市長へのご意見・ご提案(平成23年4月)

市長への手紙 主なご意見と回答(2011年4月受付分)

 ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱など)の広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと市長および担当課がすべて目を通し、回答しています。
 掲載内容は、広報秘書課で一部要約(不掲載もあり)しています。

祇王井川について

Q 危機管理への対応について、先般の巨大地震から野洲市の対応について感じたことを申し上げます。野洲小学校のプールとソフトバンクのお店の間には2メートル程の川があります。この川は全く水が流れておりません。上流のところで完全にせきとめられています。大雨のときのみ流れていますが、普段は全く流れておりません。災害時に対応するために少しは流したほうがよいのでは
ないかと思います。理由があるのであれば仕方ないですが、ないのであれば少しは放流してください。 

(写真)2011年5月31日撮影の祇王井川 この日は台風の影響で増水しています。

A 手紙によりご提案をいただきありがとうございます。
 ご指摘の河川は一級河川の祇王井川で、今から800年以上昔の平安時代に、当時の権力者であった平清盛に寵愛されていた「祇王」が、水不足に苦しんでいる地元の人々の為に頼んで引いてもらったとされる水路の一部で、今もなお農業用水路として流量調整ゲートが設置され、地元自治会により稲作の必要に応じて流量の調整が行われている、水利用のための人口河川です。
 このように、現在の流量調整は主に「利水」を目的として行われておりますが、今後は河川環境維持のため、常に一定の通水を確保することや、近年増加している局地的な集中豪雨等の災害対応など、「治水」を目的とした流量調整の機能も大切であると考えており、地元自治会や上流の取水量を管理する野洲川土地改良区と協議を進めてまいります。
 

2011年4月受付/担当課:農林水産課

同和行政について

Q 1.広報「やす」、「市政だより」を毎回楽しみに拝読しております。
 野洲市は、以前は財政的に大きなムダが有ったように思いますが、山仲市長になって財政立て直しを本気でされているので市民の一人として感謝しています。市の財政が現在どうなのかを市民は知る権利があるのですが、例えば次のことについて考えていただきたい。
 部落差別、男女差別、障がい者差別…といろんな差別がありますが、いまだに部落差別の部分にお金を使いすぎている現実。部落の人には就職が有利といいますか、採用枠が別扱いになっていたり、印刷物は部落関係の会社が取り仕切っていたり。これだと、どんどん印刷物が多くなり、少なくできないのではないか、心配します。何年か前は、一つの組で一冊の本を回し読みしていたのに、現在は一軒に一冊。こんなムダ使いはやめて下さい。もったいない。読む人は回し読みでも読むし、読まない人は一冊もらっても読まない。業者が喜ぶだけです。

2.差別問題は大金を使えば無くなるというものではない。要するに心の問題です。お金をかけず、本気でなくそうとすることです。又、企業での研修についてですが、講師が企業からお金をもらうことは禁じるべき。やり方が汚い! 部落問題は無くなってはいないが、少なくなっています。
 市のお金を使わず、ボランティアが主になるのです。

A お手紙によりご意見をいただきありがとうございます。この中で、ご指摘をいただいている件につきまして、まず、現在、就職における特別枠の有利な採用はありません。また、印刷物を特定の業者が独占するなどの事実もございません。冊子の配布につきましても、年一回「すてきなまちに」という人権啓発の冊子を全家庭に配布しておりますが、これは、旧野洲町の時代においても同様の冊子を全戸配布しており、新たな拡大は行っておりませんし、配布の目的も、部落問題だけでなく、障がい者差別、男女差別などすべての人権擁護の啓発と理解の促進をめざしているものです。
 次に、職域での人権研修につきまして、市から市内事業者に人権学習等の実施をお願いしており、その際の講師に、交通費などの実費や謝礼程度の講師料を支払うことは適正であると考えています。
 同和問題をはじめとするあらゆる人権問題の解決に向けては、ご意見にございますように、市民が本気で差別をなくそうとする気持ちと取り組みが必要です。このため、市民の皆さんとともに、より効果的な人権学習と啓発を進めてまいります。

2011年4月受付/担当課:人権施策推進課

職員の服装について

Q 臨時職員か嘱託職員か職員かわかりませんが、職場にふさわしい服装に心がけてほしいと思います。(派手、ピアス、茶髪、つっかけなど)

A 市長への手紙により、服装等について、ご指摘いただきありがとうございます。
 職務中の服装や髪型その他については、当然公務員としてふさわしく、市民のみなさんに親しみを覚えていただくように、常に配慮しなければならないと考えています。
 職員の自覚をさらに促してまいります。

2011年4月受付/担当課:人事課

県議選に係る職員対応について

Q 今回の県議選についてお尋ねします。私には投票所入場券が届きましたが妻には届きませんでした。いつもは一緒に届くのにと選管に電話しました。「他の方からも同様の問い合わせがあり、郵便局に照会したところ郵便局の整理のやり方でそのようになっている。もう少し待ってほしい。」とのご返答でした。2,3日待っても来ないので7日(木曜日)に再度選管にといあわせたところ同じお返事でした。
 さて、明日は投票日。ただ今23時00分です。
 期待をもって郵便受けをみましたが、ついに妻の入場券は届きませんでした。こちらが名乗って調べてくれと言っているのに「待っていてくれ」というのは、選管はあまりに無責任です。もっと郵便局へフォローすべきではないのでしょうか。山仲市長のおっしゃる「にぎわいと安心、もっと元気な野洲」づくりのマニフェストの気構えが職員に滲透していないと言わざるをえません。
 私は明日投票に行きますが、妻は行きません。選管の方は、入場券がなくても投票できると言われましたがこのように市民をバカにしたような態度に妻も私も怒っています。妻はこれからの選挙にも投票には行かないと言っています。当然でしょう。このようなことは他にも起きているではないですか。起きているはずです。これからどのような仕事の仕方をされるのか市民として苦言をていします。そして、ありきたりのお返事はくださらないでください。

A 市長へのメールにより、滋賀県議会議員一般選挙における投票所入場券について、ご意見をいただきありがとうございます。
 投票所入場券が届かなかったことで、ご心配とご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
 経緯を確認しましたところ、市選挙管理委員会では、立候補者が確定する告示日4月1日の翌日である2日からの発送業務が行われるよう郵政事業会社に委託していました。しかし、届かないとのお問合せに対しては、大量の発送のため発送完了までに数日間を要するとの郵政事業会社からの連絡を受けていましたので、もう少し待っていただくようお願いするとともに、何らかの郵便事故もありますので、もし、届かない場合は、選挙権は選挙人名簿に搭載されていれば、投票所入場券がなくても投票は可能である旨をご案内させていただいたとのことでした。
 選挙では、本来、投票所入場券をもって投票に行っていただくこととなっていますので、今回の出来事にご不信感をもたれることはもっともであり、市選挙管理委員会事務局の説明が不十分であったと考えます。
 ただし、制度上は、投票所入場券は、投票所をご案内するとともに、ご持参いただくことにより、本人の確認、投票権有無の確認などに要する事務を簡素化し、円滑に投票いただけるためのものであり、権利の発生や証明の通知ではありません。当然正確さを期さねばなりませんが、限られた期間に大量の通知を普通郵便に委ねているため、稀には今回のような事案が生じています。
 今後は、正確さを確保する一層の努力と明確で丁寧なご説明ができるよう改善を徹底してまいりますので、投票へのご参画をお願いします。

2011年4月受付/担当課:総務課

新しいごみ袋について

Q 指定ごみ袋の形が変わったようですが、使いにくくて困ります。元の形のゴミ袋に戻してください。 私の周り方々も非難ごうごうです。
 そもそもなぜ形を変える必要があったのか、突然の変更も納得いきません。
 過去の市長への手紙(下記リンクをご覧ください)によれば、
「新しい燃えるごみ袋につきましては、ごみ袋の厚みを変えずにごみ袋の材質を変更することで、現在よりも破れにくくなります。」とのことですが、かえって破れやすくなったとしか思えません。
 不良品ではないですか。リコールを強く要望します。 

市長へのご意見・ご提案(平成22年9月)

A 市長へのメールにより、市指定ごみ袋について、ご意見をいただきありがとうございます。
 ごみ袋の形状と容量につきましては、昨年10月1日の料金改定に合わせまして、現在のごみの排出量及び利用者の利便性などを考慮し、変更をさせていただきました。
 特に大きな変更を行った可燃ごみ袋(大)の場合は、従来の35リットルの容量を、過去4年間のごみの排出量の統計データをもとに、標準的な4人家族のごみの排出量を算定し、42リットルへと変更しましたが、形状も、県内の他自治体での実績をも参考として、ごみ出しの際のごみ袋のひきずり防止と、ごみの投入をし易くすることを目的に、従来の縦長タイプから横幅を広げたタイプへと併せて変更しました。
 しかしながら形状について、今までの形の方が使い勝手が良かったなどのご意見もいただいておりますので、環境関連の会議や各種団体など様々な場を通じて意見聴取を行った上で、現在の形状の在庫がなくなる時期までに、形状の検討を行います。
 なお、可燃ごみ袋(小)につきましては、容量が26リットルと可燃ごみ袋(大)に比べて少量であることから、従来どおり比較的縦長タイプとなっています。
 次に可燃のごみ袋の強度につきましては、新しい袋では材質を変更し、従来より破れにくくしました。ただ、ごみ袋の厚みの設定につきましては、ごみの排出時に使用していただく際には一定の強度が必要であり、焼却施設内でごみを撹拌する際には袋を破袋しごみを拡散することで、安定燃焼を行えることに適した厚みとする必要があることから、引っ張りには強く、引き裂きには弱い性質となっております。
 従いまして、鋭利なものが当たったりしますと破れることがございますので、ご理解をお願いいたします。

2011年4月受付/担当課:環境課

野洲駅前民有地買い取りの際の鑑定について

Q 4月14日朝刊のアサヒビール所有地についての新聞記事を読みました。
 「第三者の鑑定士による鑑定」と記事にありましたが、これは、アサヒビールが依頼した鑑定士のことでしょうか?
 もしそうなら、アサヒビール側の意見をもりこんだ鑑定結果になりませんか?市側も鑑定を依頼するなどしてアサヒビール側にかたよらない鑑定結果をだすべきだと思います。
 できるだけ購入価格を下げて市の負担を軽減して下さい。

A 市長への手紙により駅前土地の買い取りに係るご意見をいただきありがとうございます。
 アサヒビール所有地の買い取りの可否については、ご承知のとおり公開の会議により検討を進めています。この土地を市が買い取ることとなった場合の土地価格の鑑定は、第三者の鑑定士により鑑定することで、アサヒビール、野洲市の両者が合意しています。このため、双方に利害関係のない第三者機関になり、公正性、公平性、透明性において双方が合意した鑑定事務所(鑑定士)に連名で鑑定を依頼することとなります。また、不動産鑑定報酬料についても双方に利害が及ばないよう、それぞれ2分の1を負担することとしています。
 したがいまして、ご心配いただいているような鑑定結果にはなりませんのでご安心下さい。

2011年4月受付/担当課:企画調整課

保育所の待機について

Q 今年3月に出産し、2児の母となりました。上の子は3歳で遊びたい盛り、しかし下の子が小さいため1時間以上の外出は困難です。買い物に行くにも抱っこと、手つなぎで大変。祖父母と離れており頼ることはできません。野洲市のホームページには「出産3ヶ月前から出産後6ヶ月まで保育いたします」という文があり、野洲で安心して子育てができると思ったのに、5月・6月と「保留」の通知が来ました。親も、子もストレスが溜まってお互い怒ったり、泣いたりの毎日です。いったい待機児童数はどれくらいいるのでしょうか?いつになったら入所できるのでしょうか?核家族や働く母親も増えてきています、保育園を増やす事はできないのでしょうか?

A メールによりご意見をいただきましてありがとうございます。
 今回、入所の申込をしていただいたところ、入所を保留させていただく結果となってしまい申し訳ありません。
 野洲市の公立保育園では、年度途中で保育士を採用するなどして、年度途中の入所児童の受入に努めています。また、3歳以上児童への対応とはなりますが、幼稚園で預かり保育を実施して保育ニーズに対応しています。
 しかしながら、保育所入所希望をされる方は、少人数での対応が必要となる0〜2歳を中心に増加しており、10月の集中受付期間にお申し込みいただいた方でも、今後就労予定等の場合は入所が困難な状況となっています。2011年4月1日現在の保育所での待機児童数は低年齢児を中心に30名、保育園を指定希望されている待機者数を含めると約40名となっており、入所いただく時期も定まらない状況となっています。
 このため、市においては、遅れている公立保育園の耐震対策および待機児童対策と併せて幼保一元化を図り、低年齢児を中心とした保育需要にも対応できるよう、年次的に施設整備を進め平成27年度(2015年度)までに待機児童問題の解消を図る計画に取り組んでいます。
 つきましては、市内の認可保育所の3カ園(きたの保育園・しみんふくし保育の家・野洲優愛保育園モンチ)で一時保育(家庭で子どもの保育ができない場合の支援)・特定保育(就労形態に対応し通常より短い時間での保育)のサービスを提供しておりますので、そのご利用等もお考えいただきながら、お待ちいただきますようお願いします。

2011年4月受付/担当課:子ども家庭課

野洲駅前民有地の活用について

Q 一部の市民しか利用しない公共施設をこれ以上作ることに大反対です。
 誘致した企業に補助金も払えないのに、駅前の土地を買い取ってまた箱モノを建てるのですか?
 民間に売却すると急激な人口増加で学校を建てないといけない?
 とても理解できない想定です。
 同じような家族ばかりが引っ越してくる訳じゃないし、子供が小学生であるとも限りません。
 企業誘致もうまくいかないのだから法人税に頼るのはやめてもっと人口を増やすべきです。
 本当は野洲に住みたいけれど物件がないために守山などに流れている人がかなりいるはずです。
 今住んでいる人が野洲から出ていかないようにするという意見もあるようですが、今のままでは若い人は確実に野洲から出ていくと思います。
 周辺の守山、栗東、草津の人口は順調に伸びているのに野洲の人口が増えないのは出ていかれてるからでしょう。
 人の集まらないところは便利にもならないし、賑やかにもなりません。
 通勤にも日常のお買い物も野洲はまだまだ不便です。
 大半の市民は電車や車で野洲市外へ通勤していると思います。人が増えることで電車の本数が増えたり新しい道路ができたり少しずつ便利になっていくものだと思っています。
 しかし、公共の施設を造ってもそれを利用するのは日中時間の空いている人たちだけです。日中仕事をしているものがそういう施設を利用する事ってそうそうありません。一部の市民にとっては嬉しいことかもしれませんが、町が買い取るのであれば全ての市民にとって利益がある・役に立つ事業を行うべきです。
 昔、野洲はスーパーが出店するのも地元商店街の反対で上手くいかないというような話を聞いたことがあります。
 今は無くなりましたが、近江八幡にあったダイエーはもともと野洲に出店を予定していたとも聞いたことがあります。
 役所で働いている人の意見は市民の意見ではありません。オブザーバーの意見も市民の意見ではありません。
 シニア世代の方だけが市民ではありません。野洲に住居を持つ人すべてが市民です。全ての人が将来的に快適に生活できる便利さを感じられるようにしていただきたいし、帰り道に「相変わらず街灯まで節約か???」と思いながら帰らなくても済むようになればいいなと願います。

A メールにてご意見をいただきありがとうございます。
 はじめに「誘致した企業に補助金も払えない」とご指摘の補助金は、工業振興助成金のことと思いますが、これは工業の振興と雇用の創出を目的に平成17年度から19年度までの3年間で助成制度を設け、約15億円の助成措置を決定したものです。現在、このうち約6億円が未交付となっていますが、制度の検証をしつつ助成金の交付完了が早期に実現できるよう検討しています。
 アサヒビール株式会社所有地の買取の件ですが、これまでに公開の会議等で、野洲駅前に何が必要かを市民の皆さんからも意見を出していただきながら検討し、老朽化した文化ホールを建て替え、ホールを核にして野洲学区のコミセンなど市民活動の拠点を設ける提案に多くの賛同をいただいています。
 買い取るとした場合、具体的な機能は市民の皆さんと検討することになりますが、市民の利益につなげることを目的として検討しています。
 一方、買い取らない場合は、野洲駅前ではマンション開発が最も可能性が高いと考えられます。 マンション開発を否定するものではありませんが、今回検討している駅周辺で急激な人口の増加を想定した場合、現在限界にきている野洲小学校の対応等、受入体制整備と財政負担も必要だということを説明させていただきました。
 住宅の供給については、北野学区の竹生地先に約350戸の宅地開発や市三宅地先の区画整理により、宅地開発が段階的に進められる見込みです。また、来年早期をめどに新たな市街化区域約18ヘクタールの設定も進めており、商業施設や住宅などの開発も期待できるものと考えています。

2011年4月受付/担当課:企画調整課

道路の修繕について

Q 前略
いつも忙しい中、こんな事お願いしてすみません。
実は道路についてお願いしたいのですが
子どもが何回も自転車でこけたりしていると聞いていましたが、
私も自転車でこけて怪我をしましたので、一度検討してみて下さい。
二ヶ所なんですがすみません。 

(写真)市道部

イ 市道で、野洲図書館から琵琶湖側に向う歩道部分

(写真)県道部

ロ 県道大津能登川長浜線の歩道「中の池川」橋の歩道部分

(写真)市道部(仮復旧後)

A 手紙によりご指摘をいただきありがとうございます。早速、現状を確認いたしました。
 イの部分につきましては、歩道と車道との間に段差があることを確認しましたので、早速、応急的に簡易舗装材で段差を解消させていただきました。当該歩道は、ご指摘箇所に隣接する敷地で本年度より湖南広域消防局東消防署の移転と市防災センターの整備を計画しており、この事業の中で、平成24年度に抜本的な改善を図る計画です。
 次に、ロの部分につきましては、県道大津能登川長浜線の中の池川に架かる橋梁部分の歩道で、段差がきつく、以前より地元自治会からも要望いただいていることから、道路管理者である滋賀県に要望しておりますが、「橋梁と一体の構造になっているため、修繕については不可能である。」との回答であり、現時点では対応策がなく、自治会にはその旨お伝えしているところです。しかし、通行者の安全・安心の観点から何らかの対応を検討いただくよう、引続き要望してまいりますのでご理解願います。
 

2011年4月受付/担当課:道路河川課(国県事業対策室)

現在の教育について

Q いつも感謝しております。自立・自由という美しい言葉の教育で、親の社会経験で得た教訓を学ばず、若い友達同士で人生の方向を決め、走る。そこに世の中の厚い現実に阻まれ、挫折が始まり落ちていく。 (中略)
 その根本の教育のあり方を考え、変えていかなければ、様々な不幸の解決の糸口が見つからない。
 親(野洲市)の懐具合も考えず、駄々っ子のように、その権利だけを主張する。考えものです。
 市民なら、タダの労働で助け合って、些細な出費は、自腹を切って、本当に生ききれない人を支えていき、全体の税金を軽くしていく努力をしていくべきだと思います。高いサービスには高い税金、低いサービスには低い税金は当たり前のことで、市長様や市職員様の苦労がよくわかります。

A 市長への手紙によりご意見をいただきありがとうございます。
 自立、自由は重要なものですが、ご意見の趣旨にありますように、それには前提があります。平等や友愛、連帯などといった自分以外の他者の存在を前提にする考え方とあわせて用いられてはじめて意味を成すものであると考えます。私たちは、家族をはじめ様々な年齢、考え方などの人たちによって形作られている社会のなかで、何らかの形で相互に支えあって、はじめて、安心して暮らすことができます。
 また、負担と受益につきましては、教育や保健・福祉、消防、上下水道、道路、河川管理、ごみ処理等々の公共サービスは、国からの補助金なども含め、基本的には、市民の皆さんの税金でまかなわれています。総体的に見れば出し合った分しか使えません。したがいまして、ご意見のように、限られた財源をもって公正、公平、効果的、そして透明性を保って市民共通の必要性に応えていくとともに、相互扶助の考え方に基づき社会的な弱者を支援していくことが、まちづくり・公共サービスの役割であると考えています。

2011年4月受付/担当課:広報秘書課

コミセン職員の喫煙について

Q 先日、コミセンを訪れた際、職員が外で喫煙をしていました。帰る際にも喫煙していました。開館と同時に喫煙されている姿も見ています。私以外の人も同じ姿を何度も見ています。
 朝一番から喫煙、一日中タバコばかり吸って仕事が無いなら、無用な人員は削減願いたい。私たちの血税が公共施設の玄関で垂れ流しにされていることに我慢なりません。
 

A 市長へのメールによりご指摘をいただきありがとうございます。
 当該コミセン職員の勤務時間中の喫煙について実態を確認したうえで、休憩時間等を除いて喫煙を行わないように指導いたしました。
 また、コミセンの管理運営は、地域の特色を生かし、地域の皆様に親しまれるセンターにするため、各学区の自治連合会に委託しています。このことから、当該学区の自治連合会長にもこの旨を申し伝えました。
 なお、自治連合会ではコミセンの管理運営のために、基本的に常時2名の職員を配置しており、決して多い人数ではないと考えています。
 今後とも、市民活動・交流の場として気持ちよくご利用いただけますよう努めてまいります。

2011年4月受付/担当課:協働推進課

総合体育館駐車場でのスケートボード禁止について

Q お願いがあり、メールさせていただきます。
 以前野洲総合体育館にてスケートボードをさせていただいていた者です。
 先日久しぶりに行ったところスケートボードは全面禁止と言われてしまいました。
 以前も駐車場は禁止と聞いていましたが、体育館側の一部のスペースでなんとか許可してもらっていました。
 なぜ禁止になったかと聞くと、駐車場車道側のバンク(坂)でサーフィンの練習をしている人たちがいてそれが危ないと言われていたそうです。
 それで苦情が来て、全面禁止になったようなことを聞きました。
 一般の人から見れば、同じスケートボードをしている人と見られるでしょうが、僕達は「スケートボーダー」で、かれらは「スケートボードで練習しているサーファー」で本質は全然違います。
 僕達は車が危ないことはわかっているので、そのような場所ではしないようにしてました。
 それなのにひとくくりで全面禁止とされてしまいました。
 現状滋賀県には、スケートボードをする場所が本当にありません。(マイアミ浜も僕らが求めている場所とは違います。)
 何とか、以前のように野洲総合体育館内でスケートボードをできるように考えていただきたいです。(マイアミ浜ではなく)
 どうかお願いします。
 

A 市長へのメールによりご意見をいただきありがとうございます。
 現状および経過について、野洲市総合体育館を管理運営している野洲市文化スポーツ振興事業団に確認を行いました。駐車場を含め体育館敷地内でスケートボードを行うことは、過去に駐車場利用者から苦情が寄せられたことや、練習に使用する資材等を放置されていたことなどもあって、敷地内は全面的に禁止としており、ご意見のように一部のスペースで許可していた事実もないとのことです。
 なお、ご要望を踏まえ、スケートボードを楽しんでいただく、空きスペース等を敷地内で検討してもらいましたが、残念ながら適したスペースはないとのことでした。今後のまちづくりの提案の一つとさせていただきたいと考えています。

2011年4月受付/担当課:生涯学習スポーツ課

お問い合わせ
政策調整部 広報秘書課
〒520-2395 滋賀県野洲市小篠原2100番地1 本館2階
電話番号 077-587-6036
ファクス 077-586-2200
メールフォームによるお問い合わせ