市長へのご意見・ご提案(平成22年9月)

 ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つ広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと市長および担当課がすべて目を通し、回答をしています。
 掲載内容は、広報秘書課で一部要約(不掲載もあり)しています。 

(イラスト)市長

ごみ袋の値上げについて

Q ごみの袋が値上がりするのはなぜですか?他の市ではもっと低価格で枚数も多く、無料の市もありますよね。野洲は、高い袋でだんだん薄くなってきていますよね。中身を見えるようにしているらしいですが、すぐに破れるのが気に入らない。
 市民にこんな形で負担をかけるのはおかしい。
 もっと不満はあるが、とりあえずごみの袋の価格は考えていただきたい。

A 市長への手紙をいただきありがとうございます。
 さて、2010年10月1日から指定ごみ袋などの手数料を、ごみ処理経費に係る負担率を適正化し、負担の公平性を確保することなどから、値上げすることとなりました。
 市のごみ収集・運搬・処理にかかる年間経費は、8億円を超えていますが、ごみ袋などの手数料でいただいている総額は約1億円で、その割合は13.1%となっています。可燃ごみなどは1982年から有料化しましたが、当時全体の負担率は20%を想定していました。しかし、現在では13.1%となっており、家庭系収集ごみに限ってみれば、8.9%にまで落ちています。今回の改正は家庭系収集ごみの負担率を13.9%に引き上げ、事業系の直搬ごみ手数料等の上げ幅を少し大きくすることによって、全体で負担率を18.5%まで是正し、負担を適正化させようとするものです。
 近隣市の動向につきまして、守山市では昨年度、栗東市では本年4月に大幅な改正がおこなわれています。また、無料となっている草津市や近江八幡市でも、有料化の検討が進められているところです。なお、ごみ手数料が無料であっても、実際には野洲市と同じように大きな経費がかかっており、それには市民の方々からいただく税金が使われています。このため、一部に受益者負担を入れた有料化の方が公平ではないかと考えています。
 次に、ごみ袋がすぐ破れるとのことですが、野洲クリーンセンターにおいてごみを安定して焼却するためには、ごみを撹拌する際にごみ袋を破砕しごみを拡散する必要があります。このため、ごみ袋に破砕のしやすさ(破れやすさ)が求められます。一方、ごみの排出の際には、ごみ袋に一定の強度が求められることから、これら条件を勘案して現在の燃えるごみ袋の厚さに至っています。
 しかしながら、燃えるごみ袋が破れやすいとのご意見を多く賜っており、10月1日からの新しい燃えるごみ袋につきましては、ごみ袋の厚みを変えずにごみ袋の材質を変更することで、現在よりも破れにくくなります。 

2010年9月受付/担当課:環境課

日本脳炎予防接種について

Q 以前日本脳炎が中止になった子供たちが現在7才半を超えており、再開されたものの自己負担で受けなくてはならない現状を救済していただけませんでしょうか。追加接種をした後で、突然自費負担と言われ、7500円支払いました。公費で受けられる間に予防接種を受ける予定にしていたのに国の方針で受けられなくなり、受けられるようになって受けることを推奨しているにもかかわらず自費負担とはおかしくありませんか?突然中止になって接種が宙ぶらりんになってしまって仕方なく自己負担になってしまった多くのこの年齢の子供たちの保護者は納得していないはずです。納得の行く説明や回答を他の方のメールでも得られませんでした。領収証も保管しているのでいつになっても構いません。対象時の予防接種代を公費負担としてください。国の回答を待つのではなく野洲市でおかしいことは是正して早急に変更していくべきです。

A 「市長へのメール」によりご意見をいただきありがとうございます。
 日本脳炎予防接種につきましては、ワクチンに健康被害の因果関係が認められたことから、国の勧奨中止により、2005年5月から市においても積極的勧奨は差し控えておりましたが、その後、新たなワクチンが承認され、2009年6月より再開いたしました。
 しかしながら、新たなワクチンの2期の安全性が確認できていないことや、1期の供給量が懸念されることなどから、積極的な接種勧奨は国の指導により行えず、接種いただいた方には『対象年齢を超える接種は任意接種となること』、また、『接種勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方の対応は国で検討中であること』をお知らせしてきたところです。
 なお、この8月27日に国の方針が出されました。その内容は、接種勧奨の差し控えにより接種の機会を逃された方は、2期の対象年齢(9歳以上13歳未満)に、受けもれた1期の必要回数を定期予防接種として対応するというものです。
 これによりご指摘いただいております「自己負担で受けなくてはならない現状」については改善されました。ただ、既に任意接種された方への対応について、市では、安全性の確保等の観点から、予防接種法による定期接種のみ公費負担としていますので、対象となりません。ご理解いただきますようお願いします。

2010年9月受付/担当課:健康推進課

男女共同参画について

Q 【9月の広報】「男女平等意識の促進を!」に関して、私は全く反対ですね。
「男女平等」は野洲市役所の職場の方々だけで勝手にやっていただければと思います。地域・職場への展開は不要です。
(理由)

  • 男女平等という言葉ほど、女性にとって残酷な言葉はないと思います。
    楽なこと、楽しいことだけが平等ではありません。
    イヤなこと、辛いこと、きついことも全て平等です。
    重い責任もすべて平等です。
    女性にその覚悟がおありなら、「男女平等」は大いに結構です。
    私も大いに賛同します。
  • 男性と女性は身体の作りも違います。基本的に違っています。
    「男女平等」を高らかにうたっていること自体、おかしな話です。
    安易なお考えで「男女平等」をうたわないでいただきたいと思います。
    「男女平等」で損をするのは、明らかに女性のほうだと思いますが、いかがなものでしょうか?  

A 「市長への手紙」によりご意見をいただきありがとうございます。
 国が定める「男女共同参画社会基本法」の中では、男女の人権の尊重がうたわれ、男女の権利に差は無いとされており、また、男女共同参画社会の形成は、国際的協調の下、国、県、市、国民の責務とされています。
 しかし、未だに不合理な差別は存在しており、男女平等の実現に向けた施策の推進は、職場や地域、家庭において、取組むべき緊要な課題となっております。
 このため、男女が、お互いの人権を大切に考えられる社会になるよう、今後も理解の促進と差別の解決に取組んでまいります。ご理解とご協力をお願いします。  

2010年9月受付/担当課:人権施策推進課

小学校へのエアコン設置について

Q 北野小学校にはエアコンが設置され使用されているとききました。祇王小学校にはエアコン設備はありません。同じ野洲市民できちんと税金も払っているのにこのような差があることは納得できません。どうゆう理由で北野小学校には設置されているのでしょうか?設置費用は市の負担ですか?体育をするときに体育館にもエアコンをつけているのですか?設置外気が汚くて窓を開けることが困難な地域の公立学校の場合、外気が汚染されていることが理由なら外と同じ気温に設定すべきですよね?
 そうされているのでしょうか?今年のような猛暑の場合子供や先生方の健康面が心配されますし1つの小学校で設置されているのなら全部の小中学校に設置すべきです。市役所や市の公共機関がとても涼しく冷房されている現状をみればそろそろ、公立の学校のエアコン設置も本気で考えなければならないと思います。気温の上昇に伴い夏休みを延長するなどの対策も考えてください。同じ税金をきちんと支払っているものとして納得のいく回答をお願いします。  

A 「市長へのメール」によりご意見をいただきありがとうございます。
 市立小学校のエアコン設置につきまして、北野小学校と祇王小学校については、現在、両校とも普通教室および体育館は全て設置されていませんが、保健室、図書室、パソコン教室および特別支援教室のうち、特に体温調節機能に支援を要する児童が在籍する教室等には設置しています。また各小学校のエアコン設置費用は市の学校施設整備費で設置しています。
 ご提案いただきました「夏休みの期間の延長」につきましては、年間の授業時数を確保しなければならないこともありますので、現在は実施できませんが、今年は9月に入っても猛暑が続いており、今後の気象状況によっては、夏休みも含む年間の季節休の期間設定の工夫も有効であると考えています。
 また、今年のように猛暑が長引きますと、学校の授業に影響が出ることも懸念されることから、市内小中学校および保育園のエアコンの増設の必要性について検討しております。今後、必要となる経費や気候変動の状況を見定めた上で、総合的に判断し方針を決定する予定です。  

2010年9月受付/担当課:教育総務課施設整備室

まちづくりの提言

Q 私は野洲に60年住んでおります。この間ずっと町の様子を見てきました。野洲は、草津、守山そして近江八幡の中間にあって、JRの新快速電車が停まり、京都へは30分、大阪にも50分程度で行ける便利な場所に位置しています。土地も広く開発、発展という面では、未来のある町と思っていました。しかし、野洲は50年大きく変わっていません。田園風景です。
 先日行われた市議会議員選挙を見てましても、各候補のPRの文言は、国民にうける福祉、教育等々立派なことを述べていますが、具体的にどうやって解決するのかは言っておられません。それでは、私の考えはどうかといいますと、すべての原点は「経済」にあると考えています。野洲の経済、つまり、魅力ある町とはどういう町にすることでしょうか。人口のない町に発展はありません。草津、守山、近江八幡のような立派な町にするには、野洲市は、県内外から人が集まるように手助けしなければなりません。一番大事な施策は、市街化調整区域の撤廃です。そうすれば住宅は増え、商業施設は増えます。当然野洲市の税収は増え、立派な橋や道路が出来ます。学校、病院も出来ます。経済を優先せずに他の事を先にすることは発想の逆です。
 一つ例をあげますと、守山、野洲、近江八幡に至るバイパス道路がありますが、江部入口の松永石油のスタンドから小南に至る地域にはコンビニ、スーパー等何一つありません。市街化調整区域だからです。住宅地も商業地も入り込めないのです。50年も昔に整備し市街化調整区域にしたのかと思いますが、一日も早く規制を改め自由に進出できるよう市は後押しすべきです。中主の農業地域、野洲の商業地域とバランスがとれて、野洲市は、今後ますます発展していくものと信じております。
 熟考の程よろしくお願いします。

A 市長へのお手紙で、市の発展についてのご提案をいただきありがとうございます。
 ご提案のとおり、まちの持続的な発展のためには、人口や経済は大変重要です。あわせて、自然環境、文化や教育、そして福祉などの社会保障が整って、市民が安心して暮らしていただけるものと考えています。人口や経済を含め、まちづくりの基本は土地利用計画と道路、河川、上下水道、鉄道、公園などの基盤整備が要であると考えています。
 ご指摘のとおり野洲市においては、これまで土地利用計画とその実現においては、弱かったと思います。市街化区域の面積も湖南の他の市に比べて半分程度にとどまっています。現行では、法制度上、開発可能な土地は無い状況です。都市計画法に基づく、市の「都市計画マスタープラン」で予定されている地域の市街化区域の変更も長年実現できていません。
 従いまして、現在、先ず、「都市計画マスタープラン」で課題とされている区域について、可能なものから市街化区域へ編入する取り組みを積極的に進めています。
 ただし、この分野の計画決定権は市にはなく、県においても都市計画法や農地関連法規の制約があること、特に農地関連法規に関しては、今年になって食料自給率目標が50%と大幅に引き上げられたため、逆に門戸が狭くなるという矛盾した状況になっています。 また、これらの課題とは別に、農地を開発するためには、雨水排水対策が不可欠ですが、この面でもこれまでは対策が不十分であったため、計画策定を急いでいます。
 土地利用計画を明確にし、農林水産業の振興、環境保全、市街地の拡大による町の賑わいと安全・安心が兼ね備わったまちづくりを進めていきます。

2010年9月受付/担当課:都市計画課

ごみ袋の変更について

Q ゴミ処理費用が足りないからゴミ袋の値段を高くするということには仕方がないですが納得しています。今までもこれからもきちんと分別してゴミ袋を購入してゴミだしをしてきた私たちは値段が上がっても仕方なくその決定に従うしかありません。
 ただ、ゴミ袋を変えてしまう必要性はどこにあるのですか?買いだめを防止するためですか?ゴミ袋を製造販売している業者は公務員ですか?一般企業ですか?製造販売しているところすべてを公開してください。ゴミ袋を変えてしまうことで、その業者とゴミ処理関係の公務員との癒着を疑わずにはいられません。4月頃から各所でゴミ袋の値段が改正になるといううわさが出回り買いだめされた方も多いとききます。その情報は市役所の公務員がうっかり流したものであることは用意に想像されます。それで、市民が買いだめし始めたからゴミ袋自体を変えてしまうなんて横暴すぎます。
 必ず新しいゴミ袋を製造販売している会社をすべて公開してください。万が一公開できないのであればその理由を広と市の発行物に大きく掲載してください。  

A 「市長へのメール」により市指定のごみ袋の変更についてのご意見をいただきありがとうございます。
 ごみ手数料の改正には、ご理解いただきありがとうございます。
 今回の改正にありましては、手数料の改正と合わせてごみ袋大きさや回収頻度なども含めて、市民公募の委員を含む公開の検討委員会でご議論いただきました。
 ごみ袋の大きさは、家族構成などによって使い勝手は異なるとは思いますが、この検討の結果、ごみの排出状況に応じたごみ袋の容量となるよう改善したものです。手数料や袋の大きさ等を含む改正案成案ついては、あらかじめ市の広報紙でお知らせするとともに、本年2月にはパブリックコメント(意見公募手続き)で市民からのご意見も伺っています。その中で、袋の大きさでは、可燃ごみ用にもう1種小さいものをとのご意見がありましたが、種類が増えるため、残念ながら採用させていただきませんでした。従いまして、買い溜め防止であるとかごみ袋製造販売業者の利益のために変更したものではありません。旧袋の試用期間を変更後1年半としたのもこのような一連の検討の上です。
 また、ごみ手数料の改正の情報につきましては、ご指摘のように「うっかり流した」ということではありません。先に申し上げましたとおり、できる限りの情報を可能な手段で市民の皆さまに提供し、開かれた中で今回の改正をすすめるため、パブリックコメントの実施をはじめとして、市の広報紙やホームページを通じてお知らせしてきました。また、当然議会でも審議いただいており、様々な場で情報は公開されています。
 最後に、ごみ袋の納入業者については、市に対し物品納入の指名願いを提出している業者により入札を行い、その入札結果を受け決定しています。落札者名(製造会社名)は、ごみ袋を包む外袋右下に記載しております。なお、直近の旧袋の落札者名は可燃(大)、可燃(小)、不燃はオルディ株式会社、プラ(大)、プラ(小)はおうみ冨士農業協同組合で、新袋の落札者名は可燃(大)、可燃(小)、不燃は�毎日新聞大阪センター、プラ(大)、プラ(小)は株式会社インテリムジャパンです。  

2010年9月受付/担当課:環境課

職員の長期療養休暇について

Q 公務員の職場では有給休暇が無くなると心身症や鬱病に成る労働者が多いのは何故かと言うと、怠けて仮病で休んでも給料とボーナス更には退職手当金外が完全に保証されている現状が有るからなのです!。
 信じられないかも知れませんが事実です。
 数年前に京都市役所でも5年間に5日しか出勤しなかった労働者がいた事がテレビや新聞等で話題に成りました。
 人事院様や民主様、都道府県知事・警察・学校、市区町村の長は怠けて虚偽の療養休暇を取得している職員達を窃盗や詐欺罪で警察や検察に告発するべきだ。
 同僚の夫婦共働き職員はズルヤスミして夫婦で交互に6年間も給料とボーナスを貰っていた。
 何処の職場でも組織的に不正にワザと療養休暇を取得し易い環境にしている様に感じられます。
 怠けて不正に療養休暇を取得してその間に受給した給料・ボーナス・諸手当は返還させるべきですし、犯罪として立件して行くべきだ。
 公務員の特性からか上記に書かれている事が一部の公務員により日常茶飯事的に行われています。
 本当に悪党公務員だが全国を見れば何万人かの公務員が欝や心身の療養休暇取得を行使しているのが新聞等で報道されています。
欝や心身の療養休暇期間を無給にすれば現在数万人もいる療養休暇制度を悪用して怠けてズル休みをする職員は殆どいなくなると推測されます。
追伸
何処の職場でも3年間は最悪だけど2年位のズル休みをして給料とボーナスを受給している職員は可也いると思われます。ワザと鬱に成り怠けていても誰も不正を暴こうとはしないからね、でも警察が動けばチンピラ公務員は激減しますよ。
これ断言できますよ!、何故って!自分も過去に上限の3年間ギリギリ給料とボーナス付きお休みを頂いた?・・・・・・・。

改善策の一例

  • 休んでいる理由や期間等を詳細に且つ定期的に情報公開する
    A本人に仕事をやる気があるかどうか聴取する
    B診断書を1週間毎の提出に義務化する
    C人事担当との1週間毎の面会を義務化する
    D診断書に誤記は無いか医師等に相談する
    E対象職員の素行調査を義務化する
    F怠け鬱虚偽のズル休みは認めさせない事の宣告をする
    G夫婦者はズル賢いので特に注意する・・・・・・・・・・・・・・・。

A 市長へのメールにより、ご提案をいただきありがとうございます。
ネット上の匿名掲示板でも、同様のご意見が掲げられているようですが、野洲市におきましては、療養休暇(病気休暇)を取得している職員に対しましては、本人との面談はもとより、産業医など医師による医学的見地からの診断に基づき対応しています。
改善策の一例としてご提案をいただいておりますが、既にホームページ上の【人事行政の運営等の状況の公表】で休職理由別に人数を公開しているほか、休職者の容態把握については、適時面談を行い療養状況を把握しています。  

2010年9月受付/担当課:総務課

野洲市の人権教育について

Q いつも行政のみなさまには多大なるご支援ご鞭撻を賜り心よりお礼申し上げます。
さて、野洲駅前南口ハートインの前にありますベンチで、ひとりで八幡に映画を見終えて白杖歩行で帰る途中、[盲導犬がひとりで待機できないことと私が指のけがのために訓練所に預けています]おかげさまですごく杖歩行がうまくなりました。
遠出の歩行はカークが便利ですが、ほとんど歩かない、駅構内とかスーパーの中は私は杖歩行で事足ります。
周りの住民は「盲導犬はどうしたの?」と心配して訪ねてくださる方がとても多いです。
手引きをしてくれたり、声をかけてくれたり、こちらが尋ねればたいがい答えて手伝ってくれる方が多くなりましたね。
でも、杖で歩いていると、本人は至って慎重に安全に歩いているはずなのに、みなさんが声をかけてくださり、手引きをたくさんしてくださいますよ。
盲導犬といる方が声をかけてもらうことが少ないかもしれませんね。
さて、野洲の循環バスに乗ろうといすに腰掛け待っていると、隣にいた年輩の女性、私と同じバスで通勤しているとのこと。
待合室の空き席を教えてくださって、そこまではよかったのですが、その後がいけません。
「あんたがちょくちょくバスに乗って出かけているの見るけど、障害者の人たちはバス代が無料やで、遊びにいくのによいなぁ。」
と言われたから、「今時ただなんかどこにもないよ。私たちもみなさんと同じように料金を払って乗っているんやで。それに仕事に行くときも乗るし、遊びばかりに乗っているんやないで。働けないから保証があるんやし、障害があるなしに関わらず、社会の支援はだれてもあるのと違うか?」
と怒ったら、「知らんかったさかいに」といわはったから、「しらんことは尋ねればよいことやし、障害者であろうとなかろうと仕事をして納税者になることが大事なんやで。」と腹が立っていわせてもらいました。
何が野洲の町も人権やねん。
何にも変わってへん。
「奥さんは市や社会福祉協議会で行っている人権学習に出たりしないの?」と尋ねたら「そんな出たことがない」とか言っていました。
現在野洲市内ではどのような人権学習を推進されていますか?
乱文誤字がありましたらお許しください。

A 貴重なご指摘をいただき、ありがとうございます。
本市では、野洲市まちづくり基本条例の中で「市民は、すべての活動において、相互に認め合い、思いやり、互いの人権を尊重します。」「市民は、いかなる事由による差別も受けず、人として尊重される権利を持ちます。」と規定し、人権尊重に根ざしたまちづくりをめざしています。
しかしながら、ご指摘のように、無理解からくる差別や偏見を持った市民がおられる現状があります。そうした場面に遭遇した際には、人と人のつながりを大切にしながら、その場で指摘しあえることが大切だと考えております。
今後、提起いただいた内容を生きた教材として学習に活用し、人権問題に関する理解を深めるとともに、共生へとつながるような情報発信を積極的に行い、お互いが受け入れることのできる人・まちづくりをめざしてまいります。

2010年9月受付/担当課:人権教育課

野洲高校の生徒の通学路について

Q 野洲高校生徒の通学路についてお尋ねします。
 野洲高校の通学路はどうなっているのでしょうか。野洲駅を降りてからあらゆる通路を通って通学されています。あらゆる通路とは住宅路地を通っていることです。駐車場を抜けて住宅路を通ります。ただ通るだけではなく、バイクは盗難に遭う、自転車は無くなる、ゴミは捨てていく、家庭菜園に悪さをするなど大変困っています。
 以前には直接電話をして困っていることを伝えたが全く対策が立てられていない。大声張り上げて通るなど大変迷惑いたしております。
 通学路として路地を通らないで大道を通るように指導して下さい。野洲駅降りたら真っ直ぐ行けばそのまま野洲高校に行けます。くねくねと路地を通らないで、また、事故を防げると思いますが、いずれにしても何か対策を立てていただきますようよろしくお願いします。
 休日にはサッカーに行かれる他の生徒も路地を通られますが、他の学校にも一つの通学路を決めて周知徹底していただきたいと思います。

A お手紙を拝見し、大変にお困りのこととお察しします。
 早速、市の教育委員会を通じて、野洲高校の校長および県教育委員会に、広い道を通学に使用することや、通学マナーの向上を申し入れました。
 この結果、生徒に対し指導を徹底するとの返答をいただいたところです。また、部活動のため同校を訪れる他校生徒についても、部活動の顧問を通じ指導するとの返答をいただきました。
 このことから、今後は改善が図られるものと考えております。ご理解いただきますようお願い申し上げます。

2010年9月受付/担当課:学校教育課

篠原小学校の改築について

Q 9月に入りましたがまだまだ猛暑が続きます。
 今年度篠原小学校の改築・改修工事が行われていますが、ひとつ質問があります。
 新しい校舎にはエアコンは取り付けられないのでしょうか?
 現在篠原小学校の校舎には、冷房がついています。線路が近いため、授業に支障が出るためと聞いています。
 今年は大変な猛暑で、夏休み明けから子供達も大変暑くてしんどい思いをしています。集中力に欠けますし、熱中症の危険も考えられます。災害も多くなってきています。避難場所として使用することも十分考えられます。
 これからの時代必要性も高くなってくると思うのですが、市の予算もあると思います。是非ご検討していただけます様、よろしくお願い致します。  

A 「市長へのメール」によりご意見をいただきありがとうございます。
 篠原小学校では、近接しているJRびわこ線および新幹線の列車の走行音の影響を受け、国の定める学校環境衛生基準における教室内の騒音レベルの基準値を超過しています。
 このことから、窓を開けた状態では授業に支障があるため、今年度から実施する校舎改築工事、耐震補強および大規模改修工事では、各教室にエアコンを設置する予定です。
 ただし、市立の全学校への対応については、別に今後の検討課題であると考えています。

2010年9月受付/担当課:教育総務課施設整備室

野洲図書館の職員について

Q 野洲図書館に素晴らしい職員がおられます。
 市立図書館にいつの頃からか雑誌「ビッグ・イシュー」が並べられています。市長もご承知のとおりこの雑誌はホームレスの人たちが街で直に販売しているもので原初はイギリスです。ホームレスの人たちの自立を支援しています。記事についても、社会のマイノリティーの人々に関心を持つよう配慮されています。
 この雑誌を司書のお一人が自費で購入して、展示に供しておられるようです。公私混同だなどと目くじらを立てるなかれ。世の中の弱い立場の人に関心と思いを寄せておられる故です。いい人がいるとうれしくなりました。ちなみに、県立図書館にも守山市図書館にもありません。  

A いつも、野洲図書館をご利用いただきありがとうございます。またこの度は、本市職員に対し過分なお褒めの言葉を賜り恐縮いたしますとともに、大変光栄に存じます。
 お手紙いただきましたとおり、この雑誌はホームレスの方々の自立支援という目的もあり、街頭販売方式で頒布されているものですが、もっと多くの市民の皆さまにも社会的弱者の人々への関心を広げていただこうと、図書館の一職員が個人負担で購入し展示しているものです。
 社会的に弱い立場の人々にきちんと目を向け、共生を考えるような真の人権意識が、野洲の街に芽吹き根付くことを願って、これからも、様々なメディアを紹介していく図書館でありたいと考えています。 

2010年9月受付/担当課:野洲図書館

ごみ袋の交換について

Q 現在使用中のごみ袋の交換について、気になる事があり、メールさせていただきます。
 使い切れない分の交換に持ち込まれたものは、廃棄処分との事ですが、とてももったいない気がします。ただ捨てるのではなく、何か利用法がないものでしょうか。
 燃えるごみ用なら、自治会の掃除とか、福祉関係のところで使ってもらうとか…。
 素人では、よく分かりませんが。
 燃えないごみ用なんかは、それほど使うものではないし、期限までに使い切れないことが多いかと思います。かなりの量がゴミになってしまうと思うと残念です。
 税金が無駄に使われているように感じてしまいました。

A 「市長へのメール」により市指定のごみ袋の変更に係るご提案をいただきありがとうございます。
 古いごみ袋につきましては、今後、約1年半(2012年3月末まで)の間は引続きご利用いただけます。まとめ買い等により期間内に使い切れないと見込まれる分については市で回収しておりますが、この回収した古い袋については、市が直接取り扱う不法投棄の処理用などとして利用し、最終的に残った場合には、プラスチック原料として再利用する予定ですので、廃棄処分は致しません。

2010年9月受付/担当課:環境課

野焼きについて

Q 畑や田で野焼きをされ、悪臭が洗濯物に着くおそれあり、部屋に入り不快感を感じます。対策はありませんか。環境課のメールアドレスは使えません。  

A 市長へのメールで、ご意見をいただきありがとうございます。
 廃棄物の野外焼却は法律で禁止されているものであり、そのような行為が行われていれば直ちに中止させますが、宗教行事(例:左義長)や農林水産業に伴う焼却(例:畑における農作くずの焼却、田のわら等の焼却、薫たん等)など一部の焼却行為は、法的には野外焼却とはみなされておらず、禁止されているものではありません。ご指摘いただいている畑や田での野外焼却はこれらに該当する可能性があります(ただし、畑や田で廃棄物を焼却すると野外焼却になり、法律違反であるので禁止です)。
 しかし、法的に禁止されていない焼却行為を行っている場合であっても煙や臭気が発生することには変わりはありませんので、このような場合では、焼却せずに済むものならやめてもらうこと、やむなく焼却するときでも、少量ずつ焼却し煙や煤の発生を極力抑制すること、風向きで煙が民家の方へいかないよう指導していますので、必要時は環境課まで連絡をお願いいたします。 

2010年9月受付/担当課:環境課

観光マップについて

Q お礼のメールです。
 先日、草津市の烏丸半島で開かれたロックフェスティバルに参加しました。
 滋賀県に行くのは初めてだったので、どこを観光していいか分からなかったのですが、会場でどうたくくんから「野洲観光マップ」をもらい、さっそくロックフェスティバルの後、野洲に行きました。
 レンタサイクルで市内を巡り、マップにあったお店でお昼をとり、たのしいひとときを過ごしました。
 会場は野洲出身のアーティストのファンが多いということを考慮し、そのアーティストにちなんだマップを配るということを実行されたこと、素晴らしいと思いました。
 HPを見ましたら、その時配布されていたマップのデータはアップされていないようです。
 HPでもダウンロードできるようにしていただければと思います。
 野洲の方は観光客には不慣れのように感じましたが、一所懸命対応いただきありがたかったです。

A 先日は、ようこそイナズマロックフェス、そして野洲市にお越しいただきありがとうございました。また、「野洲」散策マップのお褒めのメールを頂戴し重ねてお礼申し上げます。コンサート終了後は、野洲市内でこのマップを持って散策いただいている多くのファンを見受けることができました。観光物産協会のスタッフとともに大変喜んでおります。
 なお、野洲市観光物産協会のホームページでは、より情報量の多い同様の散策マップ等を掲載し、観光情報を提供しておりますので、イナズマロックフェスのために作成した散策マップについては考えていません。ご理解をお願いします。

野洲市観光物産協会のホームページ

2010年9月受付/担当課:商工観光課

職員の対応について

Q 9月17日に、こども手当ての現況届が未提出という文書が届きました。
 6月の時点で提出したはずなので、問い合わせようとしましたが、見たのが金曜日の夜なのですでに窓口は閉まっているので諦めました。
 連休なのでどうする事も出来ず、連休明けにすぐ連絡し確認しましたが、やはり未提出という返事。家中探しましたが見つかりませんでした。おそらく市の紛失だろうという事で至急書類を郵送してくださるという話で解決したはずでした。
 しかし、金曜日になっても届きません。というか、現在も届いてないのですが…仕方がないので、その日の予定を潰して直接市役所へ行きました。
 そこでの職員の対応は誠実でありませんでした。一言も謝罪はありませんでした。『どうもすいません』と軽く言われただけ。大事な書類を失くして、更に謝って、すぐに送ると言った書類も届いてない。なのに、何故謝罪が無いのか?不思議です。
 私の被害妄想ですが、『こまったクレーマーがきた』と思われている印象さえうけました。そういう目で見られているような…
 仕事うんぬんより、人間として、謝らなければならない時は誠意を持って謝罪するのは基本だと思います。人間としての教育をして、同じような対応を他てもしないようにして下さい。社会人としてというより人間として、当たり前だと思います。
 また、期日が27日とありましたが…未提出の文書が届いたのが17日。シルバーウィークの前日です。市役所が空いてるのは、21日22日24日27日しかありませんでした。どうしてもう少し早くできなかったのか?あまりに無茶苦茶なので、失望感でいっぱいです。

A 市長への手紙ありがとうございます。
 お手紙いただいた内容について担当者に確認をいたしましたところ、現況届の有無については、届出時に受領書の交付などを行い、可能なかぎり行き違いが発生しないよう事務を行っているとのことでありました。
 しかしながら、ご指摘いただいた提出期限やご連絡をいただいた後の処理あるいは窓口にお越しいただいた際の応対など、改める点がいくつかあると考えています。
 このため担当者には、期限がある通知などはスケジュールなどを含め、受け取る側の状況に配慮した発送を行うとともに、送付時の行き違いを防止するための事務改善を指導したところです。また応対については、相談内容を的確に受け止め、十分な心配りと丁寧な応対を心がけるよう併せて指導を行いました。
 今後においては、こうした事務改善と併せて市民の皆様に信頼いただける応対に努めて参ります。 

2010年9月受付/担当課:総務課

野洲の発展についての提言

Q 【道路網の整備について】
 道路の新設には多くの費用がかかることは承知していますが、その経済効果は抜群です。道路の整備は、建設会社はもちろん、その周辺の商店を潤し、道路を中心としてどんどん町が活性化されていきます。大型量販店や飲食店などの進出も期待され、野洲市でどんどんお金が使われます。もちろん働くもの所得も上がります。経済はお金を遣うことに意義があるのです。
 野洲市は草津、守山、近江八幡などの周辺の市と比べて市の発展の速度が圧倒的に鈍いと思っています。市長は国道8号線の野洲川付近や野洲駅北口から守山に通じる近江富士大橋の渋滞をご存知ですか。慢性的な渋滞の経済的損失は野洲市の経済にとってもマイナスです。その意味でも道路網の整備は急がれます。
 【市街化調整区域の撤廃について】
 数十年前に設定された市街化調整区域の存在は現在の経済状況にはそぐわないものになってきています。竜王町のアウトレットモールには他県から多くの人が押し寄せてきています。野洲市は美田が広がり美しい景観をなしていますが、農作業に従事している人口は減少しています。土地の使い方を再考すべきです。市街化調整区域が撤廃されれば、住宅が増え人口が増加します。商店や工場の進出も然りです。野洲市全体が活性化されます。
 市長をはじめ市会議員の方々は上記の事柄と経済の関係について考えていられるのでしょうか。財政の貧窮は節約だけでは解決されません。もっと積極的な施策を打つべきときです。織田信長は楽市楽座を設け、今の高速道路のような道を作ったことで有名です。
 経済の発展なくして野洲市の発展はありません。環境、教育、高齢者問題と市の課題は山積していますが、私たち市民が安心して、そして豊かに暮らしていける野洲市の再生のためにも経済発展の施策に本気で取組んで欲しいと期待しています。

A 市長へのお手紙で、市の発展についてご提言をいただきありがとうございます。
 まず、道路網の整備につきまして、ご指摘の通りであると思っています。国道8号や県道大津能登川長浜線の慢性的な渋滞には心を痛めています。特に国道8号の渋滞は市内の生活道路にまで、悪影響を与えているだけでなく、経済的発展の妨げになっています。道路や河川などの地道な基盤整備なくしては、まちの本当の安全と発展は実現できないと思います。このような状態になったのは、企業からの税収増を目的に企業誘致を優先し基盤整備を疎かにしてきた長年の方針によるものではないかと考えています。均衡を失った地域状況を挽回するために、現在、国道8号野洲栗東バイパス計画の実現をはじめ市内に計画されている県道近江八幡守山線(湖南幹線)や県道野洲中主線など主要道路の早期完了と雨水幹線や1級河川の改修に向けて国・県の関係機関と協議、調整に積極的に取り組んでいます。
 次に、市域の土地利用につきまして、ご提案のとおり、まちの持続的な発展のためには、経済の発展は大変重要です。あわせて、自然環境、文化や教育、そして福祉などの社会保障が整って、市民が安心して豊かに暮らしていただけるものと考えています。経済の発展を含め、まちづくりの基本は土地利用計画と道路、河川、上下水道、鉄道、公園などの基盤整備が要であると考えています。
 野洲市においては、これまで土地利用計画とその実現においては、弱かったと思います。市街化区域の面積も湖南の他市に比べて半分程度にとどまっており、現行では、法制度上、開発可能な土地は無い状況です。都市計画法に基づく、市の「都市計画マスタープラン」で予定されている8地域の市街化区域の変更も長年実現できていません。
 現在、先ず、「都市計画マスタープラン」で課題とされている区域について、可能なものから市街化区域へ編入する取り組みを積極的に進めています。
 ただし、この分野の計画決定権は市にはなく、県においても都市計画法や農地関連法規の制約があること、特に農地関連法規に関しては、今年になって食料自給率目標が50%と大幅に引き上げられたため、逆に門戸が狭くなるという矛盾した状況になっていますが、まちの発展のため実現に向けて取り組んでいきますので、ご支援をお願いします。 また、これらの課題とは別に、農地を開発するためには、雨水排水対策が不可欠ですが、この面でもこれまでは対策が不十分であったため、雨水幹線や河川改修などの計画策定とその実施を急いでいます。
 土地利用計画を明確にし、農林水産業の振興、環境保全、市街地の拡大による町の賑わいと安全・安心が兼ね備わったまちづくりを進めていきます。

2010年9月受付/担当課:都市計画課

埋蔵文化財調査に係る職員の対応について

Q 教育委員会の埋蔵文化財行政で大変不快な思いをしました。
 私は野洲市で建築設計を生業としております。先日、市内で住宅の建て替えの設計を依頼されました。プランも決まり、今から3ヶ月ほど前、建築確認申請を提出する直前に埋蔵文化財の申請を貴市にすべく教育委員会を訪ねました。その時点では解体予定の建物が建っており、地盤調査が実施できていませんでしたので、地盤改良の有無が未定でした。そうしたことを説明したところ、地盤改良の工事内容がきまってから申請するよう指導されました。
 ようやく解体工事が終わり地盤調査をしたところ、軟弱な地層が確認できたため、地盤改良をすることに決め、再度、教育委員会へ埋蔵文化財の申請をしたところ、試堀調査をおこなうとのことで、着手できるのは2週間後になるとのことでした。この場所が試堀調査になることがわかっていたのならなぜはじめに教えてくれないのでしょうか。そして、少しでも早くしてもらえないかとお願いしましたが、宜もなく断られました。その日の夕方に、少し早くできるかもしれないと電話をいただきましたが、その態度も早くしてやるのだから協力は当たり前だといった態度で、大変気分を害しました。
 どうして、野洲市民が住宅を建て替えて住み続けようとしているのに、それを阻害するようなことを平気でできるのでしょうか。行政がサービスであることを忘れているとしか考えられません。これまでに経験したことがないほど横柄で酷い対応でしたので、たまらずメールをいたしました。

A 市職員の対応で不愉快な思いをされたことにつきまして、まずもってお詫び申し上げます。また、お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。文化財調査に係る職員対応については、他にも苦情等をお聞きしており、今回の一件をもとに、対応させていただいた職員を特定するとともに、教育委員会事務局と今回の反省及び今後の対応について協議して参りました。
 文化財調査は、特に市が設定する調査着手時期や調査に要する期間が、定められた手続きや市の監督員の配置事情などを原因として、申請者が想定される段取りと整合しない場合も往々にして起こっています。このような場合には、申請者に対し、より丁寧な説明を行うべきでありましたが、それが不十分であったと考えています。このため、教育委員会を通じ、本人に対し指導を行いました。
 文化財調査における現場では、市と申請者(開発者)間で立場の違いから、文化財保護自体に関して基本的な面で意見の食い違いが時として生じることがありますが、スムーズな調査のためには、市と申請者間のよりよき関係の構築が大事であるとの点についても話し合っています。
 今後も、市職員の市民の皆様への接遇につきまして、より向上を図ってまいりたいと思いますので、宜しくご理解をお願い申し上げます。
 なお、文化財調査に係ります現行の諸手続きや事務処理につきましては、市独自で大きく改変することは、法や県の基準もあり現実的には困難でありますが、申請される方にご理解いただけるような調査ができるよう、市では今後も一層の工夫を行っていこうと考えています。今後ともご理解のほどよろしくお願いいたします。

2010年9月受付/担当課:総務課

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