差があるなど回収作業が危険な場所ですので、日常的に回収することは困難です。
市といたしましては、ポイ捨てを含めた不法投棄の温床にならないよう、ごみの回収と並行して監視活動や不法投棄防止の啓発等を行い、地域の美化、環境保全に努めてまいります。

高齢者の買い物支援について

Q 市長、毎日ご苦労さまです。
私は篠原学区内の者です。最近、大篠原にあったコンビニがなくなり困っています。高齢の方は特に買い物をする所がないので、ショックを受けています。買い物に手押し車でいかれる方もおられます。篠原学区には篠原の平和堂以外、食料品を買う所がなく困っています。大篠原の森下製薬跡地や小堤のアブラサダの土地に食料品店ができないものかと思っています。高齢化になり、遠くへは買い物に行けません。なんとか、よろしくお願いします。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
市では、以前から同様のご意見をいただいており、庁内でも様々な検討を行い、各事業者へも働きかけを行ってまいりました。
そのような中で、株式会社平和堂が平成26年6月より、アル・プラザ野洲において「平和堂ホーム・サポートサービス」を開始されました。これは、「平和堂を長年ご愛顧いただき、ここまで大きくしていただいた方々に恩返しする。」という現社長の思いで平成22年9月から始められた社会貢献事業で、アル・プラザ野洲が9店舗目になり、地域の高齢者に寄り添うことを最も大切にしながら、商品の注文受付・配達だけにとどまらず、暮らしのお手伝いもされている事業です。
具体的なサービス内容等詳細は、「アル・プラザ野洲ホーム・サポートサービス」(電話588-5500)までお問い合わせください。
本事業の展開により、市が認知症の方の早期発見につながる情報提供を受けたり、逆に、可能な範囲で本事業の周知を行う等のバックアップをしたりするなど、連携した高齢者支援を進めていきたいと考えています。

野外焼却について

Q 毎月1~2回、自宅裏の畑でごみの焼却及び仕事上の残がいを焼却されます。
その時の煙は周辺住宅を真白になる程で困っています(悪臭)。
近所の為、注意も出来ず手紙を書きました。
行政より注意をしてほしい。

A 「市長への手紙」にて、野焼きの情報提供をいただきありがとうございます。
担当職員が現地を確認したところ、家庭ごみ等の焼却跡を確認いたしました。原因者には、野焼きは法律に違反している行為で、厳しい罰則もあることを伝え、野焼きをしないよう指導するとともに、今回の件を踏まえ、地元自治会に回覧による周知を依頼いたしました。
今後も、通報があれば、その都度現地に出向いて厳重に指導を行ってまいりますので、野焼きを発見されたときには、市役所環境課までご連絡をお願いします。

総合体育館前のポストについて

Q 前略、御許し下さいませ。
いつも御世話になります。
私、車は乗れません。自転車もほんの近くだけで、路線・おのりやすを利用しています。楽しみにと心密かに歌(短歌)を詠んでおります。それも認知症対策として色々な大会、新聞雑誌等に投稿しております。それに頭の体操として「クイズ」に挑戦しております。時間をかけて完成します。
時折、当選の結果何が届くとも解かりませんが、又それも一つの楽しみです。そんな中、ほとんど毎日ほど、葉書や手紙をポストに投函に行くのも、又楽しみとしています。体育館の前に、ポストがあったのがとても嬉しく、丁度歩いての運動に良い距離でした。そのポストがなくなったのです。今度のポストに行くには歩いて、少し遠いし、たびたび自転車もあぶないので、毎日悩んでおります。郵便配達さんのバイクの音を聞き、表に出て、お願いする事もありますが、用事もあり、なかなかです。
どうか、お願いです。体育館の前に今迄通りポストをおいて下さい。お願いします。
去年でしたが、歩道をきれいにして頂き喜んでおります。

前略失礼致します。
いつも御世話になります。
先日体育館の前に「ポスト」をお願いした者です。早速おいて頂きありがとうございました。近所の人達も大喜びです。
御礼が遅くなりました。ありがとうございました。
気持ちですが、東北地震に支援させて頂きます。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
総合体育館を所管する教育委員会に確認したところ、ご指摘のポストは老朽化が著しかったため、郵便局が一旦撤去されたとのことでした。
なお、市へ御礼のお手紙をいただきましたが、新たなポストにつきましては、2月10日に郵便局が設置されました。引き続きご利用ください。
なお、修繕いたしました歩道を安心安全にご通行いただいているとのことで何よりです。

お問い合わせ
政策調整部 広報秘書課
〒520-2395 滋賀県野洲市小篠原2100番地1 本館2階
電話番号 077-587-6036
ファクス 077-586-2200
メールフォームによるお問い合わせ