自殺対策

新型コロナウイルス感染症によって、感染拡大や行動制限が続く中で不安やストレスや恐怖や焦燥感など、先の見えない不安から心や体に様々な不調をきたすことがあります。

こうした反応は決して特別なものではなく、「誰にでも起こりえる自然な反応」です。

もし、悩みを抱えてつらいときには、一人だけで抱え込まずご相談ください。身近に相談相手がいなくても、あなたの話を聴いて力になってくれる人は必ずいます。

また、大切な人が悩みを抱えていることに気がついたら、声をかけてあげてください。

もし、その人が悩みを話してくれたら、話をじっくりと聴いてあげ、相談窓口を紹介してあげてください。その後も温かく、寄り添いながら見守ってあげてください。

野洲市では令和元年から令和5年までを期間とする「いのち支える野洲市自殺対策計画～誰も自殺に追い込まれることのない野洲市をめざして～」を策定しました。

自殺者の減少には、誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現をめざし、社会全体で「生きることの阻害要因（自殺のリスク要因）」を減らし、「生きることの促進要因（自殺に対する保護要因）」を増やすことを通じて、総合的に推進することが重要です。生きることの支援に関する事業を市民・関係機関団体・職員が総動員して全市的な取組であることを改めて確認し、誰も自殺に追い込まれることのない「人と人が支えあう安心なまち」の実現をめざします。