市長へのご意見・ご提案(令和2年8月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

なお、投稿および回答内容は、その時点での対応であり、現在の状況と異なる場合があります。

久野部跨線橋東の交差点について

Q 通学で毎日子どもが交差点を通るのですが、久野部跨線橋東の交差点は時間問わず、交通量が凄く多いです。今までスクールガイドさんに立っていただいていました。保護者も旗持ちの当番があります。しかしながらスクールガイドさんの人数が今年は集まらず高齢化が進んでいるのも事実です。保護者で旗持ち当番の回数を増やす事になりました。今のままだと子ども達に何かあった時に子ども達を守れません。
提案なのですが、久野部跨線橋東は車も多く歩く人、子ども、お年寄り、自転車の方も沢山の方が通行しています。特に朝、夕方は特に通行人が多いです。一番の希望は歩道橋を作っていただけたら凄く有難いです。その次に歩者分離の信号に変えてもらうのはどうでしょうか。大人の私でも何度も引かれそうになった事があります。このままだといつ大津の事故のようになってもおかしくありません。誰かが命を落とす前に整備の整った皆が住みやすい野洲市にしてほしいです。ご検討宜しくお願い致します。

 

A ご指摘の通り、久野部跨線橋東の交差点は、交通量が多い箇所です。
当箇所は県道敷地ですが、現状では、歩行者の待機場所も広くとられており、交差点の四方にガードパイプも設置され安全対策が講じられています。ご提案の歩道橋については、現状の土地では旧来のものでも敷地面積の面で、またバリアフリー対策のものになれば、なお設置は難しいと考えています。
次に、歩車分離の信号機への変更のご意見についてですが、信号機の設置や維持管理等については滋賀県警察において実施されていますので、窓口となる守山警察署に相談致しましたところ、以下の回答を得ました。
当該交差点における「歩車分離の信号機への変更」について、守山警察署にて現地調査を実施済であり、信号機の変更について滋賀県警察本部にて検討しましたが、当該交差点においては車両等の通行量は多いものの、常時横断者数が多いとはいえず、また、歩車分離の信号機へ変更することによる周辺の交通への影響を考慮する必要があることから久野部跨線橋東交差点の歩車分離の信号機への変更について、早期での実現は困難であるとのことでした。
保護者とボランティアのご協力も大切ですが、それのみに依存しないで、公安委員会・警察にも積極的な指導と監視の取組みを要請します。
なお、すでにお知らせし、現場の工事の一部も始まっていますが、西詰め交差点は両側歩道と車道に駅方向への右折だまりを設置し、安全度を高める計画を進め、長年の課題解決のめどを立てました。

横断歩道について

Q 滋賀県は車社会と言うのでしょうか。横断歩道がない道が多すぎます。
横断歩道があっても車は、信号がない限り止まらないというのが今の滋賀県の現状です。それにも関わらず横断歩道がない道が多すぎます。歩行者は歩くなというのでしょうか。横断歩道がない道でも渡らないと先に行けない道の時は、最善の注意を払っていても、事故は起きるときは起きます。通学路でも横断歩道がない道を小学生の子ども達は横断しています。
横断歩道がない所を横断して事故が起きた場合歩行者の過失の割合は3割という数字はどう思われますか。大津の事故を二度と出さないようにもう一度通学路の確認をし、必要な所は安全性を強化していただきたいです。今のままだといつ事故が起きてもおかしくありません。
みんながみんな機敏に動けるわけでもありません。高齢化が進む中、杖をついて一生懸命歩いている方も居られます。小さいお子さんを抱っこしている方も居られます。車だけが過ごしやすい町作りじゃなく、歩行者の気持ちにもなってください。野洲駅前だけを綺麗にするのではなく、もう少し視野を大きく見てほしいです。宜しくお願い致します。

 

A 横断歩道の設置については、滋賀県公安委員会・警察において検討され設置されることになっています。横断歩道は交通規制に該当するものですが、その設置には市を含む関係機関や地元住民の意見を聴取することとされています。
市は自治会からの要望を取りまとめ、定期的また随時、交通規制・安全対策の要望を滋賀県警察に対し行い、要望を受けた滋賀県警察は、それら要望に関する規制実施の効果や必要性、実現性(歩行者が安全に待機できる溜まり場所があるかなど)などを総合的に検討し交通規制が実施されることとなります。
しかし、実態は公安委員会・警察の専権事項になっています。過去には市内の歩道設置でわたくしも直接交渉しましたが、円滑な議論になりませんでした。そのなかで警察の責任者は、横断歩道の設置には限界があり、横断に関しては横断歩道でなくても安全確認を行って渡ってもらえればよいとの結論でした。まずは、車のマナーの向上を促す取組みを進めるとともに、歩行者の意識喚起も進めてまいります。

職員の対応について

Q 私たち●●(社会福祉法人)では、当時▲▲市にお住いのある方へ行政からの依頼で緊急小口資金をお貸ししました。その方は連絡なしに野洲市へ転居され、行方不明で携帯への連絡も取れなくなりました。本人さんへの連絡は、■■課(▲▲市)より催促郵便を転送していただいていました。

今回また、7月初めに野洲市より転居されたという事で封書が宙に浮いた状態です。野洲市の子育て家庭支援課では、転居先はご存じなので、転送をお願いしたいと申し上げましたが、「権限がない」と言われました。ご迷惑をおかけすようでしたら、もう少し返答の仕方もあったのではないでしょうか。「法的に手続きを取りなさい」とも言われました。転居先住所を教えてとか個人情報に違反したことは、何にも申し上げておりません。もう少し返答の仕方があったのでは、そのようなお答えでは、困った母子の方の相談窓口としてどうかと心配になります。
私たちは、ひとり親家庭の支援という事で、同じ思いをお持ちだと思っておりますが、市長さんは、どうお考えでしょうか。もう少しお言葉に気を付けていかなければ、野洲の市役所のイメージも悪印象です。先日、国会議員の先生方より今回の小口資金貸し出しについては協議して頂いています。どうぞご対処のほどよろしくお願いいたします。
 

A いただいたご意見の内容と経緯を確認いたしました。
過去に野洲市に居住されていた方が、それ以前に▲▲市で居住されていた時に受けられた●●の貸付の返済が滞っているが、野洲市からも転出されているとお知りになったことで、支払い催告の通知を野洲市からご本人の新しい住所に郵送(転送)して欲しいというものであったと確認いたしました。
まずは、●●様におかれましては、ひとり親家庭の様々な困りごとや課題の解決に向け、長年にわたりご尽力いただいておりますことに対しまして、心より敬意と感謝を申し上げます。
担当課職員に確認しましたところ、お電話では野洲市には●●様の行われている事務を行う権限はないこと、債権をお持ちの●●様が直接転居先を調査することや法的な手段を取られるなどの検討をされてはいかがですかと申し上げたとのことでした。今回の手紙の内容とは若干異なります。
上記の対応の理由は、ご依頼の件は●●様とご本人様との間でされている事務手続き上のことであり、野洲市が関与できることではないこと。また、▲▲市が●●様から依頼を受けられた経緯は不明ですが、野洲市では▲▲市と同様の対応を行うことは適正ではないと考えています。
もう一段具体的に確認しましたところでは、●●様のご依頼は、滞納している方の居住場所を知りたいということでなく、それを野洲市が知っている場合は、●●様の文書をそちらに送付してほしいという依頼であったと理解しています。しかし、この場合でも文書が届くという事実からすれば、●●様が滞納している方の居住場所をお知りになるのと同じ効果が実質的に発生します。文書を受け取った方からは、野洲市の行為に疑問を呈されるはずです。また、野洲市としても、公的機関として、●●様及び滞納している方双方にとって大切な書類をお預かりする権能を有していないことは既述のとおりです。
個人情報の取り扱いについては、厳格にかつ慎重に行っていますので、今回のような対応にならざるを得ないと考えています。

特別定額給付金および生活支援緊急給付金について

Q 5月14日に振り込んでくださった新型コロナウイルスの就学援助受給世帯への給付金について大変ありがたかったので感謝の気持ちをほんのわずかですがお手紙にて伝えられればと思います。
10万円の給付金についてもまだかまだかと待ちきれずにいたくらい(家計はずっと苦しく、いつも市民生活相談課でもお世話になり本当にありがとうございます)でしたが、早速振り込みがあり大変助かりました。迅速なご対応をしてくださり感謝しております。ばたばたと大変だったと思います。野洲市民のために色々な面で尽力くださりありがとうございます。
市長さんのお力で助けられたことを伝えられれば嬉しいです。いつもいつも厚かましくお米やパンなどもいただいています。家族が子どもを合わせ6人おり助かるばかりです。私たちが落ち着いたらぜひ恩返しができればと思っています。そうなれるように今頑張ります。これからもよろしくお願い致します。
 

A 様々な給付金などは、市民、国民で構成する社会による、必要な方たちへの支援です。ご活用いただければと思います。
今後も、国の制度で対応されない方への子育て給付や夏休み期間の給食費の無償化、児童生徒への1人1台のパソコン貸与と家庭の無線LAN装備などの取組みを進めていきます。
お子様たちの健やかなご成長を期待します。

学生への学習支援について

Q 大学生の娘が野洲市在住です。
新型コロナウイルスの影響もあり自宅にて勉強を続けていますが、暑さを避けるために店舗を利用しています。
節約しながら生活している学生のために、図書館や自治会館を日中の学習スペースとして開放していただけないでしょうか。
ノートパソコンやタブレットの持ち込み、電源の使用、WiFi、手軽な水分補給手段があるとありがたいです。

 

A 本市の野洲図書館本館には、学習や打ち合わせ、読書等、自由に使用いただける場所としてフリースペースを設置しており、分館内には学習等にも使用できる席の追加を予定していました。しかし、現在、新型コロナウイルス感染症対策のためフリースペースは閉鎖し、分館の席の追加は延期となっております。再開の際には図書館ホームページ等でお知らせします。
自治会館の利用につきましては、自治会が管理運営されていますのでご息女がお住まいの自治会にお問い合わせくださいますようお願い致します。
なお、市内各学区のコミュニティセンター内には、個人の方が長時間ご利用いただける自習室としてのスペースではありませんが、不特定多数の方がご利用いただける図書・談話コーナーや団らんの間などを設けています。
ただし、Wi-Fi環境はなく、電源の使用については供用となりますので使用される際はコミュニティセンター事務所にお声がけいただいた上でご利用いただきたいと存じます。水分補給につきましては個人での持ち込みまたは施設備え付けの自動販売機をご利用ください。
また、有料にはなりますが、さざなみホールでは、個人でもご利用いただける部屋の貸出を行っておりますのでご利用いただけます。利用料は、360円~/1時間(空調利用時は別途要)となります。
いずれの施設もご利用の際は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底した上でご利用くださいますようお願い致します。
 

保育園の待機児童及び情報開示について

Q 私は、現在1歳の子どもを持つ母親で、今年野洲市へ転入しました。現在就職活動中、及び保育園への入園を申し込んでいます。

1.保育園新設及び認可外保育園の設営について
現在、野洲市には認可外保育園、小規模保育園が無いので就職を決めない限り保育園に入る事はできません。しかし、就職は保育園の目処が立っていなければ決まりません。八方塞がりです。野洲市は諦めて、現在1歳児で多少の空きがある近江八幡市や草津市での就職を目指す事にしました。しかし、これも広域入所の為、市内の方が優先ですので入れるかは分かりません。他の市は認可外保育園などがあり、まだ就職希望の母親にとっては選択肢がある状態です。
市は認可外保育園の設営の為の誘致などを行っているのでしょうか。私達母親はどの様にして就職を決めれば良いのですか。野洲市には優良企業が多くあり、その様な企業から沢山求人も出ています。
しかし、保育園が入れない状況なのでその様な求人も意味がありません。せめて認可外保育園があれば、選択肢が広がります。それすら無い状況で全く希望がありません。保育園新設、認可外保育園開園などはどの様に進めているのでしょうか。また、今後新規保育園の新設などは見込めるのでしょうか。

2.待機児童数の情報開示について
市内の保育園の空きの状況などはホームページ上に掲載しないのでしょうか。毎度、電話をして聞かなればならないのでしょうか。なぜ、ホームページ上に掲載しないのか理由を教えていただきたいです。どうぞよろしくお願い致します。

 

A 保育園の申し込みをしていただいたにもかかわらず、現在、待機いただいており、大変ご迷惑をおかけしております。

まず、待機児童の解消に向けた今後の保育園の整備については、第2期野洲市子ども・子育て支援事業計画において、野洲幼稚園及び第3保育園のこども園としての移転新築のなかで対応する予定です。
これまでも平成23年に策定した計画に基づき、平成26年度にさくらばさまこども園、平成28年度にゆきはたこども園、平成31年度に三上こども園を順次開園するとともに、民間保育所についても、平成28年度にしみんふくし保育の家竹が丘や平成29年度にあやめ保育所こしのはら分園の開園に対して支援を行うなど公立・私立認可保育所による良質な保育と待機児童の解消に計画的に取り組んできました。
しかし、想定以上の保育ニーズの高まりと政府の急な無償化政策、また保育士、特に非正規の保育士不足により、待機児童の解消に至っていません。
認可外保育園の参入については、市は希望があれば参入を拒むものではありませんが、保育施設の整備とともに、市が責任をもって就学前の子育て支援を行う必要があることから、認可外保育園の誘致を積極的に行う予定はありません。
次に、待機児童数の情報開示についは、可能であれば取組みたいと考えていますが、現状では申込者のご希望と要件、保育士の確保状況、転出等による退園など、変動要因が多く、ホテルの空き室状況のようにはいかず、ホームページでリアルタイムに情報開示することは困難と考えています。試みている自治体もありますが、職員の業務負担の問題もありますが、十分に機能していないのではないかと考えます。
待機児童となられた方や、これから入園の申し込みを検討されている方等に現状の情報を正確にお伝えすることは、高いサービスにつながるものと考えておりますので、こども課の窓口や電話で直接最新の状況を説明し、お伝えする方法をとっています。

乳幼児健診について

Q 乳幼児検診を受ける月齢が小さい子供も検診時間が午後からだと昼寝の時間と被ります。
機嫌が悪い中検診に参加する子供も親も辛いです。その中で本当は出来ることも機嫌が悪いと出来ない事になってしまう事もあるかと思いますので改善していただければと思います。ご回答のほどよろしくお願い致します。
 

A お子様の昼寝が十分ではない中で、乳幼児健診にお越しいただきありがとうございました。
乳幼児健診は、野洲市内の小児科医師、歯科医師の協力のもと実施しているもので、保護者の方と共にお子様の心身の成長や発達について確認や相談を実施しています。
乳幼児健診の時間につきましては、ご意見のように午前の健診もできれば利用しやすくなりますが、現状では協力いただける医師の診療時間の関係で、午後の時間の実施としております。
なお、個別に乳幼児健診を医療機関で受けていただく方法を検討させていただきましたが、健診時には小児科・歯科の診察以外に保健師等による問診や視力検査、聴力検査等を健康福祉センターで受けていただく必要があることや、健診を医療機関にお願いした場合には、現在のコロナ禍で来院される方との接触等も心配されるため、現状での実施は困難と考えておりますのでご理解くださいますようお願い致します。

ごみ集積庫について

Q ごみ集積庫が満杯で何段にも積み重ねる必要があり、ごみ袋が崩れ落ちそうになる日があります。ペットボトル回収用の大きな袋が集積庫の3分の1程度のスペースを占有しています。

質問事項
1.ペットボトル回収用袋をごみ集積庫の外へ出しても差し支えないでしょうか。
2.ごみ集積庫の追加設置、大きさ変更は市役所が認可されているでしょうか。
3.もちろん住民としてごみの削減には努力する必要がありますが、ごみ集積庫の設置に関して何か基準になるものはあるでしょうか。

 

A まず、1点目のご質問「ペットボトル回収用袋をごみ集積庫の外へ出しても差し支えないでしょうか」についてですが、ペットボトル袋を集積所の外に設置した際に、道路通行者等の安全確保が可能であり、土地所有者(管理者)の使用許可を得ていただければ、問題はないものと考えます。ペットボトルの袋を集積所へ引っかけるための金具(S字フック)も配布させていただきますので、必要であれば環境課までご連絡ください。

2点目のご質問「ごみ集積庫の追加設置、大きさの変更は市役所が認可されているのでしょうか」についてと、3点目のご質問「ごみ集積庫の設置に関して何らかの基準になるものはあるのでしょうか?」について、関連しますので合わせて回答します。
野洲市では、ごみ集積所新設の際の条件や構造等につきましては、設置基準を設けております。ごみ集積所の追加や増設を計画された際には、自治会から新たにごみ集積所を設置する土地の所有者(管理者)の使用許可を得ていただくとともに、既設ごみ集積所の状況や今後の使用予定世帯数等をご確認いただき環境課まで協議をお願いしています。

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政策調整部 広報秘書課
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