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市長へのご意見・ご提案(平成30年1月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

住民投票について ほか

Q 1.市民病院の建設決行を期待し市民投票に行ったのに開票に至らなかったのが口惜しい。

2.完成後の病院に北口から行くときにはエレベーターで2F迄上がった後、ホーム上横滑りで病院受付まで行けるのか・・・?

3.近接事業所の移転が不可能ならば、借料払いで屋上利用できないものか・・・?

4.循環バスの迂回路を本数を増やし短縮してほしい。

中学校に対する要望ですが、スクールカウンセラーの在籍日数が少なく時間も限られるため、校内、人通り少なき場所に「目安箱」を置き、生徒の声を聞いてほしい。カウンセラーと面談はしても投稿しないかも知れないが、、予約が多いらしいので

A 「市長への手紙」にてご意見いただき、ありがとうございます。

以下、順次お答えします。

1.について

住民投票では、投票いただきありがとうございました。

住民投票は、野洲市住民投票条例に基づき、市議会の求めにより、実施されました。しかし、条例の第18条では「投票した者の総数が当該住民投票の投票資格者数の2分の1に満たないときは、成立しないものとする。この場合においては、開票作業その他の作業は行わない。」と定められており、投票率が48.52%という結果であったため、不成立となり、野洲市選挙管理委員会において開票されませんでした。まことに残念な結果であったと思います。

2.について最終的には、1.野洲駅、2.商業交流施設、3.市民病院、4.立体駐車場の4施設を、2階を基準階としてデッキにて接続したいと考えています。ただし、ご提案の駅舎との接続には、駅舎の改修が必要であるため、今後の課題となります。先ずは市のみで実現可能な2.商業交流施設、3.市民病院、4.立体駐車場を連接させ、並行してJRと協議を進めることで、将来的には駅舎との接続を実現し駅北口からの利便性向上を図りたいと考えています。

3.について

病院と連接した250台収容の自走式立体駐車場を整備します。これは、混雑が絶えない現野洲病院の駐車場台数の約2倍で十分なスペースです。スロープの傾斜や通路幅など、高齢者にも利用しやすい計画としています。したがいまして、屋上の利用の必要はないと考えています。

4.について

コミュニティバスについては、今年度、平成31年4月の運行開始を見据え、運行等の見直し業務を実施しています。この見直しでは、本市の人口動態、交通実態の整理など現況把握をしたうえで、将来的な人口推移、少子高齢化の急速な進行を見据え、より効果的で効率的な運営も含め、市民ニーズに合った路線・運行時間・運行方法等、実効性のあるものとすることを目的として進めています。

具体的には、路線を増やすことにより、路線ごとの運行距離を短くし、所要時間の短縮と本数増を行うとともに、野洲駅や市内大型店舗、野洲市民病院など、市民の利用頻度が高いと思われる施設への利便性向上を目的に改善を行います。

最後に、中学校におけるスクールカウンセラーに対する要望については、先ずは教育委員会の所管ですので、教育委員会に考え方を確認し、以下のとおり回答を得ました。

各中学校では現在、定期的に生徒一人ひとりに対し、教育相談アンケートや、担任等との面談による教育相談を行い、生徒の声を拾い上げるための取り組みを実施しています。平成28年度には、いじめの半数以上がこうした取り組みから発見されるなど、着実に成果をあげています。

また、本市では独自に5名のスクールソーシャルワーカーを配置し、県から派遣された1名を加えた6名が、市内の小中学校で学校や家庭と連携して子どもたちの成長を見守っています。

ご指摘のスクールカウンセラーについては、今年度は県から5名が派遣され市内の小中学校で活動中です。昨年度の4名から1名増員され、派遣時間も多くなりましたが、相談活動の充実のため、さらなる増員や派遣時間を増やすなど、県に対して引き続き要望していく予定です。

さらに、スクールカウンセラーの役割を補完するものとして、各中学校に1名ずつ週12時間、心のオアシス相談員を配置するなど、生徒や保護者の相談のニーズに対応できるよう、相談体制の充実を図っているところです。

ご意見をいただきました「目安箱」の設置につきましては、こうした取り組みの一つとして、各校の実情に配慮しながら、検討していきたいと考えています。

市が、積極的に独自に導入していますスクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラー、心のオアシス相談員などの役割分担を適切に行い有効に活用しながら、引き続き学校が子どもたちと向き合う時間の充実を図ることができるようにしてまいります。

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