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市長へのご意見・ご提案(平成26年6月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

市三宅竹生線道路改良工事に伴う安全対策について

Q 「L-13048 市三宅竹生線道路改良工事に関する住民説明会について」について
この提案者様のおっしゃる事が正しい。また、市からの回答を要約すると「利便性が向上するので交通事故激増は我慢してほしい」というもの。しかも、いずれ交通量が爆発増する市道市三宅妙光寺線の交通量緩和のため、堤防の通行止め工事に先がけて、行畑跨道西から直接リバーサイドタウン方向に抜け道として使えるよう、住宅地の間を縫うようにすり抜けるデコボコ道をわざわざ舗装して、バイパスを作られました(実際そうなっています)。今は堤防が通行止めですが、舗装後はとんでもない量の車が、曲がりくねった住宅内を(抜け道を使う人=急いでいる人)猛スピードで走り抜けていました。
安全対策を講じると12月分の回答にあるがいまだに何もない。看板を立てて周知したり道路に色を塗ったりするなどの実効性の全く期待できない対策ではなく、その立案に時間がかかっているのかも知れないが、計画・着工前から分かっていたことです。本線・抜け道ともに実効性のある対策をお願いする。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
ご意見のとおり、市道市三宅竹生線の工事が完了し供用開始した後は、市道市三宅妙光寺線の通行量が増えることが予想されます。今後、供用開始前に安全対策工事(以下「当工事」といいます。)を実施、完了いたします。当工事の内容は、本年4月、滋賀県公安委員会及び地元自治会役員と市担当者が現地立会において協議を行い、市道市三宅妙光寺線の車道幅を狭め、路側帯を確保し着色することとしました。当安全対策工事は、本年7月末に完了する予定です。

県道野洲中主線のJR跨線橋工事について

Q 32号線(中主・兵主大社から国道8号方向に向かう道)にあるJRとの跨線橋について、やっと使用できるようになったと思ったら、一度造ったところを再度手直ししているようですね。8号側は、仮の橋もあり仕方がない部分も少しあるものの(それでもおかしな工事がある)、中主側は歩道の付け替えを開通早々に行うなど、さっぱり分からない。せっかく造った部分をわざわざ壊して再度造り直している意味は何でしょうか。また、それにかかる費用はどこの負担ですか?

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
ご指摘の県道野洲中主線(32号線)の工事は、一級河川家棟川の橋梁工事や現存道路との接続、また土地買収問題などで困難な工事になっています。道路管理者である滋賀県の回答を改めて求めましたので、報告いたします。

(滋賀県の回答)
ご指摘の県道野洲中主線は、交通量の多い路線であることから、常に車道の通行を確保しながら施工する必要がありました。このため、家棟川に架かる橋の箇所については、何度も切り回しが必要となり、現道を活用した工法で経済的かつ計画的に工事を行いました。ご指摘のような工事の無駄を生むような事業ではございません。
中主側の歩道につきましては、平成24年3月にJR跨線橋の車道部分の暫定供用を開始した後、歩道工事を計画的に進めて今年の3月に供用開始となりました。歩道工事に際し、暫定供用の際施工した舗装を一部打ち換えた箇所もありましたが、現道の本供用をさせるためには不可欠な工事であり、不必要な工事を行っているものではありません。

市長への手紙の回答について

Q この手紙の回答には、〜していきます(例:検討します、今後も監視します、周知します、働きかけます)で終わるものが多い。長文で丁寧な回答をしようと努力は見えるものの、中途半端な回答が目立ち、同じ様な内容の質問がまた来る。【いつ・だれに・どのようにして・いつまでに改善(検討実行)し、だめな場合どうするのか。】を明確にして回答することで長文による回答を避け、簡潔明瞭になると思われる。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
「市長への手紙」の回答は、ご意見等の趣旨を正確に把握した上で、透明性を確保することを大前提に、正確で分かりやすく丁寧に事実、経過、制度等を記載し、誠実明確にお答えするように心がけています。
特に、事実や経過の記載につきましては、隠すことなく全てを公開する必要があると考えていますので、内容によっては結果的に長文になる場合もあります。
また、対応の可否・方法等を明確にお答えすることを第一に努めていますが、新規事業の実施の可否や事業の優先度の判断など即決が困難な場合、国・県等関係機関との調整が必要な場合、当事者の協力がないと改善できない場合等はご指摘のような表現の回答になる場合もあります。
このように、「市長への手紙」はその時点で最も適切と考える内容を文書で責任を持って回答する制度ですので、一定の限界があります。
「市長への手紙」だけでなく、さまざまな機会で意見を交わす場を積極的に設けています。詳細は広報紙やホームページ等で随時お知らせしていますので、それらの場もご活用いただき、ご意見、ご提案等をいただければと思います。

ごみ袋への記名について

Q ごみの袋の記名欄はやめてはどうか?袋には記載なきものは持っていかない旨書かれていますが、実際は関係なく収集されている。守ってもらえない・市も守らない約束はやめてしまった方が、ちゃんと守っている人・そうでない人が平等になると思いますが、いかがでしょうか?

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
ごみ袋・粗大ごみシールへの氏名の記入は、ごみの排出のルールを守っていただき、不適正なごみの排出を抑制すること、また、スプレー缶やガスライターに残っていたガスが原因となった火災事故が何度か発生しており、このような事故の再発防止などのためにお願いしているものです。ごみの排出を市民の皆さんへの強制ではなく、お願いですので、ご指摘のように、ごみが適正に分別されていれば無記名でも回収しています。ごみ袋を長期間放置すると衛生上や管理上の問題が生じるためでもあります。
記名については、多くの市民の方々にその趣旨をご理解いただき、ご協力いただいており、ごみの適正な処理につながっています。

総合体育館トレーニング室の利用時間の変更について

Q 何十年来の体育館トレーニング室の利用者の一人です。
利用時間は主に夜間なんですが、最近トレーニング室に貼られた一枚のポスターで、7月から日曜日の利用時間を現在21時迄が祝日利用時間と同じ様に18時迄に変更すると表示されている事に質問します。
私が此のポスターを見たのは、5月になってからの事。そこに7月から一方的に上記の様にしますとの事。何で?と利用者なら思うのが当り前。日曜日のこの時間帯の利用者が極端に少ないのでとか、同じ様に財政面の問題とかの理由も知らせず、たった一枚のポスターで利用者を動かす姿勢は公僕とは上辺だけのお仕着で、上から目線で市民に施設を提供してやってるんやというスタンスがありありで非常に腹の立つ処です。利用者が納得して協力出来る様に説明して事を進めて行く様に強く要望します。
高齢化社会の今、みんな年をとったら病院へ行くと健康になれると思っているみたいやけど、病院では健康になれへんのです。病院へ行かん為にも体育館等施設の開放、充実をはかり、今回の時間短縮なんかと違って逆に利用時間の延長を考える位にならんもんですかね。

A 「市長への手紙」によりご意見をいただきありがとうございます。また、日ごろは、総合体育館トレーニング室をご利用いただき、ありがとうございます。
ご指摘の件については、昨年度末の今年3月に、担当職員から、利用者が少なくかつ限られているなどの利用実態及び長年勤務体制で無理をしてきていること、現在の利用者には夕刻までの利用に移行してもらう影響は大きくないなどを理由に、内部検討の結果、4月から当時間帯のトレーニング室の開放を中止する提案が私に対してありました。しかし、一層のきめ細かな対応が必要と考え、お知らせの期間も配慮して、7月より中止することとしたものです。
トレーニング室は年間延べ約3万2千人にご利用をいただいていますが、日曜日の18時から21時までの利用者は極めて少なく、平成25年度実績で1日当たり平均10名程度の利用に留まっています。このような状況であるにもかかわらず、職員の勤務ローテーションや超過勤務費の支出など、ある意味無理をして運営してきました。当施設は市民の税金によって運営している以上、最大限の効率化が求められます。これにより、人件費や光熱費等の経費が削減でき、必要なサービスへ資源を集中し、その分質の向上が可能になると考えています。
なお、これまで、月に2回程度、日曜日の13時30分から15時30分までトレーニング室を閉鎖して新規利用者を対象にした講習会を開催していましたが、今後は土曜日のみの開催とし、日曜日は9時から18時までを継続して開放し、より利便性を高めてまいります。
今後も更なる効率化とサービスの充実を図るよう努めてまいります。
お気づきの点等があれば、ご意見・ご提案等をいただければと思います。

軽自動車税について

Q 5月15日に26年度軽自動車税の納入書が届きました。しかし、4月5日に売却したばかり、4月1日から5日しか経過していないにもかかわらずなぜ26年度の7200円の税金を払わなければならないのか納得できません。
売却するのもこちらの都合があるので区切りのいいようにはなりません。区切りの良い月になるときもあるし、そうでない月になることもあります。市役所の言うとおりちょうど3月末廃車というわけには行きません。
なので月割りが妥当と思うのですが・・・。
私には詐欺のように感じられます。
月割りにしないのは売り上げを確保するためですか。
非常に腹立たしく思います。

A このたびは、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
ご指摘のとおり「月割り」のほうが公平であることは確かです。数日、いや1日の違いで1年分払う人と、払わなくてもよい人ができます。軽自動車税については、国の法律である地方税法と市の税条例において、賦課期日である毎年4月1日現在の軽自動車の所有者に対し年税分が課税される制度となっています。逆に、4月2日以降に所有された場合は、その年度は課税されず、翌年度から課税される制度となっています。固定資産税の場合も同様の制度となっており、1月1日現在の所有者にその年の分全額が課される制度となっています。
自動車税は「月割り」を採用していますが、軽自動車税がそうなっていないのは、課税期間の途中で所有者や課税客体の変更があった場合に、その都度、納税義務者や課税標準額を変更するとなると課税事務が複雑になり、課税・徴税コストが上昇し、自動車税に比べて格段に低い税額に見合わないことや、その上昇分が実質的に納税者負担となることなどに配慮していることによります。固定資産税の場合は、これらの理由に加えて、土地・建物という基本的に長期間所有する資産であることに着目した制度であると考えられます。 


(回答に対する御返事)
お忙しいところ、私の勝手な苦情に対するご返事ありがとうございます。
私は現在湖南市に居住しております。従って湖南市の市長に苦言したかったのですが・・。
野洲市長の回答恐れ入ります。
しかしながら、この制度は住民側にたった制度とは思えません。
市政および税務署側の制度ではなく、あくまでも住民側にたった制度を望みます。
それが住民側にたった住民のために骨を折る市政というものではないでしょうか。
いずれの制度も自動車税にかかわらず不具合であれば強請する側でなく住民のための制度であってほしいと思います。

コミュニティバスについて

Q 昨年の夏、8月14・15・16日のいずれか の日に、バスに乗っていますと、南桜コンビニ横の路肩にバスを停め、お弁当を買いに行くなど、4件程の案件を行政機関に周知しましたが、バス会社に問い合わせたところ、「そのような事実はない」との連絡がありました。正直者がバカをみるのかな、と残念に想いました。今回は、2月19日に、五反田バス停で、下車ボタンを押したが、行き過ぎて、もう少しで側溝に落ちるようなところで降ろされました。そして2月28日または 3月3日には、五反田からバスに乗ろうと思ったら、バスが目の前を通過し、慌ててバックし、バスに乗ることができた。3 月に入り、バスの点検のためか、いつものより、小型のバスに乗った時、市制10年位になろうとしているのに、停車場案内の「三上社会教育センター」とか 「野洲町役場前」とアナウンスのテープが流れたり、以前より、細部に渡って、止まるバス停は、アナウンスがなかったりして、何となく違和感を感じました。赤字運行経営のため、代替えバスのテープの吹き込みやり直しはしていないのだろうと感じますが、やっぱり違和感も感じます。3月5日(水曜日)頃の大畑で降りられる女性の方が今日の朝、「いつもより早くバスが出て、乗れなかった」と運転手さんに伝えられたら「バスの時間は守っています」と言われ、女性の方は「私だけが待っていたのではない。もう1人男性の方も待っておられたので時間は間違いない」と言われた。続いて「以前にも同じ様なことがあった」と降りられる際に少し怒り気味で言われた。このようなことを他の方と話していると、図書館でバスを待っておられるのに、そのまま通過されたことを聴き、コミュニティ循環バスは「安全だが、安心」とは言えない。小さなことだが、世の中いろんなハプニングがあり、人生珍道中だらけです。赤字を少しでも減らしたいなら、バスの時間はちゃんと守って運転手の方は、バスの運行というお仕事をされている最中は、バスや乗客をほったらかしにせず、ちゃんとバスを運行してほしいです。お客様サービスをしっかりしてほしい 。
上記のようにバスに乗っているといろいろあります。コンビニへ立ち寄られた件は、上記の日にちの11時08分〜11時13分の間の保存用レシートを確認すれば弁当を買われた事実が遺っています。「コンビニの件を初め、そのような事実は無い」と返事を頂きましたが、私は市長への手紙へ嘘を書いたつもりはありません。最近のことですが、長い間、バスの修理の為か、代わりにマイクロバスが運行しています。バス停案内が一切無いので何れトラブルが起きると想っていたら、乗り越しのトラブルが発生したようです。その後は、古いテープでバス停案内が出来る所のみ再開しました。マイクロバスの補助階段は壊れ、出ない為、脚の悪い方は床に手を付いて苦労して乗車されています。以上のことや赤字削減に市職員と議員も公私共々(通勤等)利用されるべきです。もし利用しにくいことがあれば、市民も同じのことですので改善の余地があると想います。尚、この件はもう二度と絶対にバス会社に報告しないで下さい。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
まず、コミュニティバスが図書館前の停留所を通り過ぎた件につきましては、当日、利用者の方から生活安全課へ苦情があり、担当職員がすぐに野洲駅で待機中の運転手に伝え、図書館前まで戻らせたとのことでした。運転手の不注意によって発生したものであり、担当職員から運転手に対し運行管理を徹底するよう厳しく指示をいたしました。
その他のご指摘の件につきましては、「この件はバス会社には報告しないでほしい」とのことですので、ご要望のとおりバス会社へ報告はしておりません。
ただ、市民の皆様に気持ちよくご乗車いただけるよう、運行業務委託先の運行管理者と運転手に対しましては、機会あるごとに、安全運行に徹することを第一に、バス会社の規則の遵守、運行サービスの充実・徹底等を指示しています。

市長への手紙の回答等のホームページへの公開について

Q 日頃は安全と安心のまちづくりにご尽力頂き有難うございます。
さて従来から市長への手紙の回答内容がHPに公表されているのを拝読して、市民の皆様が感じておられること、それに対する市長はじめ関係部署の方々の考え方や姿勢を把握するうえで貴重な情報源とさせて頂いております。
(私自身も数回、提案や質問をさせて頂き、その都度丁寧なご回答を頂き、この様な制度があることを有難く思っております。)
ところが、昨年12月受付分が公表された後、5月29日まで1月以降分が公表されてきませんでした。記憶がはっきりしませんが従来も2カ月位は遅れていたと思いますが、5か月も遅れるのは異常ではないでしょうか。4月に人事異動がありましたから、その為かなとも思いましたが、それにしてもここまで影響するとは考えられません。
むしろ怠慢と言わざるを得ないのではないでしょうか?
と思い先週半ば、お問い合わせをしようと思っておりましたところ、5月30日になって漸く、1月分が公表されました。
早速、拝読したのですが、「どうなっているの?」と思わざるを得ませんでした。
M‐13139への回答、担当部署がどこかわかりませんが、1月受付の回答が、5月末にもかかわらず「回答作成中」とはどういうことでしょう。
呆れかえらざるを得ませんし、原案を書かれた担当部署の見識を疑います。余程特別な事情でもあるのでしょうか。あるとするならそれなりの書き方を工夫すべきでは。
山仲市長が就任されて以来、市行政のスピード感が大きく改善されてきたと感じていただけに、誠に残念です。
つきましては、次の点についてお尋ねいたします。

  1. 26年1月以降の回答内容公表の遅延理由をお教え下さい。
  2. M−13139への回答は、特別難しいものとは思えませんが、未だ回答作成中となっている理由を教えて下さい。
  3. 今回のように更新が大きく遅れている項目があることについて、庁内で誰からも指摘はなかったのでしょうか?チェックシステムなど無いのでしょうか?

(私の経験では、組織内で気づいた者が適宜、所管部署長に指摘することにより、この様な事態回避に努めていました。HPの情報更新の遅延は、イメージダウンの大きな原因の一つですから)

A このたびは、メールによりご意見をいただきありがとうございます。また、この制度をご評価いただきありがとうございます。
回答等ホームページでの公開が遅れていることをお詫びいたします。私自身も気になっていたところです。
これまでは、できるだけスピード感を高めてきましたが、今回の遅れは、制度運用を変更したことが主な理由です。
先ず手紙(メール)の回答手続きを簡単にご説明します。
手紙(メール)を市にいただいたら、広報秘書課で担当課に振り分け、事実や制度の確認をした上で、課の考え方をもとに回答案を作成し、担当部長の確認を得た上で、私に届けられます。回答の主旨に問題がなければ、補足や表現を私なりに変更し、調査検討が必要であれば職員と協議し回答を策定し、再度担当課の確認を経て差出人にお返ししています。匿名の場合は、ホームページでの公開により回答に代えてきました。処理期間は、課題により担当課での手続き時間に差がありますが、私の手元に来てからは、通常は、2〜3日間で回答を確定し、書面による場合は署名してお送りしています。ただし、事実の再調査や職員との協議が必要な場合は、相当の時間を要しています。個々の回答を受付月ごとにまとめてホームページで公開しています。
匿名のお手紙に対しても上記の手続きを経て、全てお答えしてきましたが、昨年の後半から、明らかに偽名と思われるものや実在しない住所を記載したお手紙が来るようになり、当初は同様に手続きをし、ホームページで公開していましたが、頻発するようになったため、内部で検討した結果、本年1月15日以降の受付分より、匿名のお手紙に関しては、内容はホームページで公開するが、回答は作成しない、また偽名などのものは公開もしないように、一旦運用を改めました。このことは、市の広報紙でもお知らせしました。
しかし、匿名のお手紙の中には、貴重なご意見やご提案もあるため、4月末の庁議にて改めて運用を見直し、前回の改正時点である1月受付分まで遡って回答を作成することにしたため、作業が錯綜し、ホームページでの回答及び公開が滞ってしまいました。なお、お手紙、メールを問わず、住所氏名あるいはメールアドレスが明記されているものに対しては、従来どおりご本人にお答えをしてきています。公開についても改善を加えていきます。

以下、順次具体的にお答えします。

1について
公開が遅れている理由といたしましては、前述のとおり、ご指摘のM−13139のご意見も含め、1月から4月までに受付しました手紙の内、匿名のものに対する回答を作成中であり、作成が出来次第、順次月ごとに一括して公開することとしているためです。今回、M−13139の回答が未作成の段階で1月受付分を公開しましたが、これはご指摘のように、受付から長期間が経っているため、同月受付分の他のご意見等と回答を速やかに公開すべきであると判断したためです。

2について
上記のように、匿名の手紙につきましては、1月受付分まで遡って順次対応していますが、M−13139への回答が遅れていることにつきましては、事実や経過の確認、回答内容や表現の整理等を慎重に行っているためです。
回答の速やかな公開も大切ではありますが、まずはご意見等の趣旨と状況を正確に把握し、分かりやすく丁寧に、かつ、透明性を確保するなど、正確、誠実にお答えすることを優先しています。

3について
「市長への手紙」の業務は、前述のとおり、広報秘書課において回答の取りまとめや進捗状況の管理等を行っており、必要に応じて私が直接指示を出しています。今回の件も、遡って回答を作成すること、回答が作成でき次第速やかに公開することを指示しており、それを受け、現在広報秘書課や担当部署において対応しているところです。
なお、今回のご意見を契機に、速やかな公開の在り方についてもあらためて検討した結果、これまでは各月の受付分を一括して公開していましたが、2014年4月受付分から、各月の回答分を一括して翌月末までに公開することといたしました。

(回答に対する御返事)
  この度はご多忙のところ、ご丁寧な回答を頂き有難うございました。
毎月、多数の手紙やメールが届き、匿名はともかくも偽名のものまである状況で、正確・誠実にご回答頂くことは、各担当課の皆様にも大変なご苦労がおありのことと存じます。ご苦労に敬意を表します。
さて、私がお尋ね致しました件につきましては、諸事情について理解いたしました。
今後とも制度の適切な運用を頂けますよう、お礼かたがたお願い申し上げます。

平和堂ホーム・サポートサービスの開始について

Q 今朝(6月2日)、新聞の朝刊に折り込まれていました平和堂アル・プラザ野洲からのチラシを見ました。平和堂によるホーム・サポートサービスを6月19日から野洲市内でもいよいよ開始するという案内です。私は昨年自治会長を務めていまして高齢化によるわが街の実態を憂い、既に県内各地で展開している平和堂による社会貢献事業を、是非、山仲市長が、音頭を取って野洲市内への招致を働き掛けて頂きたいと行政懇で強く要請致しました。それがこんなに早い機会に実現頂いたことに感銘を受けました。これはあくまでも民間の事業ですが、野洲市としても高齢化対策の一環として見過ごすことのできない大きな出来事であり、末永く定着できるよう何かにつけバックアップするよう努めて頂きたくお願い申し上げます。

A このたびは、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
自治会長を務められた折に、高齢化に伴う買い物難民の実態をご心配いただき、また、行政懇談会においてご意見をいただき、ありがとうございました。
ご意見を踏まえ、庁内でも様々な検討を行い、改めて(株式会社)平和堂等へも働きかけを行ってまいりました。
(株式会社)平和堂が実施されていますホーム・サポートサービスは、「平和堂を長年ご愛顧いただき、ここまで大きくしていただいた方々に恩返しする。」という現社長の思いで2010年9月から始められた社会貢献事業で、アル・プラザ野洲店が9店舗目になり、地域の高齢者に寄り添うことを最も大切にしながら、商品の注文受付・配達だけにとどまらず、暮らしのお手伝いもされると聞いています。
本事業の展開により、市が認知症の方の早期発見につながる情報提供を受けたり、逆に、可能な範囲で本事業の周知を行う等のバックアップをしたりするなど、連携した高齢者支援を進めていきたいと考えています。

プラスチック容器類ごみの排出について

Q 6月号広報やすに掲載されていたプラごみの現状を読みました。
市民が出したプラごみに異物が多く混入されていて、リサイクルできるプラスチックの割合は54%。
更に、製品向きプラスチックに選別すると、収穫量の3分の1程度になるそうな。(掲載写真に靴や紙おむつ)
このため、市の担当部署では困り果てている様子だが、市民が出すプラスチック容器類には排出者名の記入欄があるので、異物混入者へは注意喚起通知されることを希望します。

A 「市長への手紙」によりご意見をいただきありがとうございます。また、日ごろは、ごみの適正排出にご協力いただき、ありがとうございます。
プラスチック容器類ごみ袋への異物混入への対応につきましては、収集時に外見上明らかに異物混入の度合いが大きいものを発見した場合は、収集しないこともあります。しかし、現実的に全てのごみ袋の内容物を収集時に確認し、個別に名前を確認し指導することは不可能であり、対応には限界があります。6月号の広報紙でお知らせしましたように、結果的にはクリーンセンターにおいて手選別で異物を除去しているのが現状です。
また、日本の現状では、プラスチック容器及び包装材の製品規制が緩やかであるため、輸入品を含め多様な素材が市場に出回っており、リサイクルマークがついていても実際は工程や技術上の問題でリサイクルできないものもあります。このようなことも、リサイクルを困難で高価にしている原因です。
市といたしましては、今後も、広報紙やホームページ、また自治会等を通じて、市民の皆様にごみの適正排出にご協力いただくようお願いをしてまいります。
なお、すでに知らせしておりますとおり、2016年の新クリーンセンター操業とあわせて、プラスチック容器類を可燃ごみとして扱い、燃焼による熱エネルギー回収(熱リサイクル)に転換し、年間4,000万円あまりの経費削減と実質的な環境負荷削減を行う計画です。

職員の対応について

Q 市役所内の対応について。執務態度等。
皆さん、本当に親切に丁寧に対応して頂きます。
執務の姿勢、態度等言うことありません。
私はリタイア、年金生活ですが、一般のモデルになると思います。
より一層のご精励、お祈りします。
市役所内の清掃・整理・整頓状況も大変結構です。
乱筆等失礼です。

A 「市長への手紙」によりご意見をいただきありがとうございます。
市役所内をはじめ職務にあたっての職員の対応や姿勢などに関して、お褒めのお手紙をいただきありがとうございます。職員一人ひとりにとりまして大いに励みとなります。
お手紙の趣旨は各所属部長を通じて職員に伝えました。
市では、市民の皆様からお寄せいただくご意見等をもとに職員の接遇や執務姿勢の改善と業務の質の向上に努めています。
今後とも、市民の皆様に満足、信頼いただける職員・市役所となるよう更なる向上をめざし、取り組んでまいります。

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