市長へのご意見・ご提案(平成22年10月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つ広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと市長および担当課がすべて目を通し、回答をしています。

掲載内容は、広報秘書課で一部要約(不掲載もあり)しています。

大篠原クリーンセンター建替えの件

Q:大篠原地区の既存クリーンセンター建替えにおいて、人口増加対策として土地用途地域の見直しを是非検討していただきたい。

理由

  • 大篠原地区は少子高齢化が著しい勢いで進展している。
  • 近い将来に限界集落となる可能性が大であり、野洲市の活性化にはつながらない。
  • 人口増加対策が急務であるが、現行の市外化調整区域では人口増加のしようがない。

A:「市長へのメール」により大篠原地区の人口増加施策としての土地利用の用途見直しについてご提案をいただきありがとうございます。

野洲市は、市街化区域の面積が湖南の他の市に比べて半分程度にとどまっており、現行では、法制度上、開発可能な土地は無い状況です。従って、ご提案のとおり、人口増加を含めたまちの持続的な発展のためにも、中期的な視野に立ち、都市的な土地利用を可能にする市街化区域の拡大が必要であると考えています。そのためには、まず、都市計画法に基づく、市の「都市計画マスタープラン」で計画に位置づけることが必要ですが、野洲市では以前から位置づけた8つの地域でも市街化区域への変更が長年実現できていません。これは、この分野の計画決定権が市にはなく、県においても都市計画法や農地関連法規の制約があること、特に農地関連法規に関しては、今年になって食料自給率目標が50%と大幅に引き上げられたため、逆に門戸が狭くなるという矛盾した状況になっていることと、市において区域変更後の土地利用の実現可能性を十分示せていないためです。

そのため、現在、野洲市では「都市計画マスタープラン」で位置づけられた地域について、優先して可能なものから市街化区域へ編入する取り組みを積極的に進めています。大篠原地区においても、「都市計画マスタープラン」で、長期的に市街化を検討していく地区を明示していますが、区域変更実現のためには、その後の開発実現性を明らかにすることが課題となってきます。社会経済動向を踏まえ、開発可能性と地権者の方々はもとより地域の方々の意向を確かなものとしていく中で、実現性を探って行きたいと考えています。

平成22年10月受付/担当課:都市計画課

道路の修繕について・その他

Q:この頃、自転車に乗って道路と歩道を見て感じているのですが、市役所にお勤めいただいている方にも考えていただきたいのですが、市長さんもかねて、最近道路に黒い液体を流して地図みたいになっている道路がたくさんあるように思います。そして、雑草もかねて長いのが、道上に倒れていて、自転車と車との間が狭くなっています。そして、じゅんかんバスも走っていただいていますが、もう少し道路のおもむきを心がけしていただいて、自分の市内を良くする仕組みに考えていただきたいです。

広報による心と体のつどいもありますが、もっと心と体の仕組みを大切にして明るく一人ひとりが見直してくださるように考えてください。それから、ある高架の下の天井の明かりが暗いのは、市役所さんが清掃してくださるのですか。昼間でも明かりをつけないと危ない場所となっていますが事故のないようにしていただけたらと思って編集しました。それとも県下一斉清掃まで延長されるのですか。

A:市長への手紙により、ご提言をいただきありがとうございます。

道路の舗装につきましては、経年劣化等によりひび割れが生じているところがたくさんあります。このひび割れを放置すると雨水等が浸入し舗装が剥がれて穴が開いてしまい、大きな事故につながることとなりますので、ひび割れ箇所には補修材を使用して随時修繕しています。

新たに舗装を打ち直すことが望ましいとは思いますが、補修を必要とする道路すべてを対象とすると、莫大な費用を要することとなり、実質的には不可能となりますので、決して見た目が良いものではありませんが、このような補修方法を実施していることについてご理解いただきますようお願い申し上げます。

また、市道の管理につきまして、市道においては随時パトロールを行い、緊急を要する箇所から対処しているところです。特に夏場の除草作業等、市の対応のみでは不可能な面もございますので、地域の皆さまのご協力も得ながら対応してまいりたいと考えております。

なお、JR下の跨道照明等は市で管理しています。早急な対応が必要と考えられる箇所がございましたら、直接ご連絡をいただきましたら、対応させていただきます。

平成22年10月受付/担当課:道路河川課

職員の応対について

Q:市民課のさん。素敵な笑顔のさわやかな対応をいただきありがとうございました。とても気持ちが良かったです。ありがとうございました。


A:「市長への手紙」により、市民課職員の応対についてお褒めの言葉を賜りありがとうございました。

早速、当該職員にも伝えさせていただきました。このように市民の方に喜んでいただきますと業務を遂行するにあたり、益々の励みにもなります。
市民の皆さまに満足、信頼いただける職員・市役所となるよう今後も取り組んでまいります。

平成22年10月受付/担当課:総務課

幼稚園の送迎バスについて

Q:駅前での幼稚園の送迎バスの場所を変えて欲しい。

なぜなら、母は話に夢中になり子どもが野放しになっており、通行の妨げになっている。飛び出して、自転車と接触しかけている子どもを多数みており、保護者も「危ないよー」と自分の子どもに言うだけで、また、話に夢中になる。

通行人に謝る素振りなど全く無く腹立たしい。

本当に事故が起きたとしてもきっとこの親たちなら自分の子を責める事もなく通行人の方に文句を言うであろう。

その辺り一体を自分達の場所として使っており、ポールに子どもがのぼっていても、誰も注意せず、その子が急に、親の所に行って自転車に接触しかけているのも見ている。

きっと警告しても、その時期だけは変わってもすぐに元に戻るだろう。朝は、皆が慌しくしている時に、子どもの飛び出しに保護者より通行人がヒヤヒヤするのはおかしい。

もっと人通りの少ない場所に移動すべきだ。駅前の場所は、幼稚園のおしゃべりの場と遊び場ではない。

A:「市長への手紙」により、野洲駅南口駅前広場での幼稚園児の送迎に係るご意見をいただきありがとうございます。

早速、現地で状況を確認させていただきました。確認した日は、数名の子どもさんの送迎にほぼ同数の保護者の方々がおられ、お手紙にございましたように、駅前広場の歩道上でお話をされており、子どもさんたちは、保護者の回りや隣接する空き地(市有地)で遊ばれていました。

野洲駅の南口駅前広場で幼稚園児を送迎することについては、法令上で規制等は無く、確認した際にも特に危険を感じることはありませんでした。しかし、ご意見にございますように、歩道であっても道路であって、長時間立ち止まってお話されたり、子どもたちが遊んだりする場所ではなく、通行人との接触事故の可能性もございます。このため早速、当該幼稚園の園長に対し注意喚起の依頼を行い、ご指摘の場所で送迎されている保護者に対し、送迎の際には通行人の妨げとならないよう、また、子どもの安全に心がけるよう、注意するとのお答えをいただいたところです。ご理解いただきますようお願い申し上げます。

平成22年10月受付/担当課:広報秘書課

野洲駅北口ロータリーについて

Q:

  • 野洲駅北口ロータリー整備
  • 見通しの悪い2ヶ所の横断歩道
  • 送迎車の待機する停車スペース
  • バスやタクシー停車スペースの明確化(バスやタクシーの運転手さんが邪魔になる場所に車を停車していると、何度も大きなクラクションを鳴らしたりして野洲駅の景観が損なわれる。)
  • ロータリー中心部に植樹された木は延び花一本咲いていない。あの緑の山は必要なのか?

A:野洲駅北口駅前広場を日頃ご利用いただいているなかで、お気づきになったことについてご意見をいただきありがとうございます。

野洲駅北口駅前広場につきましては、ご指摘いただいておりますように、現状のレイアウトでは、車道の動線と歩行者の主動線がロータリー中央で交差し、歩行者の安全確保や朝夕の通学通勤時間帯での渋滞などが課題となっています。また、自家用車の乗降スペースや企業送迎バス発着スペースが確保されていないことや景観上の配慮にも欠けていることなどの多くの課題がございます。これらの課題解決のため、既に取得済みの用地を有効利用することを主眼に、先に策定した「野洲駅中心市街地整備計画」のなかで、野洲駅南口駅前広場の整備計画や周辺の主要な歩道のバリアフリー化とともに整備を進めてまいります。

今後、実施設計業務を進め、2011年末には整備計画の案を公開し、皆様のご意見を賜りながら整備計画を策定し、2012年春には、整備事業に着手してまいりたいと考えています。今後とも、貴重なご意見を賜りますようお願い申し上げます。

平成22年10月受付/担当課:都市計画課

大津湖南幹線(比江工区)の説明会について

Q:大津湖南幹線(比江工区)の説明会について(提言)

拝啓、ようやく冷気が漂い、生気をとり戻しておりますが、ご壮健で毎日ご活躍のこと、お喜び致します。さて、標記の件について、“広報やす”記載の市長への手紙など広聴意向をふまえて、直接提言いたしますことを御容赦願います。

最近の世相問題になっている“大阪地検特捜部問題”では、国民を震撼させている最中、標記の会合において極めて不明朗な思いをしたので、今後の改変を期待してお知らせします。

尚、湖南幹線問題は、地元においては最重要案件ですので、両者の真摯な対応が必要としておりますことから、御賢察のほどよろしくお願いします。

 

日時・場所

  • 日時2010年10月16日(土曜日)19時30分から
  • 場所比江自治会館

内容

1.知識不足のまま発表する(職務は熟知して担当しなくてはならないはず)

  • 道路幅を質問しても、書類を検索して時間を浪費する。
  • 今回までの議事録への対応を質問しても、全然回答しない。
  • 今回までの経過を踏まえたつなぎのある発言をしない。

 

2.現実認識が不足

  • 恒久施設では、比江区への影響悪化を避けてほしいと、特に要望し続けている。
  • 前回(2009年1月20日)の会合での県職は「野洲市が法線の変更を行えば、県は応じる」と回答している。更に、職務移動があっても、次の担当者へ「申し送っておく」と述べた。
  • 不見識な発言によって、議事録化すると、歪曲した方向に決着する危険が発生する。(職務責任を安易に認識している。)
  • 遡れば、県職者が「比江区と小比江区との境界へでも設置可能」と言及した。
  • 中主町当時、建設課長が「比江区で希望ルートを設定してくれるなら、それに準じた法線に変更する」と明言した。その時期が到来しているので、野洲市はその言明に準じる機会と解釈している。今だったら、確保できる候補地の目安はある。
  • 前回(2009年1月20日)の会合では、県職は「地元の要望に応じて何回でも出席してくる」と発言している。
  • 今回の会合には、そういった積極性はなかった。認識不足。不誠実。責任感が薄い。
  • 時代認識が希薄。住民サービスとか誇りの持てる郷土構築などの使命感がない。その場逃れの住民を見下げた発言が多い。
  • 時代錯誤。旧体制へ逆行している。
  • 環境影響への重要性の認識が不足している。

【着工予定は2014年と言明したので「助走期間はいくらか」と質問すると「3年」と明言した。それならば、もう環境アセスメントに着手しても遅くない時期である。】
【比江区は、自治区が2分されては未来永劫にわたる影響を深く懸念している。】
【特に、幼老者への日常生活への懸念。学童通学路の確保。域内コミュニケーションの保証。農作業への支障等の取り組みを心配。】


以上

 

A:大津湖南幹線(比江地区)の説明会に伴う提言をいただきありがとうございます。
本市といたしましては、本路線を市の道路網の中でも重要路線として位置付けております。2010年度に入り、野洲川への架橋についても、滋賀県ならびに県道路公社の方に要望活動を行っているところであり、この道路整備の課題の一つであります野洲川の橋梁につきまして早期の事業着手を図っていただくよう努力をしているところです。ご提言いただきました大きく3点について、以下のとおり考えをお示しさせていただきます。

1.知識不足のまま発表する(職務は熟知して担当しなくてはならないはず)
前回(2009年1月20日)の説明会以降、比江自治会にかかる事業に進展が無かったことから、歯切れの悪い回答との感じを受けられたかと考えます。また、地元関係者の方には、過去の経緯を熟知されていますが、県の担当職員は、引継書や協議録しか知り得る情報がない状況であり地元からみれば認識不足との受け止め方をされたものと思います。地元協議につきましては、過去の経緯を十分踏まえた上で協議を大切にしていただくよう、県に対して申し入れましたし、今後このような事が繰り返されないよう県に申し入れをいたしまします。

2.自動車道路は真っすぐでないと駄目と強調する
確かにご指摘のとおり大きくカーブしている道路は、県内にも数多く実在しておりますが、道路整備を考えていく中では、土地の条件を考慮し極力真っすぐな道路法線を考え計画いたします。また、交通安全の観点からも真っすぐな道路が好ましいと考えており認識は共有しております。
今後、当路線の法線(ルート)を変更することは、非常に難しいとは思いますが、地権者の方や地元自治会と相談させていただきながら、県と協議してまいりたいと考えています。

3.現実認識が不足
今回の大津湖南幹線道路つきましては、ご存知のとおり湖南地域の幹線道路の一つとして計画されており、都市計画決定された道路です。過去の県や市の職員の発言を紹介いただいたておりますが、都市計画道路法線(ルート)の変更につきましては、今後も地元と協議を重ね話し合いの場を持ち、道路に対する認識の差を少しでも縮めるよう努力してまいります。

平成22年10月受付/担当課:国県事業対策室

市美術展覧会について

Q:先日行われました野洲市美術展覧会に私も出展させて頂きました。ありがとうございました。出展者全員が一年間努力し頑張って書き上げた油絵及び書等々、どの程度上達しているか、評価を受けると共に皆様の意見を聞き、次に向けて頑張る。また、あわよくば賞に入賞すれば、とても楽しいものです。
そこで、去年今年と佳作賞がなくなっています。なぜですか。いきなり特選は無理です。一つひとつ段階的に積み上げ、周りの人の意見を聞きながら、まず佳作を「お」目標に頑張っています。その目標が無くなりました。市の財政も厳しいと思います。でも出展料もアップになりました。他市展は今までどおりの出展料です。特選等はスポンサーが付いています。
長い間、野洲市で生活し色々な税金も払ってきました。退職後の楽しみを取らないで。毎年の楽しみです。

A:この度は、第7回野洲市美術展覧会に作品のご出品をいただき、誠にありがとうございました。
さて、賞配分につきましては、昨年度から見直しを行い、「佳作」を廃止いたしました。しかし、ご意見にございますように出品された作品の中には特選に次ぐ優れた作品も多く存在し、これらの作品について、何らかの賞配分が出来ないのかとの意見を、数多く賜っております。このため、第8回野洲市美術展覧会開催に向け、美術展覧会委員会において、賞配分の再設定を進めたいと考えています。

平成22年10月受付/担当課:生涯学習スポーツ課

市営住宅の家賃滞納について

Q:元従業員が在職中、市営住宅の入居者連帯保証人になっていました。うちを辞めて2年以上過ぎます。現在も連絡が付きません。

夏ごろ、使用料滞納の文書が郵送されました。その時、連絡がない、連帯保証人解除を話ししたにも関わらず、昨日連帯保証人債務履行請求書を送付してきて、「連帯保証人だから、支払義務がある。本人と話して解除するしか方法ない」とのアッサリした回答!使用料滞納3ヶ月位で連絡があるならいざ知らず、・・・円滞納状態で連絡あるのは、どうかと思います。また、本人が退去せずこのまま住み続けたら使用料が発生し、連絡取れない状況で連帯保証人解除できなければ加算される使用料も支払うのも当然との回答はいかがか?本人と住宅担当との話で現在まて滞納させておきながら現在至るのにどうでしょう?ちょっと、お役所仕事して怠慢ではないでしょうか?

ほかの市で相談してみます。夏の時点で、連絡とれず、住宅担当にはうちの意向は伝えてあります。

A:市営住宅家賃滞納に係る連帯保証人である貴方様に対する職員の対応につきまして、担当課から事情を聴取いたしました。

入居者が納付義務や履行義務を果たされないことから、入居者への督促、文書催告、電話督促、訪問や呼び出し等により何度も接触を図りましたが納付されず、その後、特別催告書を送付し、また、連帯保証人である貴方様にも2010年8月17日付で、納付指導依頼書を送付したところです。しかしその後も、家賃の納付義務や入居者が履行義務を果たされなかったことから、入居者本人への最終催告書及び連帯保証人である貴方様へ債務履行請求書を通知させていただきました。

このような経過から、今回、連帯保証人である貴方様に債務履行連絡をさせていただきましたことについて、ご理解いただきますとともに、連帯保証人の解除につきましては、入居者からの届出により連帯保証人となっていただいている以上、入居者からの届出によらなければ解除できない規定となっており、現状では債務不履行が発生しておりますことにつきましても併せてご理解をいただきたいと思います。

なお、今回の担当課の対応については、入居者への納付指導の中で納付約束等がされたため、滞納整理事務取扱要領に基づき6ヶ月経過後に実施する連帯保証人である貴方様への最終催告を見合わせたものではありますが、今後は、入居者の申し出とは別に、正規の手続きを行い、早い段階において連帯保証人への通知も随時所定の手続きを行う等の事務の適正な執行に務めたいと考えています。貴重なご意見をありがとうございました。

平成22年10月受付/担当課:住宅課

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