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市長へのご意見・ご提案(平成28年11月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

学校の新設について

Q 毎週土日に野洲市○の○○藩(○○)宅に親戚が集まります。その中で話題の一つとして、小学生の子どもがいる人が多いので、小規模でも良いので便利よい野洲市のどこかに、公的な中学校・高校・専門学校・短大・大学を設立(新設)か私立の上記校を誘致して頂けたら有り難いです。

県内には女子校がひとつもなく、以前守山市に守山女子高校があったように、野洲市に野洲女子中学校とか野洲女子高校とか普通科2クラス80名程度でも良いので野洲中学校や野洲高校の敷地内や隣接などでも良いので、出来ると娘をもつ父親としては幸いです。結構そのように望んでいる方は多いと思われます。3年~5年計画でも結構です。野洲図書館が大きく意義あるので、近くの田を買取ったりして新設できないでしょうか。個人的には、私は永年高校教師をしているので教師仲間や教育的なものは多少知識があるので協力したいです。専門学校高等課程はグラウンドもいらず不登校や課題ある生徒、中退者の受け皿的で比較的新設しやすいかも知れませんが、運営が大変かも知れません。また公立は荒れているので、地元の中学校には行かせたくないという保護者の声も少なからず、聞こえてきます。ベストとして関西・中部地方の中堅レベルの私立学園に私立女子中・高を野洲市が誘致して下さると有り難いです。市民・県民の声として前向きに「無理無理」とかでなく、真剣に考えて頂けると嬉しく思います。その時はその一員として私も働きたいです。

A 「市長への手紙」にてご意見いただき、ありがとうございます。

本市では、限られた財源の中で優先順位や規模等を勘案し、総合的な子育て施策を進めており、具体的には、全学校等の耐震化や空調設備、学童保育サービス、特別支援教育及び発達支援事業の充実、きめ細かな児童虐待対策、さらには小・中学校の完全給食、安全で良質な保育所・幼稚園サービスと比較的低い保育料金、スクール・ソーシャル・ワーカーの配置、生活困窮者自立・就労支援など、他自治体より充実した施策を実施しています。

本市に新設の学校の設置または誘致を行うとのご意見ですが、既述のとおり優先度が高い課題に取り組む中で、公立の高等学校等を設置するのは困難であると考えます。また、同様の理由から、私立の高等学校等の誘致についても、誘致する際の支援体制の確立が困難であると考えます。

さらに、現存する市立高等学校は、大部分が政令指定都市等の大規模都市に設置されているため、仮に市立の高等学校を設置しても、本市の規模等を勘案すると実状にそぐわないものになると考えます。

なお、県立の高等学校は全県一区制となっており、本市にある滋賀県立野洲高等学校においては、平成27年度における市内在住の生徒数が40人弱であるため、本市における生徒の受け皿は十分あると考えています。

野洲小学校運動会について

Q 先日行なわれた野洲小学校の運動会は天候に恵まれ、無事終わりほっとしています。
事前アンケートで、保護者と児童が昼食を別に食べるという事が決まり、今年はその形でした。
終えてみて、お年寄りの方は、孫の晴れ姿を楽しみに見に来ておられる中、別で昼食をとるのは味気なく感じました。
核家族化が進み、コミュニケーションもSNS普及で、ただでさえ少なくなって来ている現代で、昔ながらのほのぼのしたひと時が少なくなることに、残念に思いました。
教育委員会の方にご意見すればいいとは思いましたが、野洲市全体の事として、ご意見させてもらいたく、市長様にまずメールさせて頂きました。
校長が変わると、考え方も変わるようで、今まで長男の運動会も含め、10年以上、昼食を別にということが議題にあがる事はなかったので、今更と不信に思います。
地域福祉も視野に入れ、市長様からまた来年からは元に戻すようにしていただければ幸いです。
子どもも、地域のお年寄りも、みんなが楽しめるコミュニティーの場に、運動会がなればいいなと願っています。
よろしくお願いします。

A メールによりご意見いただき、ありがとうございます。

ご指摘のとおり、運動会は、地域コミュニティを形成するにあたり、地域の皆さまがコミュニケーションを図るひとつの場となると考えますが、野洲小学校においては、大規模校で児童数が多く、運動場や体育館など学校敷地内で全員が食事をとるのは困難な状況です。近年では、場所取りが激しくなり、運動会前夜から無断でシートが敷かれ、体育館においては、当日早朝から開館を待つ長蛇の列ができるなど、保護者の皆さまもかなり苦労されていると伺っています。

また、昼食を別にとることについては、以前からPTA本部において議論がされており、今年も学校とPTA本部で協議を行い、事前アンケートを実施した結果をふまえたうえ、判断を行ったとの報告を受けております。

来年以降の運動会については、ご意見も伝えたうえで、今年度と同様に、学校とPTA本部において協議を重ね、検討を行っていただきます。

野洲市の財政状況の過去の経緯と将来の展望・推計について

Q 私はIBMで日本の大企業顧客に経営戦略コンサルタント、特に製品開発プロセスのコンサルタントをしていましたが、山仲市長と市役所が誘致・拡大した日本のトップクラス、すなわち世界のトップクラスの電子部品企業が野洲に存在すること、なおかつ、それらの企業がこれからも発展するビジネス・モデルの企業であることを状況を考慮すると野洲市の財政状況は堅調であろうと推測して、決算短信などから村田製作所野洲事業所と京セラ株式会社野洲事業所とオムロン株式会社野洲事業所の売上額や営業利益額の動向などを調べてみました。
もちろん、予期される野洲市の歳出額の大きさなどにもよりますが、周辺の市に比べたら堅調だろうと推計しますし、Ecological Engineering に基づいた Sustainable Society を築いて2025年問題に対処するためにも、新野洲市民病院をその一環とした野洲駅前中心市街地整備計画を成功裏に実行していただきたいものです。
最近、やたら自画自賛の近視眼的ビラが配られて、ポピュリズム時代のデマゴーグが氾濫していますが、周囲を見ていますと、結構影響されていて嘆かわしいます状況です。
なお、野洲市の法人市民税に大きな影響を与えてくれる企業の決算短信の情報を集めて私なりに推計をしましたので、それを纏めましたので、別途、野洲市政策調整部広報秘書課宛に「野洲市の財政状況の過去の経緯と将来の展望・推計について」のPDFファイルを送りました。(忙しくて読む暇も無いかもしれませんが)もちろん市役所は公的機関としてGDPのような公的情報しか使えないでしょうが、反対派はその結果の推計で市役所の揚げ足を取って非難するのはしかたのないことですが、私は企業のコンサルタントで個々の企業のデータを基に議論するのが仕事でしたから、出て来る結果には大差有るはずですし、野洲市の法人市民税の推計も大差あると思います。

A メールにて本市のまちづくりへのご賛同、財政状況の将来推計という貴重な情報をいただきありがとうございます。

本市においては、総合計画に掲げるまちづくりの実現に向けて、中期の財政見通しを示す中で、現在の財政状況を認識し、毎年編成する予算を通じて、安定的な行政サービスを提供し、より健全な財政規律の確保に取り組み、将来を見据えた財政運営に努めています。

今後の財政運営については、平成16年に合併して以降、受けている普通交付税が減収することから、より厳しい状況が見込まれます。

こうした状況の中、市立病院整備事業をはじめとする各種事業を確実に進めていくには、将来に渡って安定した財源の確保が必要であり、その推計においては、慎重に検討すべきと考えます。特に、本市税収の根幹をなす法人市民税の動向は、今後の施策推進に大きく影響を与えるため、企業との緊密な情報交換を含め、経営環境等経済情勢にも注視しながら慎重に推計したうえで、財政見通しを立てるとともに、歳入予算の見積りを行なっています。

「新しい自治体病院をめざして」の講演を聞いて

Q 野洲駅前に病院を移すことは確定しているようですね。耐震、老朽化、同じ場所に建て直す難しさ、また賛成1万5000人の署名。
公的病院のほとんどが赤字経営だとパネルディスカッションで知りました。今の野洲病院が赤字経営だと云う事も知り驚きました。市民病院になって8年後には黒字転換すると云う事で少し安心しました。赤字を続ける病院に自治体が潰されるのではと危惧していたので。
井村先生の講演には新しい病院づくりのヒントがあったように思いました。だからこそ、ぼくら一般市民に聞かせてくれたのだと。
地域包括ケアシステムとして個人と病院間だけではダメで、企業や行政、NPOが支える仕組みの大切さ、また、それによるソーシャル・キャピタル(社会性の高い地域ほど健康である)の大切さ。社会的健康+身体的健康+精神的健康=質の良い生活。それを達成できるのは、要介護になってからでは遅い場合もあり、健康から要介護になる前の状態、フレイルの人を健康状態に戻す大切さを教えてもらいました。
新しい野洲市民病院には最先端医療機器(MRIやCT、遠隔で手術するモノなど)は必要なく、フレイルの人たちを健康に導く病院であって欲しいと思います。もちろん要介護の人たちへの情報提供も必要です。ディスカッションに参加された田中氏は「情報のコーディネート機能を病院がになう」必要性を言われ、塩田先生は「1つの病院でなんでもする事はない」と言われていました。滋賀県には57の病院があり、湖南市だけでも公立病院は4つあるとのこと。
井村先生は最後に自治体病院の大切さを説きながらも独自性がなければ、これからの病院は生き残れないとおっしゃっていました。たとえ最初の数年、病院の評価が高くとも次第に評価は落ちていくと。
個人と病院、企業、行政や場所と情報の提供をするケアマネージャーやソーシャルワーカーの充実が必要だと思います。また、IBMと東大医科学研究所などの人工知能(AI)による診断は有効だと思います。医師が60代の患者に2種類の抗がん剤治療を半年続けたが回復が遅く、危険性も出てきた。IBMのワトソンが診断(10分ほど)したところ、ワトソンが抗がん剤を別のモノに変えるよう提案した結果、数ヶ月で回復して退院したそうです。日々、新しくなる医学知識や多くの論文を一人が網羅する事は難しく、これからの医療はどんどんAIが活用されるかもしれません。このような企業が病院に入り、患者に情報提供してもらえるといいと思います。
必要とされ常に評価の高い新しい自治体病院をめざしてください。

A メールにてご意見をいただきありがとうございます。

過日、9月22日に開催いたしましたフォーラム野洲2016「新しい自治体病院をめざして」は、新市民病院に対して、専門家や市民の皆さんからご意見・提案をいただくことをねらいとして企画開催し、自治体病院の役割と可能性等について議論いただき、多様なご意見やご提案をいただくことができました。

ご意見のとおり、今後の高齢化社会における医療費の増大や家族形態の変化による独り住まいの増加等の社会変化が想定されている中での新病院の大切な役割として、地域の医師会や介護施設等との連携による要介護者の療養や家庭における医療等への対応、また近隣の基幹病院との連携による高度専門医療への対応が重要で必要な機能であると考えています。そのためには、新市民病院にもMRIやCTなどの基幹的な医療機器は必要な装備となります。

現在進めている新病院の計画では、医療機能の分化・医療機関の連携体制の確立により、急性期から回復期、在宅療養・介護に至るまで、必要な医療が地域全体で切れ目なく提供される「地域包括ケア」の拠点をめざしています。

また、病院経営においても、企画、財務、職員確保、労務管理、経営情報の公開などにおいても効率的で透明性の高い運営を行なってまいります。

在宅介護に関する講習会について

Q 高齢化が進み、医療介護費の増大が国・地方の財政を圧迫していく現状を考えると家庭における家族による介護の重要性はますます増大するのは必至です。

このような状況にもかかわらず、現在自宅で家族の介護をしなければならない人や介護したいと考えている人達を対象とした講習会・セミナーはあまりないように思われます。

野洲市ではこのような講習会を行っていますか。

まだ行っていないのであればぜひ実施をご検討下さい。

A 「市長への手紙」にてご意見いただき、ありがとうございます。

本市では、在宅で介護をする方を支援するため、介護施設の見学、福祉用具や介護食の知識啓発などの研修として「リフレッシュ事業」を年に3回実施しています。また、生涯学習出前講座として、「高齢期に食事が食べられなくなったときの対応」、「排泄具の正しい選び方」など介護に関する講座や、認知症についての正しい知識の習得と理解を深めることを目的とした「認知症サポーター養成講座」を自治会、企業、学校などに出向いて実施しています。

さらに、専門職の方をはじめ、地域の方と介護の悩み等についての意見交換や介護についての理解を深めていただく場としてカフェ「おこしやす」を月に1回、野洲市健康福祉センターで開催しています。

今後も市民の皆さまが、安心して介護を行っていただけるよう、事業内容の充実を図ってまいります。

新病院について・新駅について

Q もう少し年が(たてば)役場も古くなってつぶすのでそれまでに売っておいてその金で役場や病院を建立する用意が必要と思われます。

何年かかろうとも未の為によろしく。すべきである。

新駅10年20年後希望する。

病院他のところを考えて下さい。

病気の人が電車に乗るじゃなし、今日の駅の前にするべきでない

A 「市長への手紙」にてご意見いただき、ありがとうございます。

現在、基本設計を進めております市立病院の立地場所については、過去5年間の市民代表、医療や病院経営の専門家などによる公開の検討及び市議会での審議を経て決定してきたものです。具体的な理由としては、駅前は、市内外の交通の結節点で、障がい者や今後急増する自家用車に乗れない・乗せてもらえない高齢者や子どもなど移動に関して弱い立場にある市民が公共交通機関であるバス路線等を利用しやすいこと、市外から医師や優秀な医療スタッフを確保しやすいこと等の利点があり、これらのことが病院の経営上も有利に働くためです。

次に、新駅整備については、現地の排水対策や道路整備、上下水道整備等の街づくりに必要なインフラ整備や関係者(JR、地権者等)の合意形成が必要であることに加え、新駅周辺区域を住宅や商業等に利活用する新たな街づくりや事業に必要な財源確保の課題もあります。現在、まちづくりの総合戦略として本年3月に策定した「まちづくりビジョン」において、当該地区を今後の市街化編入が必要な区域として設定しており、今後、事業化の可能性の見極めを踏まえ、当事業実施の条件整備に向けて必要となる都市基盤整備の検討と併せ、今後の都市計画の用途変更に向けた検討を行う予定をしています。

現在の市役所庁舎が老朽化するまでに売却して、それを原資として郊外に市役所を移転するといったご提案をいただいておりますが、現市役所と別館は、新市発足の前後平成15年度から平成17年度にかけて多額の費用をかけて全面改修された建物であり、ご提案の老朽化で取り壊すまでは相当の期間を要すると考えます。

水道事業について

Q 10月号広報に水道委員会の状況が掲載されていたことに疑問を持ちましたので質問させていただきます。有収水量等と更新計画については工事を平準化した計画で説明されていますが、このことについて、決算統計(野洲の統計&県の公営企業決算統計)等をみて私なりに検討しますと合併後の最大有収水量はH18年度の6,559トンで現在(H26年度)では6,116トンと下降しております。反面無収水量&無効水量等は増加しH18年度が1,176トン平成26年度が1,398トンと18.9%も増加している現状であります。これを有収率で見ますとH18年度が84.8%平成26年度が81.4%と下降し営業成績を落としている。この数値の県平均はH20年度が89.1%でH26年度が88.8%と県全体としても下降はしているもののその下降幅は僅かである。このように低い有収率の状態を見逃してきた野洲市ではより早い有収率の引上げにより事業経営の安定化を図るうえでの管渠の早期改修が必要である。しかし、事業費の平準化とゆうことで工事期間を延ばすという方法を取って改修工事を考察されているが、水道料を平均14%引き上げても下表の県平均より低い状況であり、事業期間は延ばさず実施し、その後経営上の悪化等が生じたときは使用料の引上げや、平準化債を発行し平準化する方法(下水道事業のときはあった。(現在もあるのかどうか))等を検討されることも必要でないか。

また、現在の経済環境がデフレ傾向で借入金利も低い状況を考えると、短期改修が適切な方法でないかと思う。

 

県平均有収率

野洲市平均有収率

H26

88.8%

81.4%

H25

89.0%

82.1%

H24

89.2%

82.8%

H23

88.9%

82.4%

H22

88.9%

82.7%

次に水道使用料でありますが、現在の県下の状況から見ると

 

県平均供給単価

野洲市供給単価

H26

148.90円

118.76円

H25

148.34円

118.49円

H24

151.12円

122.13円

H23

151.17円

118.20円

H22

149.85円

119.19円

 

県平均給水原価

野洲市給水原価

H26

140.83円

119.17円

H25

150.35円

121.72円

H24

151.46円

123.57円

H23

148.96円

121.36円

H22

147.97円

121.31円

上記の表のとおりであり、更新計画の推進の上からも必要なことではないか

A 「市長への手紙」にてご意見いただき、ありがとうございます。

ご指摘のとおり、漏水等により有収率は低下傾向にあり、平成27年度の実績では82パーセントとなっています。

有収率向上の対策としては、平成23年度から平成27年度までの5年間で市全域の漏水調査を実施し、漏水箇所の即時修繕を行うことで有収率の極端な低下は避けられたと考えています。平成20年秋以前は、有収率への問題認識も弱く、対策はなく、あきらめ状態でした。逆に、水道料金を下げ、対策の財源をそれに当てるという政策変更までされていました。これら水道事業の問題については、平成28年4月に市広報等で市民の皆さんにお伝えしています。

水道施設の更新を早めるべきとのご意見をいただきましたが、施設を法定耐用年数で更新する場合、アセットマネジメント計画では今後30年間で約100億円の資金不足が見込まれるため、水道使用者への過大な負担とならないように平準化を図り、有収率を注視しながら管路等施設の計画的な更新を行っていきたいと考えています。このことにも、上記のとおり、平成18年度の、設備更新財源を利用しての料金値下げという政策決定が影響しています。

クリーンセンター跡地利用について

Q 現在の温水プールは、25Mの8コースです。

新しいプールをクリーンセンターの近くにつくるそうですが、どの様なプールなのですか。

A 「市長への手紙」にてご意見いただき、ありがとうございます。

ご指摘のとおり、現温水プールについては25Mの8コースとなっていますが、コース幅や飛び込み台の仕様など、当初から正規の大会や競技等には使用できない仕様になっており、基本的には健康づくり用の施設となっています。

新クリーンセンター稼動後はごみ焼却に伴い発生する熱を有効活用し余熱を温水として利用する付帯施設「余熱利用施設」を建築する予定です。この「余熱利用施設」については、平成26年12月に策定しました基本方針「健康・交流を創出する活動拠点」にもとづき、現在、施設整備内容、施設運営手法検討を盛り込んだ基本計画の策定業務に取り組んでいます。

この基本計画において新しいプールの規模、内容等を決定していく予定ですが、先ほど述べました基本方針に掲げる「健康」をテーマとして、主に水中ウォーキングや怪我等の回復期にリハビリとして使用出来るようなジャグジーを備えたプールなどを想定しています。

ただし、この施設整備内容については、基本計画を策定する過程の中で計画案を複数提示し、市民の皆さんのご意見等をお伺いする機会を設けて決定する予定です。

学力テストの結果について・御上神社前交差点の道路標示について

Q 小、中学生を持つものです。

英語力を高め様とする努力がされていますが、野洲市は講師の量質でも満足しているのでしょうか。

この間の学力テストも低位に甘んじています。上位を目指す方策をもっていますか?

県知事は滋賀県の知名度をあげるため、地産地消ばかり言っていますが、学力・スポーツであげる方策もあります。

野球も弱い駅伝も弱いサッカーも野洲校優勝からいくら過ったのか

環境・指導者をもっと発掘して力を入れて欲しい県内にも提案していって欲しい

御上神社前の交差点甲南側から来る方の道路表示

この表示はオカシイと思いません

直進がすすめないですよ

A 「市長への手紙」にてご意見いただき、ありがとうございます。

全国学力・学習状況調査の件については、教育委員会より以下のとおり回答を得ましたので、お伝えします。

文部科学省によると、今回の全国学力・学習状況調査による滋賀県の状況は、平均正答率において、全国平均と同程度であり、全国の格差についても、昨年度と比べて、その範囲は狭くなっているといえます。このようなことから、本来の調査の目的からして順位付けをする意義はあまりないと考えます。

このことに加え、学力テストで計ることができる子どもの学力は、その子どもの持つ学力の一部分であり、特に平均正答率の順位の結果のみで一喜一憂し、どこそこの学力レベルが低いなどの議論は避けるべきであると考えます。

市内の各学校では、基礎学力の定着と向上を目的とし、調査結果の分析を進め、それぞれの学力向上プランへの反映を図っています。特に、単に正答率のみに一喜一憂することなく、子どもたちの解答類型や正答数分布の分析と家庭生活を含む子どもたちの状況を幅広い観点から集約し、各校の状況・実態に応じて、授業改善や家庭学習に対する支援や指導等の改善を進めています。そして、各取組における検証は、すでに各学校で実施される学校評価の中で行われています。

また、長期休業中には補習教室や質問教室を実施するなど、確かな学力の育成に努め、責任をもって子どもたちの学力向上への取組を進めています。

今後も、これまでの取組の点検や改善を図り、学力向上への取組を進めてまいります。

以上が教育委員会の回答です。学力やスポーツで知名度をあげるといったご意見をいただいていますが、学力やスポーツの向上は一朝一夕に実現できるものではないと考えます。確かに、学力やスポーツの向上に加え、子どもたちが、いわゆる人間力を培い、健全に成長できるように支援することが、最も重要であると考えます。そのための取組みを充実強化していきます。

次に、ご指摘の御上神社前交差点の路面表示については、道路管理者である滋賀県に確認したところ、「当初、左折直進と右折レーンの2レーンで整備されましたが、国道8号線の慢性的な渋滞により県道からの左折車が国道に出ることができず、直進車や右折車にも影響が及んだため、県道においても渋滞が発生していました。

この渋滞を緩和するため、限られた幅員の中で、現在の左折レーンを独立させ、そのうえでセンターラインの位置を変更し、右折待ち車両の側方を直進車が通過できる複合レーン化(1.5車線化)としています。本来、適切な右折レーンや滞留長を確保するため、道路幅員を広げる必要がありますが、容易に幅員を広げることはできない。」との回答を得ております。

市としましては、現在『国道8号野洲栗東バイパス事業』を鋭意推進しており、供用後においては、当該交差点の抜本的な渋滞解消につながると考えています。

こうしたことから、国道8号バイパス供用後における交通状況を精査したうえで、当該交差点の路面表示を滋賀県と交通管理者である滋賀県公安委員会と協議いたします。

広報誌への掲載について・循環バスについて

Q 前略、ごめん下さい。

先ず、はじめに市長さんに先日のお便りでお名前を「山中」と表書きしたことをお詫び申し上げます。

「たぶんこう書くのだろう」というええかげんな気持ちではなかったんですが、10月号公報を全ページ見ましても載っていなかったのです。今さらお隣さんにも聞けず、夫は「中」と言いました。

ようく考えてみましたら、市長さんになられた頃から1年以上はフルネームで書けました。

現在の公報では「市長」と言う書き方は有りましてもお名前はどこにも書いてないことが多く、10月号だけではありません。

そこで、本日決心して野洲市役所の広報秘書課にお電話しました。「必ずフルネームを誌の中に1回以上載せて下さい。現在の市長が誰なのか分からない広報誌はどこの市にもないのではないか」と私なりの考えを奥野さんに聞いてもらいました。私は○○市出身で小学生のころは西田善一市長でした。小学生でも知っているくらい、広報誌やその他の場面で目にしたものです。

市長さん、年に2回かそこらでも、広報誌を使って市政についてのお考えをのべて下さいませんか。フルネームつきで。

私のまわりでも山仲さんの人気は高いです。自民党の市議も共産の人にも良い評価です。

野洲病院の件ではいろんな人のいろんな考えが有るでしょうが、平均して言える事は、不便な土地に建てても誰も行かないという事です。

辻町に・・・という声も聞いたことが有りますが、バスしか頼れない老人ですと大変です。もちろん、辻町あたりの人の事も考えると駅前に病院を建てたら田舎の人の足の便を考えないといけませんね。全員に良い考えといいますか「ベスト」はないですが、「ベター」でいいと思いますので、あとは病院ゆき帰り専用バスを1日何回も動かすことではないでしょうか。

大津では、日赤、大津市民病院、石山の滋賀病院をむすぶ専用バスが走っていますよ。

野洲病院から中主や辻町方面に向かうバスで、止まるバス停の数は少なくして、回数の多い専用車をお願いできたらなーと思います。

又、ボランティアで病人を送り迎えしている知人がいるんですが、「タクシーでは高くつくしバスの便少ない(近江八幡)コースなので患者さんからは喜んでもらっている」と聞いてます。ボランティアに保険をかけてもらい(市の)ます。

市三宅のバスは回数が少ないだけでなく止まる停留所が全部かかれたものがない(看板には行き先だけがほとんど)ので、全部を看板にのせて下さると嬉しいですし安心です。

A 「市長への手紙」にてご意見いただき、ありがとうございます。

「広報誌毎号に私の氏名をフルネームで1回以上掲載」ならびに「市政についての考え方を広報誌に掲載」といったご提案について、「広報やす」は、本市の市政情報を広く市民の皆さまに提供することが目的であるため、基本的には公職である「市長」という表現を用いています。また、「市政についての考え方」についても、限られた紙面の中、多くの市政情報を迅速に提供することを優先し、年1回、広報1月号において、「年頭のごあいさつ」の中で掲載しています。

なお、「年頭のごあいさつ」といった市民の皆さまへのご挨拶やメッセージについては、「野洲市長山仲善彰」として掲載を行っています。

次に、ご提案いただきました病院行き帰りの専用バスについては、今後の市立病院の開設に伴い、各地域のバスの利用状況等を見極めた上で、野洲駅を拠点に運行しています循環バスの路線の増設や路線(停留所も含む)の見直し等を予定しています。

また、コミュニティバス停留所に、停まる停留所が全部書かれた看板の設置については、全ての停留所に停まる停留所を記載した路線図、時刻表、料金の3枚の看板を設置しています。市三宅地先のコミュニティバス停留所2箇所の現地確認を行ったところ、市三宅の停留所において路線図の看板が外れていたため、再度設置を行いました。

職員の応対について

Q 私は精神自立支援医療の受給者証を使わせて頂いています。ところが、その際認定を行おうとした時、診断書は有効期間が3ヶ月前でないとダメだといわれました。精神保健福祉センターに問い合わせると、申請する3ヶ月前の診断書でも良いとのこと。その事を担当課マツウラさんに問うと知らなかったとのこと。また、受付の人それぞれに認識が違うから仕方ないとのこと。

行政の窓口が制度のことをしっかり理解していない、受付た人によってちがう対応しか出来ないということはありえない。精神科に通院しているものをバカにしているとしか思えない。

正規職員がちゃんと制度を理解せず、市民に説明していたことをひらきなおり「これからまちがわないようにします」と一言のみ。

いままでのまちがいはなかったことにする姿勢、行政の窓口はバラバラのことを言っても良いともとれるいい訳しかきかれない。他市はそんなことをしていない。

書面で説明してといっても出来ないの一言。自分たちに否がないようなもの言い。

私がしゃべるとかぶせるように言い訳ばかりのべる。まちがった対応を何年もしていたのに反省もない。そんな市公務員に何をまかせられるのですか?弱者の思いがわからないのか?市民はこんなに下にあつかわれるのか!

A 「市長への手紙」にてご意見いただきありがとうございます。

先ずは、市職員の応対で、不愉快な思いをされたことを心よりお詫びいたします。

市においても、自立支援医療費(精神通院医療)支給認定に関する事務について、滋賀県精神保健福祉センターに確認したところ、「再認定の診断書の有効期間(3ヶ月間)の始期についての明記はなく、職員間の確認事項としている。また、確認事項扱いとしていることについては、市町または医療機関には情報提供を行っていない。」との回答を受けました。

今回の件については、滋賀県と市町において診断書に記載されている日付の取扱いについて、情報の共有化が図られていなかったことに加え、市職員の確認不足によるものと考えます。

市としましては、市町および医療機関において統一した業務が行えるよう、滋賀県に対して情報提供の申し入れを行うとともに、市職員が正しい知識を習得するための研修等の実施や市民の皆さまの身になった応対を徹底し、市民の皆さまに信頼される職員の育成とサービスの提供に努めてまいります。

県道2号線の歩道橋の痛みについて・公園の遊具について

Q 1.県道2号線の歩道橋の傷みについて

県道2号線の歩道橋の階段に、穴が開いたり、欠けていたりで、いつか事故が起こる気がします。北野小学校への通学路であり、早急に修理なり対策を練って頂きたい。

尚、市の担当でないならば、担当セクションに早急にご連絡のうえ、対策を立てて下さる様、お願い致します。

2.久野部東自治会の区域にあります大小の公園の小さいほうの公園、に有ります滑り台が穴が開いて危険という事で使用禁止になっています。同公園には他に遊具も少なく(滑り台以外には、鉄棒しかありません。)子供の遊び場でありながら、有効活用がなされていない。失礼な言い方ですが、「遅いことなら誰でも出来る、早くする事に市としての意義がある」と思いますが、如何でしょうか。またせめてブランコぐらい設置してもらえないでしょうか。

安全・安心・楽しい町・・・に成るために是非ご一考下さる様、お願い致します。

A 「市長への手紙」にてご意見いただき、ありがとうございます。

ご要望の久野部横断歩道橋について、管理者である滋賀県とともに現地を確認しましたところ、「通学路であることを考慮したうえで、現時点では歩道橋としての機能に特段の支障は無いと判断します。また、修繕については、当該歩道橋が今年度長寿命化対策として定期点検を実施予定のため、点検の結果を踏まえ、最終的な判断を行います。」との回答を得ておりますので、お伝えいたします。

次に、七ノ坪公園の遊具については、毎年実施している市内の公園の遊具点検の中で、今年度発覚したため、ご利用される方の安全に配慮し、10月14日に即日使用禁止としました。その後、早急に業者との協議を行ったところ、溶接等による簡易修繕では修復が困難であったため、修繕方法決定次第、速やかに修繕いたします。

また、公園の遊具増設については、市内全域113箇所の公園の設置状況を見ながら、検討してまいります。

野洲駅北口工事について

Q 野洲駅北口の工事において、駅前の仮設の車の乗降用の停車場を使うためには、3回横断歩道と交差します。朝夕の通勤時間など多くの通勤客がいる時間帯は大変危険でかつ通行に時間がかかります。人と車両の動線を出来るだけ交差せないようにする事は道路を作る上では基本だと思います。駅からの横断歩道と車両が交差しないよう、橋梅楼前の道路から駅北口への車両を現在のバス停車場を通すようにしてはとうでしょうか。

A メールにてご意見をいただきありがとうございます。

野洲駅北口駅前広場は、歩行者と車両の経路が交錯し、大変危険な状況であったため、歩行者の安全性と円滑な交通の確保を目的として、駅構内に直結する横断歩道橋の整備を行っています。

工事期間中の動線を検討した結果、工事に伴い大幅な動線の変更は新たな事故等を誘発する恐れがあることや歩行者経路の振替えを最小限とする等の理由から現在の形としています。ご提案のありました車両の動線の変更につきましては、パチンコ店横の側道からの流入車両があることや、バス降り場を設ける必要があることから採用を見送りました。

なお、平成29年3月末には、新しく完成する横断歩道橋の使用開始により既存の横断歩道を廃止する予定です。

防犯について

Q 自治会の草刈りに参加した時、つい先日、ご近所に泥棒が入ったと聞きました。また隣の家にも泥棒が入ったとのこと。うちの近くには防犯カメラがなく、現場検証に来ていた警察からもその指摘があったそうです。市長が「安全・安心のまちづくり」と言われてますが、この現状をどうお考えでしょうか。
うちの場合、日中家には誰もいなくて、近くでこういうことがあるととても不安です。机上で論議をするだけの議員さんや書類手続きだけの市職員さんより、命をかけて市民を守る警察官や消防士の士気を高めるために給料を上げるなども大事ではないでしょうか。まずは警察官の意見などを参考に必要と思われる場所に防犯カメラの設置を考えていただけませんか。

A メールにてご意見いただきありがとうございます。

本市では、防犯対策として野洲駅北口に地域安全センターを設置し、中高生や通勤者等の帰宅時間帯にパトロールを実施するとともに、毎月月末の金曜日の夜間には駅前周辺の自治会様と市、警察の協働によるブルーフラッシュ活動(防犯パトロール)の展開や、小学校下校時間に合わせた青色回転点灯車両でのパトロールの実施等により、刑法犯の認知件数も昨年度から減少している状況です。

「警察官の意見などを参考に必要と思われる場所に防犯カメラを設置する」といったご提案をいただいていますが、警察とは定期的に協議等を行っており、現時点では、具体的な防犯カメラの新たな設置について提案はありません。

また、各自治会等への設置については、滋賀県警察本部の支援制度として「地域見守りカメラ設置促進事業制度」を設けられ、各地域での防犯活動として自治会又は自主防犯団体を中心に活動されている場合、防犯カメラ50台を県内各地域の犯罪抑止と防犯活動の活性化を目的として、無償貸付の設置をされています。

市では、この制度を年度初めに自治連合会役員会でお知らせしており、各自治会にも情報提供されているものと思います。まずは、お住まいの自治会へ提言をいただき、必要性等についてご相談をお願いします。

今後も引き続き、地域、警察、関係団体等と連携し、犯罪防止に向けた取り組みを進めてまいります。

なお、防犯には、市民の関心、目(見守り)、活動が有効だといわれています。

警察官や消防士の士気を高めるためには、給料も大事ですが、市民の皆さんの信頼、応援も重要です。また、市職員も、日常はもとより災害時には保健、河川、道路、森林、上下水道などの部署の職員はじめ、全職員が命をかけて市民を守る体制となっています。

新クリーンセンターについて

Q 新しくできた野洲のクリーンセンターの焼却時に煙に含まれる水銀の量が基準値を超えるため、10月1日稼働予定だったのが、未だに動かせていない。一般傍聴でクリーンセンターについての議会を聞いたが、いつ動かせるのかメドすらたっていないようだった。クリーンセンターについての議会のみ、びわ湖放送に来てもらい、解決まで放送してもらってはどうか。SN環境テクノロジーもローカル放送と侮らず、もっと真剣に取り組むのではないかと思う。今は問題発言があればユーチューブなどで拡散されるからです。そこで遅れに対する賠償金についても話し合った方がいいと思います。SN環境テクノロジーは他の自治体にも設備・運
営をしていますし、事業拡大も考えていると思います。稼働に向けて今以上に素早く対応し、賠償金についても譲歩するのではないかと思います。企業任せではなく、水銀の含有量についてのチェックはいると思います。ISOのような国際機関にお願いできないでしょうか、費用は業者さん持ちで。

A メールにてご意見をいただきありがとうございます。

試運転中の新野洲クリーンセンターより排出したばいじん処理物の水銀が基準超過をしたことに関しまして、市の再発防止措置計画に基づく対応等について、建設業者であるエスエヌ環境テクノロジー株式会社から試運転を10 月1 日から少なくとも1か月延長し、施設の引き渡しを延期したいとの申し出があり、市は安全等の観点からそれを了承し、対策を講じていました。

このことについて、建設業者においてデータ計測等を行い、対策を了したため、第三者委員会である野洲市大篠原地域環境保全対策委員会において、更なる安全対策及び再発防止措置計画の見直し等について、指導・助言を受けるとともに、地元自治会と協議し了承を得たので、11月12日に引渡しを受け、翌13日から既に操業を開始しています。報道機関にも11月1日付けでその旨情報提供を行っています。

また、引渡しが遅延したことに伴う市の損害については、必要な経費を算定した後、弁護士とも相談し、建設業者に相応の負担を求めます。

今後も、建設業者及び運営会社であるエヌエス環境テクノロジー株式会社が責任をもって国の認証を受けた専門の機関で、水銀の含有量等の測定を行い、その上で再発防止に努めてまいります。

お問い合わせ
政策調整部 広報秘書課
〒520-2395 滋賀県野洲市小篠原2100番地1 本館2階
電話番号 077-587-6036
ファクス 077-586-2200
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