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市長へのご意見・ご提案(平成29年12月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

ゴミ集積所のコンテナについて

Q ゴミ集積所に配置されているカゴの改善をお願いします。

使用しないときは集積され使用するときは個々に外し使用しますが、外す時非常に硬く、取り外す時に私の爪をいためてしまいました。

大阪などではオリコン化カゴが集積されなく、手間なく使用できるようになっていることをテレビで観ました。

野洲でもワンタッチで使用できるコンテナ化へ移行していただきたいと考えています。

よろしく改善の検討をお願いします。

A 「市長への手紙」にてご意見いただき、ありがとうございます。

ご指摘のごみ集積所のコンテナは、空ビン、空缶・金属類等の回収用に市内(約720箇所)全ての集積所に配置しているもので、壊れにくく、運びやすいものを選定しています。

コンテナについては、風雨等にさらされるため、劣化や砂等の影響により重ねておくと、ご指摘のように外れにくくなる場合があります。

今回、ご提案いただいた「オリコン」とは、「折りたたみコンテナ」と推察しますが、「折りたたみコンテナ」についても折りたたみ可動部に砂等が付着すると、組み立てにくくなるおそれがあると考えます。

また、各ごみ集積所におけるコンテナの整頓については、各自治会で実施いただいており、折りたたみ等の作業が、結果として市民の皆さんのご負担にもつながることに加え、現時点において、各自治会からコンテナの見直し等の要望はいただいておりません。

したがいまして、現在のところ、本市としては折りたたみコンテナ導入の予定はありません。

なお、コンテナの劣化により管理上問題がある場合は、新しいコンテナの交換等により対応いたします。

河川へのゴミの不法投棄について

Q 他の地域から車で家族連れで来たり、自転車乗った50-60代の人が川へでっかい90リットルぐらいの袋に入れたゴミをそのまま川にドバーっと投入しています。これは不法投棄という犯罪で、罰せられますよと注意したのですが「皆やってる、餌になるから」と言い訳してました。

しかしゴミの入った水はそのまま琵琶湖に流されます。現行犯逮捕もできたのですが、注意で終わってしまいました。

場所はGoogleマップでいう「35.076629, 136.032558」で行われています。立て札のようなもので注意を行えば減るとは思うので、可能であればお願いします。

日本の神社に「日本死ね」と書いていく連中は確信犯で現場を見たら逮捕しやすいですが、このケースは悪意がないかもしれない?ので、看板かなにかで警告してくださると助かります。悪意があろうとなかろうと犯罪は犯罪なのですが・・・。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。

ご指摘の河川は一級河川「中ノ池川」です。そのため、ゴミの投棄については河川管理者の滋賀県と情報共有を行い、不法投棄禁止の啓発看板を設置するよう協議しています。

また、不法投棄監視員による巡視活動を重点的に行っていただくとともに、発見時には警察と連携した対応を行います。

市道の舗装修繕について

Q 市道の陥没している箇所の前に我が家があります。

この市道はたくさんの自動車やトラックが走ります。

その度に自宅が地震のように激しく大きく揺れます。

毎日不安で、夜もゆっくり眠ることもできません。

もう何年も経ちます。どこへ相談してもダメです。

もう限界です。どうか助けて下さい。

A 「市長への手紙」にてご意見いただき、ありがとうございます。

ご意見の市道については、ご指摘のとおり車両の交通量が多いことに加え、経年劣化により舗装面が荒れた状態であることを道路パトロール等で確認しています。

交通量や危険度を考慮した結果、特に修繕が必要な箇所であると判断していますので、できるだけ速やかに路面の打ち換えを実施いたします。

なお、現在、工事発注に向けて準備を進めていますので、施工時期が決まり次第、担当課より自治会を通じてお知らせいたします。

住民投票について

Q 野洲市の条例では投票数が投票資格者数の過半数に満たない場合は開票しない事になっているようですね。私自身も策定委員をしている愛荘町では必ず開票する様にしました。通常の選挙でもわかる様にいくら投票を呼びかけても関心が無いのか半分の人は投票に行きません。それが現実です。その無関心な人たちのため、真剣に考え投票に行った人たちの誠意が実を結ばないのであれば真の住民自治ではないのではないですか?

住民票の有る人だけでなく、町内で働く人、学ぶ高校生(18才以上)、永住外国人にも投票権を与えた愛荘町の住民投票条例は今現在最も進んだ条例であると自負しています。野洲市も見直されるべきではないでしょうか?

メールにてご意見いただき、ありがとうございます。

野洲市の住民投票制度は、市政に関する重要事項について、直接、住民の意思を確認し、市議会及び市長がそれを尊重して、政策形成及び決定するための手段です。

野洲市住民投票条例は、市民代表等による野洲市まちづくり基本条例推進委員会において審議された答申を受けて、条例素案についてパブリックコメントを行い、議会議決を得て成立しており、内容及び制定手続きとも適正であると考えます。

成立要件として投票率を設定することには、多様な意見があると思います。ご存知のとおり、憲法改正のための国民投票では要件とはなっていませんが、国民投票の場合は、政策形成の途上手続きではなく、最終決定機能であり、国会議決以上の効力を持っており、制度の位置づけが異なります。

いずれにしましても、本市の制度では、上記のような正当な手続きによる、調査と議論を経て、市民合意の制度となっています。市議会及び市長が住民投票結果を尊重したうえで、政策形成及び決定を行うに際して、市民の総意としての代表性を確認することが必要と判断されたため、投票資格者の半数以上の投票という成立要件が設定されたものと考えています。

市民病院整備について・住民投票について

Q 病院建てて赤字になったら反対派の人はお金払わなくていいですよね?

市民投票って無駄に税金使っただけですよね!

開票してくださいよ!

A メールにてご意見をいただきありがとうございます。

野洲市民病院整備事業は、市議会の審議と議決を経て、法に定める民主主義制度に基づき進めてきています。あわせて、市民代表および専門家などの参加による、公開の検討会や市民懇談会での議論も実施してきています。ご指摘の「反対派」が何を意味するのか不明ですが、いずれにしても、ご指摘の論理には合理性がないと考えます。このことは、野洲市民病院ができ、円滑に運営される場合でも「反対派」は野洲市民病院を将来も一切利用しないのかという論理と同様に、意味を成さないものと考えます。

なお、市が計画している病院は、これまでの検討において持続可能な病院経営を実現させるための前提条件を整理しています。

それは、1.病院運営に必要とされる病院事業予算の安定的な確保、2.多くの市民が利用し易く、医療スタッフの確保にも有利な野洲駅周辺での立地場所の確保、3.病院経営の透明性、効率性、医療環境の変化に対応できる柔軟性を担保できる運営形態の選択、4.統計上の民間病院並みの材料等の調達の実施です。

これらの前提条件を踏まえた上で新病院の整備計画を進めてきており、健全経営を維持できる収支の見通しをたてています。

さらに、病院整備計画は、市民や専門家、医師会など各種団体等のご意見をお聞きしながら、市民のための中核的医療を確保する目的から、これまで計画策定や設計を進めてきています。

次に、住民投票については、市民代表等で構成される条例に基づく委員会から提案され、パブリックコメントおよび議決を経て制定された、野洲市住民投票条例に基づき、実施されました。条例の第18条では「投票した者の総数が当該住民投票の投票資格者数の2分の1に満たないときは、成立しないものとする。この場合においては、開票作業その他の作業は行わない。」と定められています。投票率が48.52%という結果であったため、不成立となり、野洲市選挙管理委員会において開票されませんでした。したがいまして、条例に反する行為を求めることはできません。

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