平成24年、通学時に児童が死傷する交通事故を機に、全国的に通学路の点検が行われ、本市も、平成24年7月に緊急合同点検を行いました。そして、平成28年3月に「野洲市通学路交通安全プログラム」を市独自に策定し、以降、当該プログラムに基づく点検と見直しを行い、ハード対策とソフト対策の両面で児童生徒の通学における安全確保に取り組んでいます。
対策必要箇所は増えていますが、ハード対策完了箇所も年々確実に増えています。ハード対策未完了箇所には、ハード対策が非常に困難で現実的に不可能な箇所が多く含まれます。そのような箇所についてはソフト対策を講じていきます。
危険箇所のハード対策は、順次進めているものの点検により毎年新たな対策を必要とする箇所も増えていることから、全ての課題解消には至っていない状況です。
令和元年に大津市で、令和3年には千葉県八街市で児童・園児が巻き込まれる痛ましい事故が起きました。この事故を契機に予期せぬ事故から子どもの命を守るため、新たな視点で課題の洗い出しを行いました。そのため、毎年着実にハード対策を講じていますが、対策必要箇所は増えています。歩行者を保護するため、交通量の多い交差点へのガードパイプの設置等のハード対策を順次進めています。また、ハード対策が困難な箇所についてはソフト対策を講じています。今後も危険度の高さ等を考慮し、優先順位をつけながら、ハード対策とソフト対策を講じ通学路の安全確保を推進していきます。
令和4年度プログラム全文は次のとおりです。
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