市長へのご意見・ご提案(平成26年12月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

半田川の溢水に対する対応について

半田川の件、丁寧に回答(下記リンクをご参照ください)いただき、ありがとうございます。
当方といたしましても引き続き、溢水に対する自衛に努めて参ります。
ただ、以前から半田川の一部が頻繁に溢水するという認識をされていたにも関わらず、放置し続けるという点については疑問です。駐車場だったから大きな被害がなかったということですが、頻繁に起こる溢水の被害に、一市民の土地が脅かされていたことに変わりありません。頻繁に溢水するという認識がありながらも放置し続けた結果、現在、一市民の土地が被害を受けているということを、もう少し重く受け止めていただきたいです。また、当方からの連絡を受けてから動くのではなく、半田川を管轄されている野洲市自ら、見回りを強化したり、改修を検討したりするなど、溢水防止に努めるのが筋だと考えます。まして、頻繁に溢水すると認識されているのならなおさらです。勿論、当方もできる限り協力します。
野洲市は交通の便が良く、自然も豊かで、住みやすい土地です。今後、人口も増え、住環境も多様化していくと思います。“みんなが住みたい、住み続けたいと実感できるまちづくり”を目指すためには、「昔はこうだったから」と思い返すだけではなく、昨今の急激な社会環境の変化に対応できる市政であるべきだと考えます。

A 再度、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
半田川は河川の機能よりは実質的には農業用水路の性格が強く河川法に定める河川ではなく水路ですが、河川法に定める河川であっても、越水、破堤、氾濫を想定しています。制度上は、既往(過去)最大の降雨を前提にして、5年に1回とか10年に1回とかの洪水に耐えられるなどの指標によって安全度を表し、災害回避の対応を促しています。安全度の高いものであれば、100年あるいは300年に1度とかのレベルにまで整備されていますが、大半は10年レベルにも達していません。これは、自然の恵みと脅威のなかに生き、生かされている私たちの現状であり、「放置」とは異なると考えます。半田川は法河川ではありませんからこのような指標はありませんが、規模、レベルは違いますが同様の状況にあります。
したがって、前回の回答では、市では半田川の溢水を認識しているからこそ、現時点では、職員による応急的対応と○○様の自主的な対策といった自助・公助を合わせた対策が現実的であるとお答えしました。
市内には、半田川以外にも常襲的に溢水等の被害が発生している河川があります。あえて申し上げれば、私が市長になってからは、限られた財源を有効に活用して、優先順位を設定し順次改修を行っています。具体的には、大雨の際に特に駅前地区の広い範囲において大きな被害が生じる原因となっている妓王井川の流入量を削減する対策として、流域の一部を準用河川友川を経て童子川に流すよう、平成24年度から、野洲市としては初めての雨水幹線の整備による排水対策などを実施しています。
前回のメールでお答えしましたとおり、河川改修には、土地と財源の確保など時間を要しますし、そもそも治水・排水の問題は、都市計画や河川の法制度と社会・経済及び技術的な問題も絡み、一朝一夕に解決できるものではありません。そして、同様に先にもお答えしたとおり、半田川の場合は、土地の状況等から改修の困難度は高い状況です。
また、見回り強化のご提案をいただいていますが、市では、半田川をはじめ、これまでの経験から把握している溢水個所につきましては、大雨の際には優先してパトロールを実施し、市民の安全確保に努めています。
なお、これも以前お伝えしたとおり、個別の土地利用を前提にしつつ一般論に及ぶ治水問題に関してメールによるやり取りには限界があるのではないかと考えます。

市長へのご意見・ご提案(平成26年9月)

野洲市観光物産協会の不適正会計処理について

Q 野洲の土産物やゆるきゃらグッズは市の職員が自腹で作成していると聞きました。今年の土産物やグッズの制作も職員が自腹で行っているのですか。広報でゆるきゃらの新調を知りましたがまさかそれも自腹じゃないでしょうね。一個人が支払ったお金で作られたキャラクターを私は応援できません。週末のゆるきゃらグランプリに出演されなかった判断は正しいと思います。赤字を自腹で補填するくらいなら市民へ寄付金を募ってはどうですか。

A このたびは、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
ご指摘の内容は、残念ながら事実と異なります。
市内の観光及び物産製造販売事業者で構成されている民間団体である野洲市観光物産協会(以下、「協会」)が行った記者会見等にもとづく報道等によりご意見をいただいたことと思いますが、市が把握し、公表しているこれまでの経過の概要をお伝えしますと以下のとおりです。
該当の市職員は平成25年度まで、市内の観光及び物産製造販売事業者で構成されている民間団体である協会の支援・育成を担当していましたが、平成24 年度、25 年度において、過大な収支予測のもと企画・立案した予算によって生じた歳入欠陥について、自分自身が私金により土産品の購入「名目」などで補填し、協会の決算資料等を取り繕っていました。その際に疑いをもたれないよう上司の印鑑を許可なく使用して伝票を不正に作成していました。私的な物品購入に関しても、銅鐸のレプリカ等もそもそも協会における作成発注の経緯も不明であり、また在庫記録からは実数が確認されておらず、購入が個人からの資金注入の「名目」にとどまるものがあるかもまだ判明していません。
以上が概要ですが、さらなる詳細につきましては、協会理事会等による協会独自の調査により解明され、適正に対応されると考えています。
また、協会の主たる事業目的は、会員の観光関連事業の振興を通じて市の観光物産振興を図ることであって、協会の土産品販売ではありません。市からの人的及び財政支援もそこに根拠があります。
今後、市としては、協会への補助金の適正な執行の面と職員管理の面から、市監査委員の監査も経て、責任を明らかにするとともに、改善策を検討してまいります。
なお、リニューアルしたドウタクくんにつきましては、市制10周年に合わせて作製されたものであり、全額市の補助金で賄われています。

野洲駅北口広場の時計について・野洲駅北口ロータリー及び周辺における路上駐車について

Q 多用中の所、恐れいります。
野洲駅北口の駅前について、2件お願いがあります。
野洲駅北口のロータリーの真ん中に建っている時計の時間を正確な時刻に合わせていただけませんか?
数分遅れたままで、非常に混乱します。
また10月25日に確認した段階では止まってしまっていました。
公共の場所に立つ時計ですので、正確な時刻を表示するようにしていただけると幸いです。

北口に送り迎えにくる車をどうにかしてください。
ロータリーの中のバス停など関係なく駐車し、ロータリーに入りきらない車がバスの侵入経路(白木屋の前の道路)にまで駐車をし、バスが通れない自体となっています(今まで住んできたどこでも見たことのない異常な光景です)。
また、横断歩道の上に止まっている車を避けて横断歩道を渡ろうとしたところ、急発進した別の車に轢かれそうになったこともあります。
とても新しいロータリーが完成するまで待っていられる状況ではないかと存じます。
駅前一体を駐停車禁止にするなど対応していただけないでしょうか
よろしくお願いいたします。

A このたびは、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
ご指摘の北口駅前広場の時計につきましては、今後新たな時計を設置するため、先日撤去いたしました。これは、現在進めております北口駅前広場を整備するにあたり、改善・整備のあり方を公開で議論していただきました市民、専門家、関係者などによる野洲駅周辺地区整備検討委員会において、新たな時計の設置要望を受けてのことです。設置時期につきましては、北口駅前広場整備の完了に合わせ、平成30年度を予定しており、上記検討委員会におけるご意見を踏まえ、どの方角からも見ることができる多面式の精度の高い時計を設置する予定です。

次に、ロータリー内の駐停車禁止規制につきましては、確かに一般車両の駐停車を禁止すれば、交通が円滑になると思われますが、現状のロータリー内には一般車両用の駐車スペースが無く、車両をロータリーから排除した場合、周辺道路における路上駐車が一層生じると考えられるため、実施できないと判断しています。守山警察署も同様の見解です。
今年度から平成30年度まで実施予定の北口駅前広場整備事業におきましては、歩道橋を新たに設置することにより歩行者の動線と車両の動線を分けることで、北口駅前広場を安全で安心して利用いただけることをめざしています。そして、自家用者の乗降場を確保するとともに、ロータリー中央島を活用し自家用車待機所を確保する計画です。
ご指摘の件は長年にわたり問題視されていながら対応が遅れていました。したがって、南口、北口の両方について計画的に整備を進めています。早急な解決を望まれていますが、検討、調査、設計、発注、国補助金を含め財源確保等の抜本的な解決のためには、今後5年程度の期間を要しますが、上記のような再整備をすることが実質的に最も近道かつ確実な対策であると考えています。
なお、工事期間中における暫定的な対応といたしまして、現在JR側の車道につきましてはバス・タクシーの停車レーン含めて4車線程度の幅員を確保していますが、今後、3車線程度に狭めることで駐停車車両を減少させるよう検討しており、公安委員会との協議を経て、具体的に対応してまいりたいと考えています。

発達障がいが原因となるいじめの防止について

Q 1.陳情趣意
僕は発達障害(アスペルガー症候群、高機能自閉症)の当事者です。僕は大学に通学していたときに、激しいいじめを経験しました。いじめの原因は発達障害のために対人能力や社会性に障害があったからです。その当時、大学のカウンセラーにも相談しましたが、カウンセラーは発達障害に関して無知のため、「いじめられるのは本人の責任」とされてしまいました。学校でのいじめは深刻な問題であり、いじめのために学校を中退しなければならない者もいます。最近では最高学府であるはずの大学内ですら、いじめは問題化しています。いじめの大半は発達障害が原因です。発達障害は先天性の脳の機能障害であり、社会性、対人能力、認知能力などに障害がみられます。野洲市に発達障害によるいじめ防止に取り組むことを求めます。

2.陳情事項
野洲市に学校内での発達障害によるいじめ防止のために次の施策をしてくださるよう、求めます。

その1 野洲市内で勤務するすべての臨床心理士、精神保健福祉士などのカウンセリングに従事する者に、発達障害についての研修を実施。発達障害についての知識を身につけ理解を深めてもらう。残念なことに発達障害のことを知らない者が多く、「本人の努力不足」「いじめられる方に問題がある」「生まれ育った環境に原因がある」などと誤解している担当者が多いため、早急に研修を実施する。

その2 野洲市内の学校、小学校、中学校、高校、大学などで発達障害についての啓発活動を実施する。発達障害は人口の約7%を占める障害であり、学内でのいじめの原因の大半は発達障害である。大津市では中学生がいじめを理由に自殺しており、早急に対策が必要である。具体的には学校の教師に対する発達障害についての研修を実施。さらには発達障害の児童、生徒のいる学級において、発達障害のことをほかの児童、生徒にも授業のなかで教え、発達障害の知識を身につけ、理解してもらう。

その3 野洲市に従事する臨床心理士、精神保健福祉士に対して、相談者に暴言を吐かないように指導する。相談者に「お前が悪い」「あなたの責任だ!」などと暴言を平気で吐くカウンセリング担当者が多く、相談者が二次被害を受けることが多く、社会問題化している。このようなカウンセリング・ハラスメントを防止するために指導する。

その4 発達障害の学生の学卒後の就労のことを考える。進学のことばかりではなく、就労のことを第一に考えたうえで、進路を選択する。学校の進路指導の教師に発達障害についての研修を行い、適切に進路を指導できる体制を整備する。

その5 すでに学校を卒業した成人の発達障害の当事者に対しても、就労支援を行う。発達障害の当事者は他人と対面する仕事が苦手な反面、自分ひとりで作業できる仕事には集中力を持つ。コンピューターの技術の取得などの就労に向けて訓練する体制を早急に整備する。

残念ながら発達障害のことを理解せず、個人攻撃と暴言ばかりを繰り返すような人が対人援助の仕事をしていることが多いです。臨床心理士、精神保健福祉士でありながら、発達障害のことを知らぬ者の大勢おり、早急に発達障害についての知識を身につけ、理解を深めるための研修を実施することが求められております。
野洲市にこの機会に発達障害による学内いじめの防止と学卒後の就労に向けて取り組むことを要望いたします。

A このたびは、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
いじめは人権を著しく侵害し、その心身の健全な成長および人格形成に重大な影響を与える卑劣な行為です。
本市では、心身の発達に支援を必要とする人たちが気軽に相談でき、必要な支援を受けられる拠点として、「野洲市発達支援センター」を2008年4月に設置し、サービスを充実してきています。
当センターでは、心身の発達に支援が必要な人に乳幼児期から成人期において、ライフステージに応じて、適切な自立と社会参加ができるように、保健、医療、福祉、教育、就労などの各専門分野の連携による総合的かつ継続的な相談・支援を行っています。
さらに、発達障がいを正しく理解するために、市広報紙などを活用した市民への周知や、市民や関係者を対象にした講演会や学習会等の研修・啓発活動も行っています。
しかし、心身の発達に支援を必要とする人が増加傾向にあることから、さらに充実した施設とするために、現在、新野洲市発達支援センター設立に向けた検討を行っているところです。
以下、順次お答えします。

1・3について
本市で雇用している臨床心理士・精神保健福祉士等は、相談支援に必要な相談援助技術等のスキルを持ち、適切な相談対応ができるよう、相談内容を丁寧かつ正確に聴き取り、相談者の事情に応じた適切なアドバイス等を行っています。
さらに、専門研修は計画的に実施し、より一層の研鑽を積むために、定期的に研修会や連絡会を開催しています。
なお、本市ではこれまで、ご指摘の「カウンセリング・ハラスメント」のような応対事例があった旨の報告はありません。

2について
日々子どもたちの教育に携わる教職員は、一人一人が自分を律し、使命感を高め、人権感覚を磨き、その上で教育実践に向かっていくことが大切です。
市内の小中学校におきましては、発達障がいへの正しい理解と発達に支援を必要とする人への適切な対応を図るために、教職員を対象とした研修会等を定期的に開催し、研鑽を積んでいます。
また、市内すべての保育園、幼稚園、小、中学校に対して、特別支援教育の専門家である巡回相談員を派遣し、発達障がいのある子どもへの対応方法について教職員への助言を行っています。さらに、小児科医や学識経験者を含む「特別支援教育専門家チーム」を委嘱し、要望のあった学校、園に派遣し、教職員への相談や助言に当たるなど、学校や園をバックアップしていく体制も整えています。また、市の発達支援センターとも連携してきめ細かい取り組みを進めています。
なお、発達障がいの理解に特化した授業は行っていませんが、いじめや差別の本質は人権侵害であることから、個人の尊重・個人の尊厳を理解するための人権教育を実施することで、人権侵害を防止する取り組みを進めています。

4について
卒業後の進路等については、個々の適正に応じた進路選択ができるよう、学校、ハロ—ワーク、発達支援センターを含む就労関係機関等と連携しながら進路指導を行っています。

5について
野洲市では、ご本人の自己理解の促進を図り、市役所内の就労関係部署や、市内・外の就労関係機関と連携しながら、ジョブマッチングをめざした就労支援を行っています。
心身の発達に課題がある場合は、できるだけ早期から支援を行い、就労支援に至るまで、関係機関が密接に連携しながら切れ目なく継続することが必要であると考えます。今後、新野洲市発達支援センターを整備することで、一層支援体制を充実したいと考えています。
専門職員の理解促進と技術の取得に向けた研修等につきましては、市機関で働く職員については、OJT等で取り組んでまいります。

保育所への入所資格について

Q 現在、長女(年少)を保育園に預け、次女の出産のため、昨年から育休を取っています。今回園長先生から「お母さんが育休を2年取ると、来年度からは園を出てもらわないといけない」と言われました。市役所のこども課の担当者からも2号認定が下りないので、1号認定になり退園してもらって、幼稚園に通わせてもらうことになるとの指摘を受けました。長女を一歳半から保育園に通わせ、友達や先生との関係も出来ているのに、親の事情(育休)で来年の年中は幼稚園、仕事復帰する年長はまた保育園と毎年転園させなければならないこの制度はいかがなものでしょうか。しかも、また同じ保育園に入れる保障はありません。空きがない人数ではなく、余裕のある年中のクラスなのに…。来年度から国の方針では子ども・子育て支援新制度で、育休中でも既に保育園を利用している子どもは継続できるとなっています。しかし、市役所のこども課で問い合わせると、野洲市は育休一年目だけとのこと。これが本当に市長が言われる子育てしやすい野洲市なのでしょうか。育休が3年取れる資格があるのなら、制度もこの機会に3年に変更出来ないものでしょうか。子どものために何とかこのまま保育園に預けられないでしょうか。園では、来年の春に咲くチューリップの球根を植え、子どももクラスのお友達も楽しみに育てています。
市長はこの保育園の入所資格について、どう思われるか、ご意見を聞きたく存じます。

A このたびは、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
お子さまを1歳半から卒園まで、同じ園で育てたいとの願いはそのとおりであると思いますし、また、園を信頼して預けていただいているからこそのご希望であると、大変ありがたく思います。
ただ、結論を申し上げますと、園長やこども課の担当職員がご説明いたしましたように、○○様の場合、保育園の制度上の制約から現在の園を引き続きご利用いただくことはできません。
現在ご利用いただいている園は、定員を超えて入園を受け入れており、待機児童もいます。○○様の願いと同様、就労等のため子育て状況が厳しく少しでも早く入園させたいと待っていただいている保護者がおられます。このような状況では、選考基準に基づき、優先的に入園していただくべき方からご利用いただくことになります。
また、育児休暇が終了して再入園される際に、同じ園をご利用いただけるかどうかについても、選考基準に基づいて、その時点での園の状況と、他の待機児童を含む希望者との調整を行い、決定します。同じ園をご利用いただけるよう可能な限り配慮しますが、必ずしもご希望どおりにならない場合も想定されます。
保育園の利用を希望される方は年々増加している中で、園の規模や職員数には限界があり、限られた社会資源を市民の皆さまに共有していただき、適切に分け合ってご利用いただくために、入園にあたっての一定の基準は必要となります。
なお、市では、可能な限り保護者の皆様のご希望に沿った子育て支援施策を実現するために、幼稚園と保育園を併設した野洲市独自のこども園を整備し、待機児童の解消を計画的に進めています。また。施設整備に当たっては、状況に応じて、短時間・幼稚園利用型あるいは長時間・保育園利用型でご利用いただける制度としているため、保護者の就労状況等に変更があっても、通い慣れたこども園を継続してご利用いただくことが可能です。
今後も、幼稚園・保育所施設整備計画や、策定中の子ども・子育て支援計画に基づいて、一層子育てのしやすいまちづくりを進めてまいります。

 

幼稚園保育料の利用者負担額について

Q 野洲市外の湖南市の私立幼稚園に子供を通わせている者です。
先日、件の制度についての私立幼稚園の利用者負担額(保育料)の上限額参考の紙を見たのですが、推定年収680万円〜の5階層の利用者負担額(保育料)を見ると、本年以前支払っている額よりも高くなってしまいます。
給食費や教材費が乗ると、確実に高く、4階層ですらももしかしたら高くなるかもしれません。
守山市、近江八幡市、栗東市は存じ上げませんが、通わせている幼稚園のある湖南市は公立幼稚園と私立幼稚園の保育料格差をなくす額になっているという話で、私立幼稚園に払う額が非常に安くなるという話です。
国基準(全国平均ですか?)で考えず、近隣の私立園の保育料を考えていただきたいです。
特に、万が一、提示されている上限額の保育料で決まってしまったら、5階層の者の負担額は、去年の保育料よりかなり高くなり、困ります。
野洲には公立があるので、公立に行けばよい、というお考えがおありでしょうか?
私立園に通う野洲市民はどうでもよく、国の定めた上限でもいいという流れで決められるのでしょうか。
現在の市外の私立園の保育料をご存知でしょうか?
湖南市と同様にしていただけなければ、保育料の不公平感はぬぐえませんし、それが無理であれば、去年までと全く同じ負担額でなければ納得できません。
高くなることはほんとうに納得できないのです。
何のための制度でしょうかと、子育て世帯を苦しめる制度ですかと訴えざるを得ません。
東京都などのことは存じ上げませんが、野洲のことは上限で決めずに、湖南市などとあわせて考えていただきたいのです。
同様の考えの保護者からもメールが届くと思います。
ぜひ納得いく、回答宜しくお願い致します。

A このたびは、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
担当課で回答案を検討・作成のうえ、それが私に届いたのが12月14日であり、その後、改めて協議検討をしましたので、回答が大変遅くなりました。お詫びします。
さて、2015年4月から始まる子ども・子育て支援新制度においては、この制度に移行する幼稚園の利用者負担額は『国で定める基準を上限額として、各市町村が所得の状況に応じて定める(応能負担)』となっています。そもそも幼稚園はその設置趣旨から、「応益負担」(均一料金)による利用であるべきと考えますが、新制度では所得に応じた「応能負担」となり、この点について私は疑問を感じています。しかし、国の制度変更がされるため、野洲市においても対応が迫られています。
まず、新制度では私立幼稚園の利用者負担額についても市内外を問わず、市民の利用に関しては、その市が決めるという制度となります。しかし、野洲市では、市内に私立幼稚園がないこと、また、市外の複数の私立幼稚園に通っておられる方がおられますが、それぞれの幼稚園で保育サービスや保育料が異なることや所得状況の評価などを含め、拠り所とする合理的な算定根拠がありません。したがいまして、国が定めた私立幼稚園の保育料の全国平均(国が定める上限額)に準じた額を設定することしか合理的な方策がないと考えています。
湖南市では公立幼稚園と私立幼稚園における保育料格差を是正されることで、私立幼稚園利用者の負担額が低くなるとのことですが、市内に公立幼稚園と私立幼稚園が併存している場合であればそのような対応もあり得るとは思います。ただし、湖南市も含め、他市において公立と私立の幼稚園保育料を同じ金額に設定するに際し、公立幼稚園の保育料の値上げをされるところもあるようです。私立幼稚園の保育料を低く設定するためには、その財源を確保する必要があります。仮に私立幼稚園がない野洲市で同様の保育料改定を行うとすれば、公立幼稚園に通われる園児の保護者に実質的に過大な負担を求めることになり、公平性を欠くと考えます。
野洲市には公立幼稚園があるので、そちらへ行けばよいと考えているのかとのご質問ですが、幼稚園を選択する自由は当然、利用者側にあると考えています。本市の私立幼稚園の利用者負担額の考え方につきましては上記理由のとおりですが、決して野洲市民が他市の私立幼稚園を利用されることを否定したり、市内の公立幼稚園への入園を強制あるいは誘導したりすることを前提にしていません。私立の場合は、保護者は運営方針やサービスを評価して選ばれるとともに、園の方でも入園者を選んでおられる実態があります。このような状況の中で市外の私立を利用される場合の料金を均一にする、そのために一般財源や市立へ通園する園児の保護者からの新たな負担を求めることに合理性はないと考えます。
ただ、制度が変わることにより、結果として保育料の負担が増える方がおられるのも事実です。そのため、市外私立の在園児の保護者に対しては、新制度の負担額の方が高くなる場合には現行の保育料を卒園まで維持できるような配慮をし、平成27年度の新入園児の保護者の方についても、入園手続き(入園試験等)の時期に、新制度の保育料等の制度が確定していなかったため、保護者が判断される十分な情報がなかったことを考慮し、在園児と同様の措置を卒園まで行う方針です。
なお、新制度は応能負担であるため、子育て世帯で、かつ収入の少ない世帯については、利用者負担額を低く設定いたしますし、多子世帯の軽減措置(小学校3年生までの兄姉を含めて第2子となる園児の保育料は半額、第3子以降の場合は全額免除となる規定。)についても通園する幼稚園を問わず適用する予定です。最終的な利用者負担額につきましては、正式に決定しましたら、ホームページや広報等でお知らせいたします。

野洲病院における産科診療の閉鎖について・新病院における産科等の充実について

Q 野洲病院の産科が閉鎖されるとHPにて知りました。
私は二年前に二人目の出産で大変お世話になりました。
35歳を超えていましたので心配なこともありましたが、先生方や助産師さんから暖かなお言葉をたくさんいただき、不安なくお産の日を迎えることができました。
産後体調を崩した際も、総合病院ならではの看護を受けられたおかげで今元気に子育てに励むことができております。
以前から数名のママ友より、産前、出産時、産後に体調を崩し、総合病院の産科を受診していたから助かったという経験談を聞いておりました。
私自身も身をもって実感しましたが、野洲市内で総合病院の産科がなくなるというのはこれから出産を考えてらっしゃる女性にとって大きな痛手だと思います。
それと、とにかく野洲病院の産科は先生、助産師さん、看護師さんのお人柄が素晴らしかったです。
これほど暖かく、優しく、親切にきめ細やかな対応をしてくださるスタッフさんが揃われた産婦人科は珍しいと思います。
一人目は別の病院で出産しましたが、全く違いました。
野洲病院の産科は野洲市が誇れるものの一つだと思うほど素晴らしい産科でした。
閉鎖がすでに決定したとのことで、いくら声をあげても閉鎖が覆ることはないかと思いますが、新病院建設の際は今一度産科や病児保育など、本当に育児中のお母さん達に優しい病院となることを検討頂きたいです。

A このたびは、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
出産時に野洲病院で親切で丁寧な対応を受けられたとのことで、病院へはお手紙の内容をお伝えいたします。
ご意見のとおり、野洲病院の産科診療は2015年2月末で閉鎖されることとなりました。野洲病院の産婦人科は長い伝統があり、安心できる質の高い医療サービスを提供し、大きな地域貢献をしてきています。約6年前に、病院の中核的なスタッフが市内に産婦人科病院を開業したために、経営条件が厳しくなりましたが、その後も病院の努力、市の支援、滋賀医科大学の協力もあって、産婦人科が運営されてきました。しかし、医師への負担と確保等の課題があり、残念ですが、ご指摘のような状況となりました。なお、産科診療は閉鎖されますが、今まで以上に産後ケア入院、母乳外来への対応を行うなど、婦人科診療は今後も継続されます。
本市では、ご意見のとおり、市内での中核的な医療サービス確保のために、従来の民間病院を支援する方法が困難な状況であるため、市が経営主体となり、市民の皆さまに身近で安心できる医療を確保するために市立病院の整備を進めています。
現在、昨年度末に策定しました「(仮称)野洲市立病院整備基本構想」をもとに施設整備基本計画の策定のなかで市立病院が担う医療機能や診療科などの検討を進めています。産科につきましては、市民の皆さまのニーズ、医師や看護師の確保、周辺病院間における機能分化等広域的医療体制のあり方等を踏まえ、総合的に判断していくべきものと考えています。
また、市が現在実施しています福祉施策と医療を強く結びつけた一体的な政策医療の推進が可能になりますので、病児保育をはじめとした新たな展開の可能性も検討します。

選挙期日後の挨拶行為について

Q 以前の野洲市議会議員選挙の時に、ある市議会議員がうちの家にやって来て、外から俺のいるベランダに向けて挨拶をしてました。
当選してから1,2週間後(少なくとも1か月以内)だったと思います。
「あ、いえいえどうも〜」と返事をしたのですが、さっき岡山市のホームページで
選挙に関する項目を見ていたら、「選挙後は、選挙人に対して、当選または落選に関してのあいさつをする目的で、次の行為をすることはできません。選挙後とは、投票日当日の投票所が閉ざされた時刻以降のすべてをいいます」とあるので、当議員の行為は良くないと言う事を知りました。
一応注意しておいて頂けますか?
確か、他のある市議会議員から投票日に「選挙に行きましょう」という電話があって不適切だとメールした事はあったと思います。
投票行動は免許制にすればもっと多くの人が市政・国政に関心を持つと思うのですけどね。

このたびは、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
ご意見のとおり、選挙後に選挙人に対して、当選又は落選に関するあいさつをする目的で戸別訪問することは公職選挙法において禁止されています。
市選挙管理委員会によると、ご指摘の議員が当選の挨拶をされていたのか、また、戸別訪問をされていたのか定かではありませんので、本件を同委員会より警察当局へ情報提供を行い、判断を委ねているとのことです。

保育所への入所について

Q 27年1月に6人目を出産予定の者です。
先日保育所申し込みに行きました。
現状は社員で仕事してたのですが妊娠がわかりパートへ変更。今月で産休に入り育児休暇を取る予定で仕事復帰したらまた社員に戻る予定ですが現在家族7人。赤ちゃんが生まれると家族8人になりどうしても働かないと生活がやっていけない状態。実家も主人も私も九州なので預ける所もなく保育所に入れないとなるとかなり厳しい。
保育園に申し込みをしたが募集が0歳児は6名。4月入園の時点で6名決まってしまうともう入園はできないと。
それは少しおかしいような。では6名決まった後に生まれた子供たちは保育園に入園できないことになる。遅くに生まれた子供たちは皆不利ということになる。保育園に入園できなかったら生活保護でも受けさせてくれるのか?
そうではないと思う。パートで働いて保育料にほとんど支払っても1万でも残ったら生活費に当てれる。だから働くのにおかしい!
納得いかない。
子供が少ない中6人目を生んでも何にも得はないうえ、保育園にも入園できない現状。だから皆生まなくなるのではないか。
市民が少なくなるのもこういうことが少しでも改善していくと増えるのに、まだまだ子供を生みたい!という体制が整のってない。もう少し子供を生みたいって思えるような体制にできないでしょうか?

A このたびは、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
市内の各保育所におきましては、年度当初の募集人数を設定していますが、可能な限り、年度途中の入所のご希望が実現できるよう努めています。今年度におきましては、市内保育所10カ園全体で、11月1日までに39名の0歳児が途中入所されています。
ただ、近年は、特に0歳、1歳、2歳の入所希望が増加し、希望者が定員を上回って、年度末に向かうほど保育所が満員となる傾向にあります。また、5月以降の入所に対応するため、保育士の年度途中採用の計画をしていますが、現状としては、年度途中の保育士の確保が難しい状況です。
このような現状から、窓口で応対いたしました職員は、やむを得ず待機となる可能性があることをお伝えしようとしたとのことですが、お問い合わせに対し十分な聞き取りをしていなかったため、説明が不十分となり、年度当初に募集人数に達した場合、以降の入所は一切できないとの誤解を招いてしまいました。お詫びいたします。利用者の立場に立ち、それぞれの方の事情を理解するよう努め、子育て支援の姿勢に徹して十分な説明をさせていただくよう、所属長を通じて指導いたしました。
後日改めて担当職員からご説明しましたように、入所のご希望が実現できるよう最善を尽くしたうえでも第一希望の園に入れない場合には、他の入所可能な園をご案内できるよう努めてまいります。
市では、可能な限り保護者の皆様のご希望に沿った子育て支援施策を実現するために、現有施設における最大限の入所受け入れとともに、幼稚園と保育園を併設した野洲市独自のこども園を整備するなど、待機児童の解消を計画的に進めています。さらに、保育料の多子減免など、安心して子どもを生み育てられる環境整備にも取り組んでいます。今後も、幼稚園・保育所施設整備計画や、策定中の子ども・子育て支援計画に基づいて、一層子育てのしやすいまちづくりを進めてまいります。

空き家について

Q 以前にもメールした事があるのですが、市内の不在の家について変化がありました。アンテナ?っぽい部分が家の裏側に移動されてました。不動産が管理しているのか、誰が管理しているのか全く分かりませんが長期不在(3年以上はいませんよね)の家については定期的に不法滞在者やテロ組織の拠点になっていないか等の調査はされているのでしょうか?
他にも今は誰も住んでないと言われている家がありますが、不動産が土地を安く買い取ってその差額で廃棄物等を処理すればいいのにな〜とは思うのですが。連絡がつかなくて、市の所有物ではない土地・家については誰も入る事は出来ないのでしょうか?
また「空き家(誰も住んでいない)」に関しては市が把握できていない家と言うのは存在するのでしょうか?

A このたびは、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
個人所有の敷地及び建物へは、固定資産税の課税業務以外では、原則として市が立ち入って調査することはありません。市であってもプライバシーや財産権の侵害になります。ご指摘の「不法滞在者やテロ組織の拠点」という観点であれば、野洲市空き家の適正管理に関する条例の制定時にも議論しましたとおり、公安委員会の所管になると考えます。市条例でも、空き家の調査に関して、第5条第4項において、「立入調査の権限は、犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない。」と定めています。
空き家の把握については、市条例に基づき、老朽化による倒壊の危険性等「管理不全な状態」にある空き家につきましては、条例運用のルールとして、自治会長を通じて情報提供をお願いするなど、その把握に努めています。条例上の「管理不全な状態」には至らない、例えば、転出等により単に人が住んでいない状態等の空き家については把握していません。

小中学校HPサーバーのメモリの増量について・WEB技術向上のための教職員の人材育成について

Q ご多忙中、ご回答(下記リンク参照)いただきありがとうございます。現在、市、教育委員会がいろいろ対応策を検討であることを理解しましたが、下記2点が理解ができず、メールするかどうか迷いながら作成しました。
1.100MB 増設の希望で提供するとのこと、私は17年間ホームページ作成に関与してきましたが、そのようなことを承認している聞いたことがありません。私だけが知らないことかしれませんので、そうであれば、無視ください。現状は各校は便利さもありますが、サーバーメモリ制限を気にせず、たくさんの子ども、学校の現況・写真をGOOブログを使用して、保護者、地域の皆さんに情報配信しています。もちろん無料ですので、あまり望ましくない。
広告・宣伝を承知の上で行っています。とてもそのよう状況でないと思います。
しつこくお伺いしている理由は、私はある中学校のホームページ改良を提案しようと考えていますので、前メールでも説明したように、子ども、学校の現況を伝える写真を掲載したいと考えていますが、現在のサーバーメモリでは不可です。申請すれば、検討後承認いただけるかどうか、お伺いいたします。

2.市のホームページや緊急通報システムの改善に合わせ、学校ホームページの見直しを進めており、平成28年度を目標に新しい学校ホームページのプラットフォームを提供したいと考えていますとのこと、うれしく拝見しました。しかし、その実施時、ぜひ配慮いただいきたいことは、現在のホームページの問題の最大の問題は、メモリ制限を除いて、ハード、ソフトウエアの充実ではなく、維持管理するための人材不足です。もちろん、若干の優秀なWEB技術をお持ちの教職員がおりますが、大多数の教職員、特に校長、教頭再教育が必要と思います。プッラトホーム検討の際、とかく、ハード、ソフトウエアの充実のみに目がいきがちですが、WEB技術の人材育成に配慮をお願いいたします。

A 再度、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
2点のご意見につきまして、以下のとおり、お答えいたします。

1について
学校の予算については、それぞれの学校が持つ課題の優先度に応じて対応しています。
学校ホームページ容量の増設につきましては、27年度に向けて、どの学校からも要求がなく、既に予算編成も査定段階に入っていますので、27年度の容量増設は予定していません。
なお、先の回答のとおり、翌28年度には新しいプラットホームの導入を予定しています。

2について
WEB技術の人材育成への配慮についてはご指摘のとおりであると考えています。
現在、小中学校の学校ICT(電子黒板やタブレットの活用)の活用について小中学校とともに検討を進めていますが、この中でソフトウェアやハードウェアの充実とともに、教職員の人材育成に係る教職員研修、支援員配置やヘルプデスクの設置について検討していますので、学校ホームページの運用についても、同様に配慮したいと考えています。

市長へのご意見・ご提案(平成26年11月)

乳幼児健康診査の受付時間について

Q 1歳半の子を持つ母です。
これまで3度、乳幼児健診で診ていただきました。
毎回丁寧に診ていただき、感謝しております。
ただ一つ、受付時刻の設定についてお願いがございます。
毎回、受付時刻が決まっていますが(1歳6ヶ月検診であれば13時半〜14時15分 等)、その時間設定を午前あるいは夕方にシフトできませんでしょうか。
というのも、受付時刻はちょうどいつものお昼寝の開始時刻と重なり、眠気でかなり機嫌が悪いのです。
他のお母さんからも「いつもは寝てる時間なのに…」と長い待ち時間の中で四苦八苦する声が聞かれます。
以下URL内の第61表においても、昼寝の"開始"時間は午後1時台が最も多く、次いで0時台、2時台です。
(http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001046969)
時間が午前あるいは夕方であれば、少しの生活リズムの変更で済み、かなり来やすくなると思います。
保健師様方のご都合もあるかとは思いますが、来期以降で構いませんので、ご検討宜しくお願い致します。

A このたびは、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
乳幼児健診は、母子保健法に基づき、疾病や発達障がいの早期発見、早期対応や、育児不安の軽減を目的として、計測、検査、診察等各種項目を的確に実施する必要があり、保健師のみならず、医師、歯科医師、看護師、歯科衛生士、管理栄養士の協力が必要です。
現在、市健康福祉センターにおける乳幼児健診は、市内の医師会・歯科医師会の医師の協力を得ているため、開業時間に影響がない午後に実施しています(ただし、2歳6か月児健診は、小児科医の診察がありませんので、歯科医院の開業時間に影響がないよう、休診日等が多い木曜日の午前に実施しています)。このようなことから、ご指摘の午前や夕方の時間帯での実施は困難です。
午後の健診は、ちょうどお子様が昼寝をされる時間帯であり、保護者の皆さまにご負担をおかけしていることは認識していますが、お子様の成長を確認する大切な健診であり、年1回の健診でもありますので、体調等を整えていただき、受診いただきたいと思います。

市立病院の整備場所について

Q 人の話では、病院が駅の前になるとかの事ですが、交通の便の為か、環境の為か、環境の為なら良くない場所だと思いますが、土地が市の土地であるためにやるのか、老人にして見れば、静かな所が、例えば図書館の近くに市の土地もあると思います。

A 「市長への手紙」によりご意見をいただきありがとうございます。
まず、ご質問に端的にお答えしますと、病院の立地場所の選定に関しましては、交通の便の要因が大きく、環境の面は大きくありません。また、土地利用目的の事業ではありません。立地場所をはじめ、病院の必要性、機能などにつきましては、以下にお示ししますとおり、これまでの調査や公開の検討によって合意形成を図るとともに、常に市民の皆さまには市広報や懇談会でお知らせし、ご意見をいただく機会を持ってきました。
なお、図書館近くには、市有地はありません。
新病院整備の検討につきましては、野洲病院からの提案以降、約2年半にわたり、市民代表をはじめ医師会の代表や医療の専門家などにより検討いただき、市として整備の方向性を明らかにしました。その間、新病院整備に様々なご心配をいただいたことから、一層の慎重を期するために約半年間検討を凍結し、その際には、慎重すぎるのではないかとのご意見もいただくほど、丁寧に段階を踏んで進めてまいりました。そして改めて、公開討論会、市民懇談会などを開催して直接市民のご意見をお聞きした結果、野洲駅前に病院を整備するための構想策定予算を市議会に提案し、議決を得ました。
ご指摘の新病院の立地場所につきましては、上記経過の中で、野洲駅南口周辺市有地に整備することについて公開で議論をしてまいりました。駅前に病院を整備する理由といたしましては、病院の稼動率確保による経営の安定化、野洲駅周辺は既存の公共交通機関(路線バス・コミュニティバス)が利用できるため、市民が利用しやすく、医療スタッフの確保にも有利、当該市有地において、市民の健康づくり、市民が憩えて安心できる市民生活の拠点づくりも合わせて進める等によるものです。これらは、先に述べましたとおり、議会、公開の検討会、市広報、市民懇談会など、多数・多様な機会を通じて市民の皆さまへの説明とご意見をお聴きする場を持つなど丁寧に手続きを踏んで積み上げてきた結果です。
なお、現在は、医療専門の学識経験者や市民代表者などによる(仮称)野洲市立病院整備基本構想検討委員会からの提言をもとに、議会での議論を踏まえ策定した(仮称)野洲市立病院整備基本構想に沿って、基本計画の策定を進めています。

コミュニティバスの運転手の応対について

Q 野洲市のコミュニティー循環バスに乗ると、時々、運転手さんのお弁当箱が置いてあります。奥さんが、運転手のご主人のために心を込めて手作りになったのでしょう。何となく暖かい家庭の温もりを感じます。しかし、運転手さんの態度を見ていると、相反するもが感じられます。私が最初の乗客としてバスに乗る時「おはようございます。」「こんにちは。」と挨拶しても返事がありません。また、お客様で年配の方が、走行中のバスの中で立ち上がられたら大きな声で周りにいる者も悪くなるようなお叱りの言葉を発せられることも時々あります。お客様は市営バスと思い、役所の人間だから仕方がないように思っておられるが、コミュニティバスは野洲市が委託した民間バスであります。仮に、市営のバスでも礼儀作法はキチンとやっています。コミュニティバスに乗っているだけでも人生色々。再発見できるものですよ。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
市民の皆さまへの応対は、笑顔や丁寧で爽やかな言葉遣いなどが大切ですが、それらが表面的な形にとどまらず、心からの人間性に基づいたものでなければならないと考えています。
運行業務委託先の運行管理者と運転手に対しましては、あらためて、市民の皆さまに気持ちよくご乗車いただけるよう上記心がけの意識高揚に努めることを指示いたしました。

衆議院議員総選挙における投票啓発の電話について

Q 選挙に関する電話がかかってきました。今日(衆議院選挙投票日)の15時40分くらいです。
「今日は衆議院選挙の投票日です。まだ投票をおすみでない方は、投票に行きましょう」みたいな自動で垂れ流す形の電話でした。誰なのかは名乗っていませんでした。
これは野洲市か滋賀県が行っているものでしょうか??
数日前の12月11日の15時頃には元知事の録音された声で、○○○に入れてください的な自動の垂れ流し電話があったばかりです。
ある政党からも11日より前に投票依頼の電話がありましたが、こっちはちゃんと人が対応してました。
元知事は県民や市民を「ただの投票ロボット」としてしか見ていないのでしょうか?
当日選挙に行きましょうという電話は、以前野洲市議がやらかしていますが今回はどうも元知事がやっているように思えます。
もし滋賀県や野洲市が行っているのであれば、議会を通したものだと思うので、別に問題は無いと思います。

A このたびは、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
今回の衆議院議員総選挙において、投票日当日に、自動音声による投票啓発の電話があったとのことですが、滋賀県及び本市の選挙管理委員会に確認したところ、そのようなことは行っていないとのことでした。
投票日の選挙活動(運動)は公職選挙法において規制されており、電話による選挙運動もすることはできませんが、市選挙管理委員会によると、今回の電話が政党として行われたものなのか、候補者個人で行われたものなのか、また、第三者により行われたものなのか定かではありませんので、本件を同委員会より警察当局へ情報提供を行い、判断を委ねているとのことです。

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