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市長へのご意見・ご提案(平成24年12月)

 ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
 掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

野洲地域総合センターの職員について

Q 野洲地域総合センターの○○氏について、本当に子ども達のための仕事をしておられるのですか。会議に出席されても気のないそぶり。また、途中で会議を抜ける等、信じられません。相談に行ってもいつも休みか席をはずしているばかりで、保護者として何も相談できません。あんまりです。給料だけ貰えたら良いというのはあんまりです。やる気がないのであれば、すぐにでも別の方と変わってください。このままですと子どもがかわいそうです。何とかしてください。
 また、同じセンターの嘱託職員の採用について質問です。なぜこの方だけ、異動もなくこれだけ長くセンターで働けるのか疑問です。試験をされているのでしょうか。また、この方だけ特別なのでしょうか。個人情報を知られて大変嫌です。ホームページでの回答を必ずお願いします。

A 手紙にてご連絡をいただきありがとうございます。
 ご指摘の職員は、地区住民の中でも個別支援が必要な人を継続的に担当しており、通常業務中でも支援の仕事を他に優先させなければならない状況もあります。特に夜間においては、総合センターにはその夜に開催する事業に最低限必要な人数しかいないため、場合によっては会議を中座してでも対応しなければならないこともあります。
 なお、総合センター職員に限らず、市職員は複数業務に携わっており本職員も例外ではありません。
 二人目の職員は嘱託職員として長年勤務しており、団体育成と地域福祉・相談事業を担当しています。地域の実情に精通しており住民からの信頼も厚いといった点から、選考方式による採用の後、継続的に任用を行っていました。
 しかしながら、市職員全体の中では均衡を欠くため、現在では他の嘱託職員と同じく、一年ずつの更新で最大3年の雇用となっています。
 なお、市職員は正規非正規に係わらず守秘義務があります。職務上知り得た秘密を他に提供することはありません。

2012年12月受付/担当課:人事課

職員の対応について

Q 2012年12月5日(水曜日)に祇王小学校増築工事の施工不良対策会議の場に出席をした時のことですが、関係者:教育長・教育部長・施設室長いわば代表者の対応が信じられない行為でありました。

  1. 施設室長 一般者からの質問に対して肘をつき鋭い目つき(睨みつけ)ながらの態度。目に余るものがあり、私も注意(暴言を吐きましたが)『聞いてますやん』の返答。室長は普段からあのような態度なんですか?議会の場でもそのような聞き方ですか?
  2. 教肩長・教育部長は会議中、居眠りですよ。

 加えて、質問に対しての答えは、上から目線の押さえつけ発言。また、自己防衛意識が高く全否定からの返答。これって、答えになってますか。
 市長への手紙を毎月、拝見しておりますが、職員の対応不備(不満)が毎月掲載されております。本来、野洲市を良くしていこうと言う中で前向きな提案をする場ではないですか。人事・評価基準の見直しを具体的に進めてください。能力も無い、気の無い人たちが年功序列によってまかなっているような気がします。そのような時代は終わりました。市長としての施策方針は立派なものですが、職員は部外者意識ですよ。
職員を育成する観点からもそういった人事研修、統制機能を充実していただきたい。そうしないと、職員は市民からの信頼は得られませんよ。
 室長・教育長あるいは部長ってそんなに立派で偉いのですか。
 この事はしっかり広報でも掲載し、具体的な回答をいただきたい。
 個人、団体を誹誘中傷するようなものではありません。
 また、このような事例を市民の皆さんが感じられた時、どのような流れでご意見も申し上げればいいのですか。今後も多々あると思いますので教えてください。

A 手紙によりご意見をいただきありがとうございます。
 また、祇王小学校増築工事で生じたコンクリート打設不良箇所の対策会議にご出席をいただき、ありがとうございました。会議は、保護者や市民への説明会とは別に、専門家・機関等によって施工不良状況の評価と対策を明らかにするために開催したもので、透明性と客観性を確保することを目的に公開で開催したものです。

 ご指摘の会議の参加者および傍聴者名簿、会議録等などをもとに職員の対応について、確認を行いました。
 まず、施設整備室長の発言と態度につきましては、ある傍聴者が発言されている途中で、別の傍聴人から「おい。ちょー、おまえ、おっさん、おっさんよー、お前こら、お前、ひじ。…」の声が上がり、会場が騒然となりかけた中で「話を聞け。」との発言に対して「聞いてます、しっかり。」と答えたものでした。暴言に近い発言に対して語気を強めたようです。建築の技術的な知見をもとに検討している場で、傍聴者から罵倒に近い言葉を浴びせられたため、冷静さを失った、ある意味では、情も誇りもある人間的な反応であったと考えています。
 また、教育長・部長について居眠りの事実はありませんでした。

 今回の祇王小学校増築工事の施工不良に関しては、保護者や学区住民の皆さんにご心配をおかけしています。この施工不良は、施工作業とその管理が原因で発生したものであり、発生当初から情報を公開し、速やかな解決策を目指してきました。
 当日の対策検討会議は、当工事を設計どおりの安全な建物にするため、発生した不具合の対策について技術的な議論を行ったものです。傍聴者からは、市民の不安を完全に払拭するため、施工業者の道義的責任による基礎工事の全面やり直しの可能性に対するご意見をいただきました。思いとしては私も同様ですが、不具合に対する専門家の技術的な見地からの意見を超える要求を行うことは、不当な要求になる可能性もあることから、そのことに関しては、否定的な回答になったのだと考えています。

 この業務に当たっている職員たちは、学校の耐震化率が約半分と、県内最下位であった状況を約3年で実質100%にまで持ってきたチームであり、部外者意識を持っていることはないと考えています。
 また、すべての職員の対応が万全とは言えず、改善すべき点はあると考えていますが、ご指摘の職員が、いわゆる尊大な態度を取っていたとは考えていません。
 今回の件に関しては、保護者や学区住民の皆さんにご協力をいただき説明会を開催するとともに、私へも地域の方が直接文書をお持ちいただき、お出会いしてお話をさせていただいたり、説明会に出席してお話をしています。この回答は、それらのことも踏まえてのものです。

 なお、職員の対応でご意見がありましたら、お気軽にお出しいただければ幸いです。「市長への手紙」として、市役所本館の玄関に設置しております通信箱や、市のホームページから「市長への手紙」のメールフォームをご利用下さい。正確な情報把握のため、可能な限り、詳細な情報を記載していただきますようお願いします。また、匿名でも結構ですが、お名前とご連絡先を明記いただいた場合は、手紙またはメールにて返信させていただきます。匿名の場合は、後日まとめて、市のホームページで公開します。

2012年12月受付/担当課:人事課・教育施設整備室・広報秘書課

保育園の対応について

Q 我が家は私と妻と小学生2人と保育園年中の息子3人のあわせて5人で住んでおります。保育園で以下のような対応がありましたので、ご報告とご検討をお願いしたくメールさせていただきました。
 12月8日に妻が保育園に早朝保育のお願いに上がりました。と言いますのも我が家には小学生の息子がいますが、現状では集団登校が難しいと子ども会の地区委員さんに言われました。その際に、『保護者がついて一緒に集団登校しないと難しいでしょう』と言われたので12月6日より妻が朝は集団登校に付き添う形になりました。ここで問題になってくるのが一番下の年中の息子の保育園への預ける時間です。今までは小学校に上がる子供たちは、小学校の集団登校の出発時間が7時35分であるため7時半に家を出て、妻は8時に年中の息子を保育園に預け、8時30分に職場へ出勤していました。ところが、小学校の息子の集団登校の付き添いに妻が行くため7時半に年中の息子を保育園に預け、妻は小学校に到着するとその足で職場へ出勤する予定でした。このことを保育園長に申し出たところ以下のような回答が帰ってきました。

  1. 早朝の保育の時間は母親の仕事の時間ではないので預かれない。
  2. 母親が無理なら父親が送ればいい。

と言う返答でした。
2に関しては私の仕事の関係上、いつも深夜の1時30分に帰宅し、3時以降に就寝する生活をしております。無理をすれば朝に息子を送ることは出来ますが、毎日となると仕事に支障がでるかもしれません。このようなことは保育園で園長に妻が話しましたがまったく取り合ってくれませんでした。
 私も妻とも話したのですが『本来の保育とは何なんだろうか?』と疑問に思いました。心配になったので保育指針と言うものを探しました。そこには『一人一人の子どもの置かれている状態及び家庭、地域社会における生活の実態を把握するとともに、子どもを温かく受容し、適切な保護、世話を行い、子どもが安定感と信頼感を持って活動できるようにすること。』という一文がありました。小学生の息子の状況に関しては、保育園に通園している段階から知ってもらっていることです。また、私が深夜まで業務をしていることも保育園には伝えています。妻が職場に勤め出勤時間が8時30分で小学生の息子の集団登校に着いて行き、その後、年中の息子を保育園へ送り、職場に出勤した場合、確実に遅刻してしまうことも保育園には伝えています。にもかかわらず、保育園園長の判断は上記のようなものでした。妻は『職場に遅刻して行けって言うこと?』と泣きながら保育園から出てきました。妻が遅刻することで、職場にも迷惑がかかりますし、玉突き状態が発生します。『公立の限界』なのかと寂しく思いました。知り合いの私立の保育園でこのような場合どのような対応をとるかと聞いたところ『ありえない、間違いなく預かる』という返事が返ってきました。知り合いの私立保育園の返答がないにしても、この園長の独断で決まっていっているのか、このような場合のガイドラインがあるのかどうか分かりませんが、『一人一人の子どもの置かれている状態及び家庭、地域社会における生活の実態を把握する』という保育方針と照らし合わせても疑問に思わざるを得ません。現状は私が朝送って行っている状態で、今のところは何とかもっていますが、これが続くと思うと野洲第二保育園の対応が適切なものなのかストレスに感じる毎日です。また、保育園の他の保護者からも園長の対応に関して揉めた事で退園した保護者も出ています。一人でも多くの子ども達に通ってもらいたいという精神はない、お役所仕事がまかり通る現場なのでしょうか。
 もう少し地域社会に愛されるような保育園になってもらいたいと思っています。

A 「市長への手紙」によりご意見をいただきありがとうございます。
 保育園は、ご存知のとおり、制度上は、保育に欠ける子どもの保育を行い、その健全な心身の発達を図ることを目的とする児童福祉施設です。野洲市の保育園、幼稚園、子ども園では、それぞれの状況に応じて、「一人でも多くの子ども達に通ってもらいたいという」思いをもって運営しています。ご指摘の保育園でも同様です。
 いただいたご意見は園長にも伝え、状況の確認を行いました。
 保育園は、先に申しあげました目的を持った施設であり、そのための入所基準を設けています。早朝・延長保育の受け入れにおきましても、保護者の就労支援をするために保育を提供しています。
 また、保育園は、家庭保育の補完や子どもの最善の利益を守るという大切な使命を担っています。そのために、子どもにとって大切である家庭生活の時間をどう作り出してあげるのかを保護者とともに考えなければなりません。従いまして、できる限り保護者には子どもの養育を担っていただき、困難な場合には、保育園をご利用いただきたいと思います。
 ただし、入所基準の適用と判断に当たっては、当然、当事者である、子どもと保護者の状況を優先するべきです。このような考えのもとに、園長には、今一度、当事者がおかれている状況を十分聞き取り、対応するよう指導いたしました。改めて、保育園と話合っていただきますようお願いいたします。

2012年12月受付/担当課:子ども家庭課

駅前整備構想について

Q 都市基盤整備特別委員会・等の件で、お願いとご提案を申上げます。
 先ずは、病院の事ですが「病院は市民福祉のため、野洲から病院を無くしたくない」を優先に今日迄支援をし、結果は野洲病院の経営状態は実質的には債務超過ではありませんか?積年の財政支援額の回収は、既に金融機関の根抵当権で押えられ、市では回収できない様な説明でしたが、今日まで市民に公にされていなかった事は残念ですし、その責任はどうなるのかと問いたいです。
 更に、市購入の南口駅前一等地に、大型の箱モノを造ろうとしています。現委員会の審議には納得できません。市、投資の12憶円が半分程度回収できて、野洲の近未来に夢を与える、企画立案をお願いします。以下のご提案を概要は、今後の審議の太骨に、お加え頂きますよう、切にお願いします。

  1. 現在の野洲病院は、「頼れる病院ランキング」のような、市としての評価数値はお持ちでしようか?また仮に新病院は、どの程度の数値目標をお考えですか?公にしてください。
  2. また、新病院の運営や経営は何方を予定されていますか、市民に喜ばれる、よい病院と安定経営は其れを運営・経営する人だと思います。意中の人材の確保をお願いします。
  3. 新病院の設立や運営は急いで行わず、市民に広く実情を報告し、一・二年かけて充分な検討をされては如何ですか。その間に、現野病院との和議不可なれば、整理の方向で進めるべきと思います。(議員定数や職員数削減程度では、新病院の運営費は賄えないと思います。)
  4. そして、駅南口土地の再開発は急いでハコ物を建てるのではなく、市民のために新しい価値を生む、有益な土地活用をご提案します。
    1)市民の多様な希望をかなえられる、市を象徴する「フロントタワー」複合ビルの提案をします。(メール添付の事例写真ご参照、尚この写真は公にされないで下さい)
    2)「フロントタワー」は30階程度のものを建設し、住居はUR公団等(地権者優先入居)・公共は子供園他・小商業施設等(滋賀銀行他)の企画立案で、駅前ににぎわいを取り戻してください。
    3)当面、この計画は川沿いまでの地域として、中期的には八号線周辺まで拡大します。その折には現市役所の建物・駐車場の土地活用も企画立案の射程に入れると良いと思います。
    4)複合ビルのUR住居他は、市執行者の政治力に期待します。また本件は、民間資本等のジョイントベンチャー(JV)も必要になり、市議各位の専門的なご尽力が必要かと存じます。
    5)これらの中で、本当に立派な新病院の建設が可能なれば、決断すべきと存じます。

この事業は人・物・金を呼び込む、経済政策であり財政再建政策です、希望の持てる野洲の創新(イノべーション)でもあるかと存じます。
大義は「地域が更に自立できる、全国のモデル事業」として中央省庁を働きかけてください。二期目をお迎えられる、山仲市政が野洲の将来の歴史に耐えうる、政策実現を切に望みます。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。
 まず、新病院の整備については、昨年4月の野洲病院からの構想提案をきっかけに、市民の中核的医療を確保する観点から、市民と専門家等による検討会や市議会での審議も含め、調査と検討を重ねてきました。その結果、12月に市が提案しました「野洲市中核的医療拠点のあり方に関する基本方針(素案)」について、市議会特別委員会で採決の結果、賛成多数で承認されました。
 しかし、十分な議論を尽くしてきたにもかかわらず、採決において委員会全19名の委員うち、会派代表者や議長経験者を含め7名の反対があったことを重く受け止め、市民の総意を得る前提として、市議会の大多数の力強い賛同が得られることが欠かせないと考え、当分の間、新病院整備の可否を含め、検討を凍結したほうが望ましいと判断しました。
 野洲病院は、旧町時代から地域の中核的医療を担う病院として位置づけられ、昭和60年以降、多額の財政支援が行われ、今日までその役割を担ってきた実績があると考えます。しかし、既に、市の広報でもお知らせしていますとおり、財政支援に関しましては、結果的に見れば、目的、手続き、金額、指導、効果、情報公開等で問題があったと考えています。昨年からの検討では、徹底した透明性を確保するように努めており、野洲病院への市の財政支援額についても2011年6月市広報にて公表しています。
 駅前南口周辺整備では、「箱モノ」を前提ではなく、市民の活動促進と公共サービスの提供を前提に検討を進めています。

 次に、4点のご意見について、以下のとおりお答えします。

  1. 現在の野洲病院に関して、提供いただいた雑誌記事「頼れる病院ランキング」の評価基準に基づいた評価数値はありません。この評価は、既存病院の実態評価であり、目標として使う数値ではありませんが、仮に病院を整備するのであれば、当然、上位の病院の数値を目標とし、達成するよう運営するべきであると考えています。
  2. ご意見のとおり、質が高く持続可能な病院運営のためには、組織と人は重要だと考えています。
  3. ご意見のとおり、拙速は避けるべきです。昨年4月以降、市民代表や医師会代表、そして医療専門家による検討委員会などで1年半以上検討してきました。また、並行して市議会でも審議をいただいてきました。ただし、市から民間病院に巨額な資金を貸し付けたり保証したりしていること、また毎年1億円を超える支援をしている状況があります。病院問題は、30年近く課題が先送りされてきたという面があります。このような状況を前提に対応をしていきます。
  4. ご提案は、現在進めています、駅前整備構想の検討の議論に供したいと考えます。

 2012年12月受付/担当課:地域戦略室

幼稚園職員の異動について

Q 今日は、お願いがあります。以前から、幼稚園の先生の異動について疑問に思っています。
 幼稚園には、離任式もなく新聞に載ることもありません。ですので、3月の終業式から4月の新学期まで教職員の異動を知ることが出来ません。子どもたち、もちろん保護者もですが、急に知らない先生が門に立ち挨拶をされ、知っている先生の顔が見当たらず不安な気持ちになっているように思えます。そして、「異動になりました」という紙1枚に終わってしまいます。お聞きしたところ、異動は3月末急に言い渡されるとか…。どうしてそんな急な異動になるのでしょうか?もっと余裕を持つことは出来ないのでしょうか?せめて3月終業式までにわかっていれば、子ども達も先生におわかれを言えたり、「4月には新しい先生が来るのだな」と心構えも出来ます。それに、たった数日ほどで引継ぎが出来るとは思えません。移られてからも先生同士連絡を取ってやり取りをされているようですが、バタバタとした毎日の中、先生方の負担も大きくなっているように思えてなりません。子ども達にしわ寄せがいくのでは?と不安にもなります。特に、小さい園では先生の異動は幼稚園の雰囲気を一気に変えてしまいます。
 今年は、先生の半数以上が変わられ園の事を知らない先生ばかりになりました。どなたも良い先生だとは思いますが、園の活動やPTA活動にも大きな影響が出ているように思えます。また、教職員の人数が少ないので、負担も大きく、職員室に誰もいないことなんて珍しくもありません。小さい園だからかもしれませんが、先生・子ども達・保護者のつながりも大きく、先生の異動は精神的な負担になります。
 来年の人事異動も近付いてきました。異動があることは仕方がないと思いますが、何とかお願いします。

A 「市長への手紙」によりご意見をいただきありがとうございます。
 幼稚園での職員の人事異動は、園児が受ける教育に十分配慮しつつ、職員の経験年数や資格あるいは園児数などを考慮して行っています。異動する職員においては園長の指導の下、園児の把握や保護者の方々との連携など、より充実した教育を提供できるよう職員会議などを通じ教育指導の向上を図っています。幼稚園は、大事なお子様をお預かりしている場です。ご不安に思っておられる点があることを十分に理解し、限られた時間内でしっかりとした引継ぎを行い新学期が迎えられるよう改めて指導するよう教育委員会に求めていきます。
 なお、異動内示の時期について、小中学校教職員の場合は、県域での異動であるため引越し等を伴うこともあり、市より少し早くなっていますが、市職員は、行政サービスの維持と効率的な引継ぎとの兼ね合いで3月の最終週としており、総合的に考えてこの時期が最も妥当と考えています。
 また、離任式について教育委員会に確認を行ったところ、小中学校については、教職員が県内の異動であって、子どもたちと二度と出会うことが無い場合も多いことから実施しているが、幼稚園教職員の異動は、市内での異動であり小中学校行事等で出会う機会も多く、特に離任式を必要性は感じていないとのことでした。

2012年12月受付/担当課:人事課

特別支援学級の充実について

Q 現在、小学6年生の児童の親です。今回、お手紙を差し上げさせて頂きましたのは、来年より野洲北中学校へ進学となりますが、支援学級の教室等の整備をお願い致したく差し上げた次第です。
 教室を見せて頂いたのですが、教室というより、"倉庫”という形容がピッタリで、他と隔絶された空間という感じで、なんとかならないものかと、切に思ったからです。
 これから野洲北中学校区は、野洲川リバーサイドタウンが出来、教室の不足が顕著になる事は自明だとは思いますが、この機に教室整備をお願い出来ないかと思います。
 また、野洲中学校とも比較すると、教育を受ける権利が平等に保証されているにも関わらず、なんと違う事かと改めて思いました。さらに、野洲中学校への通学は認められないとの事ですし、親としては、光明が見えない状況です。
 うちの子は、今でも覚えているのですが、2007年の3月に、保育園の先生から”先天的に軽度の知的障害がある”と言われて、かれこれ6年経ちますが、先の事(学校卒業後の進路、就職)を考えると楽観的になれないのが現状で、自分の死後どうするのかを考えると、親として悶々としているのが現状です。その中で、あと3年義務教育の中でしか、子供に対して、小学校とは異なり、社会に順応出来る教育を受けさせてやれないのかなと思っている現状です。
 子を持って初めて思うようになったのですが、”先天的に軽度の知的障害”は、本人がなりたくてなった体ではなく、また、勉強したいと思っても体(頭)がついていかない状態です。本当に、生まれた瞬間から、非常に大きな”ハンディ”を背負い、”努力”という2文字以上に、本人にとっては大変な事です。親としては、その”ハンディ”に少しでも、助力出来ればと切に願うだけですが。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。
 野洲北中学校特別支援学級の教室環境について、私自身が直接学校に出向いて改めて確認をしてまいりました。
 確かに野洲北中学校の校舎は、古くなってきております。しかし、南向きの明るい教室ですし、職員室に近い配置となっています。エアコンも完備しています。2つの教室のうち1つは、かつて少人数教室であったものです。もう1つの教室には、流し、水道などを備えた調理スペースがあります。これについては普通教室に必要のないものかもしれませんが、通常の使用には差し支えないと思います。また、特別支援学級には、生徒の学習を支援するための教材教具を多くそろえています。野洲北中学校では、特別支援学級のすぐ隣に、その教材教具を収納するための教具室があります。これは、必要な時にすぐ教材を取り出し、授業を延滞なく展開していくためです。したがいまして、「教室というより倉庫」というものではなく、学習環境として十分な要件を満たした教室環境であることを実際に確認いたしました。

(写真)特別支援学級の充実

 また、竹生地先での住宅建設に伴う児童生徒の増加に対しましては、北野小学校については6教室の増築を行うべく現在設計中ですが、野洲北中学校につきましては、生徒数がピークとなることが予測される平成30年頃にあっても現有の教室数で対応が可能と見込んでおり、したがいまして、現段階では野洲北中学校における教室整備(増築)の計画はありません。
 お子様の将来についてご心配されているとのこと、心中お察しいたします。野洲市の特別支援教育は「障がいのある幼児児童生徒の自立と社会参加」をめざして、将来、社会の中で暮らし、生きがいをもって働くために必要な力を獲得できるように行っております。
 校舎の新旧や教室の広さなど、いろんな違いはありますが、それぞれの学校で行われている特別支援教育に違いはありません。子どもたちの「生きる力」を育てることをめざして、市内のすべての小、中学校で一丸となって取り組んでおりますので、どうぞご安心ください。
 最後に、将来にわたって、障がいのある人々が暮らしやすく、住みよい野洲市にしていくため、市長として、一層の努力を続けていくことを申し添えておきます。

2012年12月受付/担当課:学校教育課

職員の勤怠管理について

Q 先日、市役所のある部署で懐かしいものを目にしました。「タイムカード」です。私の勤めていた所も昔は当然のごとく、タイムカードで管理をしていましたが、もう随分昔に廃止になりました。ほとんどの所がそうではないでしようか?また、市役所のホームページを見ていると、最近(夏ころ)も管理職による不正改ざんが発覚し市長がお詫びされています。更に云うならこの事に対する人事担当部署の報告(見解)も「非正規職員の特異な事例(レアケース)」、「管理職が整合性を図ろうとした(軽微な事象)」 、「賃金の支払いは無い(不正な支出は無い)」等、ネガティブ過ぎるように感じるし、本質的に改善を図るような前向きな意志は響いてこない。
 時間外管理については前年比マイナス19%とキチット管理されている事は理解していますが、これは単なる時間管理で本来の労務管理では無い、これを機に“タイムカードの廃止”を検討されては如何でしようか!
 やっぱり、管理者が部下の本来の仕事をキチット指導管理する事に知恵とエネルギーを絞れるようにした方が(本来の労務管理)、職員の成長面も含めるとタイムカード廃止のリスクよりはるかに意味があるようにおもいます。またその方が職員自身の成長にもなるはずですし、それが本来の姿であると考えます。強い組織になるためには内部管理に費やすエネルギーを限りなく少なくすることだと思います。幼稚園等は課題もあるようですが、本庁舎はすぐにでも実行出来るのではないでしょうか?
 市役所内のほんの一端を垣間見ての意見ですので、勘違いの部分もあると思いますが、一市民の目から見た感想です。

A お手紙によりご意見をいただきありがとうございます。
 現在野洲市には約870名の職員が在籍しておりその半数以上が非正規雇用となっています。これらの職員が任期満了した際には雇用保険の手続きを行うことになりますが、所管窓口のハローワークにおいて勤務日数の証拠となる書類の提示を求められており、ここではタイムカードが通用しています。タイムカードを廃止したとしても何らかの出勤の記録が必要となり、出勤簿方式から電子システム化までさまざまな方法が考えられますが、今のところ、導入経費と省力化の見合い、あるいは信頼性の点など、総合的な観点から、タイムカード方式が妥当であると考えています。
 ただし、合理的な制度の構築に向けては情報の収集に努めます。
 なお、ご指摘の「管理職員によるタイムカードの改ざん」の件については、幼稚園職場において職員の振替休暇取得の実態とタイムカードの刻時を整合させようとした管理職員の運用上のミスという個別の問題であり、タイムカードをなくしたら起こらないというものではなく、制度自体の可否とは関連性がないと考えています。

2012年12月受付/担当課:人事課

職員の対応について

Q 環境課の職員に、ウソの電話番号を教えられて大変迷惑を被りました。しかも、ウソが発覚したときに「注意しときます」と言いながら、注意もせずに放置している。ほったらかしの理由を聞いたら「忘れていた」とのこと。そんないい加減な仕事の仕方で良いのですか?

A (まだ回答が出来ていません。この内容については「ものをいかす交換銀行」での受付事務に係る内容であり、職員の対応はもとより、事業のあり方も含めて担当課に検討を指示しています。年末に受け付け年末年始休暇を挟んだこともあり、回答が遅れています。回答が出来次第当ページを更新してお知らせします。)

2012年12月受付/担当課:人事課

市長への手紙の公開内容について

Q 野洲幼稚園の件で、個人を誹謗中傷する内容がHPに出ていたがなぜか。名誉毀損を行った。理由を教えていただきたい。

A 「市長への手紙」によりご意見をいただきありがとうございます。
 ご指摘いただいております内容につきましては、2011年12月受付分(下記リンクをご覧ください。)の「M-1170幼稚園の出来事について」であると思われます。
 この内容は、「自分の子どもが幼稚園で他の保護者に追いかけられているので、やめさせて欲しい」という内容のお手紙でした。
 「市長への手紙」は、その目的と性格から、プライバシーを除き、全て公開することとしていますが、個人・団体を誹謗中傷する内容については、お答えできない旨をホームページ上や「市長への手紙」の様式において記載しています。今回のお手紙については、個人への誹謗中傷を目的とした内容ではないため、回答を作成し市のホームページ上で公開しています。
 また、この内容を公開したことにより、名誉毀損等は生じていないと考えています。

2012年12月受付/担当課:広報秘書課

市長へのご意見・ご提案(平成23年12月)

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