脳脊髄液減少症について

脳脊髄液減少症とは、どんな病気かご存知ですか?

交通事故やスポーツ外傷での後遺症など、体への強い衝撃により脳脊髄液が、漏れ続け減少することにより、頭痛やめまい、吐き気、全身倦怠感、耳鳴りなどの症状を引き起こす病気です。
髄液は、血液から作られる無色透明の液体で、くも膜下腔を循環して、脳や脊髄を衝撃から守ったり、脳や脊髄の機能を正常に保ったりする働きがあります。
この病気は、一般社会での認知度が低く、病気のつらさに加え、周りの理解が得られないなど、この病気にかかっている人は苦しい思いをされています。

主な症状

頭痛、めまい、たちくらみ、頸部や背部・腰部・目の奥の痛み、視力低下、吐き気、疲労感など、様々な症状が出るのが特徴です。

主な原因

転落事故(転んで頭を打ったなど)、スポーツ外傷(野球のボールが頭に当たったなど)、交通事故によるむち打ちなどが挙げられます。

対応

交通事故やスポーツ外傷の後に頭痛やめまいなどの症状が見られる場合には、安静を保ち、医療機関をすみやかに受診するなどの対応が大切です。
現在、この病気は、原因を含めて医学的な解明が進められている段階であり、診断や治療方法は確立されていません。
診療を行っている医療機関が少なく、受診可能な医療機関に関する情報を得るのは難しい状況です。
滋賀県内の診療病院については、県ホームページをごらんください。

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脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)について

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