一般財団法人 阪大微生物病研究会(以下,阪大微研)が製造した四種混合ワクチン「テトラビック皮下注シリンジ」について,ポリオの有効成分が有効期間内に承認規格を下回ったことから,一部ロット製品(製造番号 4K23及び4K24)が自主回収されました。
この対象ロット製品を接種した場合においても,十分なポリオウイルスに対する抗体を獲得できており、追加接種の必要性はないと阪大微研は示しています。
なお、有効性に不安を感じ,抗体価測定を希望する方については,その費用を阪大微研が負担のうえで抗体検査を受けることができます。
また、抗体検査の結果,ポリオの追加免疫が必要と判断され,不活化ポリオワクチンの予防接種が実施された場合には,その費用についても阪大微研が負担します。
●対象ロットのワクチンの確認方法
お子様の母子健康手帳の「予防接種の記録」ページをご確認ください。ロット番号を確認できます。メーカー,ロット欄に「DPT-IPVビケン」の標記とロット番号が記載されています。
●対象ロット番号
4K23A,4K23B,4K23C,4K24A,4K24B,4K24C
野洲市では,平成30年6月から平成30年12月に四種混合ワクチンを接種した方の一部に,対象ロット製品を接種した方が見受けられています。
自主回収に該当するロットのワクチンを接種された方で、抗体検査を希望される場合は,接種された医療機関またはかかりつけ医へご相談ください。(阪大微研は、四種混合第1期(計4回)の接種が完了した後,4週以降に抗体検査を受けることを勧めています。)
★本件に関するお問い合わせ先
一般財団法人 阪大微生物病研究会 問い合わせ窓口
フリーダイヤル 0120-280-980(土・日祝日を除く 午前9時から午後5時30分)
<参考資料>
厚生労働省発沈降精製百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオ混合ワクチンの自主回収への対応について(PDF:75.5KB)
一部ロット製品自主回収のお詫びとご協力のお願い(PDF:94.6KB)
自主回収に伴う抗体検査及び追加接種に関するお知らせ(PDF:766.4KB)
四種混合ワクチンの自主回収について(厚生労働省からのお知らせ)(PDF:393.4KB)
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