現在の位置

市長へのご意見・ご提案(平成31年2月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

県道151号線沿い、野洲市竹生地区入り口の交通安全対策についての提言

Q 県道151号線沿い、野洲市竹生地区入り口の交通安全対策(案)の提言について

厳しい寒さが続きます今日この頃ですが、市長様には野洲市市政のトップとして、日々ご苦労なさっておられることとお察し申し上げます。

ところで、私は他市(近江八幡市)の住民で、毎週、標記の151号線を車両で草津との往復通行しておりますが、当場所の現状交通安全対策で不安な状況があり、竹生地区の方や竹生に出入りされる方がこの出入り口で横断歩道を利用される時や車両で出る時は大変な危険が伴います。現状の問題点と改善点を提言させていただきますので、是非最良の改善をすすめていただきますようお願いする次第です。

本来、県道151号線は県の管轄と十分に承知しておりますが、一市民、それも他市の住民が県に申し入れても、パンチが弱く、やはり野洲市竹生住民の立場をも代表される市長様から申し入れしてもらい、県の迅速な交通改善対策をすすめるよう、おしていただきたく切望いたします。

当提言は貴行政担当の方並びに竹生地区の方に現状対応しておられることを確認もとらずに私の独断で一方的に判断し、提言したことは間違っていること多々あると思いますが、お許し願います。

1.現状の交通安全対策

(1)当該横断歩道利用者に対しての安全対策は、横断歩道と車両停止線の路面表示がある。

(2)当該横断歩道手前約100mの個所に横断歩道ありの菱形の路面表示が各路線に2か所ある。(川田大橋からの車両路線及び竹生口信号からの車両路線)

(3)各路線に、当該竹生入口の約10m手前、路肩に警戒標識と約2m手前、路肩に指示標識の立て看板がある。

2.現状の問題点

(1)県道151号線は交通車両が大変多く、横断歩道利用者にとっては上記1.の(1)~(3)の対策がある状況の下で横断する危険は計り知れない。

(2)竹生口信号から走行して来る車両は当該横断歩道とは約100m手前から直線で見通しは比較的良いが、川田大橋から走行してくる車両は横断歩道を横断しようとする歩行者から見て、曲がった坂を下りてくる車両は視界に入らず、約10m直前でないと近づく車両は視認出来ない。もちろん曲がった坂を走行してくる車両も横断しようとする歩行者を確認出来るのは約10m手前で厳しい。(走行車両から見て横断歩道左側に立つ歩行者は植え込み植栽が視界を遮り、さらに下りの曲がり坂が関係し気付くのは上記の10m手前と推測する。)

(3)野洲川の川田大橋を通り走行する車両は、竹生口信号方向が大変多く、それら車両は当該横断歩道前で減速する車両は極めて少ない。それも道路周囲に人家がなく、自然林と道路脇植栽の中の一本道で周辺に気を使うことが少なく、走行に集中し結果として速度オーバーになり易い。これは竹生口から走行してくる車両も同じ傾向でかなりスピードを上げ走行している。

(4)当該竹生地区出入り口から151号線に出る車両にとって、上記(3)の走行車両の合間を縫って出るが、特に右折の時、川田大橋から曲り坂を上り、横断歩道手前約50mの下り坂で近づく車両がない時を見計らい出なければならない、大変気を使う個所になっている。

3.恒久改善策

(1)感応式の通常の信号機を設置する。(当該道路の竹生からの151号線へ出る車両の数が少ないと判断し感応式とする。)

(2)信号機の付帯設備として、横断歩行者用の押しボタン式スイッチを設置する。

(3)信号機200m手前に門型(路線を跨ぐ)の歩行者横断中と赤信号予告の夜間判読可の電光式黄信号点滅灯を併設する。野洲川川田大橋から走行する車両路線と竹生口信号から走行する車両路線計2か所。

4.迅速に進める改善策

(1)路肩に「横断歩行者あり注意」各路線、2件の立看板を設置。(各路線の横断歩道手前、約200から300mの地点の路肩)当立看板には、看板周囲にソーラー電源の点滅装置をつけ、夜間でも判読できること。野洲川川田大橋からの走行路の路肩に間隔をとり、計2か所、竹生口の信号方向からの走行路の路肩にも間隔をとり計2か所。

(2)車両走行路面に当該横断歩道の約200~300mの手前に「横断歩道あり、徐行せよ、スピード落とせ」縦書きの路面表示をする。野洲川川田大橋からの走行路及び竹生口信号からの走行路共に表示する。計2か所。

(3)野洲川川田大橋から車線の当該横断歩道手前左側の植栽で横断歩行者と車両がお互いに視界を遮っている植栽(低木植栽と高木植栽)を撤去し、他の場所へ移植する。(視界を遮る範囲に限定して撤去、移植)

(4)横断歩行者と竹生から出る車両が近づく車両を視認できる横断歩道の両側に通常より背の高い反射鏡大を設置する。(横断歩行者及び当個所から出る車両にとり大事な確認の手段となる。川田大橋から来る車両は登り坂で確認可能とするため。)野洲川川田大橋からの走行路の路肩に計2か所、竹生口の信号方向からの走行路の路肩に計2か所。

(5)横断歩道の両車線センターラインの位置に夜間でも良く見える点滅装置付の路面警戒灯を設置する。横断歩道の幅に3か所設置。横断歩行者がけつまずかないよう埋め込み型に。

(6)横断歩行者用に歩行者用の旗を設置する。旗にはスイッチ式で旗先端に点滅装置を設ける。点滅装置の電源はソーラーを活用する。旗の全長は歩行者の背の高低と車両に早く歩行者を気付かせる為、旗は数種類用意する。旗全長A2.5m、B2.0m、C1.5m、D1.0m、旗は横断歩道両端の専用箱に置く。

(7)竹生地区住民及び当地区への関係する人への周知徹底と教育等の実施

1)当該横断歩道、出入り口のかかえる問題説明

2)恒久対策が取られる迄の対応策

3)現状の当該横断歩道の利用制限の検討(若年者、高齢者の単独利用の制限等)

4)当出入り口から151号線へ出る竹生住民と関係者の車両制限の検討(出る車両を極力減らす)

5)横断歩道の両側に横断歩道(横断歩道、出入り車両)利用の約束を明記した立看板を夜間照明装置つきで設置。横断歩道の両端計2か所。

(8)当該151号線を走行する車両にチラシを配り、当横断歩道前での減速、徐行の必要性を訴え、運転マナーの改善を浸透させる。根気よく、定着効果が見られるまで実施。

注)1.当該横断歩道の利用が少ないとはいえ、横断歩道として設置されている以上、横断歩行者の安全は絶対にどのようなことがあっても万全の対策を期すべきである。

特に当該横断歩道は路線の曲り角相当の個所にあり、格別の安全配慮があってそれが普通と考える。

2.また、竹生の住民、関係者が車両で当該出入り口から151号線に出る時、横断歩行者同様に川田大橋から接近する車両に気付くのが遅くなるので、安全対応策は十分に検討しなければならない。勿論、竹生口信号経由の車両も下り坂をスピード速く、接近してくる。大変気を使い、油断出来ない。

A 県道守山中主線の竹生出入口の交通安全対策について、ご提言をいただきありがとうございます。

ご意見をいただきました竹生出入口の交通安全対策については、現状では、当該横断歩道の利用者もほとんどなく、車両対策を含め、これまで地元の竹生自治会や周辺の自治会からもご意見やご要望をいただいておりません。これは、竹ヶ丘の団地ができ、道路状況が変わったことも一因かと考えます。

しかし、今回、ご提言いただいた内容を今後の交通安全対策に活かすため、関係機関にご提言を情報提供いたします。

今後も、市民の交通安全対策や事故防止に一層取り組んでまいります。

上下水道料金の督促手数料について

Q 昨年12月の税金、国民健康保険料、上下水道料の引去りが25日だったため入金を忘れ通知書が来たので(督促料は無し)遅れて送金いたしましたが、上下水道料だけは一昨日通知書が届き督促手数料がついていました。課によってなぜ方針が違うのかご説明ください。

12月だけ引去り日が25日なのは納得がいきません。通常の月と同じでかまわないのではないでしょうか?事業をしているものにとっては月末統一がありがたいです。

A 上下水道料金の督促状につきましては、野洲市督促手数料及び延滞金徴収等に関する条例に基づき、上下水道課が発送しています。また、口座引去り日につきましては、市税等の引去り日と同じ日に設定しており、その期日は、検針票で口座振替予定日としてお知らせしています。

なお、市税の納期限につきましては、野洲市税条例で12月は25日(25日が土曜日・日曜日・祝日にあたる場合はその翌営業日)と定めており、この設定は、指定金融機関が31日が休みであり、市役所は12月29日から1月3日まで閉庁することから、年内の納付と納付いただいた税を収納するための日数を勘案し、12月の納期限を25日に定め、年度当初の決定通知や市の広報等でお知らせしています。

また、市税につきましては、口座振替による納付を促進していることもあり、これまで金融機関から市に報告があった納税者に、督促状発送(納期限のおおよそ20日後)前に口座振替不能の通知を行い、特別に納付書を送付して直接納付を促していました。しかし、特定の方へのサービスとなることや業務の効率化、費用対効果等を勘案し、平成30年12月をもってこの対応を廃止しました。

上下水道料金につきましては、平成27年度に、既に口座振替不能通知を廃止しており、今回同様としたものです。

なお、市税の口座振替不能通知の廃止につきましては、納税推進課が平成30年12月及び平成31年1月に発送しました口座振替不能通知において、あらかじめお知らせしております。

買物難民状態について

Q 近江富士団地は高齢化が進んでいます。歩いていける距離に買い物をする施設がなく買い物難民状態です。そこで団地の空地を利用して最低2週間に一度くらいの頻度でマルシェのような露店をひらいてはどうでしょうか。以前は品物の販売に軽トラックが団地を回っていることがありました。そういうトラックを幾種類か集めてマルシェを開催していただけるととても助かると思います。需要はあると思われます。

A 近江富士団地での移動販売や店舗設置のご要望につきましては、これまでも野洲市商工会に、地域からの要望があることをお伝えしていますが、人手不足や採算性等の課題があり、具体的な事業の実現は難しいとの回答を得ています。

また、三上学区行政懇談会でも以前からお聴きし大変難しい状況であると回答していますが、今後も継続的に市から商工会等への働きかけを行っていきます。

買物が困難な地域への取り組みとしましては、近江富士団地の場合、野洲駅前南口に店舗がある「すまいる市」が地元農産物等を月2回(毎月第2・第4木曜日の午後2時~3時)、近江富士会館で販売しておられますのでご利用ください。

また、民間事業者による宅配サービスも行われており、平和堂については、平成26年から「平和堂ホーム・サポートサービス」として開始されていますし、セブン‐イレブンでも、「安心お届け便」として、本市の6店舗で展開され、お近くの南桜店も買い物支援事業店となっています。

なお、市内各店舗への買物などのお出かけには、コミュニティバスの運行を本年4月1日から市全体で2路線拡大し、近江富士団地からは既存の三上コース以外に希望が丘コースを設け、所要時間の短縮と運行本数の増便を行いますので、以前よりは便利になります。

 

市体育センター閉館等について

Q 市体育センターは温水プールの代替施設である余熱利用施設の建設に伴い、閉館取り壊しとなりますが、その代替施設の建設予定のお考えはありますか? ある場合はその具体的な内容をお聞かせ願えますでしょうか?ない場合は今までの利用者の受け入れ先はどのようにお考えですか?屋内外競技を問わず、多種多様なスポーツ愛好者が増加傾向である中、また健康の保持増進のため継続して運動することを推奨されている中、競技施設を廃止することに問題はないでしょうか?現状の市内の競技施設が十分充実していると思っておられるのでしょうか?市内のテニスコートは、野洲川河川公園に5コートありますが、照明付きでなく、土・日曜日の休日は河川公園を管理されている指定管理者「ほほえみクラブ」の会員サークルやスクールが優先され、一般利用者が予約できない状態です。これも一般より先に会員が予約できるからです。特に条件が良い午前中は一般利用者の予約は不可能です。河川公園のような管理・設備コストの高い人口芝コートは望みません。一般的にはハードコートの方が設備投資や管理的に安価ですみます。従いまして、余熱利用施設の駐車場の一角にテニスコートの造成は不可能でしょうか?併せて閉館された温水プールの再利用計画があれば、こちらもご回答の程よろしくお願いいたします。

A ご意見について順にお答えします。

まずは、市体育センター廃止における代替施設と旧温水プールの再利用等のご意見について、所管する教育委員会に確認したところ、以下のとおり回答を得ました。

体育センター跡地には、余熱利用施設整備で健康づくりをテーマにした温水プール、温浴施設、トレーニングルーム、また、地域の活性化をテーマとするイベント広場や物産販売など、新たな拠点として2020年4月にオープンする予定です。

体育センターの代替施設に関しては、合併により重複していた施設の統廃合など効率的な運用をめざし、持続可能な施設運営をめざすため、野洲市公共施設等総合管理計画に基づき集約化等を検討しました。その結果、同敷地にあるテニスコートも含めて廃止し、代替施設についても建設する予定はありません。

ただし、野洲市六条の中主B&G海洋センター体育館は大規模改修を行い機能の向上を行いました。

今まで体育センターをご利用いただいていた方の受け入れ先ですが、休日や平日の夜間については市内にある各スポーツ施設は混雑しているものの、平日の9時から18時は総合体育館等で受入が可能です。

テニスコートについては、県立施設を含めると市内には夜間照明を備えたものやハードコートなど、様々なタイプが合計20面以上あり、時間帯にもよりますが、ご利用いただく選択肢があるものと考えています。

次に、旧温水プールの再利用計画については、サブアリーナとして活用を検討しましたが、建物の老朽化が進んでおり、改修費用は、空調設備を除いて最低でも3億6千万円以上と見込まれます。また、改修しても、バレーボールやバスケットボールなど多くの公式競技に対応できないといった問題もあり、再利用せずに廃止して、当面はウォーミングアップのための広場や駐車場等として活用を検討しています。

以上が教育委員会からの回答です。

余熱利用施設整備運営事業は、新クリーンセンターの立地選定段階から検討してきたものです。温水プール、温浴施設及び特産物販売施設の必須施設と、トレーニングルーム、トレーニングスタジオ等のPFI事業者の提案施設に加え、駐車場として115台分を確保する計画です。

次に、野洲川河川公園の運営等についてですが、当公園では、スポーツを通してより多くの方に施設を利用していただくことを目的として、指定管理者制度に基づき、総合型地域スポーツクラブの「YASUほほえみクラブ」(以下、「クラブ」といいます。)に管理運営の委託をしています。

このクラブは、文部科学省が実施するスポーツ振興施策の1つとして、幅広い世代の人々が様々なスポーツに触れる機会を提供する団体であり、野洲市スポーツ推進計画においても基本的な施策としてクラブの育成と活動支援を位置づけています。そのクラブ活動の1つとして、テニススクールを実施しています。

土・日曜日のテニススクールについては、比較的利用者の少ない土曜日の午後に、砂入人工芝コート全5面のうち3面を使用し、それ以外の予約枠は一般の方に利用いただけるコートはありますが、水曜日の午前中は5面全てをテニススクールで使用し、市民が一般利用できない状況でした。そのため、今回のご意見を受けて、指定管理者であるクラブに、スポーツの育成、提供というスポーツクラブの活動と、自由にスポーツを楽しむ一般利用者のニーズについて共存共栄できるよう、今後の事業計画や展開について検討してもらうよう伝えました。

なお、受付方法につきましては、会員サークル、一般利用者の如何を問わず、河川公園事務所の窓口で、予約をしようとする日の2ヶ月前の月の第1土曜日から、お申込みいただいた順番に予約を承っていますので、ご指摘のような会員サークルを優先して予約することはありません。

体育館については、今後学校施設も含め、既存施設の効率的な活用を検討していきます。

なお、市内にはスポーツが思う存分楽しめ、市民が憩える公園などの整備が遅れているため、できるだけ速やかに都市計画公園の整備などの都市計画事業を財源確保も含めて検討していきたいと考えています。

お問い合わせ
政策調整部 広報秘書課
〒520-2395 滋賀県野洲市小篠原2100番地1 本館2階
電話番号 077-587-6036
ファクス 077-586-2200
メールフォームによるお問い合わせ