市長へのご意見・ご提案(平成29年4月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

河川敷使用問い合わせについて

Q お世話になります。
野洲川周辺でラジコンができる場所を教えてください。
200グラム以下の飛行機ですので、航空法の対象外ですが、
安全にできる場所を探しています。
また、河川敷の使用申請のようなものは可能でしょうか。
出来る方法を教えてください。
宜しくお願い致します。

A メールにて、ご意見をいただきありがとうございます。

お問い合わせの野洲川周辺について、本市では「野洲川河川公園」ならびに守山市と共同で「ふれあい広場」をそれぞれ管理しています。

公園等については、不特定多数の方が利用される施設であるため、利用者の安全確保の観点からラジコンの使用についてはご遠慮いただいており、看板等の掲示により周知も行っています。

また、河川敷の使用申請について、野洲川を所管している国土交通省近畿地方整備局琵琶湖河川事務所野洲川出張所へ確認をしたところ「お問い合わせの内容から推察すると、許可できる可能性は非常に低いとは思われますが、先ずは詳細等について、直接、野洲川出張所までお問い合わせをいただきたい。」との回答を得ましたのでご報告します。

コミュニティバスについて

Q 突然のメール失礼いたします。
私の母は93才で一人で住んでいます。年相応のボケはありますが、お陰様で元気でいてくれています。ただ歯医者などに行くときは大篠原のバス停まで歩いてバスを利用しているようです。8号線を歩いている姿を思うとひやひやものです。
私は1か月に1回~2回は車で実家に行っていますが、私も勤めているためなかなか平日に行かれません。
交通安全の面と老齢の体力面を考えますと、向山まで来ているコミュニティバスが成橋の橋まで来て下さると、大変助かると思います。一度ご検討下さる様お願い致します。

A メールにて、ご意見をいただきありがとうございます。

本市のコミュニティバスは、道路運送法の規定に基づき、路線バスのルールにて運行しています。特にバス停は、公共施設・商業施設や医療施設等、周辺の状況等から不特定多数の日常的な利用が見込まれる場所に設置しており、各自治会内への設置は必要最小限としています。

ご要望の箇所への路線延長と新たなバス停設置については、成橋付近の道路は車両の相互通行が困難な隘路が多く、利用者の目的地までの所要時間の増加につながる恐れがあるため、現時点では困難であると考えています。

野洲駅の喫煙所について

Q 野洲駅北口に喫煙所が設けられています。JRに問い合わせたところ、野洲市の要請で設置されているとのことですが本当でしょうか?通路の狭い場所に喫煙所があるため、通路を通る人は必然的にタバコの煙を吸うことになります。駆け足で通り抜ける方の姿も目にします。また、風向きによっては、エレベーターを待つ付近まで煙が回り込みます。電車ホームや、電車からもタバコを吸う方の姿が丸見えで、景観上もよくありません。なぜあの場所に喫煙場所を設けられているのか理解に苦しみます。即、撤去をお願いしたいです。

A メールにて、ご意見をいただきありがとうございます。

ご意見をいただきました野洲駅北口の喫煙所は、条例による路上喫煙禁止区域を設定後、平成23年に喫煙者の便宜を図ることと区域外での喫煙を集約するために区域外の市有地に市が設置しました。

平成22年10月1日に路上喫煙禁止等防止に関する条例が施行されました。条例の内容及び具体的な区域設定や喫煙場所の設置等に関しては、市民代表や関係機関の代表により検討いただき決定しました。

そのなかで喫煙場所を設けるかどうかについては両論ありましたが、条例施行後の状況をみて対応することとしました。施行後、区域境界での吸殻、喫煙に関するゴミの投棄が非常に多かったため、吸って良い場所とそうでない場所を明確にするために設置しました。

設置場所については、駅周辺自治会を中心とした委員などで構成する路上喫煙対策委員会にて検討をいただき、非喫煙者への影響や利用者の利便性を考慮のうえ、駅周辺の市有地内でなんとか設置可能な場所として選定したものです。

これにより、喫煙所の設置以降、路上喫煙者の減少、周辺の吸殻等の投棄はまだあるものの設置前より大幅に減っています。現状では代替地が見つからないため、喫煙所の撤去は困難と考えます。

公園ブランコ下の水はけについて

Q 名前が分からないのですが、和田にある児童館向かい、マルゼンの近くの公園をよく利用します。
そこのブランコの足元に常に水たまりがあります。どこの公園のブランコ下も砂はこすれて凹み、水は溜まりやすいとは思いますが、ここはひどいです。
雨が降ってから何日経っても晴れが結構続いても水が大量に溜まっています。水が溜まっていない状態を長く見たことありません。真夏になればさすがに渇きは早くなるかと思いますが、雨がよく降る夏も結局頻繁に溜まることになります。かなり深く溜まってます。
水はけが悪すぎです。これでは子供たちがブランコを楽しく遊べません。
小さな子供は自分で水たまりをよけながらブランコに乗れず、親が抱き上げ、親は水たまりをまたいで乗せます。
抱き上げられるサイズの子にも限界があります。
ブランコ2個あるうち、一個は椅子のような形になっていて、1才前後の小さな子でも乗れるとてもいいブランコなんですが、小さい子用だからか、ブランコの鎖はかなり長めで水たまりギリギリに座ります。
1才半くらいの子供になると、椅子から前へ足を垂らして座ってしまうので、水たまりに足が浸かってしまいます。
ブランコとしてきちんと機能できてません。
7年くらい前から、上の子が小さい時代も遊びに来てましたが、その当時から水たまりはすごかったですが、年々ひどくなり、水が溜まってる期間が長引いてきていると思います。
土で穴を埋めて、水が溜まらないようにしていただくか、もっと水はけを良くするような措置をしてもらえないでしょうか。
公園によっては、人工芝生のマットのようなものが足元に敷かれていたり、柔らかい素材でできた(何かわからないのですが)一見コンクリートに見えるようなものがブランコ下に設置されていたりします。
予算もあるとは思いますが、せめて足元が常に水たまりにならない措置をお願いします。

A メールにて、ご意見をいただきありがとうございます。

ご意見いただいた「野洲市子どもの広場」にあるブランコ下の水溜りについて現地確認をしたところ、ご指摘のとおりの状況であったため、直ちに修繕を行いました。

今後は、定期的な点検・保守を行うことにより、安心して遊んでいただける公園としての維持管理に努めてまいります。

区費・ごみ袋の値段について

Q お世話になります。

野洲市民のため日々お忙しい毎日のことと思います。

お便り差し上げましたのは、自治会においてお役を引き受けることとなり、新しい住人から疑問・質問をもらいました。

まだ新住民全員から聞いたわけではないのですが、二つのことを聞かれ思い出したのは、十数年程前にも(市三宅以外ですが)聞いたことがありましたので、思いきって市長さんにお聞きしたというわけです。

1市三宅の区費が、以前住んでた時から比べ高すぎる

2ゴミ袋は特に値段が高いので驚いた!

話を直接聞いたのは私ですが、ゴミ袋代というのは、ゴミを燃やす手間賃や設備費、その維持費が高くつくからやないかと私は個人的に思ってきましたが。

一般的に市民で、野洲以外にも住んだこともある人は、野洲市のゴミ袋代の高さは驚きかもしれませんので、新住民に限らず古くから住む人々にも分かるようご説明いただければ有りがたいです。

又、区費が高いのは、1ヶ月当たり四百円の市から野洲町(当時は町)へ移り住んだ人が市三宅区役員に不満を言ったのは分からない事もありませんが、今もまだ高いという事でしょう。これは「市」ではなく「区」の問題ですか。

A 「市長への手紙」にてご意見いただき、ありがとうございます。

自治会は、同じ地域に住んでいる人々が、住みよいまちづくりを目指し、親睦を図るとともに、お互いに協力しながら地域の課題解決に取り組む自主的な団体です。したがいまして、自治会の会費はそれぞれ自治会の事業や必要経費に見合って自主的に決定されています。

市三宅自治会費については、平成22年度に野洲市自治連合会と野洲市が全自治会(当時87自治会)を対象に行った「自治会について」のアンケート調査の結果から見ますと、市三宅自治会が一戸建住宅に対して定めている年額の自治会費については、多くの自治会が採用している年額であり、全自治会と比較しても特段高額ではない状況であることが判明しています。

次に、ごみ袋の料金については、可燃ごみでは、本市は1リットルあたり1.13~1.15円、栗東市は1.11~1.33円、守山市は1.30円で、ほぼ同額となっています。政令市である京都市では、1リットルあたり1円ですが、缶、ビン、ペットボトルなど、野洲市では無料のものも有料ゴミ袋が義務付けられており、総合的にみると大差ないと考えます。

本市では、「受益者負担」の考えのもと、ごみの収集・運搬・処分に係る全体の経費に対し、ごみ処理手数料としてその一部をご負担いただく制度を採っています。

負担割合につきましては、廃棄物減量等推進審議会等で検討いただき、家庭系のごみ処理手数料については20%とする答申を受けていますが、近隣市の負担状況等も考慮して14%に抑えた料金設定としています。

現在、ごみの収集運搬と処理について安全・衛生と市民の便宜に配慮しつつ効率化を図っていますが、それでもごみ収集・運搬・処理にかかる年間経費は約8億円であり、その内、ごみ袋の手数料でいただいている総額は約1億円で、その差額約7億円は税金により賄っています。本市の一般会計の年間予算が約200億円の中で、約4%をごみ処理等の費用に充てており、子育て支援や教育、福祉に回せる約7億円の税収をごみの処理に使っていることになります。

このように、かかっている経費から見ても高くないと考えています。過去には無料の市もありましたし、全国的に見ればもっと安い市もあるかも分かりませんが、ごみ処理には国の補助制度はなく、その分は、市民が別の形で負担しておられることとなります。

なお、既に稼動している新野洲クリーンセンターでは、プラスチック容器類(プラごみ)を可燃ごみとして熱回収(サーマルリサイクル)しています。このことにより、施設運営経費が約4千万円節減できるため、負担率を考慮したうえで、ごみ袋の値段の一部を引き下げることで還元をしています。

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政策調整部 広報秘書課
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